蚕玉岳〜剣ヶ峰〜富士見岳〜大黒岳〜魔王岳【乗鞍岳】

2022年07月17日(日) [日帰り]

• GPS: 04:35
• 距離: 9.5km
• 登り: 583m
• 下り: 567m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:21
• 休憩: 1:12
• 合計: 4:33

9:03 畳平バスターミナル
9:08 9:10 鶴ヶ池
9:13 9:16 畳平バスターミナル
9:18 9:18 雷鳥の碑
9:30 9:31 不消ヶ池
9:36 9:39 摩利支天分岐
9:47 9:49 剣ヶ峰口
10:14 10:15 朝日岳（乗鞍）
10:24 10:24 蚕玉岳
10:28 10:30 乗鞍岳頂上小屋
10:34 10:41 乗鞍岳
10:44 10:48 乗鞍岳頂上小屋
10:49 10:59 蚕玉岳
11:24 11:25 剣ヶ峰口
11:35 11:35 摩利支天分岐
11:50 11:56 富士見岳（乗鞍）
12:06 12:20 県境ゲートバス停
12:36 12:36 大黒岳（乗鞍）
12:52 12:54 大黒岳登山口
13:03 13:03 ご来光登山口バス停
13:08 13:15 乗鞍白雲荘
13:17 13:21 魔王園地
13:25 13:27 魔王岳（乗鞍）
13:29 13:30 魔王園地
13:36 畳平バスターミナル

天候

雨→曇り→雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■行き
松本バスターミナル-<高速バス・さわやか信州号>-新島々駅-<アルピコ交通バス>-乗鞍高原観光センター-<アルピコ交通バス>-畳平

■帰り
畳平-<アルピコ交通バス>-乗鞍高原観光センター-<アルピコ交通バス>-新島々駅-<松本電気鉄道>-松本駅

コース状況／危険箇所等

今回のルート上には危険箇所はありませんが、少し早い時期（残雪期）だとアイゼンなどの装備が必要だと思います。

その他周辺情報

畳平のバスターミナルの軽食屋の豚汁セット（850円）が山行前の腹拵えにピッタリでした。

写真

7/17 8:07

畳平のバスターミナルで食べた朝食。本当は8時にスタートできたのですが、雨雲レーダーを見ながら食堂でおにぎりと豚汁を食べて雨が止むのを待ちました。

7/17 9:01

スタート地点の畳平バス停。雨が小降りになってきたのでスタートしました。

7/17 9:02

畳平からは乗鞍岳の一座、不動岳がよく見えました。

7/17 9:07

スタート直後に早速ヨツバシオガマを発見！

7/17 9:09

ミヤマゼンゴ ...と思われる花。高山植物はさっぱり分かりません。

7/17 9:15

畳平近くに沢山生えていたハクサンイチゲ。

7/17 9:24

濃いピンク色のコイワカガミ。あちこちで咲いていました。

7/17 9:28

雪渓の雪が溶けて、あちこちで池を形成していました。

7/17 9:37

車道脇の砂礫地にコマクサを発見！コマクサを見るのは昨年の浅間高原以来です。

7/17 9:40

ついに最高峰の剣ヶ峰が見えてきました...

7/17 9:44

アオノツガザクラ。米粒のように小さな花です。

7/17 9:45

お花畑と青空が見えました！！

7/17 9:50

肩の小屋から蚕玉岳（こだまだけ）への登り坂で見えているピークは、蚕玉岳ではなく朝日岳のようです。

7/17 9:55

蚕玉岳への登り坂で振り返ると、摩利支天岳が大きく見えました。

7/17 10:09

蚕玉岳への道は、岩がゴロゴロしていて渋滞しがちでした(汗)

7/17 10:18

右手に見える権現池は、氷河が作り出した氷河湖なのでしょうか？

7/17 10:23

山名は見えませんが、ここが本日1座目の蚕玉岳です。

7/17 10:24

蚕玉岳から見える剣ヶ峰。ここからの登り返しはそれほど大きくなさそうです。

7/17 10:27

岩に付けられたマークを辿って行くと...

7/17 10:28

乗鞍頂上小屋に到着！ここで山バッジを買いました。

7/17 10:34

乗鞍岳の最高峰、剣ヶ峰に登頂！

7/17 10:36

山頂の標識もパチリ。

7/17 10:40

剣ヶ峰の山頂は記念写真待ちの行列が出来ていたので、そそくさと撤退しました。

7/17 10:49

蚕玉岳まで戻ったところで、袋がパンパンに膨れ上がったSOYJOYで一服。

7/17 11:16

ナナカマドの花を発見！

7/17 11:17

ハイマツの松ぼっくり。カラマツの松ぼっくりよりは大きいですね。

7/17 11:26

肩の小屋まで戻ってきました。ここから3座目の富士見岳へ向かいます。

7/17 11:31

雪渓ではスキーを楽しんでいる人達がいましたが、もう雪がカチカチに固まっていそうです。

7/17 11:36

摩利支天岳と不消ヶ池（きえずがいけ）。中々良い景色です。

7/17 11:37

これはヤマガラシだと思われます。

7/17 11:39

7/17 11:39

イワツメクサ。かなり小さな花ですが、環境条件によって花の大きさが大きく変わるようです。

7/17 11:43

ここから奥に見える富士見岳に向かって登って行きます。

7/17 11:44

鮮やかな黄色が目を引くミヤマダイコンソウ。

7/17 11:45

大きなコマクサの株を発見！！ちょっと花が傷んでいますが、株の大きさで圧倒されました。

7/17 11:48

ここから見る富士見岳は、ちょっと富士山っぽい形をしていました(笑)

7/17 11:52

ライチョウは全く見当たりませんが、ハイマツの海の中に隠れているのでしょうか...

