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Yamareco

記録ID: 3568713
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県津山市 滝尾コース〜山形仙〜山形八幡神社 道の数珠繋ぎ

2021年09月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
13.7km
登り
775m
下り
771m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
1:10
合計
6:34
9:10
0
美作滝尾駅駐車場
9:10
9:32
16
10:37
10:40
19
10:59
11:02
28
明神様
11:30
11:35
14
密集キノコ撮影地点
11:49
11:49
7
滝尾&三浦コース分岐
11:56
12:03
23
782m峰
12:26
12:33
3
山形仙頂上三角点「能田」
12:36
12:38
3
12:41
12:41
9
山形仙頂上三角点「能田」(2回目)
12:50
12:50
28
山形仙頂上と782m峰の間の鞍部
13:18
13:18
47
密集キノコ撮影地点の南(作業道上)
14:05
14:13
2
山形八幡神社
14:15
14:28
76
鎮守池
15:44
美作滝尾駅駐車場
道を繋ぎながら山城跡や旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離14km、歩行時間5時間30分、歩行数23,800歩、消費カロリー2,760Kcal
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2021年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美作滝尾駅<写真01〜03>の駐車場に自動車を停めました。数台駐車可能です。また、山形八幡神社鳥居<写真49>の南には数台駐車可能なスペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
 美作滝尾駅<写真01〜03>から山形仙頂上<写真37>までは正規の登山道で、一部、逸れてしまいましたが問題ありませんでした。下山ルートは、何度か途中で道がなくなり植林帯を下るなどしましたが、ヤブコギはせずにすみました。最後は立ち入り禁止の田んぼや線路に出てしまったので、おすすめはしません。山形八幡神社<写真49〜55>から表参道を南下して広い舗装道路から戻ったほうがいいです。
 なお、シカが多い山域なので、マダニも多いです。美作滝尾駅でお一人、駅の北で草刈り作業中の方々十数人とすれ違いましたが、それ以外は無人でした。
 
 美作滝尾駅<写真01〜03>から山形仙頂上<写真37>までは正規の登山道です。登山口はJR因美線の線路を越えてすぐ、ちゃんと「山形仙滝尾登山口」、「明神様へ」の道標がありました。最初は線路沿いの細道、尾根に出ると国道53号線の西辺りから低いササの間の細道が続きます。分岐には気を付けて歩いたつもりでしたが、南の堀坂神社からの道との分岐は見落としたようです。
 途中、標高444.1mの城ヶ仙頂上三角点「堀坂」<写真14>に立ち寄りました。標高410m辺りの分岐を見落としたようで、標高420m近くで崩れやすい斜面に取り付きすぐにササが茂った尾根に出ると、なんとなく踏み跡があり、たまに膝までササが当たりましたが、すんなり三角点に辿り着きました。ただし、ズボンにマダニが大量につきました。ここからは明瞭でより歩きやすい細道を北に下り、地形図の破線の道に合流すると、ピンクテープがありました。北側からのほうがササが当たることもなく、緩やかです。
 標高635m辺りで相変わらず展望は効かないものの、急に開けて植林帯になりました。どこでも歩けそうでしたが、北北西に細道があり、少し辿ってみました。地形図の破線の道に入ったようで、まだ北上できましたが、引き返し、植林帯の斜面を見上げてみると、なんとなく道があるように見えました。標高640m辺りから植林帯を東へ登り、尾根に合流するのが正しいルートだったようです。しかし、標高650mから細い踏み跡を辿ってトラバース、南方向に延びている尾根に合流すると杉の間の歩きやすい細道を北上、そのまま正規ルートに入りました。そこから782m峰<写真25>を経て山形仙頂上<写真37>まではヤブはなく、問題ありません。ただし、ヤブはなくてもマダニはいるので、帽子を地面に置いて休憩していたらマダニだらけになりました。

 山形仙頂上<写真37>と782m峰<写真25>の間の鞍部から美作滝尾駅<写真01〜03>までの下山ルートは、正規ルートではなく、何度か途中で道がなくなりました。
 最初は密集キノコ<写真21>撮影地点辺りから作業道に下りて山形八幡神社<写真49〜55>へ向かうつもりでした。しかし、山形仙頂上<写真37>と782m峰<写真25>の間の鞍部まで戻ると、少し下に作業道が見えました。地形図上には記載されていませんが、合流しやすい位置にいたので、高低差数十mの植林帯の斜面を下りました。少し崩れやすいものの、なんとなく踏み跡があり、標高730mで無事に作業道に下りられました。
 しばらく進むと、なぜか突然行き止まりになり、下にはまた別の作業道が見えたので、再び、作業道まで高低差数十メートルほどの斜面を東へと下りました。ここも植林帯でしたが、特に上のほうは崩れやすく、標高690mで作業道に出ました。
 この作業道を進んでいくと、上りで利用した密集キノコ<写真21>撮影地点辺りの尾根に上がる踏み跡が2か所ありましたが、そのまま進みました。標高450m辺りからススキが茂った箇所が増えてきますが避けて通れます。
 標高380mで地形図の実線の道に出合いました。ここからは舗装道路です。山形八幡神社<写真49〜55>から鎮守池<写真56>へは、直接つながる道はなく、いったん地形図の実線の道に戻らなければなりません。神社の裏からササの茂った斜面を無理やり北に登ると、ズボンはマダニだらけでした。池の南西端からは舗装道路で元来た道に合流、地形図の実線の道はすぐに草の生えた砂利道になりました。
 この砂利道は地形図上は標高320mでなくなりますが、実際には標高330mで細道となり北上開始、少し経つとまたしても道がなくなりました。仕方なく、少し西にあるはずの地形図の実線の道に合流すべく適当なところで下りることにしました。ここも植林帯ですが、この日最悪の崩れやすさでした。標高315m辺りで幅30cmのちょろちょろ流れをまたぐとすぐに砂利道が復活、標高230mの砂防ダム脇のフェンスをかわすと舗装道路になりました。
 このまま舗装道路をキープすればよかったものを、標高215mで低い草の生えた土道に入ると、地形図の道をキープしているように見えますがなかなかの細道で、立ち入り禁止の立て札のある田んぼに出てしまいました。仕方なくあぜ道を辿って標高200mを切り民家の前に出ると、そこからは舗装道路でした。
 田んぼ越しに美作滝尾駅<写真68>を撮影し、ゴール目前で「線路内立ち入り禁止」の立て札がありました。駅は目の前なので線路を横切り、ホーム端の立ち入り禁止の立て札の脇を通ってゴールしました。
その他周辺情報 美作滝尾駅から自動車で15分程でイオンモール津山に着きます。しゃぶしゃぶ専門店の「美山津山店」<写真69>など多数の店があり、近くに登山用品などスポーツとアウトドアグッズの「ヒマラヤスポーツ&ゴルフ 津山インター店」もあります。
01美作滝尾駅駅舎
戦前(昭和17年)に建築された古い木造平屋作りの駅舎は2008年11月に登録有形文化財となりました。この駅の駐車場に自動車を停めて行動を開始しました。背後に山形仙の西南西尾根が見えています。ここから改札口を通ってホームに出るまでを動画に撮りました。
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01美作滝尾駅駅舎
戦前(昭和17年)に建築された古い木造平屋作りの駅舎は2008年11月に登録有形文化財となりました。この駅の駐車場に自動車を停めて行動を開始しました。背後に山形仙の西南西尾根が見えています。ここから改札口を通ってホームに出るまでを動画に撮りました。
02美作滝尾駅駅舎内部
建築当時からほとんど改装されていない室内は、昔の駅の趣を留め、きれいでした。「男はつらいよ」の監督・山田洋次氏の手紙が展示されており、「寅さんと共に日本中の駅を見てきましたが、美作滝尾駅ほど美しい駅はもう日本のどこにもありません。…」で始まっていました。
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02美作滝尾駅駅舎内部
建築当時からほとんど改装されていない室内は、昔の駅の趣を留め、きれいでした。「男はつらいよ」の監督・山田洋次氏の手紙が展示されており、「寅さんと共に日本中の駅を見てきましたが、美作滝尾駅ほど美しい駅はもう日本のどこにもありません。…」で始まっていました。
03美作滝尾駅改札口より
     山形仙西782m峰
映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年公開) 冒頭のシーンで寅さんが降り立つ駅の撮影に用いられました。山形仙の西にある782m峰<写真25>が奥に見えています。手前に見えている低い尾根を登りました。
03美作滝尾駅改札口より
     山形仙西782m峰
映画『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年公開) 冒頭のシーンで寅さんが降り立つ駅の撮影に用いられました。山形仙の西にある782m峰<写真25>が奥に見えています。手前に見えている低い尾根を登りました。
04ニラ
雑草状態でした。直径1.5cm程の白い花はなかなかきれいです。
3
04ニラ
雑草状態でした。直径1.5cm程の白い花はなかなかきれいです。
05三角点「梶屋ヶ一」越しに
     山形仙西782m峰
美作滝尾駅北北西にある標高158.6mの三角点です。田園の奥にある低い尾根(堀坂城跡)を登り、奥に見えている782m峰(仲山城跡西の曲輪群)<写真25>を目指しました。
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05三角点「梶屋ヶ一」越しに
     山形仙西782m峰
美作滝尾駅北北西にある標高158.6mの三角点です。田園の奥にある低い尾根(堀坂城跡)を登り、奥に見えている782m峰(仲山城跡西の曲輪群)<写真25>を目指しました。
06ツユクサ
朝咲いて昼にはしぼみます。夏の花ですが、9月下旬でも咲き残っていました。
2
06ツユクサ
朝咲いて昼にはしぼみます。夏の花ですが、9月下旬でも咲き残っていました。
07クルマバッタモドキ
クルマバッタの褐色型に似ていますが、胸部が盛り上がらず、複眼の上の方に白い横筋模様があります。
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07クルマバッタモドキ
クルマバッタの褐色型に似ていますが、胸部が盛り上がらず、複眼の上の方に白い横筋模様があります。
08ヤリゲイトウ
ケイトウにはいくつか種類があり、最近は昔からあるトサカケイトウよりもこのような小型で花穂が細いタイプが人気です。
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08ヤリゲイトウ
ケイトウにはいくつか種類があり、最近は昔からあるトサカケイトウよりもこのような小型で花穂が細いタイプが人気です。
09ヨメナ
ノコンギクによく似ていますが、葉柄はほとんどなく、葉はほぼ無毛でやわらかいです。花の直径は3cm程でシロヨメナ<写真36>よりも大きく、それほど密集してつきません。
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09ヨメナ
ノコンギクによく似ていますが、葉柄はほとんどなく、葉はほぼ無毛でやわらかいです。花の直径は3cm程でシロヨメナ<写真36>よりも大きく、それほど密集してつきません。
10クロコノマチョウ秋型
森林性が強く、茶色一色にしか見えない地味な模様と、不整合な飛び方は蛾を思わせます。秋型は夏型よりも翅の先端の突き出た部分が長く大きくなります。
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10クロコノマチョウ秋型
森林性が強く、茶色一色にしか見えない地味な模様と、不整合な飛び方は蛾を思わせます。秋型は夏型よりも翅の先端の突き出た部分が長く大きくなります。
11ジョロウグモ♀
尾根上の細道にはたくさんのクモが巣を張っていました。ジョロウグモのオスは成体になると、幼いメスの巣の中に入り込み、彼女が成熟するのを待ちます。連れは彼らを“源氏の君と紫の上”と呼びます。『源氏物語』ファンの皆様、ごめんなさい。
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11ジョロウグモ♀
尾根上の細道にはたくさんのクモが巣を張っていました。ジョロウグモのオスは成体になると、幼いメスの巣の中に入り込み、彼女が成熟するのを待ちます。連れは彼らを“源氏の君と紫の上”と呼びます。『源氏物語』ファンの皆様、ごめんなさい。
12山形仙南西尾根より
      北から東方面
不意に開けてここだけ展望が効きました。北方面には三浦や妙原集落、東には782m峰<写真25>が見えました。牧歌的な風景です。
