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Yamareco

記録ID: 420550
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

雲一つ無し快晴の阿弥陀岳〜赤岳 

2014年03月21日(金) 〜 2014年03月22日(土)
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nobuchan その他1人
GPS
29:58
距離
22.9km
登り
2,351m
下り
2,367m

コースタイム

1日目 1135八ヶ岳山荘駐車場→1230蓑戸山荘→1400→林道終点→1510赤岳鉱泉テン場着 2日目 0730テン場→0800行者小屋→0840中岳のコル→0900阿弥陀岳→1000中岳のコル→1030中岳→1100文三郎道分岐→1140赤岳山頂→1230地蔵尾根→1330行者小屋→1400赤岳鉱泉テン場→1510テン場撤収→1720八ヶ岳山荘駐車場 
天候 21曇り
22快晴
過去天気図(気象庁) 2014年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速 南諏訪IC降り30分蓑戸口 八ヶ岳山荘駐車場 駐車料金1泊2日500円 料金支払い時日本カモシカのシールがもらえる 有料トイレあり
コース状況/
危険箇所等
*八ヶ岳山荘駐車場〜美濃戸山荘・沢筋まで降りる下り坂は凍ってスリップ注意
 ・美濃戸山荘はクローズ注意 有料トイレ使用可能 *北沢・雪量多し7〜8の小橋を渡り返し赤岳鉱泉テン場へ 橋は一人ずつ歩行のこと
*行者小屋〜中岳のコル・冬道ルート雪量多し
*中岳のコル〜阿弥陀岳・最大斜度細心の注意が必用 Wアックス登攀かアンザイレンが理想
*中岳〜文三郎道分岐〜ガレ場の連続 足元注意
*文三郎道分岐〜赤岳 登攀する人下降する人多し譲り合って滑落注意
下山後は原村の「もみの湯」0266-74-2911 500円 17時以降300円

 

 
初日は晴れたり
曇ったり
赤岳鉱泉小屋テン場 マイテントはアライテント外張
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赤岳鉱泉小屋テン場 マイテントはアライテント外張
阿弥陀岳に光が
トップに
朝4時おき朝食をすませ出発準備OK!
朝4時おき朝食をすませ出発準備OK!
テントサイトの様子
テントサイトの様子
大同心と小同心に日が
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大同心と小同心に日が
行者小屋と阿弥陀岳
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行者小屋と阿弥陀岳
硫黄岳も銀雪に装う
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硫黄岳も銀雪に装う
さあ中岳のコルに続く冬道に入る
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さあ中岳のコルに続く冬道に入る
斜度を増し陽光
陽光を浴び伸びる影
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陽光を浴び伸びる影
歩いて来た道を振り返って
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歩いて来た道を振り返って
先はまだまだ
中岳コルはもうそこに
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中岳コルはもうそこに
コルについて振り返る
コルについて振り返る
コルについて南側
コルについて南側
八ヶ岳主峰赤岳
硫黄岳と横岳
コルで一休み
阿弥陀岳に直登
阿弥陀岳は360°展望 パノラマ紹介遠くに蓼科山
阿弥陀岳は360°展望 パノラマ紹介遠くに蓼科山
遠くに天狗岳の西峰東峰 そして手前が硫黄岳
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遠くに天狗岳の西峰東峰 そして手前が硫黄岳
横岳の造山活動跡
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横岳の造山活動跡
横岳の岩稜帯
地蔵の頭
右尾根はキレットへ手前尾根はこれから行く中岳赤岳
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右尾根はキレットへ手前尾根はこれから行く中岳赤岳
キレット越しに富士山
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キレット越しに富士山
キレットを超えて旭岳権現岳
キレットを超えて旭岳権現岳
彼方は南アの盟主たち
彼方は南アの盟主たち
中央ア方面
阿弥陀岳のシンボル阿弥陀座像も雪に埋まっている
阿弥陀岳のシンボル阿弥陀座像も雪に埋まっている
反対面から後背の一部と標柱が見えている
反対面から後背の一部と標柱が見えている
バッカスチョコとEARYTIMEを捧げ
バッカスチョコとEARYTIMEを捧げ
相棒Y村君と2ショット
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相棒Y村君と2ショット
直ッカリ
ダケカンバと横岳
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ダケカンバと横岳
何を求めて登るのか?
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何を求めて登るのか?
中岳へ登る
中岳ピーク
これから赤岳目指してガレバのダラダラ道
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これから赤岳目指してガレバのダラダラ道
岩についたエビの尻尾
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岩についたエビの尻尾
文三郎道への分岐 標柱にはびっしりとエビの尻尾
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文三郎道への分岐 標柱にはびっしりとエビの尻尾
赤岳への本格的登攀
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赤岳への本格的登攀
氷と岩の殿堂
キレットとの分岐
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キレットとの分岐
エビの尻尾3
赤岳へつめる
赤岳山頂から富士山
赤岳山頂から富士山
赤岳頂上標柱
弥栄碑はまるで氷の造形
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弥栄碑はまるで氷の造形
まるで羊?
記念ショット
登った阿弥陀は低くきに
登った阿弥陀は低くきに
赤岳展望荘の太陽光パネルに張り付いたエビのシッポ
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赤岳展望荘の太陽光パネルに張り付いたエビのシッポ
ここから本格的下り地蔵尾根を行く
ここから本格的下り地蔵尾根を行く
中岳と阿弥陀岳を振り返る
中岳と阿弥陀岳を振り返る
樹氷たち
樹氷越しの横岳
木立の中に入りつつ
木立の中に入りつつ
また来ます
ナナカマドの実がついたまま凍って
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ナナカマドの実がついたまま凍って
樹林帯の中に入った
樹林帯の中に入った
戻って来た行者小屋
戻って来た行者小屋
赤岳鉱泉小屋のラーメン 1センチほどのチャーシュー 
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赤岳鉱泉小屋のラーメン 1センチほどのチャーシュー 
美味 御馳走様でした。
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美味 御馳走様でした。

