甲斐駒ヶ岳〜厳しかった黒戸尾根〜
- GPS
- 18:35
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 2,452m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
05:00 駐車場
07:32 横手・白須分岐
09:47 刀利天狗
11:17 五合目小屋跡(昼食) 11:34
12:21 P2262
13:06 七条小屋
13:16 テントサイト(幕営)
■7月2日
05:13 テントサイト
08:29 甲斐駒ヶ岳山頂
10:57 駒津峰(昼食) 12:01
13:19 仙水峠
14:00 仙水小屋
14:53 長衛小屋(旧:北沢駒仙小屋)
15:15 長衛荘
天候 | 1日:曇り一時小雨 2日:晴れ後曇り・ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
自宅(17:00)〜名神〜中央道・小淵沢IC〜尾白渓谷駐車場(23:30) 尾白渓谷駐車場(無料)・駐車場にて前夜泊 ○帰り(7月3日) 北沢峠(9:45)〜広河原〜芦安(11:13) バス(750,1100円) 芦安〜尾白渓谷駐車場(12:20) タクシー(10,500円 4人でシェア) 駐車場(12:30)〜大泉町パノラマの湯〜中央道・中津川IC〜名神〜自宅(22:10) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト、トイレ ポストは駐車場の売店前にあります。 トイレは、駐車場、七条小屋、北沢峠にあります。 ■コース状況 ○黒戸尾根 所々に鎖場、ロープなど危険箇所があります。 転落しないように注意する必要があります。 ○甲斐駒山頂〜仙水峠〜北沢峠 歩きやすい登山路です。 ■下山後の温泉 下山後、八ヶ岳登山に備えて天女山駐車場をチェックに行きました。 そのついでに、大泉町パノラマの湯(700円)に入りました。 露天風呂からの眺望は良さそうでしたが、ガスってなにもみえませんでした。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
天気予報を見ると、7月1日から4日は曇りまたは曇りときどき晴れという予報だったので、登りたかった甲斐駒ヶ岳へ出かけることにしました。
6月はあまり山行できなかったので、じっくり山と接していたいという思いから、黒戸尾根から甲斐駒〜アサヨ峰〜鳳凰三山へと縦走して青木鉱泉へ下山する計画です。
泊まりは、黒戸尾根七条小屋、早川尾根小屋、鳳凰小屋でテント泊としました。
黒戸尾根は日本三大急登の一つで、テント泊装備で登るのは無謀なチャレンジだったかもしれません。
やはり厳しかった。
1日目はなんとか標準タイム程度で登ることができました。
2日目は、水場が無いので3Lの水を持って最後の急登に臨みました。
しかし、これが応えました。
ひーひー言いながらなんとか頂上までたどり着きました。
黒戸尾根、なめてました。すみません。
私にとって、テント泊の縦走は水場の多いところでないと無理なようです。
フレさんの「縦走するなら小屋泊まり」と言っていた言葉が重くのしかかりました。
とは言え、黒戸尾根から甲斐駒へ登れたので満足です。
2日目は、予報どおり朝のうちは晴れていました。
北岳や地蔵岳などが見えました。
駒津峰で昼食のラーメンを食べていると、単独行のおばちゃんが近くへ座ったので話をすると、夜叉神峠から早川尾根小屋に泊まり、今日は、甲斐駒を越えて七条小屋まで行くそうです。
このおばちゃん気仙沼から来たと言っていました。
こういう手があったのかと思いました。
次は、このコースで。
仙水峠から栗沢山へ登る力はありませんでした。
今日は、駒仙小屋でテント泊か長衛荘で泊まるかと考えながら下りてきました。
七条小屋で泊まっていた方が、車を尾白渓谷の駐車場に停めているので、一緒にとりにいくかもしれないので、明日の朝にでも声をかけてといってくれました。
この声に誘われるとともに美味しいご飯が食べたいと思い長衛荘へ泊まることにしました。
その後、夜7時過ぎにご夫婦2名の登山者が着きました。
朝4時、尾白渓谷から登り始めて15時間かかって長衛荘まで来たそうです。
