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Yamareco

記録ID: 3149194
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

【小無間山〜大無間山(幕営)〜大根沢山】赤石温泉から周回

2021年05月03日(月) 〜 2021年05月04日(火)
 - 拍手
GPS
20:08
距離
25.0km
登り
2,650m
下り
2,643m

コースタイム

1日目
山行
7:29
休憩
0:57
合計
8:26
7:29
24
7:53
8:22
48
9:10
9:10
1
登山道復帰
9:11
9:14
13
9:27
9:37
122
休憩
11:39
11:40
104
13:24
13:28
19
13:47
13:48
34
14:22
14:22
19
14:41
14:50
65
休憩
15:55
2日目
山行
10:41
休憩
0:59
合計
11:40
5:27
57
6:24
6:24
24
6:48
6:49
43
7:32
7:33
66
8:39
8:56
114
10:50
10:50
47
11:37
11:47
54
休憩
12:41
12:58
79
14:17
14:30
67
標高1730mピーク(休憩)
15:37
15:37
90
標高1398m三角点
17:07
天候 1日目:晴れ&微風→曇り&やや強風→雪
2日目:終日晴れ&微風
過去天気図(気象庁) 2021年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
南アルプス赤石温泉白樺荘の第二駐車場に駐車して周回しました。
コース状況/
危険箇所等
★ 白樺荘〜小無間山
・ 白樺荘から登山道取り付き地点のある明神橋までは,舗装路歩きです。私の足で25分ほど。途中,明神橋から5分ほど手前には2〜3台駐車できるスペースがあります。大無間山へのピストンなら,ここに駐車するのが良さそうです。
・ 明神橋近くの黄色いハシゴを登ったあと,本来のルートは右です。よく見れば木の枝にピンクのテープが付けられていますが,これに気づかず,薄い踏み跡のある正面の急斜面に取り付いてしまいました。最初からルートミスです。
・ かなりの急傾斜ですが,ワイヤーや金属の網が残置されていたので,それを掴んで無理矢理登って行きます。足下は脆くて崩れやすく,引き返すにも,転倒転落の危険があったので,そのまま登り続けました。
・ ハシゴから1時間ほど登ったところで,足下に巡視路を示す黄色のマーカーを発見。右手方向に明確な踏み跡があったので,登山道に通じているだろうと踏み跡を辿ったところ,12分ほどでようやく登山道に合流できました。これで一安心。
・ 登山道合流後は,すぐに鉄塔に到着。その先は,ルートははっきりしていて迷うことはありませんでした。それにしてもルートミスのせいで,明神橋の登り口から鉄塔まで1時間20分もかかってしまいました。30分くらいのロスです。
・ 鉄塔からは急斜面を登って尾根に上がりますが,途中の休憩10分を含んで約40分ほど。尾根に上がってからも,標高1805mピークまでは厳しい登りが続きます。
・ 標高1805mピークを過ぎると,標高差約100mの下りを経て250mほどの急登。その先,傾斜がいったん緩みますが,小無間山の山頂手前からは,またも標高差150mの急登です。田代ルートとの分岐に到着すれば,山頂はすぐ左手にあります。

★ 小無間山〜中無間山〜大無間山
・ 小無間山から先の登山道は,それまでよりもずっと歩きやすいです。フラットな尾根道を進むと,20分ほどで唐松谷の頭に出ました。唐松薙の崩壊は迫力があり,ガレの脇からのぞき込むと,少し恐怖を感じました。
・ 唐松谷の頭から少し下って登り返すと,30分少々で標高2109mの中無間山に到着。そこから最低鞍部まで50mほど下り、大無間山頂までは標高差270mの登りとなります。標高2200m付近からは残雪も増えてきて一部は雪が氷化して滑りやすくなっています。登りではツボ足で問題ないものの、下りの際は軽アイゼンを装着したほうが良いと思います。
・ 大無間山の山頂には、15:55に到着。この時期は18時過ぎまで明るいので、当初は三方嶺まで足を伸ばして幕営の予定でしたが,雪が降り始めると共に風も強まってきたので,大無間山頂で幕営することにしました。なお,山頂でドコモの電波が通じたので,家人にメールを送信できました。

