ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 349152
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

飛んでけ鳥海山

2013年09月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:17
距離
17.1km
登り
1,748m
下り
1,751m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

05:45湯ノ台温泉口→06:09大沢神社→07:10滝ノ小屋分岐→07:40河原宿→08:25湯ノ台道(下)雪渓08:35→09:09行者岳→09:27七高山09:57→10:15新山(鳥海山最高点)10:30→10:40大物忌神社11:12→11:30行者岳→12:10湯ノ台道雪渓12:25→13:13河原宿13:20→13:47滝ノ小屋分岐→15:00湯ノ台温泉口
天候 ガス/束の間の晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
湯ノ台温泉口(鳥海高原家族旅行村)駐車場は10台ほど停められます。
でも短縮コースの方が人気です。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況◆ 
 ◇湯ノ台温泉口〜大沢神社
  …クモの巣が厄介。苔で滑りやすく急登です。
   決して面白いコースではありませんが天然ナメコの宝庫です。
 ◇大沢神社〜滝ノ小屋
  …この一帯も苔。この辺からややなだらかになり石の階段が歩きやすい。
 ◇滝ノ小屋〜(八丁坂)〜河原宿
  …森林限界はここから。胸突くほどではないですが急登になります。
 ◇河原宿〜湯ノ台道(下)雪渓
  …小石が不安定で滑りやすいです。
 ◇湯ノ台道(下)雪渓〜伏拝岳(稜線)
  …ここが一番の急登。覚悟して挑みましょう。
 ◇伏拝岳〜行者岳〜七高山
  …稜線は平坦に近い。砂地で歩きやすい。唯一行者岳で階段昇り降りあり。
 ◇七高山〜新山
  …七高山が溶岩帯とすると新山は岩場。ステージが違います。
   急な斜面を昇り降りするだけで地形が変わるのが分かるはずです。
   岩場の新山はまるで大人のジャングルジム。
   尖った岩が多いので気を付けましょう。
 ◇新山〜大物忌神社
  …新山と同じく岩場になります。
 ◇大物忌神社〜行者岳(通行禁止)
  …必ず自己責任で通って下さい。鞍部の巻道で矢印もあります。
   外輪側の落石に注意しながら登れば行者岳に着きます。

