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Yamareco

記録ID: 339248
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳へ(肩の小屋〜八本歯のコル)

2013年08月28日(水) 〜 2013年08月29日(木)
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todora5502 その他1人
GPS
32:20
距離
10.7km
登り
1,677m
下り
1,674m

コースタイム

28日 広河原6:40〜9:50大樺沢二俣10:00〜13:35小太郎尾根分岐(途中昼食15分)〜14:30肩の小屋(テント泊)
29日 肩の小屋7:00〜8:00北岳山頂8:20〜8:35吊尾根分岐〜9:30八本歯のコル〜12:00大樺沢二俣(昼食)12:20〜15:00広河原
天候 28日晴れ 夕方から霧(肩の小屋)
29日晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
芦安駐車場 第2駐車場から乗合タクシー(1人1000円+協力金100円 9人乗り)
5:40始発(8/19からの平日)だが、平日だったのでタクシーの台数が少なく、5:30前には満車になり、以後の客は6:30始発のバスを待たなければならなかったようだ。
団体はタクシーを予約してあったようで、専用のタクシーが待っていた。
コース状況/
危険箇所等
広河原から登り始め二俣までは山道にかなり水が流れていて、水の上を歩いた。大樺沢二俣のバイオトイレ、肩の小屋、御池小屋分岐の道標は、少し高くなったところにあり、河原沿いを歩いていると見逃してしまう。何人か見逃して、肩の小屋方面へ登る予定が、八本歯のコル方面へ行ってしまって暫くして引き返してきたり、分岐がわからずに迷っていたりしていた。右側丘の上を見ているとトイレの屋根が見えるので近くになたら注意が必要。(進行方向右側から小さな沢[水が流れていない時期もあるかも?]が入っていて、合流点の河原が幾分広いのでそれも目地印になる。分岐の道標はトイレの横にある。肩の小屋、御池小屋方面にはトイレの前を通って登る。)
 小太郎尾根分岐〜肩の小屋、肩の小屋〜北岳〜八本歯のコル間は結構急な岩場がああるので落石注意(自分たちはヘルメットを着用した)
 八本歯のコル〜二俣までの途中は、丸太の階段がかなり長く続き、その後、沢沿いにジグザグのザレ場が続ききつい。
 芦安の第2駐車場前の白峰会館は日帰り入浴可(1人700円18:30まで 食事は16:30ラストオーダー)
ヤナギランのむこうに北岳が
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ヤナギランのむこうに北岳が
大樺沢二俣
登山道は右の河原沿い
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大樺沢二俣
登山道は右の河原沿い
分岐標識
小太郎尾根分岐から肩の小屋へ
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小太郎尾根分岐から肩の小屋へ
肩の小屋
肩の小屋から夜の富士山をのぞむ
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肩の小屋から夜の富士山をのぞむ
仙丈ヶ岳上空の星たち
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仙丈ヶ岳上空の星たち
北岳を流れる
富士山上空の輝き
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富士山上空の輝き
北岳と富士山の共演
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北岳と富士山の共演
朝の富士山
肩の小屋から小太郎尾根分岐
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肩の小屋から小太郎尾根分岐
北岳山頂から仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
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北岳山頂から仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳
北岳山頂から富士山
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北岳山頂から富士山
北岳山頂には人が
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北岳山頂には人が
山頂から吊尾根分岐へ
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山頂から吊尾根分岐へ
吊尾根分岐道標
吊尾根分岐を下ったところから間ノ岳
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吊尾根分岐を下ったところから間ノ岳
八本場のコル道標
1
八本場のコル道標

感想

 一泊で北岳を目指しました。朝、芦安の駐車場に5時すぎに到着。平日だったので、乗合タクシーは少なく、5半頃には満車。それ以降に着いたお客さんは、6時半始発のバスまで待つように言われていました。
 天気は上々。北岳もきれいに見える。調子よく二俣まで登って行きましたが、バイオトイレの場所が少し高くなっていて河原沿いの道からは見えにくくわかりづらいようです。右俣コースを経て小太郎尾根分岐へ行く道や、御池小屋へ行く道もトイレの前から分かれていて、標識もその高いところにあるので、気づかずに左俣コースを通って八本歯のコル方面へ歩いて行ってしまう人がいました。また、帰りには分岐やトイレがわからず迷っている人も。
 二俣から小太郎尾根分岐までは結構登りでしかも長いので、もともと怪我を抱えていた膝が悲鳴を上げ出しました。小太郎尾根分岐から肩の小屋までは、二つ三つピークがあり、岩登りをしながら越えます。地図などに記載されている標準コースタイムではいつも絶対に到達できない私たちは、8時間かけて到着。テントを張って夕日を待ちましたが、ガスがかかってきて、あまり見えませんでした。
 夜、1時半に目を覚ますと、月齢21.6の半月が光を放っていました。朝まで写真を撮りながら日の出を待ちました。明るくなってくると、次第に南東の方角に頭を突き出している富士山のシルエットがはっきりとしてきました。
 朝食をすませ、テントを撤収して7:00に北岳山頂を目指します。ここも岩場を登りながら進みます。私たちがヘルメットを着用しているので、(この2日間では他にヘルメットを持っている人には会いませんでした。)時々声をかけられたり、「安全のためにはヘルメットがあった方がいい」と仲間で話す人たちに出会ったりします。
 1時間弱で山頂に到着すると、平日でも結構人が登頂していました。
 下りの吊尾根分岐まではさほど時間はかかりませんが、急な岩場もあり、注意が必要です。
 吊尾根分岐から八本歯のコルまでは、大きな岩を降りていきます。そして、コルから二俣まで、前半は木のはしごが延々と続きます。バランスを崩すと転落するので、慎重におります。後半はくねくねのザレ場。これがかなり膝や足の筋肉、足裏にこたえました。皆さんサッサと降りていきますが(そのように見えました。)私たちにはきつい下りでした。二俣から広河原までも、それを引きずって、長い下りとなりました。
 日帰りの人もいるので、行く前はそれほど大変とは考えていませんでしたが、私たちには結構きつい山行きとなりました。
 けれど、肩の小屋での朝の景色や、山頂からの眺めも最高で、下りてきてしまえば、また行きたいと思う自分がいます。
 

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