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Yamareco

記録ID: 313105
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ハイキング
甲信越

瑞牆山荘前から鷹見岩と金峰山/雷鳴轟く大雨で大日岩敗退

2013年06月22日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:00
距離
13.2km
登り
1,336m
下り
1,320m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(0658)駐車場
(0738)富士見平小屋
(0816)鷹見岩分岐
(0830)鷹見岩
(0846)鷹見岩分岐
(0855)大日小屋
(0925)大日岩分岐
(0925)砂払いノ頭
(1046)金峰山小屋分岐
(1118)金峰山山頂
 ※昼食(〜1150)
(1205)金峰山小屋
 ※トイレ休憩他(〜1214)
(1227)大日岩方面合流
(1248)砂払いノ頭
(1339)大日岩分岐
 ※大日岩越えをするも断念
(1415)大日小屋前
(1454)富士見平小屋
(1533)駐車場
天候 晴れ→曇り→ガス/午後雷鳴とあられを伴った土砂降り
※金峰山山頂は心地よい曇り
過去天気図(気象庁) 2013年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
増富温泉〜瑞牆山荘までの道は綺麗に舗装はされているが、
道が細く路線バスも通るため離合には注意。

・瑞牆山荘前登山口(60台程度は可能/里宮平無料駐車場)
 ※バス停あり、100円トイレ、瑞牆山荘

◆路線バス
山梨峡北交通株式会社
韮崎駅〜みずがき山荘
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=5
http://www.kyohoku.jp/modules/pico/index.php?content_id=12
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
・里宮平無料駐車場横、瑞牆山荘前登山口、
 富士見平小屋、大日小屋近く

危険な箇所
・鷹見岩、大日岩、千代の吹上付近
 ※各々手掛かりも無い大岩のため雨の時注意

瑞牆山荘前登山口〜砂払いノ頭
・富士見平小屋までミズナラなどの新緑が良い感じ。
・富士見平から砂払いノ頭まではシラビソの樹林帯をひたすら登る。
・大日小屋はまるで無人の避難小屋の様ですが、管理は
 富士見平小屋だそうです。

鷹見岩ピストン
・石楠花の群生地帯の急登を登る。
・鷹見岩はへばり付いてよじ登る。

砂払いノ頭〜金峰山山頂
・樹林帯を抜けたハイマツの稜線を歩く。
・“千代の吹上”付近の道は特に恐怖感はないが、断崖絶壁なので、
 覗きこんで落ちない様に。
・金峰山小屋分岐からの大岩群が濡れていたので三点支持で慎重に。

大日岩
・雨で敗退したが、こんなデカイ岩を通過するのはちょっとした
 勇気が必要です。

◆展望
・鷹見岩、大日岩、砂払いの頭〜金峰山山頂の稜線

◆山バッチ
金峰山小屋(金峰3種類?500円)
瑞牆山荘(金峰1種類、瑞牆2種類、各々500円)
富士見平小屋(有るが詳細不明)

◆日帰り温泉(立寄りの湯)
・ラジウム温泉峡 増富の湯(700円)
 富士見平小屋に50円引きの割引券有り
 http://www.masutominoyu.com/


