薬師岳 〜雲ノ平・黒部五郎岳は混雑と猛暑で断念〜

2013年08月11日(日) 〜 2013年08月12日(月)

• GPS: 31:00
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,774m
• 下り: 1,764m

コースタイム

【8月11日（日）】
5:00 折立 [1355m]
　↓
6:30 三角点 [1870m]
　↓
8:45 太郎平小屋 [2330m]
　↓
9:30 薬師峠キャンプ場 [2294m]（幕営）
　↓
11:45 薬師岳山荘
　↓
13:00 薬師岳 [2926m]
　↓
13:50 薬師岳山荘
　↓
14:30 薬師峠キャンプ場

【8月12日（月）】
7:40 薬師峠キャンプ場
　↓
8:00 太郎平小屋
　↓
10:20 三角点
　↓
11:40 折立

天候

8/11 晴れ
8/12 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆道路…有峰林道
料金：\1,800
20時〜6時は通行止め

◆駐車場…折立
無料
100台以上駐車可だが停められずに路上駐車も多数発生

コース状況／危険箇所等

◆危険個所
なし

◆トイレ
・折立キャンプ場
・薬師岳登山口
・太郎平小屋(\100)
・薬師峠キャンプ場(\100)
・薬師岳山荘(\300) … すごく綺麗で300円の価値あり！ by tanya

◆水場
・折立キャンプ場 … 生水は飲めない
・薬師岳登山口 … 自販機あり
・薬師峠キャンプ場

写真

8/11 4:58

8/11 5:00
登山開始

8/17 9:19

大きな木

8/11 7:10

ギンリョウソウ

8/11 8:03

ニッコウキスゲ群生

8/11 8:05

森林限界を超えると整備された木道あり

8/11 8:38

お花畑

8/11 8:43

太郎平小屋

8/11 8:44

黒部五郎岳がぼんやり見える

8/11 9:06

キャンプ場まで薬師岳を見ながら木道歩き

8/11 9:17

鷲羽岳、三俣蓮華岳、双六岳、黒部五郎岳

気温が高いせいか、ぼんやりしている。

8/11 9:24

薬師峠キャンプ場に到着

8/11 10:59

テント設営して薬師岳へ

8/11 11:16

薬師平

8/11 11:44

薬師岳山荘

8/11 11:44

特別天然記念物「薬師岳の圏谷群」

8/11 11:56

depor021のランチはカレー

8/11 11:59

tanyaさんのランチは特製ラーメン

8/11 12:19

薬師岳は大きいなー

8/11 12:42

頂上手前のケルン

8/11 12:43

カールが素敵な薬師岳

8/11 12:45

中央カールの正面には赤牛岳

8/11 12:59

薬師岳に登頂！

8/11 13:03

北薬師岳側の金作谷カール

8/11 13:07

3000m近いのに暑い山頂

8/11 13:08

赤牛岳を登る日は来るのか？

8/11 13:09

鷲羽岳、水晶岳から赤牛岳に続く稜線の美しさ

8/11 13:22

カールの下には黒部川が流れている

8/11 14:09

花畑は今が見頃

8/11 14:19

薬師沢は落ち着く

8/12 5:38

テントが増殖！しかも猛暑…。
このテント場の7割が雲ノ平へ向かうらしい。

8/12 7:46

混雑が予想される雲ノ平を諦めて下山することに。

8/12 7:56

黒部五郎岳に登りたかったが…

8/12 8:16

登山道にライチョウ

8/12 8:16

ライチョウとtanyaさん

8/12 8:17

「何か御用ですか？」

8/12 8:17

雛は丸い

8/12 8:34

逆さ薬師岳

8/12 8:37

太郎平小屋に向かうヘリ。

8/12 8:50

剱岳が見える

8/12 9:03

薬師岳は大きかった

8/12 10:09

剱・立山

8/12 10:09

ズームで見る剱・立山

8/12 10:15

今度は高天原とかにも行きたい

撮影機器：

PowerShot S110 CANON

感想

deportivo21

夏休み登山3は、折立から薬師岳、雲ノ平、黒部五郎岳を巡る3泊！！
その予定だったけど、混雑と猛暑で薬師岳のみに変更。。。

夏休み登山1…白峰三山
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-334498.html

夏休み登山2…飛騨沢から槍ヶ岳→双六岳
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-334725.html

◆8月11日（日）
前日に松本から新潟経由で富山入り。

折立の水場が生水NGと知らず慌てたが、途中のコンビニで水2リットルを買っていたので大丈夫。登山口にはコカコーラの自販機もあり、水も購入可能だった。

登山道にはちょうどいい間隔でベンチが設置されていて、早朝でも多数の登山者が休憩している。三角点を過ぎると草原が広がる。ニッコウキスゲは今が旬だろう。木道と石畳の登山道は歩きやすい。その反面、膝への負担は大きい。

標準コースタイムより早く太郎平小屋に到着。テント場の申し込みは、14時から薬師峠キャンプ場で行われる。薬師峠に移動してテントを設置。

装備が軽くなったところで薬師岳の頂上を目指す。
キャンプ場からすぐのところの沢を登ると花畑が広がる。薬師平を経て薬師岳山荘まで周辺は花満開だ。
薬師岳山荘から上は植物が少ない砂礫の山肌となる。急登ではないので、スリップしないように気を付ければ危険は少ない。

避難小屋を過ぎれば山頂は目の前。東斜面は大きな中央カールが広がる。
そして山頂に立つ。去年9月、雲ノ平から憧れた薬師岳の頂上。足元に広がる金作谷カールが美しい。剱岳や立山は雲の中だが、東に広がる読売新道の山々が神々しい。

テント場に戻ると大混雑となっていて熱気がすさまじい。テントの受付の際、他の登山者の明日の予定を聞いたが、我々と同じく雲ノ平が7割とのこと。混雑する雲ノ平は嫌なので、tanyaさんと協議の結果、明日下山することとなった。

隣のテントが大学のサークルらしく大所帯でテントも大きければ話し声も大きい。夜は静かなので文句はないが、全員のザックを外に置いておくのは、混雑するテント場ではNGではないかと思う。テント内に入れればソロテント3張は設置できただろう。

◆8月12日（月）
快晴の朝。
下山を決断していたのでのんびりと準備する。混雑していたテント場も半数を超える登山者が出発したようだ。

太郎平小屋付近からは、鷲羽岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳などが「また来いよ」と話しかけてくれているかのようだ。その奥では槍ヶ岳が顔をのぞかせている。

小屋から折立に向かう途中でライチョウに出会うことができた。標高2300mぐらいの場所でライチョウの親子に遭遇するとは思わず、なんだか嬉しくなってしまった。これまで北アルプス山行では必ずライチョウを見ているので、薬師岳でも継続となった。前日に出会えなかったので諦めていたので奇跡としか言いようがない。

予定通りにはいかなかったが、目標の薬師岳に登頂出来たし、ライチョウ親子にも激励されたので満足の山行となった。

【反省】
折立からの登山がこれほど混雑するとは思わなかった。今度はお盆休みを避けて登ろうと思う。