GW 残雪の塩見岳 三伏峠小屋テント泊

2020年05月01日(金) 〜 2020年05月03日(日)

• GPS: 20:04
• 距離: 26.0km
• 登り: 2,546m
• 下り: 2,555m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:10

7:56 鳥倉林道ゲート（駐車場）
8:36 8:47 鳥倉林道登山口
9:53 9:58 豊口山のコル
10:52 10:57 ほとけの清水
12:14 12:27 塩川・鳥倉ルート合流点
13:06 三伏峠小屋

2日目

• 山行: 10:28
• 休憩: 0:52
• 合計: 11:20

4:35 三伏峠小屋
4:51 4:51 三伏山
5:54 5:59 本谷山
8:18 8:45 塩見小屋
10:04 10:04 塩見岳
10:07 10:26 塩見岳東峰
10:31 10:31 塩見岳
11:41 11:41 塩見小屋
14:20 14:21 本谷山
15:38 15:38 三伏山
15:55 三伏峠小屋

3日目

• 山行: 3:02
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:15

5:46 三伏峠小屋
6:00 6:12 塩川・鳥倉ルート合流点
6:53 6:53 ほとけの清水
7:51 7:52 豊口山のコル
8:25 8:25 鳥倉林道登山口
9:01 鳥倉林道ゲート（駐車場）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4月29日に鳥倉林道の冬期通行止めが解除されました。
林道に積雪なし
小さな石が所々に落ちています。運転は注意。

コース状況／危険箇所等

行きは2/10辺りから雪がありましたが、帰りは5/10辺りまで融けていました。雪の状況は日々変わるようです。全般的に踏み抜きますが地獄というほどではありませんでした。
今年は冬が暖かかったので雪は少ないのかと思いましたが、春に冷え込みが続いたからか、山頂までほぼ雪山でした。
核心部と言われる山頂直下ですが、雪が多くついていてまだ腐っていなかったおかげで、キックステップで問題なく登れました。下りも1か所だけクライムダウンしましたが、それほど危険とは感じませんでした。雪の状況で難易度はかなり変わると思われます。

