燕岳・東餓鬼岳・有明山「狙いは日帰り馬蹄形縦走?・激藪漕ぎで撃沈ヘロヘロ」
- GPS
- 09:00
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,403m
- 下り
- 2,389m
コースタイム
06:00 第二ベンチ
06:42 合戦小屋
07:30 燕岳「二等三角点」
08:37 東沢乗越
09:04 東沢岳
10:00 東餓鬼岳「三等三角点」
11:09 清水岳
12:35 有明山登山道合流
12:55 有明山「二等三角点」
14:28 中房温泉 下山
天候 | 快晴のち曇り、午前中からガスに覆われる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
合戦尾根、燕岳から東沢岳分岐まで、整備されて歩くのに問題ありません。 東沢岳から東餓鬼岳まで、ハイマツの中にうっすらと踏み跡があるが、ほぼハイマツの中の藪漕ぎ。 踏み跡を外すとさらに猛烈なハイマツ漕ぎ。 うまく踏み跡を見つけて歩かないと藪漕ぎで体力を消耗する。 東餓鬼岳山頂は広く森林限界を越えているので、展望はバツグン。 東餓鬼岳から踏み跡は一切無く、山頂から猛烈なハイマツ漕ぎや潅木の藪漕ぎが酷く、清水岳とのコルまでかなり体力を消耗する。 2300地点から針葉樹の中で藪漕ぎも無くて歩きやすくなる。 それと2270m地点で尾根が分岐してるので、ここが注意ポイント。 分岐といっても踏み跡も表示板も無いので、コンパスやGPSを確認しましょう。 分岐を右へ行くとコルに降りれる。 清水岳の登りは樹林帯の平凡な登りですが、山頂直下は少し藪漕ぎがある。 清水岳から有明山までピークを二つ越えることになります。 この間も踏み跡は無くて尾根をひたすら歩くことになります。 一部迷い易い箇所もあったので注意。 2283mピークは登り下りとも潅木や石楠花の藪漕ぎがひどい。 2283mピークから少し降りると岩場の危険地帯があった。 ここは右側に薄っすらと踏み跡があり巻道が続いていたが、右側が崖になっているので慎重に。 ここを通過すると、中房温泉から登ってくる登山道と合流する。 合流してから有明山まで10分たらずで山頂に着く。 有明山から中房温泉まで鎖やロープ、ハシゴがある急俊な道ですが、よく踏み込まれている。 下りはかなり急坂なのでスリップや転倒に注意しましょう。 東沢岳から有明山まで、今回はGPSに頼りながらなんとか行けたが、無い場合はコンパスや読図力が試される。 さらに藪漕ぎをする体力が必要になる。 もし行かれる場合は自己責任で。 トイレは中房温泉登山口にあります。 登山届けあります。 中房温泉と有明荘で日帰り入浴ができます。 また10kmほど行くと穂高温泉郷があります。 |
写真
感想
まだ完全に風邪は治っていないので、無理な山行は禁物である、が俺はやっぱりハード山行が好きだ。
今回は合戦尾根を経て燕岳、東沢乗越を越えて東餓鬼岳、そこから清水岳を経て有明山を登り中房温泉へ下山する、馬蹄形日帰り縦走。
このコースは以前から気にかけていました。
決行しようと思ったのは昨日のこと。
ヤマレコで検索するとヒットしたのは、たったの数パーティー。
それも激藪漕ぎと書いてある。
そのときは、まあ激藪漕ぎでも何とか行けるだろうと、軽い気持ちでいました。
そして連休最終日の翌朝、いつものように快調に燕岳までぶっ飛ばして二時間切って到着し、東沢岳まで縦走路を歩いていたが、不意にずっこけて手を切る羽目に。
初っ端から最悪だ。
これじゃ藪漕ぎや鎖など手を使うところは、右手だけで行かないと。
一瞬東沢から中房温泉へ下山しようと思ったが、俺はそんなことではへこたれないないぜ!!!
さあ、有明山まで藪漕ぎじゃあー!!!
気合を入れて行くが、いきなりハイマツの激藪漕ぎで体力を消耗。
ぜったい登頂したかった東餓鬼岳に到着しました。
ここは360度の大展望が望めるはずですが、生憎ガスに覆われ何も見えません。
さあ、お次は清水岳。
山頂からすぐハイマツの海。
踏み跡やテープ入り口も見つからない。
よほどこのコースは誰も歩いてないのが判る。
オリャー!!!とハイマツの中につっこむ。
200mほどでしたが、ハイマツの激藪と格闘。
さらに体力を消耗。
2300m付近から針葉樹の樹林帯の道で幾分歩きやすくなった、助かったフー!
そして2270m尾根分岐で左側の尾根に行きそうになったが、GPSに助けられ右側の尾根へ。
なんとか清水岳に着くが笹薮に覆われ山頂表示板もくそも無い、へんてこりんな山頂
。
そして有明山までの二つのピーク越えも厳しかった。
踏み跡も一切無く適当に尾根を歩くのみだが、時折潅木や石楠花の激藪漕ぎがあり、もうヘロヘロ状態。
ハイマツや潅木の枝に脛をぶつけて青あざになって痛いぜ。
おまけにズボンも破けちゃったぜ。
まあ、なんとか有明山に到着。
さすが有明山には登山者がいました。
やっとここで人と出会った。
最期、中房温泉までの下りも結構厳しかったよなー。
かなりの急坂で一回すってんころりんしました(^0^)
途中、三段の滝を見て中房温泉の駐車場に無事下山することができました。
いやーほんと、かなり疲れましたわ!!!
痛々しい山行になりました。
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