◆登山ポスト◆
 鳥海山荘内に登山ポストがありました。

◆日帰り温泉◆
  湯ノ台鳥海山荘 日帰り入浴は大人500円/子供150円
  日帰り入浴時間 11:00〜21:00
家族村(湯ノ台)駐車場
2013年09月21日 05:45撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 5:45
家族村(湯ノ台)駐車場
最初だけ沢のせせらぎを聞きながら進みます
2013年09月21日 05:50撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 5:50
最初だけ沢のせせらぎを聞きながら進みます
ヤモリとイモリの違いって…
2013年09月21日 05:59撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 5:59
ヤモリとイモリの違いって…
朝霧
2013年09月24日 06:57撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
3
9/24 6:57
朝霧
なんでしょうね?
2013年09月21日 06:12撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 6:12
なんでしょうね?
倒れてます。
2013年09月21日 06:13撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 6:13
倒れてます。
迷い込んだみたいな霧
2013年09月24日 06:57撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/24 6:57
迷い込んだみたいな霧
図太い声で呼び止められた気がしました。
2013年09月21日 06:30撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
3
9/21 6:30
図太い声で呼び止められた気がしました。
滝ノ小屋分岐手前。
まだまだ遠そうです。
2013年09月21日 06:56撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 6:56
滝ノ小屋分岐手前。
まだまだ遠そうです。
あなたは?
2013年09月24日 06:58撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/24 6:58
あなたは?
河原宿はガスまみれ〜
2013年09月21日 07:39撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 7:39
河原宿はガスまみれ〜
2013年09月21日 07:41撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 7:41
2013年09月21日 07:42撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 7:42
チングルマ
2013年09月21日 07:42撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 7:42
チングルマ
2013年09月21日 07:48撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 7:48
遅咲きのニッコウキスゲ
2013年09月21日 07:55撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
1
9/21 7:55
遅咲きのニッコウキスゲ
雪渓の切れ目に休憩所
2013年09月21日 08:24撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 8:24
雪渓の切れ目に休憩所
雪渓の水で贅沢休憩
2013年09月21日 08:26撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 8:26
雪渓の水で贅沢休憩
前が見えません。重ねて強風です。
2013年09月21日 08:55撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 8:55
前が見えません。重ねて強風です。
行者岳の階段は難なく通過。
2013年09月24日 06:59撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/24 6:59
行者岳の階段は難なく通過。
外輪から新山へむかう分岐。先が見えません。
2013年09月21日 09:23撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 9:23
外輪から新山へむかう分岐。先が見えません。
七高山頂上碑
2013年09月21日 09:27撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
1
9/21 9:27
七高山頂上碑
下界はきれいダ
2013年09月21日 09:29撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
2
9/21 9:29
下界はきれいダ
新山が見えて岩肌に興奮。人が居る…
地図に登山道が無かったから外してましたが行けると分かった瞬間心が踊りました。
2013年09月21日 09:37撮影 by  iPhone 5, Apple
4
9/21 9:37
新山が見えて岩肌に興奮。人が居る…
地図に登山道が無かったから外してましたが行けると分かった瞬間心が踊りました。
七高山絶壁
2013年09月21日 09:37撮影 by  iPhone 5, Apple
2
9/21 9:37
七高山絶壁
ガスガスだったのに晴れろと唱えたら晴れました。気のせい?
2013年09月21日 09:37撮影 by  iPhone 5, Apple
1
9/21 9:37
ガスガスだったのに晴れろと唱えたら晴れました。気のせい?
2013年09月21日 09:37撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 9:37
七高山〜新山間の沢
2013年09月24日 06:59撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/24 6:59
七高山〜新山間の沢
地質がまるで違う。このゴツゴツ感たまりません。
2013年09月21日 10:08撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:08
地質がまるで違う。このゴツゴツ感たまりません。
2013年09月21日 10:15撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:15
鳥海山山頂(新山)
2013年09月21日 10:17撮影 by  iPhone 5, Apple
1
9/21 10:17
鳥海山山頂(新山)
終始ガスが湧く
2013年09月21日 10:23撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:23
終始ガスが湧く
晴れろ〜。新山から岩場が見事です。
2013年09月21日 10:29撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
2
9/21 10:29
晴れろ〜。新山から岩場が見事です。
新山から七高山(1)
2013年09月21日 10:29撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
2
9/21 10:29
新山から七高山(1)
新山から七高山(2)
2013年09月21日 10:29撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
2
9/21 10:29
新山から七高山(2)
ここ歩きます。楽しい〜〜♪
2013年09月24日 07:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
1
9/24 7:00
ここ歩きます。楽しい〜〜♪
まさに大人のジャングルジムです
2013年09月21日 10:38撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:38
まさに大人のジャングルジムです
抜きつ抜かれつおじさんと仲良くなりました。
2013年09月21日 10:38撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:38
抜きつ抜かれつおじさんと仲良くなりました。
眼下に大物忌神社
2013年09月21日 10:39撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:39
眼下に大物忌神社
大物忌神社外観
2013年09月21日 10:41撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 10:41
大物忌神社外観
神社境内
2013年09月21日 10:48撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:48
神社境内
鳥居と狛犬
2013年09月21日 10:49撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 10:49
鳥居と狛犬
行者岳へ向かうとこです。
2013年09月24日 07:00撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/24 7:00
行者岳へ向かうとこです。
この一瞬だけれました!絶景♪
2013年09月21日 11:29撮影 by  iPhone 5, Apple
4
9/21 11:29
この一瞬だけれました!絶景♪
名残惜しい〜〜
2013年09月21日 11:34撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
3
9/21 11:34
名残惜しい〜〜
ずっと晴れてくれればいいのに。
2013年09月21日 11:34撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 11:34
ずっと晴れてくれればいいのに。
伏拝岳から千蛇谷
2013年09月21日 11:42撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
1
9/21 11:42
伏拝岳から千蛇谷
ここの雪渓でスキー客が居ました。
コース距離150mくらいなのに楽しいのかな?
2013年09月21日 12:32撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 12:32
ここの雪渓でスキー客が居ました。
コース距離150mくらいなのに楽しいのかな?
2013年09月21日 12:44撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 12:44
河原宿から鳥海山。
ほんとに来て良かったとしみじみ。
2013年09月21日 13:20撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:20
河原宿から鳥海山。
ほんとに来て良かったとしみじみ。
河原宿外観
2013年09月21日 13:20撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:20
河原宿外観
2013年09月21日 13:21撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 13:21
2013年09月21日 13:24撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:24
2013年09月21日 13:27撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:27
2013年09月21日 13:47撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:47
2013年09月21日 13:47撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:47
滝ノ小屋と短縮道路の眺め
2013年09月21日 13:52撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 13:52
滝ノ小屋と短縮道路の眺め
熊には出くわしませんでした。
2013年09月24日 07:01撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/24 7:01
熊には出くわしませんでした。
無事登山終了
2013年09月21日 15:02撮影 by  COOLPIX S6200, NIKON
9/21 15:02
無事登山終了
鳥海山荘内入口すぐに登山ポストがあります
2013年09月21日 16:04撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 16:04
鳥海山荘内入口すぐに登山ポストがあります
2013年10月06日 21:58撮影 by  iPhone 5, Apple
10/6 21:58
鳥海山荘外観。
施設がキレイ!単純温泉ですがぬるめでいいお湯でした。
2013年09月21日 16:40撮影 by  iPhone 5, Apple
9/21 16:40
鳥海山荘外観。
施設がキレイ!単純温泉ですがぬるめでいいお湯でした。