★ 大無間山〜三方嶺〜大根沢山
・ 翌朝は午前4時起床。350gダウンシュラフでは少々寒く,夜中に何度か目を覚ましました。でも,テントを撤収して出発する頃には,風が収まり日差しの温もりもあって,寒さは感じませんでした。
・ 朝5時半に行動開始。まずは三隅池手前の鞍部まで標高差約250mを下ります。残雪が氷化して滑りやすくなっているので、最初からMt.daxの6本爪軽アイゼンを装着して下り始めました。この下りは,尾根が広くて迷いやすいですが,このときは残雪のおかげで先人の足跡が明瞭だったので,迷うこと無く歩くことが出来ました。無雪期に歩く場合は,GPSで現在地確認をしながら慎重に下る必要がありそうです。
・ 鞍部からはわずかの登り返しで三隅池の脇を通過,さらに少し登って標高2103mの三隅峰山頂です。山頂の少し先は平坦地となっていて,テント設営に良さそうな感じでした。
・ さらに尾根道を少し下って登り返せば,三方嶺に到着。山頂の先は,西側斜面が大きく崩壊しており,ガレの通過では転落に注意が必要です。なお、三方嶺の先にも,何カ所かテント設営に適した平坦地が点在していました。
・ その先,大根沢山までは,何度も崩壊地の脇のガレを通過します。迂回路もありますが,倒木が進路を妨害して歩きづらかったので,迂回せずに慎重にガレを通過することが多かったです。また,足場の悪い馬の背のキレットの通過もあり,転落に注意が必要ですが,その分展望の良いポイントも多く,今回の周回ルートでは最も楽しめました。
・ なお、アザミ沢源頭の水場は利用しませんでしたが,コルから見下ろしたところしっかりと水が流れていることが確認できました。

