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Yamareco

記録ID: 417116
全員に公開
雪山ハイキング
赤城・榛名・荒船

赤城山〜ほろ苦い快晴の雪山

2014年03月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:04
距離
6.2km
登り
557m
下り
543m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

854あかぎ広場BS(おのこ駐車場)-917赤城神社-932黒檜山登山口-948猫岩-1034黒檜山頂-1038展望-1056鳥居-1129駒ヶ岳-1158おのこ駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
青春18きっぷ1日目
往復:前橋ST⇔富士見温泉BS⇔あかぎ広場BS
※ビジターセンター直行便だと登山口まで徒歩アクセスが少し悪いため、富士見温泉BS乗換にしました
コース状況/
危険箇所等
黒檜山頂から駒ヶ岳への道標から直下する途中では踏み跡が沢山あり迷いやすいと思います
とくに谷側の急斜面に入ると、角度が急で滑落の可能性があります

▲実際10mほど滑ってしまいました(後述します)
この記録のGPSログ上に危険箇所がありますので、駒ヶ岳に向かわれる方はご注意ください


帰途「富士見温泉みはらしの湯」はリーズナブルでお薦めです
両毛線には初めて乗ります
2014年03月15日 06:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 6:58
両毛線には初めて乗ります
このホームからは水上方面にも行けるのですね
2014年03月15日 07:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 7:01
このホームからは水上方面にも行けるのですね
あかぎ広場BSからスタート
2014年03月15日 08:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 8:54
あかぎ広場BSからスタート
これから登る山々
2014年03月15日 09:04撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 9:04
これから登る山々
大沼では「わかさぎ釣り」
それにしても今日は空が青い
2014年03月15日 09:06撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:06
大沼では「わかさぎ釣り」
それにしても今日は空が青い
赤城神社への橋
青い空に赤い欄干が映える
2014年03月15日 09:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 9:10
赤城神社への橋
青い空に赤い欄干が映える
小鳥が地面をついばんでいました
2014年03月15日 09:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:12
小鳥が地面をついばんでいました
これからの山行の無事を祈りました
2014年03月15日 09:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:17
これからの山行の無事を祈りました
手水の龍神様でしょうか
2014年03月15日 09:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:17
手水の龍神様でしょうか
ゲートまで歩くと登山口
ここでアイゼン装着
2014年03月15日 09:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 9:30
ゲートまで歩くと登山口
ここでアイゼン装着
まだこれくらいの雪があります
2014年03月15日 09:32撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:32
まだこれくらいの雪があります
登り始め、いきなりキツイ坂
2014年03月15日 09:37撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 9:37
登り始め、いきなりキツイ坂
白樺は晴天が一番
2014年03月15日 09:40撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 9:40
白樺は晴天が一番
猫岩付近から大沼を振り返り。。
2014年03月15日 09:46撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:46
猫岩付近から大沼を振り返り。。
駒ヶ岳からの急な下りを望みます
2014年03月15日 09:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 9:48
駒ヶ岳からの急な下りを望みます
猫岩
猫の要素が分かりませんでした
2014年03月15日 09:48撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 9:48
猫岩
猫の要素が分かりませんでした
基本登りはきついです
2014年03月15日 10:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:01
基本登りはきついです
ピンクテープが風になびき空に映える
2014年03月15日 10:02撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:02
ピンクテープが風になびき空に映える
2014年03月15日 10:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:11
日差しが心地いい
2014年03月15日 10:22撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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日差しが心地いい
曲がりながら伸びる白樺
2014年03月15日 10:25撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:25
曲がりながら伸びる白樺
駒ヶ岳分岐がもうすぐ
2014年03月15日 10:30撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:30
駒ヶ岳分岐がもうすぐ
山頂への稜線
すでに気持ちのいい風景が広がる
2014年03月15日 10:31撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:31
山頂への稜線
すでに気持ちのいい風景が広がる
山頂ではさらに空が青く感じます
霧氷はほとんど着いていませんでした
2014年03月15日 10:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:33
山頂ではさらに空が青く感じます
霧氷はほとんど着いていませんでした
2014年03月15日 10:34撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:34
山頂からさらに北の展望ポイントへの間の小雪庇
2014年03月15日 10:35撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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山頂からさらに北の展望ポイントへの間の小雪庇
2014年03月15日 10:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:36
はじめてくる山域
山座同定が楽しい
展望ポイントから望む榛名山でしょうか?
2014年03月15日 10:38撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:38
はじめてくる山域
山座同定が楽しい
展望ポイントから望む榛名山でしょうか?
2014年03月15日 10:43撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:43