感想

どーもです(^^)9/21に鳥海山登ってきました。
この時期から長期の風邪を患い、膝も痛く、お金もない笑
あまり書く気が無くて今に至りました(2013年10月06日)

薄っぺらい記録をながったるく書いた日記です。
どうぞ御付き合い下さいませm(u_u)m

〜前置き〜
9/14に東京の登山仲間と尾瀬燧ヶ岳を御池から日帰りして、檜枝岐の民宿風旅館で一泊。次の日に会津駒ヶ岳チャレンジのはずが…
970hPaという大型台風の影響でお流れになってしまったためフラストレーションがうんと溜まっていました。

そういう流れで今回はガツンと日帰りをしたくこれまた新潟の登山仲間と9/22に朝日連峰を登るその前に暇だからと鳥海山登山の計画を練ってました…
ブルーラインはありきたりですぐ登れるし人も多そうだから別ルートを探したらばなんと湯ノ台温泉から山頂まで標高差1700m!!とはなんとまあ(^o^;
フルマラソン出場も近いのでトレーニングがてら挑むことにしました。


〜出発/登山〜
金曜23:00出発。
なんか鼻がむずむずする。風邪かな?喉もイガイガしてきた。うーん風邪だね。
ドラッグストアで風邪薬と鼻炎薬購入してから腹ごしらえ。
なんか熱っぽい…。否でも憧れの鳥海山に挑みたい気持ちで車を走らせる。

早朝03:30到着。
月明りが眩しい中で徹夜敢行も考えたけど風邪を少しでも直そうと今年テント泊用に買ったエアーマットと寝袋で就寝。

朝05:10起床。
声がガラガラ声。風邪確定(=_=;)
身体への影響は感じられないが安静にすべきか考えるも片道300kmも走らせて登らないなんてもったいないと直ぐ答えが出た。
すぐさま登山スタイルに着替える。薬を飲むためにパンを食す。しかしパンにウーロン茶は合わない。

05:45出発。
たぶん登山仲間であろう隣の車は足を上げてまだ寝ている。
大丈夫なんだろうかと気遣うも自分を気遣えと叱咤する。
思ったより身体に影響は感じられないが無理は禁物と誓ってゆっくり歩く。
やっぱり標高差がありすぎるこのコースはだれも居ない登山になった。
滝ノ小屋まで行かないと人には出くわさないのだろう。
身体が温まってくるといつものように平地で歩くようなペースになった。森林浴ばんざい。
[横堂付近]楢の木に天然ナメコ発見!
まぁ…荷物になるので帰り道で摘み取ろう今夜はナメコ汁だ!

