白峰三山(北岳〜間ノ岳〜農鳥岳)

2013年07月12日(金) 〜 2013年07月14日(日)

• GPS: 23:06
• 距離: 29.4km
• 登り: 3,632m
• 下り: 4,283m

コースタイム

[12日]07:46芦安第2駐車場〜08:36広河原〜08:53白根・大樺沢分岐〜10:57大樺沢二俣〜13:54小太郎尾根分岐〜14:27北岳肩ノ小屋
[13日]05:30北岳肩ノ小屋〜06:07北岳頂上〜06:36吊尾根分岐〜07:16北岳山荘〜08:15中白根山頂上〜09:27間ノ岳頂上〜10:45農鳥小屋(昼食休憩)〜12:33西農鳥岳頂上〜13:18農鳥岳頂上〜14:03大門沢下降点〜17:40大門沢小屋
[14日]05:10大門沢小屋〜07:30発電所取水口〜08:14ゲートのバス停〜09:40広河原〜10:30芦安

天候

初日：快晴、2日目：霧および強風のち雨、3日目：曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

行きは自家用車で芦安第2駐車場へ行き広河原まで乗合タクシーを利用
帰りは奈良田のゲートから山梨交通のバスに乗って広河原へ行き、広河原から芦安まで乗合タクシーを利用

コース状況／危険箇所等

12日(初日)：天気は快晴。広河原〜大樺沢二俣までは登山道も整備されていて危険もなく歩きやすい登山道です。大樺沢二股〜小太郎尾根分岐は一箇所雪渓を登る箇所がありましたが凍結していないのでクランポンは使用しませんでした。尾根の分岐手前からハイマツがぐっと増えてきます。尾根〜北岳肩ノ小屋は多少風はあるものの快晴でしたが、夕方に雲とガスが出てきた上に風が強くなります。

13日(2日目)：この日は霧と強風の一日になりました。夕方からは強い雨になりました。登山道は岩嶺帯としての危険はあるものの危ない箇所は少なかったと思います。ただし、強風による転倒や霧による道迷いに注意が必要でした。大門沢下降点からしばらくすると雨が降り出し、17時くらいから強い雨となりました。登山道が岩っぽいため雨が降るとスベリやすいです。

14日(最終日)：朝から快晴です。大門沢小屋から富士山が望めます。昨日の雨の影響で岩が滑り易かったのと沢を渡る箇所の水量が増えてたため注意が必要でした。また、広河原からの登山道と比べて荒れている箇所が多く、滑落の危険が大きい箇所が数箇所あり注意が必要でした。吊橋を3つ渡った後に林道に出てからは問題なくバス亭までいけます

装備

個人装備

ヘッドランプ

1

予備電池

8

1/25,000地形図

1

コンパス

1

筆記具

1

ライター

1

ナイフ

1

保険証

1

飲料

2

ティッシュ

1

携帯電話

1

雨具

1

防寒着

2

スパッツ

1

手袋

1

ストック

2

ビニール袋

4

替え衣類

1

シュラフ

1

ザックカバー

1

食器

1

水筒

1

時計

1

日焼け止め

1

非常食

1

共同装備

テント

１

ステラリッジ１型

テントマット

２

ランタン・マントル

コンロ

1

PRIMUS P-153

ガスカートリッジ

1

POWER GAS 260g

コンロ台

コッヘル（鍋）

1

HEAT-I

トランシーバ（使用帯）

1

440MHｚ

カメラ

1

E-PM1

車

1

感想

yoshiyoshida

初日はこれ以上ないくらいの快晴の中気持ちよく進みますが初の縦走2泊のザック重量でのペースを見誤ったために途中でスタミナが切れてしまいましたがペースを落として調整する事で何とか肩ノ小屋へ到着しました。

肩ノ小屋ではテント泊でしたが、夜中に強風が吹き続けたため二人とも寝不足になってしまいました。稜線での幕営なので多少の風は覚悟していましたが想像を超えた風にやられた一晩です。

2日目は強風に煽られ続けた一日でここでかなり気力や体力を消耗してしまいました。下降点からは風が少なくなったものの幕営予定地の大門沢小屋の手前でぐったりしてしまい相方に助けてもらいながら小屋にたどり着きました。

初の縦走2泊3日でテント泊という事でザック重量に合わせたペース配分が難しかったです。食料が思ったよりも負担になっていたのが盲点でした。

5つの頂上を踏む2日目に荒天だったのは残念でしたが何とか縦走を達成できたのは感慨です。