瑞牆山荘そばの里宮平無料駐車場です
今日は少ない様です。
瑞牆山荘そばの里宮平無料駐車場です
今日は少ない様です。
瑞牆山荘前の登山口から出発
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瑞牆山荘前の登山口から出発
新緑から朝日の木漏れ日…
新緑から朝日の木漏れ日…
富士見平小屋とレンゲツツジ、小屋は厳重に閉まってました
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富士見平小屋とレンゲツツジ、小屋は厳重に閉まってました
小屋の花壇にはクリンソウ
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小屋の花壇にはクリンソウ
ここからは金峰山方面へ
ここからは金峰山方面へ
小屋裏のマルバダケブキは畑の様ですね
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小屋裏のマルバダケブキは畑の様ですね
濡れて滑る岩を進みます
濡れて滑る岩を進みます
鷹見岩分岐を鷹見岩へ
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鷹見岩分岐を鷹見岩へ
花は散ったシャクナゲ地帯の急登
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花は散ったシャクナゲ地帯の急登
大きな岩の鷹見岩(手掛かりがないので登るが一苦労)
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大きな岩の鷹見岩(手掛かりがないので登るが一苦労)
三角点のある鷹見岩山頂
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三角点のある鷹見岩山頂
本日の富士山
いつの間にか南アルプスは雲の中
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いつの間にか南アルプスは雲の中
すぐそばに瑞牆山とヤスリ岩
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すぐそばに瑞牆山とヤスリ岩
大日岩も見えます
大日岩も見えます
金峰山はまだまだ遠い
金峰山はまだまだ遠い
×五条岩→○五丈岩ははっきり見えます
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×五条岩→○五丈岩ははっきり見えます
ふたたび金峰山へ
ふたたび金峰山へ
突然、登山ポスト…
突然、登山ポスト…
眼下には大日小屋が見えます
眼下には大日小屋が見えます
扉が開けっぱなしだったので閉じました
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扉が開けっぱなしだったので閉じました
中はまるで無人避難小屋の様ですが、管理は富士見平小屋だそうです
中はまるで無人避難小屋の様ですが、管理は富士見平小屋だそうです
それでは再び金峰山へ
それでは再び金峰山へ
ロープが張られた大きな一枚岩を登り
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ロープが張られた大きな一枚岩を登り
開けると鷹見岩が見えます
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開けると鷹見岩が見えます
大きな大きな大日岩です
大きな大きな大日岩です
高山スミレの一種、キバナノコマノツメ
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高山スミレの一種、キバナノコマノツメ
大日岩の分岐
森林限界の様です
森林限界の様です
砂払いノ頭
ここからはコイワカガミの群生地
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ここからはコイワカガミの群生地
奥秩父では希少なハクサンイチゲです
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奥秩父では希少なハクサンイチゲです
千代ノ吹上の断崖絶壁
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千代ノ吹上の断崖絶壁
手作り感満載の橋を登り
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手作り感満載の橋を登り
ここだけシャクナゲが良い感じでした
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ここだけシャクナゲが良い感じでした
金峰山もひと踏ん張りです
金峰山もひと踏ん張りです
振り返ると陽射しが差す大日岩と瑞牆山
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振り返ると陽射しが差す大日岩と瑞牆山
それとどっしりした小川山です
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それとどっしりした小川山です
金峰山小屋分岐はそのまま金峰山へ
金峰山小屋分岐はそのまま金峰山へ
ミツバオウレン
金峰山小屋と奥は屋根岩岩峰です
金峰山小屋と奥は屋根岩岩峰です
この尾根道を行くと五丈岩です
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この尾根道を行くと五丈岩です
世界文化遺産登録おめでとう、瞬間輝いてました
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世界文化遺産登録おめでとう、瞬間輝いてました
イワカガミ
ミネズオウ
五丈岩(五丈石)の裏に到着
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五丈岩(五丈石)の裏に到着
山梨県の山頂
長野県の山頂
五丈岩を眺めながら昼食です
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五丈岩を眺めながら昼食です
では金峰山小屋へ
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では金峰山小屋へ
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
金峰山小屋そばの大岩とその上にはケルンが…
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金峰山小屋そばの大岩とその上にはケルンが…
金峰山小屋です
自炊場(小屋)の中には黒い影が…
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自炊場(小屋)の中には黒い影が…
黒犬(ゆずひこ)でした。女性には愛想が良いのですが、おっさんは無視されます
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黒犬(ゆずひこ)でした。女性には愛想が良いのですが、おっさんは無視されます
それでは下山しましょう
それでは下山しましょう
見た目は頼り無い橋ですが、案外しっかりしてます
見た目は頼り無い橋ですが、案外しっかりしてます
再び稜線に合流
コケモモですね
ミツバオウレンの群生地
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ミツバオウレンの群生地
ハクサンイチゲは山の高さを感じさせます
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ハクサンイチゲは山の高さを感じさせます
千代ノ吹上付近までは雨は大丈夫でしたが…
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千代ノ吹上付近までは雨は大丈夫でしたが…
樹林帯に入ると突然の大雨が!
あっと言う間に登山道は水たまり
樹林帯に入ると突然の大雨が!
あっと言う間に登山道は水たまり
大日岩の分岐
大日岩を八丁平へ通過できるかな?
大日岩を八丁平へ通過できるかな?
ここまでは何とか登りましが…
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ここまでは何とか登りましが…
雷鳴轟き、アラレ混じりの大雨のためここで敗退(滑り落ちそうでビビりました)
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雷鳴轟き、アラレ混じりの大雨のためここで敗退(滑り落ちそうでビビりました)
富士見平小屋に到着しましたが、雨宿りのお客で溢れ返っていたので通過
富士見平小屋に到着しましたが、雨宿りのお客で溢れ返っていたので通過
雨の中水場で顔を洗います
1
雨の中水場で顔を洗います
バイケイソウも育ってました
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バイケイソウも育ってました
登山道には濁流が流れてます
登山道には濁流が流れてます
大岩で囲まれた里宮の祠は雨宿りができそうです
大岩で囲まれた里宮の祠は雨宿りができそうです
駐車場に到着、多くの車がありましたが、持ち主は何処で雨宿りしているんでしょうね。
駐車場に到着、多くの車がありましたが、持ち主は何処で雨宿りしているんでしょうね。

感想

・金曜日の晩、土曜日は一日中雨かと思いしこたま晩酌したが、TVの天気予報
 を見ていると明日の土曜日はなんと晴れそうではないか!

・殆ど寝てない早朝4時30分頃外の天気を見るとなんと鳳凰がばっちり見える。
 (まさに台風一過で山がくっきり見える)

・早朝の天気予報では、南アルプスと八ヶ岳は午前中に雨が降る?甲府と川上村
 は終日天気が良さそうなので、瑞牆山荘前からの金峰山に決めた。

・車を走らせていると富士・御坂方面は雨雲の曇天だが、八ヶ岳や鳳凰・甲斐駒
 の山頂はちょっと雲が掛っている程度の好天である。
 ちらっと目的地を変えようとも思ったが、先日もズル金を断念したので、久し
 ぶりの金峰山でも良いかとそのまま決行。

・6時45分に到着した瑞牆山荘前の無料駐車場も未だ5割程度の駐車率、本日は
 人も少なくゆっくりできそうである。

・さぁ準備も整いいざ出発しようとするとNAVI(ガーミン)が電池切れではないか、
 先週充電したばかりと思っていたが勘違い?リザーブの電池も忘れてお手上げ…。
 昨日の大雨のためか、瑞牆山荘も富士見平小屋も閉まっていたので、電池購入も
 できず渋々先に行きます。

・花がすっかり落ちた石楠花を掻き分け高見岩までくると、手掛かり・足掛かりも
 あまりなく、雨で濡れていたので何度もずり落ちながらもよじ登る。

・あれっ?いつの間にか雲がモクモク湧き出て、山々が雲に隠れてしまって残念。
 でも世界文化遺産に決まった富士山は見えたので良しとしよう。
 
・でも砂払いノ頭〜金峰山山頂の森林限界を越えた尾根は、曇りとは言え見晴らしも
 良く、久しぶりに気持ちの良い稜線歩きができました。

・帰りは大日岩経由で八丁平を経て下山をしようとしたが、アラレ交じりの大粒の
 雨が降りだすし、雷鳴は轟くし、大日岩の上部まで行ったのですが、荒天の中
 これ以上進むのは自信がなく今回は引き返しました。

・強運の“晴れ男”だったんですが、残念ながら今回は通じませんでした。

・ウェアは泥だらけになったので、家に帰って全部洗濯かな。

◆花情報
・富士見平小屋そばのマルバダケブキの開花はまだまだ。
・富士見平小屋の花壇のクリンソウは可愛かった。
・石楠花は雨のせいで97%ほど終わっていたが、砂払いの頭付近だけ残っていた。
・大日岩付近、砂払いノ頭〜金峰山山頂は、コイワカガミの群生地有り。
・砂払いノ頭〜千代の吹上の切れ落ちた絶壁付近には奥秩父では珍しい
 ハクサンイチゲの群生地とミツバオウレンの群生地が有る。
・金峰山小屋と金峰山間のキバナシャクナゲ群生地は咲いていた。

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