うきうきして歩けば風邪もどこへやらいつの間にか?青空ぶるーすかい。
風邪で朦朧としていたんだろうか?
とりあえず霧の樹海を抜けて滝ノ小屋分岐へ躍り出る。

人発見。安心する(^^;

青空はたちまちガスを巻き山頂を取り巻く様子が伺えたのでギアを上げる。
河原宿を横目にスルー。先には心字雪渓が見えてきた。今回の楽しみでした。
忘れ物せずに軽アイゼン持ってきました!!と意気込むも不要…。巻道…OTZ
意地でも雪渓歩いてやれば良かったのですが気分が消沈してしまい巻道をズンドコ歩きました。
遅咲きのニッコウキスゲに慰められました。

雪渓沢を横切り、薊(あざみ)坂手前に雪渓末端の憩い場がありました。
トンネルの様な…かまくらの様な空洞になっていて先客のお兄さんたちが洞に入って楽しんでましたね。

ここまで休憩もせず来たので水をがぶつきタバコをぷはーっと。

08:30を過ぎたところ。
あとどれくらいなんだろう?
いつも知識を入れずに(特に写真を見ずに)登るので登るまで楽しみなとこがある。
とりあえず地図を広げるも頭に入って来なかったのですぐしまった。
ガスにまかれた景色は全然楽しくないのでほんとに晴れなかった場合は早く登って早く帰るに限る。
鳥海湖に行きたかったけれどお天気次第だよなぁ。

休憩もほどほどに運に任せることにした。

歩けばすぐに薊坂。
ここが一番の急登かもしれない。
でも他に比べれば!とか思い出して登れば大したことはない!とかごまかしながら稜線に到着。

うーーーーーん。風。風邪じゃないです。強風!寒い!

ガスが突っ張りで僕を崖へ追いやるような危なさです。決まり手は押し出しです。
体感したことのある経験から風速15m位だったと思います。
寒いのでレインコートを羽織る。
稜線の道が広かったので押し通ることにして、身体斜めに釣り合わせながら歩く。

行者岳から階段降りてくる人が「ひどい景色、ひどい風ですね」と落胆に満ちた声を荒げていた。「天気には敵わないですからね〜こればっかりは」と答えるのが精一杯だった。

寒い。

ガスで10M先も見えない中、七高山手前5Mで休憩してる人が居た。
「ここは山頂ですか?」と伺ったらここは山頂ではないけど(指差す方向)そこが山頂だよと言われ進むと辿り着いた。その位の視界でした。

09:27七高山 山頂到着。
このままでは意味がない…。何にも楽しいことないなんて…。
とりあえず寒いからコーヒーを飲むことにしたら視界が晴れだしました(^^)
ガスと晴れを繰り返すけど下界が見えるだけでも気分良いです。

晴れ間で周りをキョロキョロすると大好物の岩がゴツゴツした山発見!
どうやら新山と言うらしい。七高山より7m高い2236mの標高。
登山道の点線が無いから登れない山だとすっかり騙されていた。

コーヒーを片付けて晴れてる間にすぐさま移動!

七高山が溶岩帯なら新山は岩石帯で大人のジャングルジムの様です。
鞍部に下がるのも斜度がきつくガレています。気を付けて…

そこからはジャングルジム。
自分で考えて3点保持確保して進みます。
新山周辺は岩の造形が見事。来た甲斐があります。
新山に鳥海山の記念碑がありました。
少しの晴れ間で歓声(^^)疲れが吹っ飛びますね。

鳥海湖に行くかどうしようかを悩みに大物忌神社へ行くことにした。
色んな人に鳥海湖どうでした?キレイでしたか?と聞いたらガスだからねーうーん。と唸っていたのですっかり行く気は失せていた。
下る途中、同じペースのおじさんが居たのでもうすぐ神社だし追い抜いても危ないから連いていくことにした。
おじさんは気にかけてくれて追い抜けと指示するも神社まであと少しなので…と話したら談話が始まりいつのまにか山の友になって居た(笑)そうそう、いつものやつです。
経路を聞いたらブルーラインから山頂登ってこれから心字雪渓を見て千畳ヶ原経由で帰るとのこと。
鳥海湖の評判聞いたらおじさんも顔を曇らしたので断念を決定して帰り道なので一緒に行動することにしました。
しかし寒い。風が吹きあがる側なので一塩に冷える。
一息入れて帰ることを提案してコーヒーをご馳走することにした。

10:49 珈琲に一服。そして地上では絶対に知り逢わないおじさん。
九州から軽自動車で来たらしい。コーヒー吹きそうになりました。
私と出会う前に薄着すぎておばちゃんに怒られたらしい。
九州男児なので寒さには慣れているから大丈夫だよ!と矛盾(^o^)
どこかぶっ飛んでいて心地良さを覚えた。

