GW 初めての雪の立山 雄山〜浄土山 青空に360度の雪のアルプス眺望
- GPS
- 07:03
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 782m
- 下り
- 786m
コースタイム
天候 | 晴れ、稜線は風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
なし、 浄土山を周回は危険とのこと。一の越からアクセスのみ。 雄山より大汝山方面はロープなしでは危険とのこと。 |
その他周辺情報 | 室堂山荘宿泊 |
写真
感想
バブリーヤスミンのyoutubeも良かったら、ご覧くださいね。
初めての雪の立山〜。夜行バスでたどり着いた扇沢から立山黒部アルペンルートをスタート。
下調べ抜群のお友達のお陰様でweb切符は手配済み。web切符があれば、乗り換えはバーコード読み取りのみで超スムーズ🎵です。リスクは、紙、しかもコンビニレシート並みのヒラヒラの薄い紙、すぐに行方不明になりそう(笑)〜私も何度もあれ?どこだ?をやらかしていまい、友人の冷たい目線(#^.^#)
いっぱい乗り継いで、プロジェクトX気分に浸りながら、放水していないカラッカラッの黒部ダムは、この奥地でさらに巨大な人工物としてパワーアップしていたよ。
この過程で、立山室堂がどれだけ大自然の奥地にあるかがわかる。にもかかわらず、こんなに楽に来れてしまう。何だか、申し訳ないけれども、やはり感謝の方が大きい。
室堂ターミナルからすぐの室堂山荘で宿泊。室堂山荘は、立山連峰、大日岳、劔岳もチラッと見えたり、周囲をぐるっと雄大な山々に抱かれているような素晴らしいポジション。
しかも、ホテル並み〜、個室、歯ブラシ、手ぬぐい、温泉お風呂付、消灯なし、水道からは美味しい立山のお水が飲める、他に何を望めば良いのーーーー
こんな贅沢をしてしまったら他の山小屋に行けなくなってしまう〜と不安になるほどの贅沢でした。ここは、山小屋ではないホテルですよね。
室堂山荘に荷物を置いて、さあ〜雄山に向けて出発です。そこで、初めてのビーコン登場。取り扱い説明書を読みながら、斜め掛けをしながらスイッチを入れたり、3人で実験をしながら離れたり近づいたりしていると、面白い3人組だったのでしょうか?ジェントルマン登場~とっても親切に合理的に教えてくださいました。
ようやく今度こそ出発です。本日の目的は、雄山とまだ行ったことのない浄土山です。もう、そこに見えてますので安心です。ここは、バックカントリースキーの楽園だったのですね。夏に雷鳥沢にテントした時に会ったスキー夫婦が、冬に雄山からスキーで滑る話をしていた時は、「何言っているの?(笑)」と思っていましたが、この日も8歳の女の子を含む4人家族が雄山にスキーを担いで登ってました!!雪の山肌には、きれいなシュプールのカール模様がいっぱい~。素敵ですね。
青空に恵まれ、一の越山荘まで来ると強風は感じましたが、頂上に近づくにつれて風は弱まり、立山連峰、朝日岳、龍王岳の向こうには、槍ヶ岳も見え始めると興奮で大変です。興奮のためにもう風も感じなかったのかもしれません(笑)。
つい最近、努力が一つ実ったので、3000mを超える雪の雄山神社にこのタイミングでお礼参りできるなんて、本当に感激感謝です。
天空の雄山神社に向けて階段を登っていくと、そこからの眺めは本当に素晴らしかった。夏に初めて立山に来たときは、雲の中に隠れて見えなかった剱岳を初めて見つけました。もしかしたら、ずーっと前から見えていたのかも(笑)
別れを惜しみながら天空の城から下山して、お次は浄土山へ。初めての浄土山。これで、立山三山である、雄山(3003m)、浄土山(2831m)、別山(2880m)をようやく回れたことになります。浄土山まで登る途中で振り返ると、今まで頑張って登ってた雄山の全容が見え始める。私、がんばって登っていたんだな~とすごく満足。
もうこの時間には浄土山に登っている人はいない。稜線を歩いていくうちに、龍王岳のまさに龍の姿、そして、素晴らしい劔の姿が現れ始め、大満足です。浄土山はどこが、頂点なのかがわからなかったけれども、城跡?の辺りまで行って、カッコイイ剱岳を眺めながらゆったりした時間を過ごせました。
時間の経つのは早く、まだまだ明るいのですが、もう山荘に帰る時間です。急いで帰帰路へ、一の越小屋では雷鳥に出会い、室堂山荘へ着くやなんとなんと温泉にドボン(笑)、そして360度の雪のアルプスが夕日に照らされ、薄紫色やピンク色と美しく雪がキラキラと染まっていく光景を拝むことができました。美しく神聖な時間でした。
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