★ 大根沢山〜田代沢の頭〜白樺荘
・ 標高2239mの大根沢山山頂には,10:50に到着しました。アザミ沢のコル(標高1845m)から2時間近くかかりました。距離が長いうえ,途中に1922m峰と2127m峰の二つの峰を越えていくため,約400mの単純標高差では済みません。想像以上にきつい登りで,汗を絞られました。
・ 大根沢山の山頂は平坦な樹林帯の中にあり,山頂らしい特徴的なピークがありません。その先,しばらくは緩やかな残雪の樹林帯の中を歩くため,ルートも分かりづらいです。尾根を外れないよう,GPSで現在地確認をしながら慎重に歩きました。
・ 標高2112mの田代沢の頭には,12:41に到着。大根沢山から休憩を含めて1時間50分ほど要しました。ここでこの先の急な下りに備えて20分弱の食事&水分補給の休憩を取りました。
・ 休憩後は,標高差約600mほどの激下り開始です。とにかく凄い急傾斜なので,スピードを出せませんし,ブレーキをかけるため体力を消耗しました。なお,田代沢の頭から先のルートは,正面に伸びる北東尾根方面を進まず,右手の南東斜面を下って東に伸びる尾根を目指します。ルートミスに要注意です。
・ 標高1737mピークの先で少し休憩し,標高1590付近のガレを通過すると傾斜がようやく緩んできますが,ここまでの下りでへとへとです。スタミナが切れてきて,スピードが出ません。
・ 祠が安置されたすぐ先で林道に出ますが,放置されたブルドーザーのところから左手の尾根に入り,緩いアップダウンを繰り返して標高1398m三角点に到着。
・ ところが,標高1398m三角点の先で左手に見えたピンクテープに騙され,北側の尾根を下るというルートミス。途中で気づいて,あわてて斜面を登り返し,正規ルートに戻りました。
・ その後,またも急な下りとなり,その先には,かなり危険な痩せ尾根の通過がありますので,慎重に。そこを過ぎれば,穏やかな尾根歩きとなり,その先に林道が見えてきます。
・ 林道に下りて少し歩き,右にカーブした先から 登山道の無い左手の支尾根を降りて進むことで林道をショートカット。最後に林道に降りて20分ほど歩き,ようやく白樺荘に戻りました。 
その他周辺情報 白樺荘の日帰り入浴は510円(中学生以上)
白樺荘周辺は、ドコモの電波が通じます。
富士見峠から大無間山を望む。
2021年05月03日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
5/3 5:54
富士見峠から大無間山を望む。
聖岳や赤石岳などの三千メートル峰は,雪に覆われ,まだ真っ白です。
2021年05月03日 05:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/3 5:55
聖岳や赤石岳などの三千メートル峰は,雪に覆われ,まだ真っ白です。
白樺荘の第二駐車場にクルマを駐車しました。ここから登山スタート。飲料水2リットル+スポーツ飲料1.35リットル+ビールもどき0.7リットル,合計4リットルほどの飲み物を持ったので,ザックの重量は18kgオーバー。
2021年05月03日 07:24撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 7:24
白樺荘の第二駐車場にクルマを駐車しました。ここから登山スタート。飲料水2リットル+スポーツ飲料1.35リットル+ビールもどき0.7リットル,合計4リットルほどの飲み物を持ったので,ザックの重量は18kgオーバー。
白樺荘の前から青薙山を望む。すがすがしい朝の眺め。
2021年05月03日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
4
5/3 7:29
白樺荘の前から青薙山を望む。すがすがしい朝の眺め。
明神橋から大無間山を往復する場合,このスペースに駐車すれば,登山口までは5分です。
2021年05月03日 07:48撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/3 7:48
明神橋から大無間山を往復する場合,このスペースに駐車すれば,登山口までは5分です。
明神橋に到着。
2021年05月03日 07:52撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 7:52
明神橋に到着。
このハシゴを登りました。
2021年05月03日 07:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 7:53
このハシゴを登りました。
ハシゴを登ると,中部電力の巡視路。ここを右に行くはずが,ルートミスをして正面の斜面に取り付いてしまいました。写真を見ると,右側に目印のピンクテープがあります。よく見るべきでした。
2021年05月03日 07:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 7:54
ハシゴを登ると,中部電力の巡視路。ここを右に行くはずが,ルートミスをして正面の斜面に取り付いてしまいました。写真を見ると,右側に目印のピンクテープがあります。よく見るべきでした。
かすかな踏み跡を追って,このワイヤーを頼りに急斜面を登ります。※ルートミスしています。
2021年05月03日 07:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 7:58
かすかな踏み跡を追って,このワイヤーを頼りに急斜面を登ります。※ルートミスしています。
この砂防壁を乗り越えるのも,苦労しました。
2021年05月03日 08:07撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 8:07
この砂防壁を乗り越えるのも,苦労しました。
このあたりでルートミスに気づきました。でも,ここから下るのは危険だし,登って行けば尾根に出るはずと思い,そのまま登り続けました。
2021年05月03日 08:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 8:19
このあたりでルートミスに気づきました。でも,ここから下るのは危険だし,登って行けば尾根に出るはずと思い,そのまま登り続けました。
足場の悪い急斜面。木の枝を掴んでなんとか登って行きます。
2021年05月03日 08:30撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 8:30
足場の悪い急斜面。木の枝を掴んでなんとか登って行きます。
しばらく登ると足下に黄色のマーカー。右手方向に明確な踏み跡があったので,登山道に通じているだろうと,踏み跡を追いました。
2021年05月03日 08:58撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 8:58
しばらく登ると足下に黄色のマーカー。右手方向に明確な踏み跡があったので,登山道に通じているだろうと,踏み跡を追いました。
すると,ようやく登山道に合流しました。
2021年05月03日 09:10撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/3 9:10
すると,ようやく登山道に合流しました。
すぐに鉄塔に到着。ルートミスのせいで,明神橋の登り口から1時間20分もかかってしまいました。30分くらいのロスです。
2021年05月03日 09:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 9:12
すぐに鉄塔に到着。ルートミスのせいで,明神橋の登り口から1時間20分もかかってしまいました。30分くらいのロスです。
巡視路の階段を登っていきます。
2021年05月03日 09:20撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 9:20
巡視路の階段を登っていきます。
ここでオニギリ&給水休憩。
2021年05月03日 09:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 9:27
