今年初めてのテン泊は雲取山！

2021年04月20日(火) 〜 2021年04月21日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 28.9km
• 登り: 2,103m
• 下り: 2,078m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:30
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:45

7:30 水根バス停
8:45 8:45 木橋
10:05 10:05 榧の木尾根-水根分岐
10:30 10:30 石尾根縦走路・倉戸山分岐
10:55 11:15 鷹ノ巣山
11:30 12:15 鷹ノ巣山避難小屋
13:15 13:15 峰谷分岐
13:50 14:00 七ツ石山
14:15 七ツ石小屋

2日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 1:40
• 合計: 6:55

6:20 七ツ石小屋
6:50 6:50 ブナ坂
7:20 7:20 奥多摩小屋跡
7:45 7:45 小雲取山
8:05 8:35 雲取山
8:45 8:45 小雲取山
9:30 9:30 ブナ坂
10:00 11:10 七ツ石小屋
11:45 11:45 堂所
12:50 12:50 小袖緑道あがり
13:15 鴨沢バス停

鴨沢バス停1353〜水根バス停1418(西東京バス)

天候

20日＝晴れ時々曇り、21日＝晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

水根駐車場(無料＝トイレが新しくなっています)

コース状況／危険箇所等

水根沢林道に崩落個所が1か所あるが迂回路が作ってあります。ほか鷹ノ巣山避難小屋〜七ツ石山、七ツ石小屋〜ブナ坂のまき道に崩落個所がありますが、慎重に通過すれば大丈夫でした

その他周辺情報

奥多摩町温泉もえぎの湯(850円)

写真

4/20 10:39

水根沢林道から急登を上がって、いよいよ1日目のピーク鷹ノ巣山が目前に

4/20 11:07

おなじみの山頂標識

4/20 11:18

頂上からの展望、かすんでいて何とか富士山が見える

4/20 12:08

鷹ノ巣山避難小屋。このベンチで昼食をとる

4/20 12:04

5分ほど峰谷方面へ降りていくと水場。水量は十分だった

4/20 13:42

巻き道で七ツ石山へ。頂上直下の七ツ石神社が新しい社殿に変わっていた

4/20 13:42

平将門伝説に彩られた登山道

4/20 13:47

七ツ石山山頂

4/20 13:47

山頂からは飛龍山が雄大な姿を見せる

4/20 13:47

翌日目指す雲取山も

4/20 14:14

七ツ石小屋に到着

4/20 16:00

テント設営。この日は3張

4/20 16:49

かわいい小屋番さんがお出迎え

4/21 5:14

起床してテントを出ると朝焼けの富士。思わず見とれる

4/21 6:21

テントを撤収していざ雲取山へ

4/21 6:50

ブナの木が全く見当たらないブナ坂

4/21 7:18

奥多摩小屋跡地を通過。更地になっていた

4/21 7:43

小雲取山からの富士山

4/21 7:55

小雲取山を通過、いよいよ雲取山にとりつく

4/21 8:04

雲取山山頂

4/21 8:05

今日は絶好の好展望

4/21 8:17

甲武信岳方面

4/21 8:17

南アルプス北部

4/21 8:17

南アルプス南部

4/21 8:22

雲取山の肩から石尾根方面

4/21 9:23

ブナ坂から七ツ石山

4/21 9:54

七ツ石小屋の水場はいつも勢いがいい

4/21 12:01

堂所を過ぎたところの水場はかろうじて出ている

4/21 12:48

舗装道路まで降りてきた。やれやれです

撮影機器：

PowerShot SX160 IS CANON

AQUOS sense2 SH-M08 SIMフリー シャープ

装備

個人装備

ヘッドランプ 懐中電灯 予備電池 1/25 000地形図 ガイド地図 コンパス 山岳保険加入者証 ペン 手帳 保険証 飲料 ティッシュ ウエットティッシュ 手ぬぐい タオル 手袋 携帯電話 充電器 熊鈴 雨具 防寒着 ストック カメラ 双眼鏡 時計 高度計 温度計 ツエルト シュラフ マット 銀マット ザックカバー バーナー ガスカートリッジ コッヘル はし シエラカップ 糧食 帽子 サバイバルシート サバイバルキット ホイッスル ライター ナイフ 下着 靴下 レジャーシート まな板

備考

大きめのビニール袋。登山靴の収納、濡れたものを入れるなど重宝する。というか、無いと不便である

感想

隼鷹

今年初めてのテン泊は、好天に恵まれて快適な山行になった。この時期は一日の気温変化が大きくて朝晩の冷え込みは思った以上に厳しかったけれど、ダウンパーカーなど防寒装備をちゃんと持って行ってよかった。
当初は電車とバスで雲取山を越えて三峰神社に抜けるコースを予定していたが、コロナ禍の状況を鑑み、公共交通機関を避けてこのようなコースになった。未だ一昨年の台風の影響で稲村岩尾根が通行できなかったり、不便も残っている。元に戻るにはもう少し時間がかかりそうだ。
七ツ石山から鴨沢までは平安時代の武将、平将門の逃避行伝説があり、丹波山村が建てた説明板が要所に建てられている。現在の常識に照らすと不自然さを感じる記述もあるが、これは何らかの歴史的事実を反映しているのではないか。たとえば戦国時代、甲斐武田氏が織田信長によって滅ぼされたとき、武田氏の一族や有力な部将が家族を引き連れて、このルートを使って織田氏の勢力が及ばない北関東目指して落ち延びていった。その姿を目の当たりにした地元の民の記憶が、将門伝説として現代に伝わった。勝手な想像だけど、歩きながらこんなことを考えるのもまた楽しいものだ。