日光の山々でしょうか?
2014年03月15日 10:45撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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日光の山々でしょうか?
北東〜南東方面の眺望
2014年03月15日 10:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:53
北東〜南東方面の眺望
もう一度日光方面を
2014年03月15日 10:53撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:53
もう一度日光方面を
風が吹くと霧氷が飛んできます
2014年03月15日 10:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:54
風が吹くと霧氷が飛んできます
2014年03月15日 10:54撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:54
鳥居がここまで埋まってます
2014年03月15日 10:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 10:56
鳥居がここまで埋まってます
駒ヶ岳への下り
ここからが注意要
2014年03月15日 10:59撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 10:59
駒ヶ岳への下り
ここからが注意要
写真は撮れていませんが道標からの下りは複雑なトレース
青く囲ったトレースの範囲で迷いました
そして赤く囲ったトラバースの途中で10mほど滑落
何とか止まることができ、尾根に出ることが出来ました
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写真は撮れていませんが道標からの下りは複雑なトレース
青く囲ったトレースの範囲で迷いました
そして赤く囲ったトラバースの途中で10mほど滑落
何とか止まることができ、尾根に出ることが出来ました
出たところの尾根付近
2014年03月15日 11:10撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:10
出たところの尾根付近
このあたりの斜度は本当にきつかったです
2014年03月15日 11:11撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:11
このあたりの斜度は本当にきつかったです
振り返るとこんな感じ
2014年03月15日 11:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:12
振り返るとこんな感じ
駒ヶ岳への稜線は最高に気持ちが良い
2014年03月15日 11:14撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:14
駒ヶ岳への稜線は最高に気持ちが良い
本当に白い木肌
2014年03月15日 11:15撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 11:15
本当に白い木肌
ここまで来て先ほどのドキドキが収まってます
2014年03月15日 11:16撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:16
ここまで来て先ほどのドキドキが収まってます
2014年03月15日 11:19撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:19
2014年03月15日 11:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:29
駒ヶ岳から少し先
雪庇が張り出していました
2014年03月15日 11:29撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 11:29
駒ヶ岳から少し先
雪庇が張り出していました
近くでみるとこんな感じ
2014年03月15日 11:31撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:31
近くでみるとこんな感じ
このさきは崖
行ってはいけません
2014年03月15日 11:33撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:33
このさきは崖
行ってはいけません
2014年03月15日 11:36撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 11:36
下りてくると植生が変わっています
2014年03月15日 11:37撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 11:37
下りてくると植生が変わっています
色々ありましたが下りてきました
本日のルート
2014年03月15日 11:56撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 11:56
色々ありましたが下りてきました
本日のルート
ここで道に出た先に「おのこ駐車場」
出発地点のバス停です
2014年03月15日 11:58撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 11:58
ここで道に出た先に「おのこ駐車場」
出発地点のバス停です
もう一度駒ヶ岳を振り返ります
2014年03月15日 11:59撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 11:59
もう一度駒ヶ岳を振り返ります
多目的広場の建物の軒先を借りて昼食
久しぶりのMUJIカレー
『マッサマン』
先ほどまでのちょっと落ちた気分もカレーランチで上がってきました
2014年03月15日 12:28撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 12:28
多目的広場の建物の軒先を借りて昼食
久しぶりのMUJIカレー
『マッサマン』
先ほどまでのちょっと落ちた気分もカレーランチで上がってきました
バスの時間まで大沼の凍結湖面を散策しました
2014年03月15日 12:55撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 12:55
バスの時間まで大沼の凍結湖面を散策しました
帰途、立ち寄った富士見温泉
2014年03月15日 15:57撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 15:57
帰途、立ち寄った富士見温泉
梅がキレイに咲いてます
2014年03月15日 16:01撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 16:01
梅がキレイに咲いてます
2014年03月15日 16:07撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 16:07
バスの車窓から
赤城山の前衛の山々でしょうか
2014年03月15日 16:12撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
3/15 16:12
バスの車窓から
赤城山の前衛の山々でしょうか
いきなり飛びますが、JRで前橋から小山経由の宇都宮へ
なぜ、宇都宮かというと、翌日、日光に行こうと思い立ち急きょ行くことにしました
なぜ、日光かと言うと、今日山頂で見た日光方面の山々が印象的だったからです

晩ご飯は当然餃子です、この日は合計22個
ビールに合います
2014年03月15日 19:17撮影 by  PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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3/15 19:17
いきなり飛びますが、JRで前橋から小山経由の宇都宮へ
なぜ、宇都宮かというと、翌日、日光に行こうと思い立ち急きょ行くことにしました
なぜ、日光かと言うと、今日山頂で見た日光方面の山々が印象的だったからです