ここでオニギリ&給水休憩。
尾根に出ました。
2021年05月03日 09:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 9:59
尾根に出ました。
この先は急な尾根の登りです。
2021年05月03日 10:03撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 10:03
この先は急な尾根の登りです。
標高1,452mポイント付近。ここはなだらか。
2021年05月03日 10:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 10:23
標高1,452mポイント付近。ここはなだらか。
レコに良く出てくる青いメガホン?
2021年05月03日 10:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 10:33
レコに良く出てくる青いメガホン?
きつい登りが続きます。
2021年05月03日 11:04撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 11:04
きつい登りが続きます。
1805m三角点付近の平坦地。奥の山が小無間山?
2021年05月03日 11:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 11:41
1805m三角点付近の平坦地。奥の山が小無間山?
一旦なだらかになった登りが,またきつい登りに変わりました。
2021年05月03日 11:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 11:54
一旦なだらかになった登りが,またきつい登りに変わりました。
登ってきた斜面を見下ろす。
2021年05月03日 12:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 12:27
登ってきた斜面を見下ろす。
南アらしい,苔むした雰囲気の森になってきました。
2021年05月03日 12:34撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 12:34
南アらしい,苔むした雰囲気の森になってきました。
標高2030m付近の急斜面。
2021年05月03日 13:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 13:02
標高2030m付近の急斜面。
雪が少し増えてきました。
2021年05月03日 13:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 13:19
雪が少し増えてきました。
田代ルートとの分岐に到着。
2021年05月03日 13:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 13:26
田代ルートとの分岐に到着。
分岐のすぐ左手が,小無間山の山頂です。
2021年05月03日 13:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 13:27
分岐のすぐ左手が,小無間山の山頂です。
「大無間山へ」の赤い指導標が,良い味を醸し出しています。
2021年05月03日 13:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 13:27
「大無間山へ」の赤い指導標が,良い味を醸し出しています。
唐松谷ノ頭に到着。
2021年05月03日 13:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/3 13:47
唐松谷ノ頭に到着。
その少し先から大無間山を望む。左奥のピークは,朝日岳かな?
2021年05月03日 13:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/3 13:53
その少し先から大無間山を望む。左奥のピークは,朝日岳かな?
唐松薙の崩壊は大迫力。
2021年05月03日 13:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 13:53
唐松薙の崩壊は大迫力。
中無間山を通過。
2021年05月03日 14:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 14:22
中無間山を通過。
上空はいつの間にか曇り空。風も吹いて寒くなってきました。温度計を出してみたら摂氏5度でした。
2021年05月03日 14:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 14:25
上空はいつの間にか曇り空。風も吹いて寒くなってきました。温度計を出してみたら摂氏5度でした。
ここでオニギリ&給水休憩。気温が低いので,あまり汗をかかず喉の渇きも抑えられ,ここまでの水分の消費は400ccほど。
2021年05月03日 14:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 14:41
ここでオニギリ&給水休憩。気温が低いので,あまり汗をかかず喉の渇きも抑えられ,ここまでの水分の消費は400ccほど。
残雪は一部凍結していましたが,登りだったのでツボ足で問題なし。
2021年05月03日 15:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 15:19
残雪は一部凍結していましたが,登りだったのでツボ足で問題なし。
傾斜がきつくなってきた。
2021年05月03日 15:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 15:23
傾斜がきつくなってきた。
この先は残雪が深くなる。
2021年05月03日 15:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 15:33
この先は残雪が深くなる。
1965年5月3日に遭難された方のプレートがありました。合掌。
2021年05月03日 15:37撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 15:37
1965年5月3日に遭難された方のプレートがありました。合掌。
大無間の山頂が見えた。
2021年05月03日 15:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/3 15:54
大無間の山頂が見えた。
山頂脇には,フラットで落ち葉フカフカの,絶好のテントサイトがありました。
2021年05月03日 15:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 15:54
山頂脇には,フラットで落ち葉フカフカの,絶好のテントサイトがありました。
日本二百名山,大無間山の山頂に到着。
2021年05月03日 15:55撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 15:55
日本二百名山,大無間山の山頂に到着。
証拠写真を撮影。横に白い筋の跡は,降雪の始まりです。
2021年05月03日 15:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 15:59
証拠写真を撮影。横に白い筋の跡は,降雪の始まりです。
三方嶺まで足を伸ばして幕営の予定でしたが,降雪と強風のため,大無間山頂で幕営することにしました。
2021年05月03日 16:24撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/3 16:24
三方嶺まで足を伸ばして幕営の予定でしたが,降雪と強風のため,大無間山頂で幕営することにしました。