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12山形仙南西尾根より
      北から東方面
不意に開けてここだけ展望が効きました。北方面には三浦や妙原集落、東には782m峰<写真25>が見えました。牧歌的な風景です。
13アブラゼミ♀
「セミも木から落ちる(*_*)」突然、上から降ってきました。ササにしがみつきフリーズしていたので、まだ寿命ではないようです。もう9月も終わり、彼女と出会えた奇跡に感謝(*^^*)
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13アブラゼミ♀
「セミも木から落ちる(*_*)」突然、上から降ってきました。ササにしがみつきフリーズしていたので、まだ寿命ではないようです。もう9月も終わり、彼女と出会えた奇跡に感謝(*^^*)
14城ヶ仙頂上三角点「堀坂」
標高444.1mの小ピークに設置された三角点です。展望は効きません。ここに辿り着くために、少しだけルートを逸れて登りましたが、どうやら分岐を見落としていたようです。ここから先は踏み跡が明瞭で歩きやすく、すぐに正規のルートに合流しました。
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14城ヶ仙頂上三角点「堀坂」
標高444.1mの小ピークに設置された三角点です。展望は効きません。ここに辿り着くために、少しだけルートを逸れて登りましたが、どうやら分岐を見落としていたようです。ここから先は踏み跡が明瞭で歩きやすく、すぐに正規のルートに合流しました。
15ツルタケの仲間
カサの直径は5cm、つぼはありますがつばはなく、カサの縁に条線があります。色合いからするとツルタケかもしれません。
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15ツルタケの仲間
カサの直径は5cm、つぼはありますがつばはなく、カサの縁に条線があります。色合いからするとツルタケかもしれません。
16明神様の岩場
なぜかここだけ岩だらけです。標高540mの小ピーク手前から見上げて動画を撮ってみました。岩の奥にいる連れが小さく見えています。連れは左を巻きましたが、岩の間を登れます。
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16明神様の岩場
なぜかここだけ岩だらけです。標高540mの小ピーク手前から見上げて動画を撮ってみました。岩の奥にいる連れが小さく見えています。連れは左を巻きましたが、岩の間を登れます。
17明神様
登る直前に地元の方からその存在だけはおききしていました。昭和30年に奉納されたようです。詳細は不明ですが、名前から推測すると、右は麓の桜地区の水神様、左は地区の荘園の五穀豊穣の神様や白蛇様(水神様)などかもしれません。周辺も動画に撮りました。
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17明神様
登る直前に地元の方からその存在だけはおききしていました。昭和30年に奉納されたようです。詳細は不明ですが、名前から推測すると、右は麓の桜地区の水神様、左は地区の荘園の五穀豊穣の神様や白蛇様(水神様)などかもしれません。周辺も動画に撮りました。
18ハカワラタケ
カサの直径は1〜3cmでした。広葉樹の枯れ木に群生します。カサの表側には毛があり、裏の管孔は歯牙状です。
18ハカワラタケ
カサの直径は1〜3cmでした。広葉樹の枯れ木に群生します。カサの表側には毛があり、裏の管孔は歯牙状です。
19ニホンジカの糞
恋の季節のせいでしょうか?この日はシカのオスの鳴き声があちこちで聞こえました。また、ものすごいスピードで駆け抜ける姿も何度か見ました。ここには特に多数の糞が散乱しており、吉永小百合さんの「奈良の春日野」の♪腰をおろせば鹿のフン フンフンフーン黒豆や(^^♪のフレーズが頭の中でオートリバースしていました。
19ニホンジカの糞
恋の季節のせいでしょうか?この日はシカのオスの鳴き声があちこちで聞こえました。また、ものすごいスピードで駆け抜ける姿も何度か見ました。ここには特に多数の糞が散乱しており、吉永小百合さんの「奈良の春日野」の♪腰をおろせば鹿のフン フンフンフーン黒豆や(^^♪のフレーズが頭の中でオートリバースしていました。
20ビョウタケの仲間
ルートから逸れて植林帯の細い踏み跡を辿っていると、落ちていた桜の枯れ枝にびっしりついていました。生きていない有機物素材を栄養源として生活する腐生菌です。直径2〜5mmと少し大きいのが気になりました。
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20ビョウタケの仲間
ルートから逸れて植林帯の細い踏み跡を辿っていると、落ちていた桜の枯れ枝にびっしりついていました。生きていない有機物素材を栄養源として生活する腐生菌です。直径2〜5mmと少し大きいのが気になりました。
21密集キノコ
尾根に出てすぐのところです。この手前で休憩しました。カサの直径は2〜3cm、下の方にも小さなキノコが生えかけています。人は誰もいませんが、キノコは密でした(-"-)
21密集キノコ
尾根に出てすぐのところです。この手前で休憩しました。カサの直径は2〜3cm、下の方にも小さなキノコが生えかけています。人は誰もいませんが、キノコは密でした(-"-)
22ヨコジマオオハリバエ
体長2cm程のヤドリバエの仲間で、全身に毛がはえています。卵胎生で、メスのお腹の中で孵化した幼虫は、チョウやガの幼虫に寄生します。
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22ヨコジマオオハリバエ
体長2cm程のヤドリバエの仲間で、全身に毛がはえています。卵胎生で、メスのお腹の中で孵化した幼虫は、チョウやガの幼虫に寄生します。
23滝尾&三浦コース分岐
去年の11月15日にここから下ろうとしたときには、周辺の道が不明瞭だったのですが、今回は大丈夫でした。最初に山形仙に来たときは、この木の反対側に「三浦」と書かれた矢印の道標があり、三浦駅東の地形図の破線の道を辿ろうとして崩れやすい斜面や倒木地帯を経てやっとの思いで三浦に抜けました。正規の三浦コースはまだ歩いたことがありません。
23滝尾&三浦コース分岐
去年の11月15日にここから下ろうとしたときには、周辺の道が不明瞭だったのですが、今回は大丈夫でした。最初に山形仙に来たときは、この木の反対側に「三浦」と書かれた矢印の道標があり、三浦駅東の地形図の破線の道を辿ろうとして崩れやすい斜面や倒木地帯を経てやっとの思いで三浦に抜けました。正規の三浦コースはまだ歩いたことがありません。
24ヒカゲチョウ?