晩ご飯は当然餃子です、この日は合計22個
ビールに合います
■光の入り方も
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■光の入り方も
■奥行きも良い感じ
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■奥行きも良い感じ
■フィルムカメラも持参しました
最近フィルムの質感が大好きです
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■フィルムカメラも持参しました
最近フィルムの質感が大好きです
■青味も露出調整で良い感じに出ます
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■青味も露出調整で良い感じに出ます
■風の吹いている様子も
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■風の吹いている様子も
■雲の流れも良い感じ
榛名山から小野子山・子持山
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■雲の流れも良い感じ
榛名山から小野子山・子持山
■日光方面
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:16
■日光方面
■谷川岳方面だと思いますがきっちり同定出来ず
2014年03月16日 19:16撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
3/16 19:16
■谷川岳方面だと思いますがきっちり同定出来ず
■大沼から本日の山々を振り返り
2014年03月16日 19:17撮影 by  SP-3000, FUJI PHOTO FILM CO., LTD.
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3/16 19:17
■大沼から本日の山々を振り返り

感想

久々に青春18きっぷを買いました
東京からJR普通列車で行ける山
まだ雪が残っている山
これまで入ったことのない山域
まず頭に浮かんだ赤城山に向かうことにしました

土曜日早朝&新宿始発は…
いつも朝まで飲み明かした人々で賑わっています
そんな中ハードシェルにザック姿は明らかに浮いてます
でも、もう慣れました


さて前橋駅からバスを乗りついで大沼の湖畔から歩き始めます
青空が映える晴天でしたが風が少しあり体感温度はマイナス5℃くらい

道中、赤城神社に無事をお祈りしたあと登山口へ


赤城山主峰の黒檜山登山口にてアイゼン装着
登り始めからいきなりの急登で汗が吹き出してきます
このあとも基本的にきつい勾配
前爪アイゼンを持っていないことを少し後悔し始めていました
このあともっと後悔することになるとは、このときは知らず…


山頂では素晴らしい眺望が待っていました
青い空は青く、白い雪は白い
この山行では榛名山、谷川岳方面、日光の山々、富士山まで見ることが出来ました

黒檜山頂で素晴らしい景色を楽しんだあと駒ヶ岳に向かって下ります
ここから先、トレースが複雑で迷いやすいため十分に注意が必要です
基本的に稜線歩きなのでずっと谷にかっているとしたら引き返した方が良いかもしれません
※実はこの後、谷筋で少し滑落してしまいました⇒★詳細☆はこの後、書きます

大タルミから駒ヶ岳の稜線は素晴らしかったです
あとは鉄階段・急坂を繰り返し、出発点に戻れます
大沼の湖面は凍結しており『わかさぎ釣り』が盛ん
ここからの黒檜山・駒ヶ岳の風景もいいです






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★駒ヶ岳からの下りについて☆
 ここからのレコは自分自身も、いろいろと覚えておかないといけないという気持ちで
 間違った認識があるかもしれませんが、後学のために残しています
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

鳥居先の分岐からほぼ直下の下り
トレースが薄いかも、と心配していたのですが意外に大丈夫
ただどうも間違えた跡もいくつか
それでも南斜面は明るく迷わずにずんずんと進みます

しかし、
…実は道を外していました
個人な感覚ですが
「あれ?傾斜がきついな」
と、気がついた時にはすでに遅かったです
幸いにも横20mほどで尾根筋が分かりました

この時点で面倒でも、きつい勾配を引き返して登っておけば良かったのですが、
谷筋であることを分かっていながら尾根まで体を横の体勢にしてトラバースしてしまいました


体の左を山側にしてしばらく行った時、右足をオーバーラップして着地した瞬間に踏み外しました
すぐにズルズルと滑り始めました

最初は「おっ滑った」と思った程度
尻もちをついて、仰向けに滑ってしまったので次第に加速

ここからは感覚的にはスローモーションでした

      「滑落したと自覚」

      →「まずうつ伏せに体を反転」

      →「爪先を利かせて手と爪で斜面を押して」

      →「なかなか止まらないが足全体を接地して」

      →「幸いにも止まる」

ここに至って初めて下を確認
たぶん直下50m弱、遮る木々も少ない
と、いうことは雪が無かったとしても底の空いた谷でした


足のつま先を雪面に刺し、両手両足を使って三点確保
所々にある枝もつかみながら尾根筋に向かいます

そこでもも落とし穴がありました
右手で握った枝が朽ちていした
なんとか左手で斜面をつかみました

やっと尾根に出てさっき居た斜面を見ると50℃を越える斜度でした
今回はなんとか止まってリカバリーできたのは
雪質、温度や明るさなどの条件が良かったのだと思います
もっと想像すると、斜面の雪ごと崩れ落ちていたら。。。ぞっとします