テント内の気温は零度まで下がりましたが,疲れた体にビール(もどき)は最高のご褒美。つまみも充分。夕食は定番のカレーライスとコンビニサラダ+赤だし味噌汁。食後はバーボンタイム。
2021年05月03日 17:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
4
5/3 17:17
テント内の気温は零度まで下がりましたが,疲れた体にビール(もどき)は最高のご褒美。つまみも充分。夕食は定番のカレーライスとコンビニサラダ+赤だし味噌汁。食後はバーボンタイム。
夕食後,雪はやみました。でも,強風は一晩中続いたので,行動を中止して,山頂でビバークしたのは正解でした。
2021年05月03日 18:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/3 18:16
夕食後,雪はやみました。でも,強風は一晩中続いたので,行動を中止して,山頂でビバークしたのは正解でした。
翌朝は午前4時起床。350gダウンシュラフでは少々寒く,夜中に何度か目を覚ましました。朝食に暖かいラーメンを食べ,テントを撤収して午前5時半に行動開始。この時点で飲料水1リットル+スポーツ飲料800ccを残していたので,水の不安はありませんでした。
2021年05月04日 05:25撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 5:25
翌朝は午前4時起床。350gダウンシュラフでは少々寒く,夜中に何度か目を覚ましました。朝食に暖かいラーメンを食べ,テントを撤収して午前5時半に行動開始。この時点で飲料水1リットル+スポーツ飲料800ccを残していたので,水の不安はありませんでした。
Mt.daxの6本爪軽アイゼンを装着して,三隈池を目指して下り始めました。朝は雪が凍結しているので,下りではアイゼンが無いと危険です。
2021年05月04日 05:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 5:27
Mt.daxの6本爪軽アイゼンを装着して,三隈池を目指して下り始めました。朝は雪が凍結しているので,下りではアイゼンが無いと危険です。
三隈池への下りは,尾根が広くて迷いやすいですが,このときは残雪のおかげで先人の足跡が明瞭だったので,迷うこと無く歩くことが出来ました。
2021年05月04日 05:35撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 5:35
三隈池への下りは,尾根が広くて迷いやすいですが,このときは残雪のおかげで先人の足跡が明瞭だったので,迷うこと無く歩くことが出来ました。
下りの途中ですれ違った登山者(hushiyamaさん)の後ろ姿。大無間山から南尾根を下ると言っていました。私のザックよりずっとコンパクトな荷物で,昨夜は三隈池でテン泊とのこと。軽快な足取りからも、山の達人といった雰囲気でした。
2021年05月04日 05:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/4 5:39
下りの途中ですれ違った登山者(hushiyamaさん)の後ろ姿。大無間山から南尾根を下ると言っていました。私のザックよりずっとコンパクトな荷物で,昨夜は三隈池でテン泊とのこと。軽快な足取りからも、山の達人といった雰囲気でした。
標高2200m付近。だいぶ残雪が少なくなってきました。
2021年05月04日 05:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 5:47
標高2200m付近。だいぶ残雪が少なくなってきました。
標高2080mのコルに降りてきました。
2021年05月04日 06:04撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:04
標高2080mのコルに降りてきました。
コルから三隈峰への登り返し。
2021年05月04日 06:06撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:06
コルから三隈峰への登り返し。
西側の展望。
2021年05月04日 06:07撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:07
西側の展望。
三隈池に到着。
2021年05月04日 06:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:17
三隈池に到着。
三隈峰への登りでは,これから向かう大根沢山が見えました。
2021年05月04日 06:18撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:18
三隈峰への登りでは,これから向かう大根沢山が見えました。
三隈峰の山頂三角点。
2021年05月04日 06:24撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:24
三隈峰の山頂三角点。
このあたりがテン場適地らしい。
2021年05月04日 06:28撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:28
このあたりがテン場適地らしい。
三方嶺に到着。
2021年05月04日 06:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:47
三方嶺に到着。
三方嶺の先から見た崩壊地と黒法師岳〜池口岳(双耳峰)の山並み。
2021年05月04日 06:48撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
2
5/4 6:48
三方嶺の先から見た崩壊地と黒法師岳〜池口岳(双耳峰)の山並み。
三方嶺を過ぎると,西側が崩壊した斜面の脇をアップダウンして進んで行く。
2021年05月04日 06:53撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:53
三方嶺を過ぎると,西側が崩壊した斜面の脇をアップダウンして進んで行く。
ここも落ちたら戻れない。背景は黒法師岳〜不動岳。
2021年05月04日 06:54撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
1
5/4 6:54
ここも落ちたら戻れない。背景は黒法師岳〜不動岳。
ビバーク適地発見。三角点標柱?がありました。
2021年05月04日 06:59撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 6:59
ビバーク適地発見。三角点標柱?がありました。
このあたりもテント泊に利用できますね。
2021年05月04日 07:01撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:01
このあたりもテント泊に利用できますね。
ルートを西に行きすぎて,東側の尾根に戻りました。ブルーのテープマークが有り難い。
2021年05月04日 07:04撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:04
ルートを西に行きすぎて,東側の尾根に戻りました。ブルーのテープマークが有り難い。
痩せた尾根のコルへと下ります。
2021年05月04日 07:16撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:16
痩せた尾根のコルへと下ります。
そこから,ガレの斜面沿いを登り返します。樹林帯の迂回ルートもあるようですが,倒木がひどくて時間がかかりそうだったので,ここを登りました。
2021年05月04日 07:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:19
そこから,ガレの斜面沿いを登り返します。樹林帯の迂回ルートもあるようですが,倒木がひどくて時間がかかりそうだったので,ここを登りました。
歩いてきた三方嶺を振り返る。
2021年05月04日 07:21撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:21
歩いてきた三方嶺を振り返る。
標高2127m小根沢山付近を通過。山頂は巻きました。
2021年05月04日 07:31撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:31
標高2127m小根沢山付近を通過。山頂は巻きました。
小根沢山を下ったところから望む大根沢山。右奥の白い峰は聖岳。
2021年05月04日 07:35撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:35
小根沢山を下ったところから望む大根沢山。右奥の白い峰は聖岳。
崩壊地の脇を進みます。
2021年05月04日 07:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 7:39
崩壊地の脇を進みます。
大根沢山の山頂を望む。
2021年05月04日 08:07撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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大根沢山の山頂を望む。
倒木などで歩きづらい下り(下ってから振り返って撮影)。
2021年05月04日 08:13撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:13
倒木などで歩きづらい下り(下ってから振り返って撮影)。
キレットを通過(振り返って撮影)。短いですが,嫌らしい危険箇所。
2021年05月04日 08:22撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:22
キレットを通過(振り返って撮影)。短いですが,嫌らしい危険箇所。
ビバーク適地発見。なお,この手前で北東尾根側にルートミスしました。要注意!
2021年05月04日 08:32撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:32
ビバーク適地発見。なお,この手前で北東尾根側にルートミスしました。要注意!
大根沢山の手前に立ちはだかる,1922m峰が近い。
2021年05月04日 08:35撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:35
大根沢山の手前に立ちはだかる,1922m峰が近い。
アザミのコルに到着。
2021年05月04日 08:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:38
アザミのコルに到着。
東側を流れるアザミ沢の源頭部。この周回ルートでは唯一の水場ですが,このときは充分な量の飲料水があったので,水の補給はしていません。
2021年05月04日 08:39撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:39
東側を流れるアザミ沢の源頭部。この周回ルートでは唯一の水場ですが,このときは充分な量の飲料水があったので,水の補給はしていません。
ズームアップすると,水が流れているのが見えました。
2021年05月04日 08:39撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 8:39
ズームアップすると,水が流れているのが見えました。
コルから少し登った,風の当たらないこの場所で休憩。
2021年05月04日 08:55撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 8:55
コルから少し登った,風の当たらないこの場所で休憩。
4月28日から一週間歩き続けていているという,猛者の後ろ姿。
2021年05月04日 09:00撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/4 9:00
4月28日から一週間歩き続けていているという,猛者の後ろ姿。
痩せ尾根の通過。
2021年05月04日 09:12撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 9:12
痩せ尾根の通過。
標高2127mピークに向かう,標高差180mほどのきつい登り。
2021年05月04日 09:23撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 9:23
標高2127mピークに向かう,標高差180mほどのきつい登り。
このあたり,倒木が多くて歩きづらいです。
2021年05月04日 09:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 9:56
このあたり,倒木が多くて歩きづらいです。
標高2127mピークに到着。三角点の標柱がありました。
2021年05月04日 10:00撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 10:00
標高2127mピークに到着。三角点の標柱がありました。
ガレの通過地点に出ました。正面は大根沢山,奥の白い山並みは,イザルガ岳から光岳の稜線。
2021年05月04日 10:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/4 10:02
ガレの通過地点に出ました。正面は大根沢山,奥の白い山並みは,イザルガ岳から光岳の稜線。
左下には,大崩壊地。
2021年05月04日 10:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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左下には,大崩壊地。
パノラマ撮影で。
2021年05月04日 10:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 10:02
パノラマ撮影で。
イザルガ岳から光岳の稜線。
2021年05月04日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:03
イザルガ岳から光岳の稜線。
池口岳(双耳峰)〜不動岳の山並み。
2021年05月04日 10:03撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 10:03
池口岳(双耳峰)〜不動岳の山並み。
ここもガレの淵を登りました(樹林帯の迂回路もありましたが,倒木がひどくて時間がかかりそうです)。
2021年05月04日 10:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 10:27
ここもガレの淵を登りました(樹林帯の迂回路もありましたが,倒木がひどくて時間がかかりそうです)。
歩いてきた大無間山を望む。
2021年05月04日 10:38撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/4 10:38
歩いてきた大無間山を望む。
苔むした良い感じの森を登ります。
2021年05月04日 10:44撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 10:44
苔むした良い感じの森を登ります。
大根沢山の山頂に到着したと思ったら,ソロの登山者から挨拶されてビックリ(中央にその方の後ろ姿)。
2021年05月04日 10:48撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 10:48
大根沢山の山頂に到着したと思ったら,ソロの登山者から挨拶されてビックリ(中央にその方の後ろ姿)。
これが大根沢山の山頂銘板。樹林帯の中の,特徴の無いピークです。この先は,迷いやすい平坦な残雪の森の中を歩きます。
