深田公園から茅ヶ岳／ラッセル泥棒、天晴な展望を見に行く

2013年01月20日(日) [日帰り]

• GPS: 05:10
• 距離: 8.2km
• 登り: 806m
• 下り: 795m

コースタイム

(0824)深田公園駐車場／標高 約1000m
(0829)深田公園登山口
(0850)林道横断
(0930)女岩
(1018)尾根
(1025)深田久弥終焉の碑
(1040)茅ヶ岳山頂／標高 1704m
　※昼食（〜1131）
(1142)千本桜方面分岐
(1252)林道の出会い
(1311)深田公園登山口
　※深田公園散策
(1321)深田公園駐車場

天候

快晴（無風・遠望あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・深田公園駐車場（十数台）
　※暖房便座のトイレ有り

◆路線バス（韮崎駅より深田公園：500円）
http://www.nirasaki-kankou.jp/?page_id=196

コース状況／危険箇所等

登山ポスト
・深田公園にあり

危険な箇所
・女岩は崩落して侵入禁止。
・女岩からの急登と尾根の岩場はアイゼンが必須。
・尾根下山道はプチ雪庇に注意。

深田公園登山口〜女岩
・のんびりと遊歩道の様な登山道を行きます

女岩〜茅ヶ岳山頂
・突然の急登になります。
・転倒による滑落注意。

茅ヶ岳山頂〜尾根道〜深田公園登山口
・踏み跡が無い時期は道迷い注意
・防火帯の尾根道は気持ちの良い道
・でもこの時期岩場は大変です。

◆展望
・山頂は360度の展望
（瑞牆、金峰、大菩薩、富士、南アルプス、八ヶ岳）

◆山バッチ
　なし？

韮崎市
http://www.nirasaki-kankou.jp/?page_id=196
北杜市
http://www.hokuto-kanko.jp/mountain/kaya.html

写真

雪に埋まった駐車場

トイレは暖房便座、紙付き

深田公園にポストあり

雪の散歩道

空は快晴です

林道を横断して

大岩の横を通過

女岩（夏は水場）ですが、落石のため近寄れません

ここからは急斜面なんで、アイゼン装着。

足場が悪いロープ場を登り

岩場を乗り越え

ひたすら雪斜面を登ります

尾根にでました

展望岩に登ると

金峰の五丈岩ですね

深田久弥さんの終焉の地

ちょっと危ない岩場を乗り越え

茅ヶ岳山頂に到着

山頂標識

何回も折られた山梨百名山

本日は金ヶ岳はやめました

八ヶ岳

瑞牆〜金峰

大菩薩

鳳凰三山

アサヨ峰〜甲斐駒〜鋸

快晴の富士山

オベリスクのアップ

摩利支天と甲斐駒山頂

テルモスはジンジャーレモンティーとラーメン用のお湯です

辛味噌なので温まります

山座同定ができない方位版は意味がない…

下りは尾根道経由で

尾根です。一人だけ足跡がありました。

強風による雪の模様が綺麗です

尾根ではプチ雪庇に注意

この岩場はちょと怖い

膝上まで埋まりながらラッセル

ここにもプチ雪庇

千本桜分岐は深田公園方面へ

大岩の横を通過

急斜面

白樺に寄生樹？

防火帯の尾根道はシリセードにもってこい。

気持が良いですね

でも岩場の斜面もあります

長かった防火帯の下りも終りです

ここから左折

林道に合流

朝の登山道に合流

赤松の林を抜け

暖かい日差しを浴びて

深田公園に到着

深田公園を散策してみます

あれに見えるは

深田さんの紹介

『百の頂きに 百の喜びあり』の碑。好きな言葉です。

駐車場に戻ってきました

帰路の途中、この方向の甲斐駒が好きですね。

帰路の途中、快晴の茅ヶ岳よ有難う。

帰路の途中、富士山に夕陽が…

感想

Non-Day

・大雪の後の週末、土曜日はラッセルをしないといけないので、
　翌日にはトレースがあると推測して、日曜日に雪山ハイキングに
　行くことにしました。（いわゆるラッセル泥棒です）

・暖かい南斜面の雪山で、天晴な展望と言えば茅ヶ岳が良いかなと
　久しぶりの茅ヶ岳の山行に決めました。

・深田公園までは辛うじてノーマルタイヤでもいけますが、公園の
　駐車場は雪に埋まって、駐車場はスタッドレスじゃないと厳しかった。

・深田公園登山口から女岩まではのんびりと歩けますが、びっくりしたのが
　女岩付近の岩の崩落で侵入禁止になってました。

・さすがに女岩でアイゼンを装着して急登を登りますが、快晴の陽射しが
　降り注ぎ、キツイですが気持ちの良い登りとなりました。

・尾根に出ると深田さんの終焉の碑からの瑞牆山と金峰山の展望が抜群で、
　深田さんも喜んでいるようでした。

・本日は山頂に到着すると珍しく誰もいなく、360度の展望を独り占めで堪能できました。

・また雪山の山頂ですが、快晴の無風のため暖かく気持ちの良い昼食ができました。

・下山道は、自分の好きな尾根道を選び、既に独り先導者の足跡がありましたが、
　プチ雪庇もあり、ラッセル泥棒しましたが、それでも雪が膝上でラッセルが
　大変な箇所もありました。

・途中の防火帯では南中の陽射しを正面に受け、気持ちの良い山行でした。

・自分は深田公園にある『百の頂きに 百の喜びあり』の碑は、大好きな言葉です。
　深田さんは彼の百名山を宣伝したくて述べたことばで無く、皆さんそれぞれが
　登る山には、それぞれの喜びがありますと…解釈してますので、この言葉を
　かみしめていつも山登りをしてます。

・また本日は山頂も快晴・無風だったので、上はメリノウール（中厚）とウールの
　ベースレイヤーだけの2枚と手袋はフリースのインナー手袋でじゅうぶんでした。

・茅ヶ岳は4月の深田祭も良いですが、この時期の好天時はお手頃な雪山にお勧めの様です。