11:15 帰り道…
地図を見ると行者岳までの登山道があったので選択するも通行禁止の看板がありました。
おじさんと相談して任意で通る。危険は戻る。ことを互いに確認して進むことにした。
七高山〜新山間の道と比べれば問題ないルートです。
行き先表示の矢印も気を付けてあるけば見つけられます。
危険個所は沢降りてから外輪側に歩く崖から落石が怖い印象でした。
恐る恐る通り抜けたら時間短縮に成功しました。

あら?膝が痛い。

おじさんに先頭を譲りゆっくり進むことにした。
行者岳の階段を降りたらなんとまあ快晴!
写真タイム(´▽`)
頂上で見たかったけど山の全貌が見渡せたのがラッキーでした。
風も吹かず不思議な天気。晴れたのはこれっきり。5分もすればすぐガスで見えなくなりました。

下山しなくちゃね。

薊坂に来たときに「こんなに急登だったのか…」とガスが和らいだ視界が物語ります。
来た道もずーっと河原宿まで見渡せるようになっていて絶景。
すぐ帰るのがもったいないので休憩所の雪渓で山談義することにしました。
このおじさんがまた面白くて、登山歴は40年現役でいまは登山が余興でメインは100名湯してるとのこと。
え?明日はどこへと聞いたら岩木山。嶽温泉入ったら次は八甲田山→酸ヶ湯温泉だ!と目を輝かせていました。
酸ヶ湯に泊まったら九州佐世保へとんぼ返りも考えたくないなぁ…。

また山頂にガスがまとわりついてきたので下山開始(12:24)
話しながら歩いたので河原宿もあっという間でした。
九州の山仲間ともここでお別れ。
ブルーラインに戻るルートの説明をしたらがっちり握手を交わし旅の無事を祈る。
ありがとうございました。

自分も名残り惜しむように河原宿から鳥海山を眺めて充実の登山に別れを告げる。
さあきのこ狩りぞ!!

ピョンピョンと駆け降りる。
いつもと違うのはストックがない分膝に負担がくる。
痛いなぁ。
いつものペースを落としつつもあっという間にお目当ての横堂。
顔はニヤニヤしていたはず。

でもね〜〜……無いんですよ。なめこ……。

探せばあるのは分かるんだけど、登山道それて朝露がまだ滴る草を掻き分けて採るまで欲しいとは思えなかったのであきらめました。

誰かが採った?朝寝てた人だろうか…。


15:00 ゴール。標高差すごかったです。
朝の車がまだあったので後ほど事情聴取(¬_¬;)
おもむろに鍋に水、ガスコンロでインスタントカレーとサトウのご飯を茹でる。

15分も待ったが湯が沸かない笑
標高差?風?車の中で調理すればと椅子から立ち上がろうとしたら膝がパリーンと割れた気がした。

この時に気付けば良かったのだけど多分靭帯損傷していたんだと思います。

30分経っても沸かない中、車から2人組が降りてきてペコペコしていた。

目が合うと、滝ノ小屋(短縮コース)から登れるのを知らなくてこの富士山級の標高差を登ったみたい。
君はすごいねー。しかもこんな人気のないコース選ぶだなんて通だねーとか言いながら労うようにおにぎり2個と辛子きゅうり…赤どんべえ小2つ…。梨にあれもこれもとどっさり譲り受けてしまった(^o^;ありがとうを込めて自分もビールやら差し出してみたがたくさんあるから気にしないで受け取ってと気持ちの良い夫婦だったなぁ。
そうそう、なめこ!聞いてみたら採取したけど荷物になるから木の下に置いて帰りに持って帰るつもりがもう時間が無くて滝ノ小屋に駐車してる人にお願いして戻って来たらしい。
あれ?ということはきのこが食料に変わったってこと?なのか(^^;
まあこれはこれでラッキーありがとうでした。

(`ロ´;)灯台下暗し。岡目八目。
置手紙とかしてくれれば分かったのに…これから登っても熊が怖いので断念。
夫婦に感謝を告げて次の旅へ移動して行った。
やっと出来たカレーを食べ、温泉に癒され、自分も次の山へ向かうのでした。


***********
まあ毎度毎度長々で申し訳m(u_u)m

次の日は朝日連峰(小国側/五味沢コース)
今年弥彦→巻機で出逢った新潟のお父さんお母さんとの登山。
ずっと温めてきたメイン企画…ですが膝が不安になった今さあどうなることやら。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:803人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら