屋久島 宮之浦岳
- GPS
- 80:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,262m
- 下り
- 1,522m
コースタイム
1100 屋久島空港
1430 白谷雲水峡
1600 白谷山荘(泊)
9日
0600 白谷山荘
0700 太鼓岩
1100 ウィルソン株
1300 縄文杉
1310 高塚小屋
1500 新高塚小屋(泊)
10日
0530 新高塚小屋
0700 焼野三叉路
0830 永田岳
1020 宮之浦岳
1430 花之江河
1530 淀川小屋(泊)
11日
0800 淀川小屋
0930 淀川登山口
天候 | 8日:雨のち曇り 9日:晴れ 10日:晴れ 11日:晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
船 飛行機
復路:フェリー(屋久島〜鹿児島)、飛行機・電車(鹿児島〜自宅) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山届は空港で提出。登山口ではどこでも提出可能な模様 行程すべてよく整備された登山道、荒川登山口〜縄文杉、淀川〜宮之浦岳までは日帰りトレッキングの団体登山者多数 |
写真
感想
今年もGW山行を計画していると、休みがGWとずれそうだったので、せっかくならと普段は人が多そうなところにでも行ってみようかと。残雪のある春山に行くのもいいけど、マイルもあることだし飛行機で行くところでもいこうかと思い、急遽屋久島旅行に方向をチェンジ。
7日の夜行バスで自宅を出発し、8日の早朝に鹿児島空港に到着。飛行機に乗り換え屋久島入り。飛行機からは雲がかかって展望ほぼありませんでした。昼前に屋久島に到着し、空港前のSOMESというホームセンターでガス等を買い、バスで宮之浦へ移動。屋久島ラーメンなるものを食べて精をつけ、いざ白谷雲水峡へ。数日前にフルマラソンに参加したため、足がもつかを心配していましたが、登山口から歩き出して景色を楽しんでいると、数分で膝に痛みが。どうしたものかと考えつつ、初日の白谷山荘に一番乗りで到着。この日の宿泊者は自分を含めて4名。薄暗くて不気味な小屋で、夜にはネズミが走り回る音が聞こえました。
9日、起床後ストレッチをして、あまりに膝が痛かったら引き返そうと決めて山荘を出発。しかし歩き出して10分ほどでやはり膝が痛い。いざ帰るとなると悔しくなり、トレッキングポールを使って痛い方の足の負荷を減らしつつ、痛くない左足の力をフルに発揮して登るという半ば苦行を行うことに(褒められたものではないですが・・)。登山道はトロッコ道、木道と、とても整備?された道ばかりでした。ただ逆に雨の日は滑りそうだし歩きたくないかな。ウィルソン株をこえたあたりで膝を庇いながら登るのにも慣れてきて、時間はかかるものも登れないことはない気がしてきました。GWを外したにもかかわらず、縄文杉まではガイドつきのトレッキングをする人が意外に多く、途中途中でガイドさん達から色々と情報を頂くことができました。縄文杉は男性アーティストがギターで弾き語りをしており、とても上手でしたが正直すこし残念でした。なんとなく屋久島の森には人工の音は似合わない気がしました。そんなこんなで高塚小屋へ、膝も限界に近かったのでここに泊まっちゃおうかと思いましたが、水場が遠いようで、それならばということで新高塚へ。この日の宿泊者は15名ほど。まだ中にも泊まれましたが、テントを張っている方もいました。そしてこの日も夜にはネズミに頭の上を走られ、眠れない夜となりました。
10日、まさかの奇跡。この日も午前中は天気がもってくれました。膝が痛いことを考えないようにしながら気合を入れて焼野三叉路まで。永田岳までの登山道は狭かったり、一部崩れていたりと、少し歩きづらい道がありました。また、ココらへんはヒルもいるらしいですが、何日か雨も降っていなかったので問題なし。永田岳山頂では景色を独り占めすることができ、永田浜?やその他の山々を一望することが出来ました。焼野三叉路へ戻り、宮之浦岳へ。山頂は淀川からの日帰りトレッキングの方が多くいらっしゃいました。写真などある程度撮ると、淀川小屋へ向け出発。途中で前日に縄文杉付近でお会いしたガイドさんと再会しました。なんでも縄文杉日帰り、宮之浦岳日帰りときて、明日も縄文杉日帰りガイドだとか。花之江河には花はまだ咲いておらず、途中からガスもかかってきましたが、スピードも上がらずだらだらと3日めの宿、淀川小屋へ。先ほどのガイドさんの勧めで淀川で足を冷やしてみましたが、冷たすぎて10秒も入れていられないほどでした。この日も他の登山者の方々と山の話などで盛り上がり、就寝。この日はネズミは出ませんでした。
11日、本当なら尾之間歩道を下って尾之間温泉に行こうと考えていましたが、膝のこともあり紀元杉からバスで下山。下山後はバスで尾之間まで行き入浴しました。熱めの温泉で、雰囲気は銭湯?といった感じでした。とてもいいお湯でした。夕方から雨、ぎりぎりセーフ。
雨が多いという屋久島での登山でまさかの1日も雨にふられず下山することが出来ました。膝が痛かったり、写真を取りながらだったりでコースタイム通りには進めなかったですが、色々な登山者、屋久島在住の方と出会うことができとても素晴らしい登山でした。とはいえ、今後は体調、準備を万全にして登山に臨むようにしなければと反省する登山ともなりました。
もののけの森、縄文杉、九州最高峰。屋久島は本当に素晴らしい島でした。いつかまた来てみたい島です。ちなみに下山後、フェリーで鹿児島に行き開聞岳に登りました。(反省の気持ち)<(山に登りたい気持ち)でした。開聞岳もいい山でした。反省して次の山行の計画を考えます・・・。
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