ピーカンの常念岳〜蝶ヶ岳 身の程を知った三股からの周遊
- GPS
- 34:18
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 3,804m
- 下り
- 3,795m
コースタイム
06:18 三股無料駐車場出発
06:40 三股登山口
06:44 常念岳方面分岐
10:22 前常念へ向かう急斜の始まるハシゴ
11:40 前常念三角点
12:06 前常念岩室
13:24 常念岳8合目
13:38 常念岳山頂着
13:56 常念岳山頂出発
15:07 常念小屋着
2日目
06:48 常念小屋出発
08:05 常念岳山頂
10:34 蝶槍登り返し付近お池
11:26 蝶槍
12:15 蝶ヶ岳三角点
12:20 蝶ヶ岳ヒュッテ着
13:00 蝶ヶ岳ヒュッテ出発
13:08 蝶ヶ岳山頂
13:15 下山開始
14:54 まめうち平
15:43 ゴジラみたいな木
15:50 力水(下山者には今さらの水場)
16:06 三股登山口
16:25 三股無料駐車場着
天候 | 1日目:ほぼピーカンながら午後より下界は雲が湧いてきていました。夜は薄曇 2日目:終始ピーカン |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三股ゲート前の無料駐車場には4,50台くらいの車が止められます。夜中の日付が変わるくらいの時間に到着した際にはまだ3分の1程度だったのが、出発時には林道路肩にまであふれていました。 三股の林道ゲートから登山口までは800m、約15分。そこにもトイレがありますので歩き出してもよおすパターンの方にはありがたいかも?登山ポストもここにありますので投函して出発。 三股〜常念岳 このコースきっついッス。そこそこ斜度のある樹林帯を約4時間歩いた後に森林限界を越えたと思ったらそこからは前常念へ向かうロックに次ぐロックの急斜。前常念岩室を越えてなだらかな登山道になっても奪われた体力は回復せず常念岳8合目の遠いこと。そこから山頂は訳ないですが常念小屋までの下りで体力の全てを使い果たしました。 常念小屋〜蝶ヶ岳 常念小屋から常念岳までは標高差約400mながらここはきついです。常念岳から蝶槍方面では中間に大岩場をトラバースするようなコースがありここが少し危険かもしれません。常念岳から蝶槍の登り返しまでは基本的には下りコースで気持ちよく歩けます。登り返しでは最初の常念岳への登りで体力を使っていることもあって気持ち的には萎えるところですが、登ってしまえば見た目ほどではなかったです。 そこから蝶ヶ岳は気持ちのよい稜線歩きコースです。 蝶ヶ岳〜三股 下山開始から30分くらい過ぎると若干急な場面も出てきますが、注意していれば危険ということはないと思います。中盤からは数日は雨が降っていないと思いますが登山道が小川になっているところが数箇所ありましたので、雨後は辛そうなコースかなと思いました。実際にはそういう場面で歩いた方々のレポートを参照ください。(あるかな?) 常念岳への登山道に比べて数箇所のベンチやゴジラ、力水など明確な休憩ポイントがあって登りの登山者にとってはありがたいなという印象です。ただし同じコースを逆に回るのは蝶ヶ岳〜常念岳の稜線が基本登りコースになることや、常念岳〜三股へ下る前半のロックなコースはかなり危険を伴うことが予想されますので、低山歩き程度の中年オヤジはお気をつけを(自分のことです)。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
新潟のJ氏、T氏に誘われ恒例になりつつある北アルプスへのオヤジ3人のグループ登山。今年はJ氏の提案で三股登山口から常念岳、蝶ヶ岳、一泊二日の周遊コースへ。
そう聞いて早速ヤマレコでコースや状況を確認したところ、同じコースを日帰りで回られる方々も多くいらっしゃるようなので大丈夫だろう!くらいに考えていました。ところが状況はコース案内の項で書いたとおり、非常に厳しいものでした。結局2日目の下山時間も夕方でしたし、日帰りできる人ってどんなスピードで歩いてんの?っていうのが正直な感想でした。
まず歩き始めてすぐに蝶ヶ岳と常念岳へ向かう登山道の分岐点で、常念岳へ向かう登山道が非常に厳しいコースであって毎年何件もの疲労遭難が発生していること、また体力に自信のない方はコース変更を検討するようにとの案内が。その時は『最近は高齢登山者も多いからねぇ』などと思っていました。途中で抜いて行った単独行の高齢女性が、私達3人がヒーヒー言いながら前常念を越えたあたりで山頂から下ってきて一言、『あんた達まだこんなとこにいたの!あんまりこないからもう引き返したかと思ったよ〜』って怒られちゃいました。
また、常念小屋でご一緒した単独行の青年は、育休を取っているこの機会に北アルプスの縦走に来てるんで日焼けひとつできないんですよーと入念に日焼け止めを塗り込んでいました。他にも小屋そばのテン場には明らかに単独行と思われる女性なども多くいらっしゃり、いろんな人がいるんだなぁ、強い女性が多いなぁ、などとこの年になってあらためて思いましたよ。
それにしてもこの2日間は晴れ男J氏のお陰で?ずっと晴天に恵まれ、そのお陰?でビジネスマンには不謹慎なほどの日焼けをしてしまって困っているのは後の祭りです。。
お疲れさん。
来年は5月の連休の北に行きますか?
雪のある時もいいですよ。
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