三頭山+犬?(浅間嶺-(浅間尾根)-三頭山-(笹尾根)-生藤山)
- GPS
- 16:09
- 距離
- 45.9km
- 登り
- 3,140m
- 下り
- 3,218m
コースタイム
3/8 615三頭山避難小屋-625大沢山-651クメケタワ-715槇寄山-822笛吹峠-836丸山-921土俵岳-937日原峠-1008浅間峠-1051熊倉山-1113軍刀利神社元社-1127三国山-1132生藤山1144-1242井戸バス停
1416上野原駅
天候 | 3/7 晴 3/8 曇→晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
三頭山周辺は北側標高1200m上で雪が残る。また前日の雨でコース全体ぬかるんでいたりぬれた落ち葉で滑りやすくなっているところが多かった。 |
写真
感想
三頭山の避難小屋に泊まってみようと長めのルートで行ってみた。
武蔵五日市駅からバスで払沢の滝入口まで。トイレ有り。浅間嶺に登る前に払沢の滝に寄り道。看板によると4段の滝のよう。見えるのは2段。それでも結構な迫力。地元の人の水源になっている。
時坂峠までは車道とショートカットする山道を何度か繰り返していく。時坂峠は昔秋川に住んでいた人が五日市へ行くのに使っていたようだ。峠ってそういうところなんだよなぁ。昔の人はどんな感じで峠を越えていたのだろう。
時坂峠からは車道をずっとあるいて峠の茶屋へ。山と高原地図で「峠の茶屋」を見つけたときはどんなところだろうと色々想像していた。あいにくまだ開いていなかった。そばが名物みたい。水場からはじゃんじゃん水が出ていた。ありがたい。
峠の茶屋から山の中に入る。深く積もった落ち葉が雨で濡れて非常に歩きにくい。浅間嶺の手前で展望台へ行くか休憩所へ行くか分かれ道。展望台のほうへ。正解。途中木の間から見えていた富士山がしっかり見えた。
浅間嶺で一休みしたあと休憩所や山頂の祠を見ていたら突然犬が現れてびっくりした。この後三頭山までずっとこの犬はついてくる。というか犬が先導してた。
浅間尾根ほとんど標高は稼げないが細かいアップダウンはそれなりにある。数馬分岐あたりでいったん林道へ。このあたりからは徐々に上り始める。
浅間尾根駐車場のところで浅間尾根は奥多摩周遊道路に分断される。崖ぎりぎりまで行って下りるところがないなあと駐車場に下りる道を探してうろうろ。崖の手前、尾根の右側(東側)に下りる道を見つけて駐車場で一休み。天気も良くて大岳山がよく見えた。周遊道路からの登りが少しの間だけ急。
鞘口峠へは北側斜面を通ることになり雪が残っている。14時くらいになっていたので登山者もまばら。一ヶ月前凍結していて難儀したところは通らずブナの路を通って三頭山へ。ブナの路には見晴し小屋があった。暖かい時期なら泊まっても大丈夫なほどしっかりした建物。一ヶ月前まだ工事中だった東峰、中央峰の道標もきちんと新しいものが立っていた。西峰には誰もいなかった。
山と高原地図によると避難小屋の少し手前に水場があるようなので探してみた。ムシカリ峠から三頭大滝へ続く登山道は沢を横切っているが水はなし。もう少し行ってみると水の音が聞こえてきたので探してみると下の沢で水が流れていた。下りて確認。避難小屋が上に見えた。でもこれが水場なのかなあ、下りる踏み跡は見当たらないのだけれど。沢を少しさかのぼってみたけれど水場らしき形跡は見あたらず。水が枯れたところで上の登山道へ這い上がった。GPSの電池切れのためこのあたりのログはとれず。残念。
水場の水はあきらめて避難小屋へ。まあ水は2日分全部持ち上げてあるので問題はないが。避難小屋は綺麗な避難小屋で小屋の中にトイレがある。寒いときにはいいなあ。15,6人は楽に寝られるスペースがある。誰もいなかったので今日は1人かと思っていたら3人組が。それぞれ単独でもいける装備で来たようだ。食事も別々に作って食べていた。2人は避難小屋の外にテントを張って寝ていた。色々試したかったのかもしれない。ほとんど会話もなく就寝。
2日目。5時起床で準備。3人組は都民の森に車を止めているようで今日は三頭山に登って下りるだけとのこと。遅い出発で十分だろう。自分は生藤山までなので先に出る。
笹尾根はその名のとおり進んでいくとササがでてくる。大沢山、槇寄山あたりは南側が開けていて富士山の展望もいいのだろう。今回はあいにくの天気でかけらも見えなかった。
西原峠の道標には高尾山と出ていた。西原峠から高尾山はかなりの距離。非常に挑戦的な道標だ。自分は生藤山でやめておく。敗北。これ以後生藤山までずっと気にして見てみたが高尾山と書いてある道標はなかった。
丸山手前の笛吹峠の道標が間違っている気がする。道標の藤尾方向には明らかに道がない。三頭山側からくると三又の分かれ道が現れる感じになっている。丸山へは真ん中を行く。
丸山はまくことも出来るようだが山頂へ寄ってみる。展望は特になさそうだ。
笹尾根も浅間尾根と同じく両側に集落がありそれを繋ぐ名前のついた峠がいくつも出てくる。笛吹峠とか小棡峠、日原峠。読めない地名も多い。笛吹=うずしき、小棡=こゆずり、人里=へんぼり。どこをどう読んでも人里がへんぼりにはなりそうにない。
浅間峠には東屋あり。広くなっていて大木もある。熊倉山へは登り返し。熊倉山山頂は広くはないが南側の眺めはよさそう。熊倉山の次のピークに軍荼利山と道標が。軍荼利もぐんだりと読むんだなあ。そのまた次のピークが軍刀利神社元社。立派な石碑があっていわれが書いてあった。なんでも日本武尊が遠征の帰りに草薙の剣を納めた神社がもともと笹尾根上にあったらしい。その神社を北条氏の軍勢が打ち壊したということだ。現在は鳥居と祠があって神社はもっとふもとのほうにある。
三国山、生藤山と頂上を踏んで井戸バス停へ下りていく。途中の軍刀利神社にはサイカチの大木があって一見の価値有り。バスは1時間以上待たないだめだったので上野原駅まで歩く。途中で道を聞いたら近道を丁寧に教えてくれた。助かった。
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