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Yamareco

記録ID: 2790762
全員に公開
ハイキング
奥秩父

白泰山避難小屋〜四里観音避難小屋(往復)

2020年12月07日(月) 〜 2020年12月09日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:14
距離
18.3km
登り
1,550m
下り
912m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:47
休憩
0:08
合計
3:55
10:11
198
白泰山線登山道入り口
13:29
13:37
29
2日目
山行
4:43
休憩
0:09
合計
4:52
8:42
8:50
41
9:31
9:32
153
3日目
山行
6:07
休憩
0:17
合計
6:24
8:52
8:54
96
10:30
10:45
125
白泰山避難小屋
12:50
白泰山線登山道入り口
※ 復路の赤沢山以降のログが採れていません。
※ 休憩時間の表示は正しくありません。実際は多く休憩をとっています。
天候 3日間とも好天気
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
(マイカー利用の登山の場合)十文字峠へ抜けずに往復するのなら、栃本広場(駐車場)からさらに林道を通行止めの場所まで進むと駐車スペースがあって便利。
[白泰山線登山道入り口]
憧れの白泰山避難小屋、四里観音避難小屋の見分のための登山です。
[結論]
白泰山避難小屋は、トータルで第1位、素晴らしい小屋でした。水はありませんけれど・・・。
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[白泰山線登山道入り口]
憧れの白泰山避難小屋、四里観音避難小屋の見分のための登山です。
[結論]
白泰山避難小屋は、トータルで第1位、素晴らしい小屋でした。水はありませんけれど・・・。
[一里観音]
最近の四里観音避難小屋の水場の様子が分からないので、水分は真水3.5リットル、(喉と胃腸の)消毒用アルコール1.0リットルを担ぎます。
[一里観音]
最近の四里観音避難小屋の水場の様子が分からないので、水分は真水3.5リットル、(喉と胃腸の)消毒用アルコール1.0リットルを担ぎます。
[一里観音]
林道から取付く登山道は、最初の少しを植林の中を進みますが、以後、気持ちのいい広葉樹林が続きます。
[一里観音]
林道から取付く登山道は、最初の少しを植林の中を進みますが、以後、気持ちのいい広葉樹林が続きます。
一里観音から先に進むと徐々に斜度が増し、20キロ近いザックがこたえますが、ぽかぽかと暖かい日差しを浴びて心地よい歩きです。
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一里観音から先に進むと徐々に斜度が増し、20キロ近いザックがこたえますが、ぽかぽかと暖かい日差しを浴びて心地よい歩きです。
尾根の北側を巻き白泰山を指し示す道標から白泰山山頂へ向かい、尾根伝いに降りることに。
尾根の北側を巻き白泰山を指し示す道標から白泰山山頂へ向かい、尾根伝いに降りることに。
尾根通しに歩いて巻き道に出ると、ほどなくして白泰山避難小屋が目に入り、ほっとします。
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尾根通しに歩いて巻き道に出ると、ほどなくして白泰山避難小屋が目に入り、ほっとします。
小屋にはたくさんの木の枝が立てかけられています。厳冬期、積雪期のためのものですが、この細さでは心もとありません。
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小屋にはたくさんの木の枝が立てかけられています。厳冬期、積雪期のためのものですが、この細さでは心もとありません。
細い枝、細い薪は燃えやすのですが、ということは火持ちしないということです。
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細い枝、細い薪は燃えやすのですが、ということは火持ちしないということです。
ということで、用意された薪は使いません。枯れ倒木を探してきて切ります。
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ということで、用意された薪は使いません。枯れ倒木を探してきて切ります。
ただ、時間が経ったようなスカスカのものが多く、すぐ燃え尽きてしまうおそれがあります。
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ただ、時間が経ったようなスカスカのものが多く、すぐ燃え尽きてしまうおそれがあります。
松の倒木があったので、時間をかけて切断しました。直径18cmほどのものを投入すると、それ1個で朝まで燃え尽きてはいませんでした。
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松の倒木があったので、時間をかけて切断しました。直径18cmほどのものを投入すると、それ1個で朝まで燃え尽きてはいませんでした。
ストーブを楽しむために用意したもの
ノコギリ(小屋にもあります)、新聞紙・段ボール(着火促進用)、マッチ、ライター
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ストーブを楽しむために用意したもの
ノコギリ(小屋にもあります)、新聞紙・段ボール(着火促進用)、マッチ、ライター
小屋には斧も備えられています。丸木は燃えづらいので、斧で半分にするのがいいでしょう。
小屋には斧も備えられています。丸木は燃えづらいので、斧で半分にするのがいいでしょう。
煙突の配置がいいので、勢いよく燃え、小屋内が煙たくなることはありませんでした。
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煙突の配置がいいので、勢いよく燃え、小屋内が煙たくなることはありませんでした。
その理由の一つに煙突の配置があります。
その理由の一つに煙突の配置があります。
四里観音避難小屋でストーブを焚くと、燃焼が順調に進まない(不完全燃焼)ときは小屋内に煙が充満します。(その理由は後述で・・・。)
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四里観音避難小屋でストーブを焚くと、燃焼が順調に進まない(不完全燃焼)ときは小屋内に煙が充満します。(その理由は後述で・・・。)
その点、白泰山避難小屋のストーブはパーフェクトでした。
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その点、白泰山避難小屋のストーブはパーフェクトでした。
外気温2℃、小屋内はぽかぽかです。
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外気温2℃、小屋内はぽかぽかです。
濡れ雑巾だと重くなるので、クイックルワイパーのウェットシートを持って行きました。ところがなんと、クイックルワイパーとシートが置かれてます。(四里観音避難小屋も)
濡れ雑巾だと重くなるので、クイックルワイパーのウェットシートを持って行きました。ところがなんと、クイックルワイパーとシートが置かれてます。(四里観音避難小屋も)
そのようなことを書けば、すぐ当てにする人がいるので困ったものです。きれいな床で過ごしたい人はウエットシートを持参しましょう。
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そのようなことを書けば、すぐ当てにする人がいるので困ったものです。きれいな床で過ごしたい人はウエットシートを持参しましょう。
[のぞき岩からの眺め]
薪を探しているときに、ソロの男性が大山から戻ってきました。日帰りということです。古希の私より先輩のようです。重い無線機を背負っているとのことです。
恐れ入りました。
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[のぞき岩からの眺め]
薪を探しているときに、ソロの男性が大山から戻ってきました。日帰りということです。古希の私より先輩のようです。重い無線機を背負っているとのことです。
恐れ入りました。
赤沢山への途次。この後、延々と薄暗い赤沢山の北面を巻きますが、正直言って悪路です。
赤沢山への途次。この後、延々と薄暗い赤沢山の北面を巻きますが、正直言って悪路です。
[三里観音]
白泰山避難小屋から四里観音避難小屋までのコースタイムは2時間50分です。
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[三里観音]
白泰山避難小屋から四里観音避難小屋までのコースタイムは2時間50分です。
しかし、実際は5時間かかってしまいました。何も道を間違えたわけでもなし、ただザックが重いだけなのに!
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しかし、実際は5時間かかってしまいました。何も道を間違えたわけでもなし、ただザックが重いだけなのに!
さっそく水場を確認しに行きます。水場への標識は燃やされてしまったのでしょうか。どこにもありません。
さっそく水場を確認しに行きます。水場への標識は燃やされてしまったのでしょうか。どこにもありません。
小屋の扉を開けて右に出ると、立派な道が奥に伸びています。
小屋の扉を開けて右に出ると、立派な道が奥に伸びています。
少し進むと、左側に道標がくくり付けられています。
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少し進むと、左側に道標がくくり付けられています。
かすかに沢の音がします。直進します。
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かすかに沢の音がします。直進します。
あくまでも直進です。下降する虎ロープは基本的には間違いです。ここまで来て水場が分からないという人は、下降しているはずです。
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あくまでも直進です。下降する虎ロープは基本的には間違いです。ここまで来て水場が分からないという人は、下降しているはずです。
ちょっとした岩場を乗り越えて進みます。正面まですき進みます。ようやくホースが見えます。
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ちょっとした岩場を乗り越えて進みます。正面まですき進みます。ようやくホースが見えます。
潤沢に水が出ています。
3
潤沢に水が出ています。
トイレの前の沢状の凹地傾斜に赤テープが付けられていますが、水場への案内ではありません。
トイレの前の沢状の凹地傾斜に赤テープが付けられていますが、水場への案内ではありません。
もしそこに水場があるとすると、大腸菌を恐れなければなりません。
もしそこに水場があるとすると、大腸菌を恐れなければなりません。
さて薪つくりです。持参した「mebae」ブランドのノコギリです。何度も北海道の山に持って行きました。ヒグマとの格闘用です。日高の稜線はハイマツブッシュで通れないところもあるので、ノコギリを使って開啓しなければならないときもあります。
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さて薪つくりです。持参した「mebae」ブランドのノコギリです。何度も北海道の山に持って行きました。ヒグマとの格闘用です。日高の稜線はハイマツブッシュで通れないところもあるので、ノコギリを使って開啓しなければならないときもあります。
自然破壊だと言って批判する人もいるようです。しかし、どうしても開啓しないと進めないところがあるのも事実です。
リンクは私の、日高の代表的な藪漕ぎ5日間の記録です。
http://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2009-front.html
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自然破壊だと言って批判する人もいるようです。しかし、どうしても開啓しないと進めないところがあるのも事実です。
リンクは私の、日高の代表的な藪漕ぎ5日間の記録です。
http://yamatabi-hanatabi.com/kamueku2009-front.html
ところで、「煙突は暖かい空気が上昇しようとする原理を利用して煙を外に排出しています。(ドラフト)」とのことです。
ところで、「煙突は暖かい空気が上昇しようとする原理を利用して煙を外に排出しています。(ドラフト)」とのことです。
「強く安定したドラフトを生み出すには、煙突の長さを5m以上にする必要があります。水平方向の煙突の長さを長くするとドラフトは弱くなってしまいます。」ということのようです。四里観音避難小屋の煙突の水平方向は長く、外に垂直部分はありません。
「強く安定したドラフトを生み出すには、煙突の長さを5m以上にする必要があります。水平方向の煙突の長さを長くするとドラフトは弱くなってしまいます。」ということのようです。四里観音避難小屋の煙突の水平方向は長く、外に垂直部分はありません。
このような原理から、四里観音避難小屋のストーブは排煙されにくく、室内に煙がたち込め気味になります。
このような原理から、四里観音避難小屋のストーブは排煙されにくく、室内に煙がたち込め気味になります。
現状でそのようなことを回避する方法は、いっぺんにストーブに薪を入れないことです。また、薪をストーブの奥の方に入れると排出されない煙がたち込めているので燃焼せず、あるいは不完全燃焼し一酸化炭素の発生のおそれがあります。
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現状でそのようなことを回避する方法は、いっぺんにストーブに薪を入れないことです。また、薪をストーブの奥の方に入れると排出されない煙がたち込めているので燃焼せず、あるいは不完全燃焼し一酸化炭素の発生のおそれがあります。
現状では、常にストーブ内の薪が炎を上げ続けるように、少しづつ(控えめに)薪を投入するしかありません。
現状では、常にストーブ内の薪が炎を上げ続けるように、少しづつ(控えめに)薪を投入するしかありません。
ということで、四里観音避難小屋の朝が明け、荷物をを軽くするつもりの水2リットルを捨て忘れてザックに入れたまま帰路に就くのでした。
ということで、四里観音避難小屋の朝が明け、荷物をを軽くするつもりの水2リットルを捨て忘れてザックに入れたまま帰路に就くのでした。
四里観音避難小屋での朝の外気温は−2℃。寒々とした赤沢山の長い巻き道をこなして白泰山避難小屋に戻ります。
四里観音避難小屋での朝の外気温は−2℃。寒々とした赤沢山の長い巻き道をこなして白泰山避難小屋に戻ります。
白泰山避難小屋に煙突のT笠が置かれていました。メモからimokenpi様が四里観音避難小屋へ持って行かれようとしているもののようです。
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白泰山避難小屋に煙突のT笠が置かれていました。メモからimokenpi様が四里観音避難小屋へ持って行かれようとしているもののようです。
やはり排煙についての対応をお考えになっていたものです。
やはり排煙についての対応をお考えになっていたものです。
この画像のように垂直部分が多いと、轟轟と空気が流れ排煙が促進されるようです。
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この画像のように垂直部分が多いと、轟轟と空気が流れ排煙が促進されるようです。
いろいろ書きましたが、白泰山避難小屋も四里観音避難小屋も最高の小屋でした。
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いろいろ書きましたが、白泰山避難小屋も四里観音避難小屋も最高の小屋でした。
それもこれも腐心してくれている人がいるおかげです。
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それもこれも腐心してくれている人がいるおかげです。
山登りにはいろんなやり方、楽しみ方があるでしょう。しかし、自分の好き放題にというわけにはいきません。まず、薪は自分で確保せよ!
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山登りにはいろんなやり方、楽しみ方があるでしょう。しかし、自分の好き放題にというわけにはいきません。まず、薪は自分で確保せよ!
小屋に空のペットボトルを捨てて置かない。置いていくのは寸志だけでいいでしょう。白泰山避難小屋のペットボトルはすべて下しました。
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小屋に空のペットボトルを捨てて置かない。置いていくのは寸志だけでいいでしょう。白泰山避難小屋のペットボトルはすべて下しました。

感想

※ imokenpiさんへの謝辞
  今回、初めて四里観音避難小屋や白泰山避難小屋を訪れました。
  実際にこれらの小屋を訪ねてみて、imokenpiさんがどれほど、これら
 の小屋の維持管理に多大なお骨折りをされたのかを目の当たりにしま
 した。感謝しきれないほどの心配りの数々に、ただただ頭が下がるばか
 りです。赤沢山北面の巻き道ほか、真に必要な部分へのピンクテープ 
 も助かります。何から何まで、ありがとうございます。

※ 使わせていただく者として、次のことでimokenpiさんへのお返しをしましょう。
 1 ストーブを使うことを予定している場合は、マッチ・ライター、
  新聞紙、段ボールは着火用として持って行く。使わなかった分は寄付
  する。
 2 必要な分の薪は自分で確保した上で、少しは備蓄用としてお礼奉公
  する。
 3 白泰山避難小屋に「ちり取り」を持参する(先着1名様)。
 4 四里観音避難小屋にサンダルを持って行く(先着2名様)。
 5 ゴミを残置しない(白泰山避難小屋の空のペットボトル)。
 6 四里観音避難小屋のトイレに、ペーパーを落とさないで持ち帰る。
 7 四里観音避難小屋に「トイレバイオ消臭」を奉納する
 8 白泰山避難小屋の周りにトイレットペーパーを散乱させないで持ち
  帰る。
 9 特に上記6と8は小屋の環境保全の観点から大事なことです。
   ※ 四里観音避難小屋のトイレは、ペーパーが便槽に落とされてい
    ますが、上記7を月に1回ほど投入し、ぺーパーを落とさないよう
    にすれば持ちかえるようにすれば、微生物により大便が分解され
    便の嵩も減るので、汲み取りの回数も減るものと思われます。

2020年12月10日付け「産経抄』から
 「医師や看護師らの存在は、社会における泉のようなものだ。数年前
 の新聞のコラムがこんな指摘をしていた。乱暴に踏み荒らして湧き水を
 枯らしてから大騒ぎしても、もはや取り返しがつかない。」

  泉、つまりimokenpiさんのような存在だ。真冬は倒木や薪が湿って燃
 えないからと、一週間近く小屋に泊まるなど何回にも分けて作ってくれ
 た、軒下にうず高く積み上げられた薪を、あっという間に使ってしまう
 利用者。