この方達も、車を取りにいく必要があったので、タクシー代を4人でシェアできました。
七条小屋で会った方は、登り返して登山口まで行こうかと迷っていましたが、当日の雨で、結局タクシーで行くことになりました。
この方は、この冬に仙丈で遭難騒ぎを起こしたと話していました。
助かったのは、nasa開発の断熱シートをガムテープで張り合わせたエマージェンシーシートのおかげだと言っていました。
3方をガムテープで止めたシートを見せていただきましたが、これを頭からすっぽりかぶっていたおかげで、一晩過ごせたそうです。
つわものでした。
いろいろありましたが、楽しい人たちに出会えて、楽しく、安くあげることとができました。
自分の実力もよくわかりました。
15kg以上の荷物を持って縦走は無理のようです。
次は身軽に小屋泊まりで縦走しましょう。
それに、梅雨時の天気は時々刻々変化するようです。
梅雨明けを待ったほうがよさそうです。
テントを担いでの黒戸尾根、ご苦労様でした。
只でさえ、日本三大急登と呼ばれる尾根を15kgの荷物ですか・・・・考えただけで凄いと思います。
最近、コンパクトなシュラフをゲットすることが出来たので僕もいよいよテン泊に挑戦しようかなと考えておりますが、黒戸尾根はず〜っと先の目標です。
早速コメントありがとうございます。
昨年のテント泊山行で何とかなるかとなめていました。
テント泊は、車か公共交通機関の近くにあるテントサイトにベースキャンプを設営して、身軽に登る方がいいですね。
そういう意味では、上高地の小梨平、徳沢、立山雷鳥沢、仙丈と甲斐駒の間の北沢峠などがいいようです。
テン泊のレコお待ちしています。
tanosikuさん、お疲れ様でした〜
小屋泊りの軽装でのんびり景色を楽しむか、はたまた重いテントを背負って地面を見つめて歩くことで充実感を味わうか。。。
う〜ん。難しい選択ですね
私も若い頃は山行=テン泊縦走!! でしたが、小屋泊りでの一期一会もいいなあ。。。と思っています
あ、単に呑んだくれてるだけですが
でも今でもテン泊大好きですよ〜
お互い、ステラリッジで頑張りましょう!!
え? 説得力ない?
近々、1年ぶりにステラリッジ〜!!
フレさんこんばんは
来ましたか。
昼に覘いてスルーだったので、コメント頂けないのかとがっかりしていました。
テン泊は、1〜2日で水場のしっかりしているところを選んで行く事にします。
小屋でいろんな方と出会って、話をするのは楽しいですね。
私は出入り差し止めを食らうほど飲めませんが。
今年はフレさんのテン泊見れるのでしょうか。
黒戸尾根、奥秩父の山から
姿を望んだときに、僕には生涯
歩けない道だと悟りました
テントかついでの登頂、おめでとうございます。
僕も、テント泊は、山ろくのみのヘタレですが
空身でも、難しい登山のこの道の登頂成功を
拝見して、励みになりました。
コメントありがとうございます。
三大急登は厳しいですね。
ブナ立尾根は20台のときに経験しました。
後は谷川の西黒尾根ですか。
チャレンジしてみたいですね。
komakiさんもできるだけ軽い荷物でチャレンジすると行けるかもしれませんよ。
まだまだ人生は長いので早々とあきらめないで。
一歩づつ上がっていくと、気が付いたときには高みに登っているかもしれません。
いろいろチャレンジしてみてください。
黒戸行かれましたか!!!
しかし重装備は地獄だったでしょう。ご立派です。
またいつの日かチャレンジしてみます。
レコ懐かしく見させていただきました。ありがとうございます。
行きました。
七条小屋までは何とかいけましたが、そこから山頂までが地獄でした。
標準タイム2時間半が3時間半かかってやっと山頂に着きました。
心臓バクバクで血中酸素が欠乏しているのが分りました。
呼吸では補えなかったようです。
ヒデノリさんは歩かれたみたいですね。
12時間で往復ですか。
ここはトレランの方が多いですね。
同じテン場にいた方も、いつもはトレランですが、テント装備できてしんどかったといっていました。
黒戸再チャレンジの前に谷川の西黒尾根あたりはどうですか。
来年あたりは谷川岳方面も行けるかと思いますので、西黒尾根頑張ってみます
がんばってください。
来年のレコ楽しみにしています。
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