クロヒカゲ<写真50>によく似ており、翅の裏側を見なければ区別がつきません。翅の色が明るめなのでヒカゲチョウのほうかもしれません。
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24ヒカゲチョウ?
クロヒカゲ<写真50>によく似ており、翅の裏側を見なければ区別がつきません。翅の色が明るめなのでヒカゲチョウのほうかもしれません。
25標高782m峰頂上
仲山城跡西の曲輪群の中心部です。ここから先は歩きやすい尾根道です。木の間から三角点「能田」<写真33>の反射板が見えます。
25標高782m峰頂上
仲山城跡西の曲輪群の中心部です。ここから先は歩きやすい尾根道です。木の間から三角点「能田」<写真33>の反射板が見えます。
26クリの実
栗のイガがたくさん落ちていましたが、大半は中身がありませんでした。ここで帽子を地面に置いていると、大量のマダニがついており、連れが爪で弾き飛ばしてくれました(*_*;
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26クリの実
栗のイガがたくさん落ちていましたが、大半は中身がありませんでした。ここで帽子を地面に置いていると、大量のマダニがついており、連れが爪で弾き飛ばしてくれました(*_*;
27スギヒラタケ
以前は食用キノコとして紹介されていましたが、平成16年以降は農林水産省より「食べてはいけないキノコ」として注意喚起されています。杉の切り株にカサの直径2〜6cmの真っ白で裏にひだがあるキノコがびっしり生えていたら、たいていこのキノコです。
27スギヒラタケ
以前は食用キノコとして紹介されていましたが、平成16年以降は農林水産省より「食べてはいけないキノコ」として注意喚起されています。杉の切り株にカサの直径2〜6cmの真っ白で裏にひだがあるキノコがびっしり生えていたら、たいていこのキノコです。
28アラゲカワラタケ
カワラタケとは違い、カサの表側に毛が生えており、裏の管孔は歯牙状です。
28アラゲカワラタケ
カワラタケとは違い、カサの表側に毛が生えており、裏の管孔は歯牙状です。
29ひび割れキノコ
こげ茶色のカサの直径は3cm程、ひび割れの下の肉は薄い黄色と、ちょうどティラミスのような色合いでした。カサの裏はイグチの仲間らしいスポンジ状です。カサの表側の色がもっと赤みを帯びていればヒビワレキクバナイグチなのですが・・・
29ひび割れキノコ
こげ茶色のカサの直径は3cm程、ひび割れの下の肉は薄い黄色と、ちょうどティラミスのような色合いでした。カサの裏はイグチの仲間らしいスポンジ状です。カサの表側の色がもっと赤みを帯びていればヒビワレキクバナイグチなのですが・・・
30枯れた松に生えたキノコ
カサの直径は全体で12cm程、複数が折り重なり形もそれぞれかなりいびつです。これはもはやUMA (未確認生物)(-"-)
30枯れた松に生えたキノコ
カサの直径は全体で12cm程、複数が折り重なり形もそれぞれかなりいびつです。これはもはやUMA (未確認生物)(-"-)
31仲山城跡東の曲輪群の堀切
山形仙頂上三角点峰西直下の堀切がはっきりと遺っていました。切岸らしき斜面を登ると三角点<写真33>があります。ちなみに、地元では黒姫山城と呼ばれるようです。この地の出身で仁徳天皇の寵愛を受けた黒媛の伝説にちなみ、後世、名付けられたのかもしれません。
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31仲山城跡東の曲輪群の堀切
山形仙頂上三角点峰西直下の堀切がはっきりと遺っていました。切岸らしき斜面を登ると三角点<写真33>があります。ちなみに、地元では黒姫山城と呼ばれるようです。この地の出身で仁徳天皇の寵愛を受けた黒媛の伝説にちなみ、後世、名付けられたのかもしれません。
32タンナトリカブト
中国地方以西で最も普通に見られるトリカブトです。深く裂けた形の葉が特徴です。この1株だけで咲き始めでした。
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32タンナトリカブト
中国地方以西で最も普通に見られるトリカブトです。深く裂けた形の葉が特徴です。この1株だけで咲き始めでした。
33三角点「能田」
標高790.9mの山形仙頂上三角点です。岡山県防災行政無線の山形仙反射板が設置されており、展望は効きません。
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33三角点「能田」
標高790.9mの山形仙頂上三角点です。岡山県防災行政無線の山形仙反射板が設置されており、展望は効きません。
34キンミズヒキ
反射板のフェンスの中に群生していました。ヒメキンミズヒキに似ていますが、花の直径は1cm近くあり、花弁はより丸みを帯びます。また、おしべは10本以上あります。
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34キンミズヒキ
反射板のフェンスの中に群生していました。ヒメキンミズヒキに似ていますが、花の直径は1cm近くあり、花弁はより丸みを帯びます。また、おしべは10本以上あります。
35ヨシノアザミ
 &クチナガガガンボの仲間
岡山県高梁市出身の吉野氏に発見されたヨシノアザミは、葉が細く羽状に裂け、この時季によく見られます。クチナガガガンボの仲間は体長は1cm程ですが、腕立て伏せのような動作で口吻を出し入れしながら蜜を吸っていました。動画に撮っていると、この口吻が体よりも長いことが判明(*_*;
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35ヨシノアザミ
 &クチナガガガンボの仲間
岡山県高梁市出身の吉野氏に発見されたヨシノアザミは、葉が細く羽状に裂け、この時季によく見られます。クチナガガガンボの仲間は体長は1cm程ですが、腕立て伏せのような動作で口吻を出し入れしながら蜜を吸っていました。動画に撮っていると、この口吻が体よりも長いことが判明(*_*;
36シロヨメナ
花の直径は2cm前後、短い葉柄があり、茎には毛がありません。また、茎がかなり枝分かれするので、花が密につきます。反射板のフェンスの中なので葉は触れませんでしたが、ほぼ無毛のはずです。ヨメナ<写真09>、ノコンギク、イナカギクなどよく似た花が多いのですが、花色や大きさよりも葉柄や毛の有無、花の付き方のほうが確実に見分けられそうです。
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36シロヨメナ
花の直径は2cm前後、短い葉柄があり、茎には毛がありません。また、茎がかなり枝分かれするので、花が密につきます。反射板のフェンスの中なので葉は触れませんでしたが、ほぼ無毛のはずです。ヨメナ<写真09>、ノコンギク、イナカギクなどよく似た花が多いのですが、花色や大きさよりも葉柄や毛の有無、花の付き方のほうが確実に見分けられそうです。
37山形仙頂上
地形図上では三角点<写真33>を山形仙頂上としていますが、看板ではその少し東にあるこのピークが頂上になっています。背後に広戸仙が見えますが、うっかり見過ごしました。この少し西から歩きながら動画を撮りました。
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37山形仙頂上
地形図上では三角点<写真33>を山形仙頂上としていますが、看板ではその少し東にあるこのピークが頂上になっています。背後に広戸仙が見えますが、うっかり見過ごしました。この少し西から歩きながら動画を撮りました。
38変色キノコ
カサの直径は5〜10cm、どれも一部がこのように青紫色に変色していました。色が抜けかけたアオゾメタケの古菌かとも思いましたが、毛がほとんどありませんでした。
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38変色キノコ
カサの直径は5〜10cm、どれも一部がこのように青紫色に変色していました。色が抜けかけたアオゾメタケの古菌かとも思いましたが、毛がほとんどありませんでした。
39杉に絡みつく木
適当に植林帯を下りていったんは作業道に合流しましたが、なぜか急に道がなくなってしまい、また下の作業道に下りることにしました。崩れやすい斜面を下りる途中、これが目に入りました。
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39杉に絡みつく木
適当に植林帯を下りていったんは作業道に合流しましたが、なぜか急に道がなくなってしまい、また下の作業道に下りることにしました。崩れやすい斜面を下りる途中、これが目に入りました。
40反り返りキノコ
カサの直径は7cm程、つぼは確認できませんでしたが、雰囲気からするとツルタケの仲間のようです。
40反り返りキノコ
カサの直径は7cm程、つぼは確認できませんでしたが、雰囲気からするとツルタケの仲間のようです。
41チョウセンカマキリ
体長は6cm程です。オオカマキリよりも少し小さく、カマの付け根の色がより赤みを帯びます。石の上でフリーズしていました。踏まなくてよかったです。
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41チョウセンカマキリ
体長は6cm程です。オオカマキリよりも少し小さく、カマの付け根の色がより赤みを帯びます。石の上でフリーズしていました。踏まなくてよかったです。
42作業道より
   南から南南東方面
少し手前から歩きながら動画を撮り、ここから写真を撮りました。津山市中村や原地区などが見えています。
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42作業道より
   南から南南東方面
少し手前から歩きながら動画を撮り、ここから写真を撮りました。津山市中村や原地区などが見えています。
43ムラサキススキ
ススキの中でも花穂が赤紫色を帯びるものを特にムラサキススキと呼びます。よく似たオギとは違い、小穂(花穂の最小単位の粒々)から1本だけ長く伸びたノギという部分がありますが、取れやすいので、複数確認しないとオギと間違えそうです。動画も撮りました。
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43ムラサキススキ
ススキの中でも花穂が赤紫色を帯びるものを特にムラサキススキと呼びます。よく似たオギとは違い、小穂(花穂の最小単位の粒々)から1本だけ長く伸びたノギという部分がありますが、取れやすいので、複数確認しないとオギと間違えそうです。動画も撮りました。
44落ちる木満々⁉
ススキの間を抜けると、頭上にこんなものが(*_*;連れが下でふざけています。
44落ちる木満々⁉
ススキの間を抜けると、頭上にこんなものが(*_*;連れが下でふざけています。
45ニホンアカガエル
タゴガエルやヤマアカガエルとは違い、背中線はまっすぐです。鼻先からお尻の先まで3.5cm程でした。
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45ニホンアカガエル
タゴガエルやヤマアカガエルとは違い、背中線はまっすぐです。鼻先からお尻の先まで3.5cm程でした。
46ホタルガ
毒のあるホタルに擬態しているといわれていますが、似ていないような気がします。シロシタホタルガとは違い、白線が翅の先端から伸びます。
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46ホタルガ
毒のあるホタルに擬態しているといわれていますが、似ていないような気がします。シロシタホタルガとは違い、白線が翅の先端から伸びます。
47ナツアカネ♀
舗装道路に出てすぐのところです。よく似たアキアカネとは違い、胸部の3本の黒い筋模様のうち、真ん中の1本の先端が先細りではなく、スパッと断ち切られたようになっています。オスは成熟すると全身真っ赤になります。
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47ナツアカネ♀
舗装道路に出てすぐのところです。よく似たアキアカネとは違い、胸部の3本の黒い筋模様のうち、真ん中の1本の先端が先細りではなく、スパッと断ち切られたようになっています。オスは成熟すると全身真っ赤になります。
48ナツアカネ♀正面顔
同じ個体です。顔も少し赤く色づいています。
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48ナツアカネ♀正面顔
同じ個体です。顔も少し赤く色づいています。
49山形八幡神社鳥居
鳥居の向こうに小さな境内社が上下2棟見えています。この右に自動車数台分の草地があり、南側に延びる舗装道路が表参道でしょう。この舗装道路を南下すれば楽だったのですが"(-""-)"
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49山形八幡神社鳥居
鳥居の向こうに小さな境内社が上下2棟見えています。この右に自動車数台分の草地があり、南側に延びる舗装道路が表参道でしょう。この舗装道路を南下すれば楽だったのですが"(-""-)"
50クロヒカゲ
鳥居の奥に見えていた下側の祠の前に石で囲まれた小さな水たまりがあり、ちょろちょろと水が流れていました。クロヒカゲは吸水中でした。ヒカゲチョウ<写真24>によく似ていますが、後翅の裏側の一番上の蛇の目模様の横を通る筋模様のカーブがきついです。
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50クロヒカゲ
鳥居の奥に見えていた下側の祠の前に石で囲まれた小さな水たまりがあり、ちょろちょろと水が流れていました。クロヒカゲは吸水中でした。ヒカゲチョウ<写真24>によく似ていますが、後翅の裏側の一番上の蛇の目模様の横を通る筋模様のカーブがきついです。
51ミゾホオズキ
花の直径は1cm程です。沢や溝の側など、湿った場所に生育します。クロヒカゲ<写真50>のいた水たまりの前にたくさん咲いていました。ここは水神、竜神、弁天など、水に関係する神様の祠なのかもしれません。
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51ミゾホオズキ
花の直径は1cm程です。沢や溝の側など、湿った場所に生育します。クロヒカゲ<写真50>のいた水たまりの前にたくさん咲いていました。ここは水神、竜神、弁天など、水に関係する神様の祠なのかもしれません。
52山形八幡神社の森
社叢はモミが主で、ヒノキやサクラ、ウラジロガシ、ヤブツバキ、ヤブコウジなどが生育しています。郷土記念物、津山市の天然記念物に指定されていますが、この石段を上った先は小さな祠で行き止まりです。
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52山形八幡神社の森
社叢はモミが主で、ヒノキやサクラ、ウラジロガシ、ヤブツバキ、ヤブコウジなどが生育しています。郷土記念物、津山市の天然記念物に指定されていますが、この石段を上った先は小さな祠で行き止まりです。
53山形八幡神社境内社&拝殿
ご祭神は、応神天皇・仁徳天皇・天御中主命の三神です。拝殿の鰐口(わにぐち)には、宝永元年(1704年)の年号や作者の銘が入っているそうですが、見てもよくわかりませんでした。
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53山形八幡神社境内社&拝殿
ご祭神は、応神天皇・仁徳天皇・天御中主命の三神です。拝殿の鰐口(わにぐち)には、宝永元年(1704年)の年号や作者の銘が入っているそうですが、見てもよくわかりませんでした。
54山形八幡神社
   東側の境内社&本殿
この2棟の彫刻が豪華で見応えがあるのですが、今回は先を急ぐことにしました。
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54山形八幡神社
   東側の境内社&本殿
この2棟の彫刻が豪華で見応えがあるのですが、今回は先を急ぐことにしました。
55山形八幡神社のモミジ
東美作路名木百選に選ばれている古木です。推定樹齢150年、樹高15mとされていますが、高さはそれほどなさそうです。去年と変わりなく元気でよかったです。
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55山形八幡神社のモミジ
東美作路名木百選に選ばれている古木です。推定樹齢150年、樹高15mとされていますが、高さはそれほどなさそうです。去年と変わりなく元気でよかったです。
56鎮守池畔より
    ススキ越しに山形仙
舗装道路に戻らず、神社の裏からササの茂った斜面を登ると、ズボンはマダニだらけでした(+_+)池の畔は去年以上にススキロードと化しており、ススキまみれになりながら歩いて動画を撮り、手前の尾根の右奥にある山形仙を望みました。マダニはススキに払われていなくなりました(^^♪
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56鎮守池畔より
    ススキ越しに山形仙
舗装道路に戻らず、神社の裏からササの茂った斜面を登ると、ズボンはマダニだらけでした(+_+)池の畔は去年以上にススキロードと化しており、ススキまみれになりながら歩いて動画を撮り、手前の尾根の右奥にある山形仙を望みました。マダニはススキに払われていなくなりました(^^♪
57ナンバンギセル
ススキなどのイネ科の植物の根に寄生します。この一角に数株咲いていました。
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57ナンバンギセル
ススキなどのイネ科の植物の根に寄生します。この一角に数株咲いていました。
58ニホンカナヘビ
ニホントカゲに似ていますが、白い筋模様は目の下から伸びる1本だけです。また、首の部分のくびれがはっきりしており、よりほっそりして見えます。幼体も成体も同じような模様です。
58ニホンカナヘビ
ニホントカゲに似ていますが、白い筋模様は目の下から伸びる1本だけです。また、首の部分のくびれがはっきりしており、よりほっそりして見えます。幼体も成体も同じような模様です。
59エンマコオロギ♂
体長は3cm程と、日本のコオロギの仲間では最大です。産卵管がないのでオスです。正面顔が閻魔様のように怖いというのが名前の由来といわれていますが、まだ顔をはっきり見たことはありません。
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59エンマコオロギ♂
体長は3cm程と、日本のコオロギの仲間では最大です。産卵管がないのでオスです。正面顔が閻魔様のように怖いというのが名前の由来といわれていますが、まだ顔をはっきり見たことはありません。
60ヒガンバナ
この日は傷んで白くなりかけた花が多かったのですが、ここは比較的きれいでした。
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60ヒガンバナ
この日は傷んで白くなりかけた花が多かったのですが、ここは比較的きれいでした。
61覆輪咲きのコスモス
こぼれ種で生えたらしく、舗装道路の脇にポツンと咲いていました。白地に淡いピンク色の縁取りがきれいです。「ピコティ」という品種かもしれません。
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61覆輪咲きのコスモス
こぼれ種で生えたらしく、舗装道路の脇にポツンと咲いていました。白地に淡いピンク色の縁取りがきれいです。「ピコティ」という品種かもしれません。
62コスモス
色とりどりのコスモスが倒れないように紐で縛ってありました。写真には撮れませんでしたが、クマバチが花にしがみついては己の重みでドテッと落っこちそうになっていたのが可愛かったです(*^^*)
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62コスモス
色とりどりのコスモスが倒れないように紐で縛ってありました。写真には撮れませんでしたが、クマバチが花にしがみついては己の重みでドテッと落っこちそうになっていたのが可愛かったです(*^^*)
63カワラナデシコ
秋の七草の一つです。花数はかなり少なく、そろそろ終わりのようでした。
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63カワラナデシコ
秋の七草の一つです。花数はかなり少なく、そろそろ終わりのようでした。
64ヒャクニチソウ
     &ツユムシ
ツユムシはセスジツユムシなどに似ていますが、脚はほとんど黄緑色、背中の筋模様は薄く目立たず、後翅の前翅よりも後ろに突き出た部分の長さは、前翅の長さの3分の1以上あります。
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64ヒャクニチソウ
     &ツユムシ
ツユムシはセスジツユムシなどに似ていますが、脚はほとんど黄緑色、背中の筋模様は薄く目立たず、後翅の前翅よりも後ろに突き出た部分の長さは、前翅の長さの3分の1以上あります。
65ヒャクニチソウ
花弁のように見える舌状花と中央にある黄色い星形の筒状花の集合体です。拡大してみるとおもしろく、可愛い花です。
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65ヒャクニチソウ
花弁のように見える舌状花と中央にある黄色い星形の筒状花の集合体です。拡大してみるとおもしろく、可愛い花です。
66ヤクシソウ
花の直径は2cm程、葉の基部が張り出して茎を抱くのが特徴です。咲き始めでした。
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66ヤクシソウ
花の直径は2cm程、葉の基部が張り出して茎を抱くのが特徴です。咲き始めでした。
67三角点「堀坂西」越しに
          南西山
舗装道路から少し盛り上がった部分に三角点「堀坂西」がありました。背後に頂上三角点「南西山」のある南西山が見えています。
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67三角点「堀坂西」越しに
          南西山
舗装道路から少し盛り上がった部分に三角点「堀坂西」がありました。背後に頂上三角点「南西山」のある南西山が見えています。
68美作滝尾駅越しに
     梶間山&吉見仙
手前に稲穂が出ている田んぼと赤いヒガンバナ<写真60>、木造の趣のある美作滝尾駅<写真01〜03>の背後には、右端に梶間山、中央に吉見仙と、山城跡のある山々が見えています。
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68美作滝尾駅越しに
     梶間山&吉見仙
手前に稲穂が出ている田んぼと赤いヒガンバナ<写真60>、木造の趣のある美作滝尾駅<写真01〜03>の背後には、右端に梶間山、中央に吉見仙と、山城跡のある山々が見えています。
69「美山津山店」
 牛肉&豚肉食べ放題コース
イオンモール津山内にあります。外国産牛肉と豚肉、野菜やキノコ、写真には撮りませんでしたが、ご飯、豚汁、ソフトクリームも食べ放題、ドリンクバーもついています。肉の脂身が少なめなのがうれしいです。二軒隣のビッグボーイが閉店していました・・・(+_+)
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69「美山津山店」
 牛肉&豚肉食べ放題コース
イオンモール津山内にあります。外国産牛肉と豚肉、野菜やキノコ、写真には撮りませんでしたが、ご飯、豚汁、ソフトクリームも食べ放題、ドリンクバーもついています。肉の脂身が少なめなのがうれしいです。二軒隣のビッグボーイが閉店していました・・・(+_+)

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 手袋(防水加工) 軍手 雨具 スパッツ 日よけ帽子(フード付き) 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 アタックザック ザックカバー(防水用) 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 タオルハンカチ カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(地図アプリ使用) eTrex22x(GPSナビゲーター) 虫よけスプレー

感想

【山形仙に急遽計画変更(+_+)】
 当初の予定では津川ダム上流部の津川川沿いの森林基幹道因美線を上り、鳥取県と岡山県の境界尾根を歩くつもりでした。しかし、ダムの東の林道入口に「伐採作業中につき立ち入り禁止」という看板が設置されていました。12月10日まで作業予定で、日曜日のこの日も重機が動いていたようです。
 さすがに当初の計画は断念、目の前に聳える那岐連峰を見ながら思案の末、登山者が多いであろう広戸仙(ひろどせん)から那岐山(なぎさん)までのコースを避け、那岐連峰の南西に位置する山形仙を訪問することにしました。出発点は登山者が多い声ヶ乢(こえがたわ)からではなく、反対方面にある美作(みまさか)滝尾駅<写真01〜03>にしました。歩いたことはなく、下調べもしていませんが、地形図の道を辿れば大丈夫だろうと思い、とりあえず駅を目指しました。

【山形仙の西側は迷路】
 山形仙までのルートは一般的には広戸仙と同じ声ヶ乢(こえがたわ)からアプローチし、ピストンします。
2021年04月18日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3090029.html
2015年5月に訪問した際は山形仙の頂上を越えさらに西の782m峰まで来ると、三浦方面への道標があったので(現在はありません)、地形図上には途中から道があるように見える三浦方面に向かいました。ルートの大半が崩れやすい土や倒木地帯で、三浦麓まで下りてきて、ようやく普通に歩ける道になりました。
2015年05月10日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-636410.html
トレランコースの一部として三浦コースが整備されたのは後のことでした(-_-;)
 2020年11月に訪問した際は同じ分岐で前述の三浦方面ではなく、いったん滝尾方面(南)に向かいました。滝尾方面への道は不明瞭でやっとササの間の細道を見つけて尾根を南下、植林帯を抜け標高650mで作業道に合流、そのまま下りて山形八幡神社<写真49〜55>経由で声ヶ乢に戻りました。
2020年11月15日https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2734794.html
滝尾コースのササ刈りが行われたのは後のことでした(-_-;)
 そこで、今回はまだ辿ったことのないコースを確かめるべく、JR美作滝尾駅を起点にしました。登山口がよくわからないまま、とりあえず北上していると、標高158.6m三角点「梶屋ヶ一」<写真05>を過ぎた辺りだったかと思いますが、草刈り作業中の地元の方々が大勢おられました。三密を避けたつもりが、まさかの密集状態(*_*;しかし、声をかけてくださった方が
「線路を越えて明神様を通って、ああ、大岩があってなあ」
と教えてくださったので、安心して登ることができました(*^^*)
 登山口はJR因美線の線路を越えてすぐ、ちゃんと「山形仙滝尾登山口」、「明神様へ」の道標がありました。最初は線路沿い、尾根に出ると国道53号線の西辺りから低いササの間の細道が続きます。ちなみに、国道53号線より西は堀坂(ほっさか)城跡となっており、堀切などが見られるそうですが、気づきませんでした。2003年に発見されましたが、後世に地形が改変されているようで、近世の文献には記載がない謎の城跡です。
 途中、城ヶ仙頂上三角点「堀坂」<写真14>に立ち寄りました。標高410m辺りの分岐を見落としたようで、標高420m近くで崩れやすい斜面に取り付きすぐにササが茂った尾根に出ると、なんとなく踏み跡があり、たまに膝までササが当たりましたが、すんなり三角点に辿り着きました。ただし、連れはズボンにマダニが大量についていると騒ぎました。これが今回のマダニスポットその1でした(+_+)
 山形仙頂上まではヤブはなく、難なく歩けますが、なぜかマダニがいました(+_+)この山域はシカが多いので、ヤブではなくても要注意です。
 さて、帰路も同じ道を辿ればよかったのですが、山形仙頂上と782m峰の中間点まで来ると、少し下に作業道が見えました。地形図上には記載されていませんが、合流しやすい位置にいたので、作業道まで高低差数十mの植林帯の斜面を下りました。
 これで山形八幡神社まで楽勝のはずが、なぜか突然行き止まり(*_*;下にはまた別の作業道が見えましたので、再び、作業道まで高低差数十メートルほどの斜面を下りました。ここも植林帯でしたが、特に上のほうは崩れやすく、作業道に出たときには、下りが苦手な連れはほっとしていました。
 この作業道を進んでいくと、上りで利用した南尾根に上がる踏み跡が2か所ありました。このまま作業道を辿るか、いったん、南尾根に合流して、元来た道を進むか悩んだ結果、去年の11月15日同様、作業道をそのまま進み、山形八幡神社<写真49〜55>に向かうことにしました。
 山形八幡神社<写真49〜55>から鎮守池<写真56>へは、直接つながる道はなく、いったん地形図の実線の道に戻らなければなりません。神社の裏からササの茂った斜面を無理やり北に登ると、ズボンはマダニだらけでした(+_+)
 池の南西端からは舗装道路で元来た道に合流、美作滝尾駅まで最短コースを歩むべく、地形図の実線の道を進んでいきました。草の生えた砂利道は地形図上は標高320mでなくなりますが、実際には標高330mで細道となり北上開始、少し経つとまたしても道がなくなりました(*_*;仕方なく、少し西にあるはずの地形図の実線の道に合流すべく適当なところで下りることにしました。ここも植林帯なのですが、踏み跡らしきものは入口だけ、この日最悪の崩れやすさ、下にはどうやら沢が流れている様子。連れはかなりもたつき、渡渉できるかと不安だったそうです。標高315m辺りで幅30cmのちょろちょろ流れをまたぐとすぐに砂利道が復活、標高230mの砂防ダム脇のフェンスをかわすと舗装道路になりました。
 このまま舗装道路をキープすればよかったものを、標高215mで低い草の生えた土道に入ったのが運の尽き?地形図の道をキープしているように見えますがなかなかの細道で、立ち入り禁止の立て札のある田んぼに出てしまいました。仕方なくあぜ道を辿って標高200mを切り民家の前に出たときには、精神的にかなりへろへろでした(+_+)
 田んぼ越しに美作滝尾駅<写真68>を撮影し、やれやれ、やっとゴールかと思いきや、「線路内立ち入り禁止」の立て札が(+_+)駅は目の前なので線路を横切り、ホーム端の立ち入り禁止の立て札の脇を通ってゴール(-_-;)
 このように、下山ルートは何度も道がなくなり、まるで迷路をさまよっているような感じでした。これなら、山形八幡神社の南に延びている舗装道路を南下し、広い道路に合流してそのまま駅に向かうほうが、遠回りですが、時間的には早かったような気がします。今更ですが、マイナールートにおける地形図上の道はあてになりません。今回辿ったルートを手掛かりに、今度行く際には、道と道を数珠つなぎすることなく、もっともスムーズに歩ける山形仙西ルートを特定したいものです。

【秋らしくなってきた9月下旬の風物詩】
 今回のコースは想定以上に花をたくさん見ることができました。ニラやツユクサ、ヨメナのように夏から秋にかけて咲く花、タンナトリカブトやムラサキススキのように今が旬の花、クリ(イガ栗)やドングリもたくさんありました。ナツアカネ(赤トンボ)やエンマコオロギなどの虫も秋を感じさせてくれました。
 また、恋の季節なのか、牡鹿が遠くまで響き渡る声で鳴いているのがあちこちで聞こえてきました。さらに、すごい勢いで我々の前を横切った鹿も何頭かいました。彼らが多いということは、もちろんマダニも多く、連れは帰宅後に5匹見つけて退治、結局、連れだけが左右の足をやられていました(+_+)
 それはさておき、山形仙の麓に下りてくると、ススキの群生、コスモス、ヒガンバナなど、秋一色でした(*^^*)稲刈りがまだのところもあり、牧歌的な風景に心が安らぎました。最後は田んぼ越しに美作滝尾駅と背後の梶間山&吉見仙・・・目と心の保養になりました(^^)/
 いろいろありましたが、様々な動植物に癒され、最後にはいい気分でゴール、やはり今回も楽しい山行でした(*^^*)



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