  自分で薪を作れない人のために、白泰山避難小屋では「1時間半」
 を、四里観音避難小屋では「1時間」を限ってストーブを燃焼させるた
 めに薪を使うことが求められている。

  薪も作らずぬくぬくと、いつまでもだらだらストーブを燃やし続け 
 る。泉も涸れるが、薪をせっせと作った人の誠意も枯渇するであろう。

(参考1) 
imokenpiさん
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-41815-prof.html
(参考2)
白泰山避難小屋ではスマホの電波が拾えます。メールを送受信しました。
(参考3)
四里観音避難小屋から夜景が見られます。

ホームページ「やま旅・はな旅 北海道」
http://yamatabi-hanatabi.com/

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コメント

はじめまして
2019年春に四里観音避難小屋を利用させていただきました。imokenpiさんが整備されて間もない頃だったようで良く整備された状態に感心しました。その時は小屋前には薪が沢山積まれていましたが、今回の写真を見ると薪はほとんど使われてしまったようですね。四里観音避難小屋は少々マイナーなルート上にあるので、利用する登山者も少なくマナーも良いのではと思っていましたが、そんなことは無いようで残念です。
2020/12/12 16:48
Re: はじめまして
heinaiさん、はじめまして!
メッセージを頂戴し、ありがとうございます。
かねてから、四里観音避難小屋を訪れたいと考えていましたが、ようやく行くことができました。

当初計画時、imokenpiさんに連絡を取り、不明な点を教えていただきました。
今回の計画に際し、あれこれネット上の記録を調べましたが、画像にもあるとおりの薪のストックの激減ぶりには、非常に驚きました。

厳寒期に疲れて到着し、差し迫った状況の中でさっそく暖を採りたくストックの薪を使うというのはよく理解できますが、そうでないときに使い放題、補充もしないというのでは、困ったものですね。

ところで、破風山避難小屋を過去、寒い時期に2度ほど使わせていただきました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1053138.html

最近はheinaiさんのお骨折りがあって破風山避難小屋の状態が良好に保たれているものと承知しています。頭が下がります。
2020/12/12 17:47
来年は行きたいなぁ!
ro-shonen様 返信が遅くなりすみません。  一昨日からの各地の大雪から察すると 奥秩父にも大量の積雪が考えられます。あの辺りも一気に歩行困難になっているでしょうね。  長い文になりますので予めお断りしておきます。
今年はとうとう一度も出かけないままに終わります。
人それぞれ いろいろな考え方があろうかとは存じますが、現役世代が新型コロナウイルスのせいで経済的に苦しんでいるのに、年金(=税金)で 現役世代に養っていただいてる年寄りが遊びにいくのはとても心苦しく、山行のみならず 行動は控えています。でもストレスも溜まってきているので来年は出かけたいなぁ とも思っている今日このごろです。ただ去年の9月以降山歩きしていないので 足の衰えも気掛かりではありますが。 
『四里観音避難小屋のこと』…【薪ストーブの燃え具合について】煙突の縦横比率の原理はわかりますが、煙突の煤払いさえすれば しっかり燃えますよ。以前スス払いの効果をマジマジと実感しました。あの辺で調達できる薪材はほとんどが針葉樹です。針葉樹はとてもススが溜まりやすいとのことです。過去2回スス払いをしましたが、去年の5月以降行ってないので、ススが相当煙突に溜まり詰まっていると思われます。なにせあの薪がほぼ無くなっているのですから。そもそも薪ストーブは当初小屋には無かったもので、白泰山避難小屋や破風山避難小屋のように初めから設置されていたのとは違って「屋根に穴をあけて、、、」などという芸当は後からはできないことでしょう。だから理想を語っても、、、。 薪ストーブがあるだけでもありがたいことだと感謝したいと思います。 【水場について】お写真を拝見すると、上から大きめの岩が滑り落ちてきたようですね。ホースが本来の位置ではない所にありました。一回大雨が降ったり ひと冬越したりすると(たぶん雪崩もあって)、ホースは流され 水場も土砂で埋まったりしてしまいます。 欲を言えば 毎年 ゴールデンウイーク直前に行って 水場を整備してきたいのですが、薪づくりともども 行けなくて残念この上ないという思いです。 『白泰山避難小屋のこと』…【空のペットボトルについて】もしかしたらそれは、❶雨水を採取したもの ➋賞味期限切れのミネラルウォーター ⇒ を[ 手洗い用 ]に残して置いたものが使い切って空になったのではないかと推察します(旧薪ストーブの上にペットボトルにメモを付けてあるもの)。したがって利用者が置き去りにしていったものとは違うと思いますが、いかがでしょうか。【薪の残りについて】白泰山避難小屋の入口扉の左右の外壁に薪材がたくさん寄りかかっているお写真を拝見しましたが、向かって右側には一昨年12月につくっておいた薪が積んであるはずですが、立てかけてある薪材でよく見えませんでした。 もうありませんでしたか?
『全般的に』…いずれにしても、薪は暖をとるためにつくってあるのですから 燃やして消費されていくのは問題ないと思います。むしろそれで寒さを凌ぎ山小屋で少しでも快適に過ごしていただき楽しい思い出になることのほうが嬉しいです。ちゃんと次の人のために薪材を集めて乾燥するように日の当たる側に立てかけてくれてるみたいですし。 薪がほとんど無くなっているということは、マイナーなコースの割りに泊まっていってる方が案外多いのかも、、、ですね。
小屋の外観が良くないので、立てかけてある薪材を早く薪にすべく 薪づくりに行きたいのですが、、、、。   長々と 恐縮、、、。 imokenpi
2020/12/18 6:36
Re: 来年は行きたいなぁ!
Imokenpi様