写真

5/1 5:18

諏訪ICで降りて杖突峠のDI駐車場で仮眠。

5/1 7:15

杖突峠から国道152号を走り2時間ほどで鳥倉の登山口駐車場に到着。3台目でした。

5/1 7:56

今回は、アイゼン、ピッケル、ワカン、ストック、ヘルメット、あらゆる状況に備えてフル装備。当然20kg超えです。

5/1 8:00

こちらがゲート

5/1 7:39

ゲート脇のポストで登山届を提出

5/1 8:34

しばらくは舗装された林道歩きです。

5/1 8:43

40分ほどで登山口の広場に到着

5/1 8:54

樹林のなか登山のスタートです。

5/1 9:10

1/10の看板。
目安になってありがたい。

5/1 9:31

2/10看板。
この辺りから登山道には雪が。

5/1 9:54

長い雪のトラバースが始まります。

5/1 10:14

斜面のトラバース、トレースはありますが気は抜けません。

5/1 10:51

ひたすら長いトラバース。

5/1 11:42

途中、中央アルプスの峰々が見えました。

5/1 11:56

長いトラバース修了。

5/1 11:59

ここでランチタイム。

5/1 12:45

やっと奥の方に塩見岳が見えました。

5/1 13:08

三伏峠到着。

5/1 13:10

こちらが三伏峠小屋の冬期小屋。

5/1 13:11

中はこんな感じ。
当然薄暗いですね。

5/1 13:32

冬期小屋の裏側の広場がテント場です。
スコップで整地。

5/1 14:01

設営完了です。

5/1 14:02

チューハイをキンキンに冷やして・・・

5/1 13:21

塩見岳を眺めながらいただきます。

5/1 14:21

絶景のテン場。

5/1 14:25

少し辺りをお散歩。
小屋の裏側に行くと・・・

5/1 14:32

この大展望。

5/1 14:44

小屋に戻ってきました。

5/1 15:35

水場は無いのでさっそく水づくり。

5/1 15:43

水を作ったら水筒に入れて湯たんぽにします。
この水筒、そのまま火にかけられるので温め直しが簡単です。

5/1 15:37

テント内は干し物。

5/1 15:51

夕食は早ゆでパスタ。

5/1 15:55

いただきます。

5/1 18:44

あっという間に日が傾いてきました。

5/2 4:11

モーニングコーヒーとパンの朝食。

5/2 4:31

東の空が明るくなってきました。

5/2 4:53

4時30分出発。
まずは三伏山山頂。

5/2 4:53

塩見岳方面が明るくなってきた。

5/2 4:57

三伏峠山山頂の稜線のすぐ下にテント？

5/2 4:57

どうやらイグルーです。
強者がいますね。

5/2 5:20

つづく本谷山。

5/2 5:56

中央アルプスが見えます。

5/2 5:57

尾根上を木々をかきわけながら、ずーっと歩きます。

5/2 6:54

権右衛門山は夏道通りにトラバース。
このトラバース区間がとにかく長い。

5/2 8:20

やっと稜線に出ました。
急に塩見岳が近くに見えます。

5/2 8:22

塩見小屋は屋根が見えるだけ。

5/2 8:30

北岳、間ノ岳方面パノラマで撮ってみました。

5/2 8:44

いよいよここからが核心部。
アイゼンとピッケル、ヘルメットを着用。

5/2 8:32

ついでに腹ごしらえ。

5/2 8:55

さあ行きますよ。

5/2 9:16

天狗岩の基部まで直登。

5/2 9:23

天狗岩は右にトラバース。
登りですれ違ったご夫婦の踏み跡のおかげでルートは明瞭。

5/2 9:28

雪は締まっていてそれほど危険な感じではありませんが、高度感がすごい。

5/2 9:29

天狗岩トラバース修了。
いったん下って登り返します。

5/2 9:30

悪沢岳方面ですね。
今年の夏あたり行けるかな。

5/2 9:37

急斜面の登りです。

5/2 9:40

高度感はハンパない。

5/2 9:52

ここが一番斜度がきつかった。
しかも最後の雪がせりだしてオーバーハング。
トレースがなかったらヤバかったかも。

5/2 9:54

上から撮るとこんな感じ。

5/2 9:55

最後の登り。

5/2 10:00

稜線に出ました。
後はお散歩気分です。

5/2 10:07

あの看板が山頂と思って歩いていますが、まさにこの地点が西峰の山頂だということに後で気づきます。

5/2 10:10

山頂に到着。
あれ？東峰って書いてある。
西峰は・・・

5/2 10:31

先ほど通過したあれが西峰だったようです。

5/2 10:13

北岳へと続く稜線。

5/2 10:33

来るときは見落としていた西峰山頂の看板。
頭だけ出ていました。

5/2 10:33

一応記念撮影。

5/2 10:53

さあ、帰りましょう。

5/2 11:43

塩見小屋まで無事帰ってきました。
ピッケルをストックにチェンジ。

5/2 12:53

権右衛門山のトラバース修了。
踏み抜きながら苦戦している間にアイゼンでスパッツひっかけちゃった。けっこうな大穴。

5/2 12:55

とりあえずテーピングで応急修理。

5/2 13:07

さっきまで山頂にいたのにもうこんなに小さくなっちゃった。

5/2 14:18

帰りは気温も上がって踏み抜き多発。

5/2 15:40

ヘロヘロになりながらやっと三伏山まで戻ってきました。

5/2 15:56

帰ってきました。

5/2 16:04

お待ちかねのチューハイ。
うまい！

5/2 16:56

夕食はヤキソバ。

5/3 4:19

夜明け前に朝食。

5/3 4:27

明るくなる空を見ながらモーニングコーヒー。

5/3 4:51

本日は帰るだけなので、朝日を見ながらまったりと。

5/3 5:28

塩見岳を堪能した3日間でした。

5/3 7:13

帰りもまた長いトラバース、気が抜けません。

5/3 7:41

ノーアイゼンで降りてきましたが、最後の最後に登山道が凍っている。わずか30mのためにアイゼンの付け外し。

5/3 8:27

登山口まで戻ってきました。

5/3 8:37

最後の林道歩き。
向こうに見える崩れて見える場所が駐車場です。

5/3 8:45

カーブミラーで自撮り。

5/3 9:04

ゲートが見えてゴールです。
お疲れさまでした。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX10 SONY

感想

そーしん

初めての塩見岳、とにかくアプローチが長い。さすが南アルプス南部という感じでした。前々日に登られた方のトレースのおかげでルーファイはほとんどせずに済みました。時間から考えてもトレースがなかったら、厳しかったかもしれません。

ブログでもう少し詳しく書いています。よろしければご覧ください。
https://sosin.naturum.ne.jp/e3329116.html