勝尾寺・最勝ヶ峰・天上ヶ岳・堂屋敷・みのお記念の森
- GPS
- 05:18
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 654m
- 下り
- 914m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:19
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
阪急バス(粟生団地線)29系統にて勝尾寺(かつおうじ)で降車 帰路:箕面駅から阪急箕面線に乗車 石橋阪大前駅にて宝塚本線に乗り換え 北千里駅から勝尾寺へのバスは土日祝日の始発は8:50で、勝尾寺着は9:33です。 路線バスだが、途中で止まるバス停が少ないので、早く着きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・標高が少し高かったり日陰になる斜面では雪が残っていた。 ・雪が残る車道はタイヤで踏み固められた雪で滑りやすく、自転車の人も乗らずに押していた。 ・エキスポ'90みのお記念の森を抜けてからようらく台園地に入るまでは長いアスファルト道。 ・随所に道標や案内地図、ルート記号の看板があるので、ルート自体は複雑でも道に迷うことはない。 |
その他周辺情報 | 滝道から箕面駅までは土産物屋が中心だが、駅の南東側は商店街もあり食事処が多い。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
東海自然歩道を京都から箕面まで2回踏破したが、
勝尾寺には寄ったことがなかった。
kumakumoが勝尾寺はだるまがいっぱいで、
行ってみたいというので先週に続いて箕面に。
勝尾寺は本当にだるまがいっぱいだった。
積雪が心配だったが、山道だとまだなんとかなった。
みのお記念の森に向かう車道は圧雪されていて少し危険を感じた。
せめて、軽アイゼンぐらいは持ってないといけないと思った。
箕面の滝周辺に降りてくると、打って変わっての陽気。
つい先ほどまで雪道を歩いていたのに。
陽気に誘われたのか滝道で野生の猿が出て来てびっくり。
箕面駅周辺には何もないところだと思っていたら、
少し東南に商店街があるようなのでいってみる。
中華を食べて、ケーキ・コーヒー豆・デニッシュパンを
購入して家に帰ってまで楽しめた一日となりました
たくさんのダルマがあるとのことで、ぜひ訪れてみたいとかねがね
思っていた勝尾寺。実際に行ってみれば想像以上。世にダルマの国
があるとすればこんな感じなのだろう。境内のさまざまな場所でダ
ルマ達(達磨達)はそれぞれの役割を担っていた。
境内の裏手から最勝ヶ峰に向かえば、標高が上がるにつれて山道に
残る雪の量も増えてくる。東海自然歩道にさしかかると、ここにも
ダルマ。雪だるまではなく、顔つきが勝尾寺のそれである。集団で
脱走してきたに違いない。
雪の山道にはすでに足跡がついており、斜面ではその跡を参考にし
て足を置く。平坦な道では、踏み跡のないところを音を立ててリズ
ミカルに歩いた。
箕面川ダムから天上ヶ岳、堂屋敷山頂を通過して「みのお記念の森」
へ向かう道は、タイヤで踏み固められた雪の車道だ。傷んだスケー
トリンクのようになっていて、マウンテンバイクを押して歩いてい
る人もいた。
蹴り出すような早足では歩けないので時間がかかるが、なんだか懐
かしい。昔、子どもの手を引いて、このような道を歩いて保育園へ
送っていった雪の朝を思い出す。
「みのお記念の森」の展望塔や木道の一部は、老朽化して使えなく
なっていた。仕方がない。それにしても、木造のものは壊れていて
も不思議な魅力。小綺麗なテーマパークなどにはない風情がある。
長いアスファルト道を辿ってようやく「ようらく台園地」に到着。
ようらくとは? この固有名詞の秘密がわかるかと思ってやってき
た。しかし、駐車場、広場のあずま屋にも、「ようらく」の秘密の
鍵は見当たらない。先週訪れた、六個山近くの謎の「ハート広場」
を想起した。
肩すかしを食らった気分だが、ここからは山道を行く。しばらく歩
くと、やはり先週通りがかった見晴らしの良い分岐点にやって来た。
滝道への分岐は(健脚向)と書き添えてある方へ行ってみる。これが
もう、実におもしろコースであった。奇想天外な形の木の根、見上
げるほど大きな岩、水の音。苔でコーティングされた何か、渡る場
所に目移りする丸太の橋、鳥の声。雪はほとんど解けていた。
おもしろおかしく下っていくうちに、山道を補修している一人の男
性。軽くお礼を述べてすれ違うと、少し先に補修の道具が置かれて
いた。そこから、角に木材をあてがった階段が延々と下の方まで続
いている。途中の土手には階段の材料が積まれていた。
いかにも作りたての階段を一段一段降りていくと、もう落合谷だ。
落合谷のトンネルをくぐり、先週は箕面の大滝まで歩いた滝道を、
今度は逆に辿っていく。
野生のお猿に出会ったのは瀧安寺も過ぎてから。一匹の大きな猿
が衆人環視の中、ゆっくり木から木へと伝い、箕面川の向こうで
こちらを振り向いた。思わず手を振ると、お猿は向こう岸の景色
の中へと溶け込んでいった。
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