2021年05月04日 10:49撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/4 10:49
これが大根沢山の山頂銘板。樹林帯の中の,特徴の無いピークです。この先は,迷いやすい平坦な残雪の森の中を歩きます。
信濃俣方面を示す分岐の表示。この先は残雪の樹林帯の中,同じような景色が続いたので,しばらく写真をとらず。
2021年05月04日 10:56撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 10:56
信濃俣方面を示す分岐の表示。この先は残雪の樹林帯の中,同じような景色が続いたので,しばらく写真をとらず。
大根沢山の山頂から1時間ほど歩いたところで,休憩。
2021年05月04日 11:47撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 11:47
大根沢山の山頂から1時間ほど歩いたところで,休憩。
標高2135mピークに到着。高低差の無いルートだったので,先ほどの休憩地点から20分ほどで到着。
2021年05月04日 12:14撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 12:14
標高2135mピークに到着。高低差の無いルートだったので,先ほどの休憩地点から20分ほどで到着。
田代沢の頭手前の崩壊地点から望む,真っ白な聖岳。手前は茶臼岳から上河内岳の稜線。
2021年05月04日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/4 12:37
田代沢の頭手前の崩壊地点から望む,真っ白な聖岳。手前は茶臼岳から上河内岳の稜線。
こちらは,イザルガ岳から光岳,その左は池口岳。
2021年05月04日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:37
こちらは,イザルガ岳から光岳,その左は池口岳。
イザルガ岳から光岳をアップで。
2021年05月04日 12:37撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/4 12:37
イザルガ岳から光岳をアップで。
田代沢の頭(標高2112m)に到着。ここで20分ほど休憩。
2021年05月04日 12:42撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 12:42
田代沢の頭(標高2112m)に到着。ここで20分ほど休憩。
山頂にあった三角点。
2021年05月04日 12:42撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 12:42
山頂にあった三角点。
田代沢の頭からは,南東斜面を激下り。
2021年05月04日 13:02撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 13:02
田代沢の頭からは,南東斜面を激下り。
とにかく半端の無い急な下りが続き,スタミナを消耗します。
2021年05月04日 13:26撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 13:26
とにかく半端の無い急な下りが続き,スタミナを消耗します。
標高1737mピーク手前のコルに到着。ここから40mほどの登り返し。
2021年05月04日 14:01撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 14:01
標高1737mピーク手前のコルに到着。ここから40mほどの登り返し。
標高1737mピークを過ぎたところ。ここで休憩。
2021年05月04日 14:17撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 14:17
標高1737mピークを過ぎたところ。ここで休憩。
標高1590m付近。ここにも斜面崩壊地点がありました。
2021年05月04日 14:41撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 14:41
標高1590m付近。ここにも斜面崩壊地点がありました。
傾斜が緩んだ尾根道の先に祠がありました。
2021年05月04日 15:19撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 15:19
傾斜が緩んだ尾根道の先に祠がありました。
いったん林道に降ります。
2021年05月04日 15:20撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 15:20
いったん林道に降ります。
ブルドーザーの左手から,また登山道に入ります。
2021年05月04日 15:21撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 15:21
ブルドーザーの左手から,また登山道に入ります。
フラットな尾根道を進みます。
2021年05月04日 15:33撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 15:33
フラットな尾根道を進みます。
標高1397m三角点を通過。この先で誤って北側の尾根を下ってしまい,あわてて東側の尾根に戻りました。
2021年05月04日 15:37撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 15:37
標高1397m三角点を通過。この先で誤って北側の尾根を下ってしまい,あわてて東側の尾根に戻りました。
林道に下る途中にも,かなり危険な痩せ尾根の通過があります。
2021年05月04日 15:57撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 15:57
林道に下る途中にも,かなり危険な痩せ尾根の通過があります。
ようやく林道が見えました。
2021年05月04日 16:27撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 16:27
ようやく林道が見えました。
しばらく林道を歩き,右にカーブするところで左手の斜面に下りました。
2021年05月04日 16:36撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 16:36
しばらく林道を歩き,右にカーブするところで左手の斜面に下りました。
斜面の降り口は,木に付けられた黄色のテープが目印のポイント。
2021年05月04日 16:37撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 16:37
斜面の降り口は,木に付けられた黄色のテープが目印のポイント。
また林道に降りました。ここから20分ほどで白樺荘。
2021年05月04日 16:50撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
5/4 16:50
また林道に降りました。ここから20分ほどで白樺荘。
白樺荘の第二駐車場に戻りました。このあと白樺荘で入浴してから,帰宅しました。
2021年05月04日 17:09撮影 by  DMC-GX8, Panasonic
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5/4 17:09
白樺荘の第二駐車場に戻りました。このあと白樺荘で入浴してから,帰宅しました。
カシミールで展開した1日目の登降図。登りの累積標高差は1,979m。展望も無く,修行のような登りでした。
カシミールで展開した1日目の登降図。登りの累積標高差は1,979m。展望も無く,修行のような登りでした。
カシミールで展開した2日目の登降図。下りの累積標高差は実に2,420m。大根沢山から先が長いです。
カシミールで展開した2日目の登降図。下りの累積標高差は実に2,420m。大根沢山から先が長いです。

