白馬三山縦走(絶景の北アルプス)
- GPS
- 51:19
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 1,878m
- 下り
- 2,447m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:05
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:09
通過時間は写真等を参考に入力。
ただ、1日目の出発時間はかなりアバウト。
天候 | 台風通過後で、3日間とも雲一つないような超晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方にマイカーをデポし、路線バスにて栂池へ ゴンドラ、ロープウェイを乗り継ぎ、登山口まで 下山後、タクシーを乗り合い、八方まで マイカーを回収し、八方から東京の住居まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
栂池〜白馬大池: 特に危険な箇所はありません。強いて言えば、乗鞍岳手前に、大岩が積み重なっており、四肢を使ってよじ登りました。 白馬大池〜白馬山荘: 稜線沿いの登山道を気持ちよく歩けます。天気良ければ、剱・立山や頸城山塊など絶景が望めます。 白馬山荘〜鑓温泉分岐: 稜線歩きですが、岩の上など強風だと危険だなと感じる所もあります。 杓子岳の登りは滑り台のようなザレ場の斜面で、その反対側は切り立った崖地です。 鑓温泉分岐〜鑓温泉: 途中に、鎖付岩場の下りやトラバースがあります。通常のデイバックなら問題なく進めそうですが、テン泊装備で17キロと重かったので、かなり苦戦し慎重に下りました。 鑓温泉〜猿倉荘: 特に危険な箇所はありません。ただ、終盤で疲れもあり、ダラダラと長く、暑かったような。 ちなみに、大雪渓は、落石も多く事故も頻発しているようですので、同行者の計画により、歩かないルートを選択しました。 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉は、白馬ハイランドホテルに入り、露天から見える白馬三山の山並みを復習しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
フリース
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
三脚
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
ヘッドランプ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
充電用ソラーパネル
|
感想
白馬三山は、登山人生でターニングポイントとなった山だ。
これまでは、登山の先輩に、誘われ日帰り登山がメインだったが、北アルプスへのテン泊縦走に誘われた。
しかも、初の試みとして、テントを担いでみないかと。
テントに加え、デカいザックを借り、河川敷で担ぐ練習をして挑んだ白馬三山。
ザックは17キロとなり、過去、最重量級となった。
同行者が、登山計画をたて、食糧を担ぎ上げつつ献立も考えてくれるので、自らは体力の限り歩むのみ。
今回の縦走路は、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳を踏破する本格的な北アルプスの登山道。
鋭く尖った岩が多く今までの山では見た事がない登山道や、どこまでも続くような美しく明瞭な稜線、そして、目を見張るような絶景の山々との出会いなど、斬新的な登山であった。
台風通過後で、一面青空が広がる天気に恵まれたことも、その理由だろう。
天候に加え、気温も最適な感じだった。3日目の小日向のコル以降は、暑さ悶える場面もあったが。
日中、白馬大池と白馬山荘では、半袖でも十分な気温で、テント外でゴロゴロと過ごせた。
夜は冷え込むも熟睡出来たし、清々しい早朝を迎え、ご来光やモルゲンを堪能出来た。
それに、同行者は、装備の重さを考慮して、1日毎の行程を短く計画してくれていた。
一応、自らも、ゆるりと進み、行動食にアミノ粉を補給しながら、筋肉痛やシャリバテには注意した。
おかげで、テント背負ってのデビュー戦としては、上々の出来だった。
ただ、鑓温泉に行く途中の鎖付きの岩場は、一歩滑れば助からないという緊張感もあり、辛く体力の限界を感じ、「二度とテント背負って山を歩くもんか」と後悔したものである。
この時、気合を入れるべく叫びたかったが、先行する同行者に心配されるかもと思い、自重した。
一人だったら叫んで、気合を入れただろう。
行程が短いとはいえ、3日目ともなれば徐々に疲労がたまり、岩場通過後は足や腕はパンパンで、テントを背負っての下山は無理だ、と感じた。
しかし、鑓温泉に入るとどうだろう、この疲労が抜け、下山出来る体力が回復したのである。
温泉の力は偉大だ( ´ ▽ ` )
ちなみに、当初計画では鑓温泉のテン場で3泊目の予定だったが、同行者の体調が優れず、3日目の鑓山頂で下山に変更。
なんで3日目だけ行程が長い。
無事下山し、テン泊縦走を達成。
絶好の天気に恵まれ、とても充実した登山であった。
これで百名山は28座登頂となった。
今回の経験を機に、以後、次々にアルプスの百名山を登頂を目指し、計画を進めて行くことになった。
(2021年に当時を思い出し記録)
2021年現在、自らのテントと65リットルのザックを買い、久住でテン泊の練習を重ねているので、百名山を達成したら、いずれ白馬三山のこのルートをテントを背負って縦走してみたいものだ。
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