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Yamareco

記録ID: 2325392
全員に公開
雪山ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

黒姫山・飯縄山 熊・ライチョウ遭遇 (信濃毎日新聞1面掲載)

2006年05月03日(水) 〜 2006年05月04日(木)
 - 拍手
nobolimath その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:44
距離
19.8km
登り
2,000m
下り
1,666m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:48
休憩
0:43
合計
8:31
7:29
331
13:00
13:40
7
13:47
13:47
20
14:07
14:07
10
14:17
14:17
15
14:32
14:32
28
15:00
15:02
24
15:26
15:27
33
16:00
宿泊地
2日目
山行
3:56
休憩
0:59
合計
4:55
7:49
7:50
36
8:26
8:30
90
10:11
10:11
10
10:21
10:57
9
11:06
11:06
6
11:59
12:09
21
天候 両日とも快晴
過去天気図(気象庁) 2006年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車利用 
往路 自宅発0330 <所沢I.C. 関越自動車道+上信越自動車道信濃町I.C.237km>
信濃町インター<県道119>0726黒姫高原スノーパーク駐車場
復路 飯縄山登山口1330<県道・国道 長野I.C.上信越自動車道+関越自動車道
所沢I.C.>1730−自宅
コース状況/
危険箇所等
<2005年当時の記録をもとに2020年に書いております>
黒姫山:積雪時のGPS+視程確認+地図による登山であるので,経験者と複数での
    登山をお勧めします。ルートを示すものはほとんど雪の下で見えません。
    所により,急斜面もありアイゼン,ピッケルは必携。
    下山口の大橋林道出合から登山口までは,バス利用でした。
飯縄山:西登山口から登りました。多くの登山者がおり,アイゼンストック登山でも
    大丈夫。ただ天気が悪い場合は,登山は避けた方がよいでしょう。
その他周辺情報 宿泊地 スキー場(終了していました)の駐車場で車中泊
温泉 付近にいくつか温泉があるようです。
   黒姫高原駐車場
早朝3時に東京を出発,7時
過ぎに到着。無料駐車場に
車を置いて,登山開始。
バックに見えるのは妙高山
2006年05月03日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 7:29
   黒姫高原駐車場
早朝3時に東京を出発,7時
過ぎに到着。無料駐車場に
車を置いて,登山開始。
バックに見えるのは妙高山
 スキー場から登山開始
正面の営業終了したスキー場
の白樺コースを直登します。
G.W.には雪解けした後にはフ
キノトウが芽を出しています
2006年05月03日 08:10撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 8:10
 スキー場から登山開始
正面の営業終了したスキー場
の白樺コースを直登します。
G.W.には雪解けした後にはフ
キノトウが芽を出しています
   スキー場の登り
直登で高度を短時間で稼げる
のはいいのだけれど,斜度が
結構きついので足に来る。
2006年05月03日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/3 9:12
   スキー場の登り
直登で高度を短時間で稼げる
のはいいのだけれど,斜度が
結構きついので足に来る。
  大きなクマ出現
雪面を横切る真っ黒なツキノ
ワグマの姿がはっきり確認で
きます。デジカメの映像を拡
大しました。ここで暫く相棒
と今後の検討(50分間)。
2006年05月03日 08:55撮影 by  DMC-FX7, Panasonic
1
5/3 8:55
  大きなクマ出現
雪面を横切る真っ黒なツキノ
ワグマの姿がはっきり確認で
きます。デジカメの映像を拡
大しました。ここで暫く相棒
と今後の検討(50分間)。
  スキー場最上部
振り返った野尻湖と斑尾山の
景色です。足元の景色はジオ
ラマのようです。
2006年05月03日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/3 9:36
  スキー場最上部
振り返った野尻湖と斑尾山の
景色です。足元の景色はジオ
ラマのようです。
    姫見台
ここから妙高山が形よく見え
ます。黒姫山と妙高山は襟巻
のような外輪山と中央火口丘
と似た形状の火山です。
2006年05月03日 10:33撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/3 10:33
    姫見台
ここから妙高山が形よく見え
ます。黒姫山と妙高山は襟巻
のような外輪山と中央火口丘
と似た形状の火山です。
  上越・越後の山々
斑尾山の高度を越えると、遠
く越後三山が白くそびえてい
るのを目にすることができま
す。この高度感もたまりませ
ん。
2006年05月03日 12:26撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 12:26
  上越・越後の山々
斑尾山の高度を越えると、遠
く越後三山が白くそびえてい
るのを目にすることができま
す。この高度感もたまりませ
ん。
   稜線の風景
ここまで登ってきてしまえば
あとは楽。大展望を楽しみな
がら,スカイラインを満喫し
ます。
2006年05月03日 12:19撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 12:19
   稜線の風景
ここまで登ってきてしまえば
あとは楽。大展望を楽しみな
がら,スカイラインを満喫し
ます。
   ライチョウ発見
相棒が,ライチョウみたいだ
よと。よく見るとメスのライ
チョウです。
2006年05月03日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
3
5/3 12:53
   ライチョウ発見
相棒が,ライチョウみたいだ
よと。よく見るとメスのライ
チョウです。
  ライチョウその2
近くに寄っても逃げません。
近くの火打山にはライチョウ
が生息しているので,ここに
いても不思議じゃないと思っ
ていました。
2006年05月03日 12:57撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
6
5/3 12:57
  ライチョウその2
近くに寄っても逃げません。
近くの火打山にはライチョウ
が生息しているので,ここに
いても不思議じゃないと思っ
ていました。
    中央火口丘
小黒姫山とか御巣鷹山と名付
けられた中央火口丘です。
2006年05月03日 12:39撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 12:39
    中央火口丘
小黒姫山とか御巣鷹山と名付
けられた中央火口丘です。
  山頂部からの眺め
戸隠山・高妻山・乙妻山と眺
められます。この先も気が抜
けない稜線歩きです。
2006年05月03日 12:42撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 12:42
  山頂部からの眺め
戸隠山・高妻山・乙妻山と眺
められます。この先も気が抜
けない稜線歩きです。
   稜線の雪庇
稜線付近は斜度もきつく,と
もすると雪崩が怖いゾーンで
す。全く登山者に会いません
2006年05月03日 13:55撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 13:55
   稜線の雪庇
稜線付近は斜度もきつく,と
もすると雪崩が怖いゾーンで
す。全く登山者に会いません
  黒姫山南斜面
南斜面は風もなく,歩いてい
ても暑いです。紫外線も強く
じりじり焼けてきます。
2006年05月03日 14:27撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/3 14:27
  黒姫山南斜面
南斜面は風もなく,歩いてい
ても暑いです。紫外線も強く
じりじり焼けてきます。
  大橋林道出合い
やっと登山道とわかる場所ま
で下山してきました。
2006年05月03日 15:29撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/3 15:29
  大橋林道出合い
やっと登山道とわかる場所ま
で下山してきました。
  水芭蕉リュウキンカ
雪解けと同時に花を咲かせま
す。
2006年05月03日 15:30撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/3 15:30
  水芭蕉リュウキンカ
雪解けと同時に花を咲かせま
す。
  一日ありがとう
今日一日楽しい登山をありが
とう、黒姫山。
2006年05月03日 15:48撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/3 15:48
  一日ありがとう
今日一日楽しい登山をありが
とう、黒姫山。
  朝焼けの妙高山
車中泊は体が痛くなる。早朝
の冷えた空気に凛とした
赤く焼けた妙高山が美し
い。
2006年05月04日 05:14撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/4 5:14
  朝焼けの妙高山
車中泊は体が痛くなる。早朝
の冷えた空気に凛とした
赤く焼けた妙高山が美し
い。
 飯縄西登山道入り口
林道の左側空きスペース
に車を止めて,林道をし
ばらく歩き登山道へ道を
分ける。
2006年05月04日 07:40撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 7:40
 飯縄西登山道入り口
林道の左側空きスペース
に車を止めて,林道をし
ばらく歩き登山道へ道を
分ける。
 早春の北アルプス
鹿島槍ヶ岳を中心に五竜
岳唐松岳と戸隠の一部,
右には爺ヶ岳も見える。
2006年05月04日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 7:42
 早春の北アルプス
鹿島槍ヶ岳を中心に五竜
岳唐松岳と戸隠の一部,
右には爺ヶ岳も見える。
   萱ノ宮
ちょうどいい休憩所。
2006年05月04日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 8:28
   萱ノ宮
ちょうどいい休憩所。
  稜線からの眺め
戸隠本院岳・西岳奥は白
馬岳下には戸隠の街並み
2006年05月04日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 9:12
  稜線からの眺め
戸隠本院岳・西岳奥は白
馬岳下には戸隠の街並み
 ニセピークへの登り
ニセピーク,いやな響き
ここには飯縄神社がある
んですよ
2006年05月04日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 9:44
 ニセピークへの登り
ニセピーク,いやな響き
ここには飯縄神社がある
んですよ
  飯縄山頂への道
天気がいいので,眺めも
最高。二日間もいい天気
でありがとう。
2006年05月04日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 10:15
  飯縄山頂への道
天気がいいので,眺めも
最高。二日間もいい天気
でありがとう。
  山頂からの眺め
手前に瑪瑙山,高妻山か
ら焼山火打山方面の眺め
2006年05月04日 10:15撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 10:15
  山頂からの眺め
手前に瑪瑙山,高妻山か
ら焼山火打山方面の眺め
中央火口丘の競演
手前に黒姫山,奥に妙高
山が見事に重なりました
2006年05月04日 10:24撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/4 10:24
中央火口丘の競演
手前に黒姫山,奥に妙高
山が見事に重なりました
   飯縄山頂
標識は半分雪に埋まって
います。ここでお昼とし
ましょう。何時間いても
飽きません。
2006年05月04日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
1
5/4 10:59
   飯縄山頂
標識は半分雪に埋まって
います。ここでお昼とし
ましょう。何時間いても
飽きません。
 同じ道を下ります
名残惜しいですが,東京
へ帰らなければなりませ
ん。
2006年05月04日 11:15撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 11:15
 同じ道を下ります
名残惜しいですが,東京
へ帰らなければなりませ
ん。
  林道まで下山
朝ぬかるんでいたこの道
も帰るころには乾いてい
ます。いいG.W.でした。
2006年05月04日 12:53撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5/4 12:53
  林道まで下山
朝ぬかるんでいたこの道
も帰るころには乾いてい
ます。いいG.W.でした。
    後日談
信濃毎日新聞の1面記事
に載りました。黒姫山で
のライチョウ発見は,初
めてということで,信州
大学中村先生のコメント
と一緒に。
2006年05月27日 20:42撮影 by  Canon PowerShot G3, Canon
5
5/27 20:42
    後日談
信濃毎日新聞の1面記事
に載りました。黒姫山で
のライチョウ発見は,初
めてということで,信州
大学中村先生のコメント
と一緒に。

感想

2006年のG.W.は記憶に残る山行ができました。
ライチョウ目撃の顛末
5月3日に黒姫山を下山して,帰りのバスを待つ間,戸隠のキャンプ場近くのコーヒーショップのマスターと今日の山の話をしていました。その中で、デジカメの写真を見せながら,「ほら,ライチョウ」とそのときの様子を話していたら,マスターが「今まで黒姫山でのライチョウ目撃事例はない」というじゃないですか。びっくりしました。
マスターは野鳥の会の会員で,そのあたりの事情に詳しかったのですね。
知り合いの方から,信濃毎日新聞に一報が入れられました。デジカメExifデータとGPSデータがあったことから,場所の特定などがされ,初めての事例として、信州大の中村教授のコメント入りで、後日信濃毎日新聞の朝刊に記事が掲載されました。
嬉しい反面,コメントの中の繁殖は難しいということで,なんだか心が痛みました。

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