感想

去年暮れに登りながらも吹雪のため敗退した。その時痛めた膝も治療すること2ヶ月余り。不安を抱きながらも連休は、絶好の山行日と決めている私にとって家でのんびりは許されないこと。今回久しぶりのバディー(前会社のY村君)を組んで装備食材、役割分担で単独行よりはるかに精神的に楽でした。
赤岳鉱泉小屋、雪中テン泊は北ア乗鞍岳3年ぶりのテン泊である。
積雪時は安全性の面から北沢コースを取るようにしている。赤岳鉱泉小屋の野営地はシラビソの中にサイトがあり自然の中に共生している。設営後しばしの山談義に花が咲きY村君が持参したチリ産赤ワイン フルボディで乾杯。ふだん無口の相棒も乗って来た、次回はどこへ、来たばっかりなのに良かった山、思った以上にがっかりの山。等々
ディナーはビーフシチュー、定番魚肉ソーセージ、野菜代替の茎わかめ、20時就寝。翌日4時起床朝食豚汁にブルーベリーマフィンを戴く。アタックザックに行動食、カメラ等詰め込み出発。 行者小屋のテントサイトも混んでいる阿弥陀岳に登る冬道は2,3のパーティしか入っていない。このコースは雪崩で過去に犠牲者が出ておりアイゼンが効いている時間に通過したい。稜線に日が差しダケカンバの影が美しい。
中岳のコルで一休み後阿弥陀岳を目指す。山岳信仰名の付く山は多いが阿弥陀岳はたぶん此処のみではないだろうか?今回阿弥陀如来座像(石仏)は雪に埋もれ拝顔は出来なかった。バッカスチョコ・アーリータイムを奉納、お流れを頂く(笑)。360°の展望に感動し癒された。さあこれから中岳経由主峰赤岳を目指す。下りの阿弥陀の直線急降下は細心の注意どころ一歩間違えればサヨナラ!
中岳はナイフリッジの箇所あれど慎重に行動すれば心配に及ばず。文三郎道分岐まではガレ場あり風の通り抜け場所でもあり着雪薄い。赤岳直下アンザイレン登降者多し。赤岳山頂弥栄碑はエビのシッポによる造形美あり。地蔵尾根下りは最初の20分は慎重に後は快適な樹氷越しの景観が良い。いつの間にか樹林帯となって元の行者小屋へ帰着。再びテントサイトに到着、撤収開始「来た時よりも美しく、残すものは感謝のみ」。 大腿四頭筋に快い疲れを感じ、暮れに果たせなかった達成感とけだるさを味わって林道を降りたのでした「樅の湯」に入って無事に山行を終えたことを相棒と分かち合った。 
                                         麗嶺

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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
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