感想

・ 5月の連休を利用して、白樺荘から小無間山〜大無間山〜大根沢山と周回ルートでテント泊縦走をしてきました。
・ 今回の第一の目的は、日本二百名山である大無間山に登ることでしたが、皆さんのレコを読むと、ピストン登山ではどうも楽しみが少なそう。展望もいまいちで、修行のための登山のような感じがして、なかなか足が向かないでいました。
・ そんな中、大根沢山まで足を伸ばし、周回登山とするルートが存在することを知り、今回トライしてみました。今年初めてのテント泊登山となり、体力に不安もありましたが、なんとか歩き通すことができて、とても満足です。
・ このエリアは山小屋が無いため、日帰りトレランでもしない限り、テントビバークが必要ですが、どこでテントを設営するか?一般的には、三隅池〜三方嶺周辺でのテント設営が多いようでしたので、私もそのあたりでのビバークを予定していましたが、天候悪化に伴い、大無間山の山頂にてビバークとなりました。
・ でも結果論から言えば、これが大正解でした。大無間山の山頂付近には、フラットで落ち葉が堆積する絶好のテントサイトが2か所あり、周囲は樹木に囲まれていて風の影響も防ぐことができました。日常的にテント設営されているようで、サイト周辺にはペグダウンの代わりとなる手ごろな大きさの岩も転がっていて、テントの固定に役立ちました。
・ ただし、登山口から大無間山までには水場がないので、二日分の水を持参する必要があります(逆ルートならば、アザミ沢源頭の水場を利用可能です)。このため、水2L+スポーツ飲料1.35L(ほかにビール2缶+バーボン)をザックに入れて歩き始めましたが、幸い、気温は低めだったので、水の消費も抑えられ、下山したときには水1Lが残りました。(夕食と朝食で合計1L使用)
・ 今回、このルートを歩いてみての感想ですが、1日目の大無間山までは予想通り修行登山の趣でした。しかもスタートからルートミス。相変わらず事前の下調べが不足しており、現場で誤りに気付くといういい加減な性格は変えようがありませんね。
・ でも、2日目は快晴微風の絶好の登山日和の中、大無間山〜大根沢山の変化のあるアップダウンと素晴らしい展望を満喫。斜面崩壊を間近に見ながらの縦走はとてもスリリングで楽しいものでした。
・ また、「通好みの,登山者密度の低い山域」(hushiyamaさんのコメント)にも関わらず、この山域の登山に精通されている方々との出会いも新鮮でした。
・ 大根沢山からの長く険しい下りでは、さすがに体力を消耗してスピードダウン。62歳という年齢的な限界も感じましたが、それでも無理な計画でなければ、まだ当面はテント泊登山を楽しめるだろうという自信もついた山旅となりました。 

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コメント

大無間山の下りでお目にかかりました
rikimaruさん,おはようございます。

4日早朝に,大無間山の下りでお目にかかった者です。
フォト52/121に,ボクの後ろ姿が写っています

ボクは三隅池のほとりでテン泊したのですが,あの夜は寒かったですね。
朝,三隅池のわずかな水が凍りついていました
大無間山のてっぺんはもっと寒かったことと思います。

ボクは朝日岳〜大無間山〜風イラズという周回コースを歩いたのですが,
朝日岳以降でお目にかかった登山者はrikimaruさんだけだったですよ。
さすがにこの山域は通好みの,登山者密度の低い山域だと改めて思いました

また,このあたりのお山でお目にかかることをたのしみにしています。
お疲れさまでした
2021/5/6 8:25
Re: 大無間山の下りでお目にかかりました
hushiyamaさん コメントありがとうございます

大無間山の下りでhushiyamaさんとお会いしたときは,正直,驚きました。
小無間山〜大無間山のルート以外では誰にも会わないだろうと思っていたので。

三隅池でテン泊されたというには,自分より凄くコンパクトなザック,しかも
凄く軽快な足取りに,この方は相当な山の達人だと,直感した次第です。

実はその後も,アザミ沢のコル付近で縦走7日目という仙人のような方と会ったり,
誰もいないだろうと思っていた大根沢山の山頂で,KF4148さん?にご挨拶されたり,
南ア深南部エリアを精力的に歩かれている皆さんと出会ったことに驚きました。

今年も南ア南部は,山小屋の営業が見送られるようですが,この素晴らしい山域に
足を運んで美しい山岳景観を眺めながら,美酒に酔いしれたいと願っております。

いつかまたお会いしたときには,どうぞよろしくお願いいたします。では,また。
2021/5/6 20:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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