コメントをいただき、ありがとうございます。
白泰山避難小屋のノートにも四里観音避難小屋のノートにも、昨年以降の記入がなかったので、この社会情勢の中で控えていらっしゃるのではないかと感じておりました。

白泰山避難小屋も四里観音避難小屋もどちらも、すばらしい使われ方がしていたものと思われます。感激しました。

四里観音避難小屋には脚立がありました。煙突は煤払いをするということを思いつかずにおりました。脚立が置かれているのですから、気を回せばよかったですね。

水場のホースは、水場(の湧出口)を示すラミネートの近い位置に2本挿されていて、順調に流れ出ていました。初冬でこれほどの流れでしたので、助かりました。

無人小屋で空のペットボトルがゴミ然として捨て置かれていることがありますが、四里観音避難小屋には空のペットボトルはありませんでした。白泰山避難小屋では、お話のように用途をメモしたペットボトル(水の残りあり)のほかに、用済みで残置したと思われる空のペットボトル数本が置かれていましたので、それらが混在していたとうことだと思います。

薪は、四里観音避難小屋は残量わずかでした。長い時間燃やすと3〜4回分というところでしょうか。これから厳冬期に向かいますので、そのようなときに必要な状況になったときのためにも節度ある使用(量)は、必要なことであることは言うまでもないことと思います。

白泰山避難小屋には多くの枝木が立てかけられていましたが、太いものはなく燃焼時間は短くなるので、運動がてらストーブ用サイズの薪を作りつつ暖を採るというのも一興だと思います。(7番目と8番めの画像を拡大してご覧ください。)

壁に立てかけてある枝木を見て感じたことですが、距離的に白泰山避難小屋は訪れる人も少なからずいながらとてもきれいに使われていて、その上、ストーブ用の薪もあれほど集められているということは、みなさんの心遣いはすばらしいなということでした。
コロナ禍が収束に向かうどころか、さらに拡大し「最高度の警戒」体制へと深刻の度を高めています。免疫力を高めるには外に出て歩き陽の光を浴びてビタミンを作り筋骨を維持するということも大事なようですから、「密」になる場所を避けた山歩きは、このご時世にはうってつけの身の施しかたでもあると思います。そんなことから、雪がないときにまた是非、訪れてみたいと思っているところです。
2020/12/18 8:08
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