甲武信ヶ岳(登り:近丸新道/下り:徳ちゃん新道)
- GPS
- 10:29
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 1,767m
コースタイム
05:33 近丸新道登山口
07:31 徳ちゃん新道分岐
09:23 木賊山まき道分岐
09:37 木賊山(2,469m)
10:00 甲武信小屋(2,380m)<小休憩>10:05
10:25 甲武信ヶ岳(2,475m)<山ごはん休憩>10:57
11:20 甲武信小屋<もろもろ休憩>11:28
12:17 木賊山まき道分岐
13:37 徳ちゃん新道分岐
15:06 徳ちゃん新道登山口<西沢山荘(閉鎖中)見学>15:10
15:34 駐車場(GOAL!)
天候 | 快晴! そして 無風 ※なんと、甲武信ヶ岳の山頂でも無風でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
[近丸新道(戸渡尾根コース)] ・前半に何箇所か崩れ易いザレ場があり、通行に注意が必要です。 ・渡渉ポイントも3箇所ありました。 ・登山道の所々に古い軌道(トロッコ用のレール)が現れます。 [木賊山] ・最近の高気温にてもっと雪が融けているかと期待していましたが、山頂に近づくに連れて登山道に積雪と凍結が現れ、山頂付近はまだまだ雪山状態でした。なので、持参していたチェーンアイゼンを着けました。 [甲武信小屋〜甲武信ヶ岳] ・こちらも山頂直下にはまだ積雪が残っていました。 [甲武信小屋〜木賊山まき道] ・まだ積雪が多く(深い所で1mくらい)、歩く方も少ないようで、始終踏み抜きの連続となってしまいました。 積雪との格闘で余計に時間と体力を使うので、もっと積雪が減るまでは木賊山の尾根道を登り返した方が良いかと思います。 [徳ちゃん新道] ・近丸新道との分岐からしばらくは岩のヤセ尾根のため滑落に注意しましょう。 [水場] 甲武信小屋(\50/1L)※清涼飲料水の販売もあり [トイレ] ねとりインフォメーション、西沢山荘前、甲武信小屋(\100) [登山ポスト] 林道ゲート(紙で投函)、ねとりインフォメーション、近丸新道登山口 ※ヤマレコの機能を使って山梨県警へメールでも提出しました。 |
写真
感想
今回の山行は『奥秩父遠征シリーズ』の第3段として、山梨・長野・埼玉の3県の県境に位置する甲武信ヶ岳(2,475m)を木賊山(2,469m)経由にて歩いてきました。
もともと5/18(土)に計画していましたが、事前の天気予報が良くなかったため、いったん延期しようかと思いましたが、週半ばの予報では天気が持ち直していたため、当初の予定通り5/18に決行しました。
西沢渓谷側からの登山ルートは、登山道の中腹で合流(分岐)する近丸新道(渓谷道)と徳ちゃん新道(尾根道)の2つのルートがあるのですが、今回は登りに近丸新道、下りに徳ちゃん新道を使ってみることにしました。近丸新道は崩れやすいザレ場が何箇所かあり、慎重に通過する必要がありますが、普通の登山道ではお目に掛からない古いトロッコの軌道が残っていて趣がありました。徳ちゃん新道は比較的平坦な部分があり、麓付近は新緑に包まれた歩きやすい登山道になっていました。ただし、2つのルートはCT的にはだいたい同等に設定されていて、両方ともマップの等高線が示す通りの結構な急坂が続きます。結果的にどうだったかと言うと、今回の選択は良かったのではないかと思っています。
名所のシャクナゲのトンネルについては、例年の見頃が5月末〜6月とのことで、今日のところはまだポツンポツンと咲き始めと言ったところでしたが、あれだけの数のシャクナゲが一斉に開花したらかなり凄いことになりそうですね。
このところの高い気温で山頂の積雪は大分融けているのではないかと期待していましたが、木賊山の山頂に近づくに連れて積雪が多くなり、山頂周辺ではまだまだ雪山状態でした。※持参していたチェーンアイゼンを装着しました。
また、帰りに木賊山のまき道を使ったのですが、さらに積雪が多く踏み抜きが連続して余計に時間と体力を使いました。もっと積雪が減るまではよく歩かれている木賊山の尾根道を登り返す方が良いかと思います。
快晴無風の甲武信ヶ岳の山頂に到着した時には、すでに沢山のハイカーさんが満足かつ楽しげに時を過ごされていました。甲武信ヶ岳の山頂からは日本百名山の内43座も眺望できるとのことですが、まだ午前中だったこともあり、その他の名峰と伴に富士山も霞まずに眺望することができました。
甲武信ヶ岳の山頂で絶景をおかずに山ごはんを摂った後に、甲武信小屋に戻って、まずトイレをお借りし、次に冷たくて美味しいお水とポカリを購入、最後に品切れの山バッチの注文・郵送を依頼して帰路に就きました。
3月上旬に下見に訪れた時に、広瀬ダムや道の駅みとみから立派な山容の木賊山を眺望して(甲武信ヶ岳は木賊山の影になって見えない)、”とても格好の良い山だけどあんな山に登ることができるのだろうか?”と思いましたが、今回梅雨入り前の最高の山行日和に登頂することが出来てとても満足な一日となりました。
gutenmrgenさん、こんにちは。
懐かしいですね、もう15年位前に長野県の毛木平から、日帰りで登りましたが、時間的に余裕のないコ−スでした。
百名山の4割ぐらいは見えるとの事ででしたが、あいにく1割位しか見えませんでした。
写真を拝見する限り、結構遠方まで視界が利き「最高の登山日和」ですね。
cprrescueさん、こんにちは。
関西方面からですと、距離的に毛木平からの登山ルートがメジャーなのでしょうか。昨日も大阪からツアーバスで来られたと言うパーティーの方々が山頂で楽しそうにお話されていました。帰りは三宝山方面へ向かわれたようです。
眺望は久しぶりに北アルプスまで見通すことができ大満足でした。
これからは気温が高くなり過ぎたり、虫が多くなったりするので、ある意味梅雨入り前の今頃が一番山歩きに良い時期かも知れません。
コメントありがとうございました。
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