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

これまで、皆様の様々なレコで教えていただいた

      「自分の意志とは関係なく滑りだしたら止まれない」

という感覚が良く分かりました


そもそも。。。
地図・コンパスでしっかり進む先を確認していれば…
あれ、と思ったとき一旦分かるところまで引き返していれば…
それにしっかりした雪山装備をしていれば…
そもそも、前爪アイゼン、ピッケルは持っていません

仮に滑落してしまったら。。。
自分の存在を知らせる笛は持っていました
テーピングテープ、伸縮包帯、ガーゼ、絆創膏はもっていました
でも三角巾がありませんでした
いつもツエルトは入れているのですが、緊急時にしっかり使えるかどうか…

前爪のアイゼン・ピッケルを装備していたとしても。。。
しっかりと制御出来たのか…
足や手、腕、腰を使って効果的に制御出来たのか…

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

なんとも未熟な話ですが、この感覚は覚えておかないと、
と思いレコに記録することにしました
「仮定と対策」、反省すべき点が多すぎました
と同時に多くの課題が見つかりました

景色・眺望は最高でしたが、ほろ苦い山行となりました

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コメント

ご無事で何よりです!
naoykさん、こんばんは!

お怪我の方は大丈夫だったのでしょうか?
その後、ご自分の足で下山されたようなので、
大事には至らなかったように思いますが、本当に安堵しています。

naoykさん、ご存じかどうか、、、
私も昨年7月に北岳の大樺沢大雪渓で滑落しています。
時間にして20〜30秒、距離にして100〜200m・・・
途中、何も無かったので大事故にはなりませんでしたが、
あれがもし、クラックや岩があって激突していたら間違いなく
人生が終わっていたくらいの速度で滑落しました。

レコと別途、日記にもその状況&怪我の様子を掲載しましたが、
naoykさん同様に私も今後の自分の戒めの為に、
そして皆さんにも、滑落の恐怖を少しでもお伝えしようと
別途日記にも記載しました。

止まらない恐怖、二度と味わいたくないものです。
私も本当に未熟者だと知った瞬間でもありました。

でも、今回大事に至らず幸いでしたね。
これからもお互いに山では安全第一で、
厳しくも楽しい登山をしていきたいですね!
2014/3/20 1:04
ありがとうございます
こんにちは。naoykさん。

あらためて雪山、楽しいばかりではないと思い出させていただきました。
ありがとうございます。
それと、大事にならずに本当によかったです。
雪で滑って止まらない・・・
とても恐ろしい瞬間だっただろうと想像します。
そんな時に冷静に止まる作業が自分にできるだろうか・・・
そんなことを考えました。
以前も同じようなことを思いましたが、やはり自分の技術、装備は、レコで紹介されているものとは違うのだと、念頭に常に入れて
かつ、その方にできることが、自分にもできるのだろうか?
という自問自答は大切だなぁと思いました。

翌日は早速装備を整えられたとのこと。
青春18きっぷの旅はまだ続きますね
2014/3/21 12:45
lifterさん、ありがとうございます
今回のこと。。。
ご心配いただき、本当にありがとうございます。

実はまず思い出されたのはlifterさんの北岳レコとその後に綴られた日記と
周りの方々のアドバイスや励ましの記録でした

本当に「どうしようもなくなっちゃうんだな。。」と
言葉では分かったつもりでいても、実際に経験して初めて分かりました

幸いスピードに乗りきってしまう前に、
何とか、体のいろんな場所を使ってとまることができたのですが、
なぜlifterさんが、かなりの擦傷を負われたか
。。。良く分かりました

>これからもお互いに山では安全第一で、
>厳しくも楽しい登山をしていきたいですね!

安全第一、本当にそうですね
状況と装備に応じて、場合によっては「進まない、引き返す」
しっかり見極めるようにしたいと思います

今後ともアドバイス、よろしくお願いします
2014/3/22 22:19
muniさん、ありがとうございます
ご心配いただきまして、ありがとうございます

それに、
>かつ、その方にできることが、自分にもできるのだろうか?
>という自問自答は大切だなぁと思いました。

本当にそうですね
私は3年前までは「山」とは遠くから眺める人間でした
それがこんなに身近な存在となって
体力がつくごとに
標準コースタイムを超えることができるようになって
距離も高さも徐々にキャパシティが大きくなって。。。
ただ、天候知識しかり、読図しかり、いろんな知識が足りていません

「自問自答」
山行前もそうでしょうし、山行中も必要だと
今回は確かに怠った瞬間に、油断した瞬間に
滑っていたのだと思います
今後もキーワードとして、覚えていきたいと思います


ところで。。。
ご指摘の通り、青春18きっぷの旅はまだ続きます
たしか4月上旬まで使えるはずなので、JRの電車+駅と山行を
しっかり楽しみたいと思いますよ
2014/3/22 22:40
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 赤城・榛名・荒船 [日帰り]
赤城山(黒檜山〜駒ヶ岳)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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