7/17 11:54

3座目の富士見岳に到着。コマクサの多さが印象的な山でした。

7/17 12:00

富士見岳の北側からは、畳平と鶴ヶ池を一望出来ました。

7/17 12:00

そしてさらに北に聳えるのが大黒岳。

7/17 12:06

大黒岳に登る前に、県境広場で潰れたあんぱんを食べました。

7/17 12:21

腹ごしらえをして、いざ大黒岳へ！

7/17 12:26

再び畳平と鶴ヶ池。見る角度が変わるとまた違った印象になりますね。

7/17 12:31

コマクサは大黒岳にも生えていました！

7/17 12:34

ヒバリっぽい鳴き声が...と思ったら、すぐ近くにイワヒバリが来てくれました！

7/17 12:36

4座目の大黒岳に登頂！

7/17 12:39

大黒岳から北へ向かって降りるルートは、ハイマツの海の中を進んでいきます...

7/17 12:40

マイヅルソウ。ハイマツの陰に生えていました。

7/17 12:52

イワギキョウ。草丈が非常に低いので、撮るのがちょっと大変でした(笑)

7/17 12:53

大黒岳から降りた後は、車道を歩いて畳平へと戻ります。

7/17 12:53

ウサギギク。園芸品種のように可愛らしい花です。

7/17 13:00

ヨツバシオガマは何度も撮ってしまいます(笑)

7/17 13:00

このタデ科の植物はオンタデだと思われます。

7/17 13:04

雪渓の向こうに見えるのは富士見岳です。

7/17 13:07

畳平に戻ってきました。ここから最後の5座目となる魔王岳に登ります。

7/17 13:11

魔王岳への登山口は、畳平の駐車場の脇にあります。

7/17 13:22

このピンク色の花はコケモモだと思われます。

7/17 13:23

最後は階段からガレた場所に変わりますが、登るのは楽々でした。

7/17 13:25

本日5座目の魔王岳に登頂！展望がないのが残念でしたが、達成感がありました。

7/17 13:33

魔王岳からコマクサを見ながら下山して、畳平にゴールインしました。

7/17 13:52

締めは畳平のバスターミナルの2Fで、暖かい山菜そばを頂いて癒されました。

撮影機器：

ZenFone Max Pro (M2) SIMフリー ASUS

PENTAX K-3 Mark III Premium Kit ペンタックス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス GPS 笛 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ナイフ ウェットティッシュ 保険証 携帯電話 予備乾電池 モバイルバッテリー 時計 タオル ストック カメラ クマ鈴

感想

ardisia

[ルート]
今回が初めての乗鞍岳で、どこが見所なのかもよく分からなかったため、畳平を起点に近くのピークを全て踏破するルートを計画しました。
最高峰の剣ヶ峰がもちろん一番人気でしたが、コマクサが咲き誇る富士見岳や、イワヒバリが多数見られた大黒岳など、ピークごとに特徴があったのが印象的でした。

[展望・景色]
・蚕玉岳：南は剣ヶ峰、西は権現池、北は朝日岳に囲まれているので、天気さえ良ければ大絶景のはずです。
・剣ヶ峰：360度の大展望のはずでしたが、ガスで何も見えませんでした。
・富士見岳：ガスで何も見えませんでした。
・大黒岳：残念ながらガスで何も見えませんでした。
・魔王岳：ガスで何も見えませんでした。

[動植物]
ヨツバシオガマやコマクサ、イワギキョウ、ミヤマダイコンソウ、ウサギギクなどを中心に、多くの高山植物を観察できました。
野鳥はお目当てのライチョウは見られませんでしたが、変わりにイワヒバリをすぐ近くで観察できたのはラッキーでした。
また畳平の建物にイワツバメが巣を作っているようで、建物の周囲を飛び回っていました。

[飲食・お土産]
畳平のバスターミナルの1Fでは8時前から軽食を提供しており、オニギリ2個と豚汁がセットになった豚汁セット（850円）がおススメです。
乗鞍頂上小屋で山バッジを買いましたが、これまでで一番高価な「1個1000円」でした。

[その他]
乗鞍岳一帯で公衆トイレがあるのは畳平と肩の小屋近くだけですが、肩の小屋近くの公衆トイレは工事中のようでした。

コメント

yamaonse

ardisiaさん、こんにちは！天気が微妙だった三連休、高い山は無理かなぁ、と思っていましたが、三千メートル級は青空も覗いていたんですね。上高地も日差しのある時間帯もあったようだし、山の天気は行ってみないと分からないもんですね。花も高い山でないと咲いてないのばかりだし、やっぱりアルプスはいいなぁ。と言いつつ、いつもの菓子パン、お蕎麦にほっとしました(^ ^)

ardisia

yamaonseさん、こんにちは。

松本市内の宿を1ヶ月前に予約していたので、雨予報でしたが上高地と乗鞍に突撃しました(笑)
上高地は途中からずっと雨でしたが、乗鞍は途中で小雨がぱらついたものの「曇り時々晴れ」という感じで、どうにか高山植物を撮りながら歩くことができました。

高山植物は初めて見るものが多かったので、ネットの情報を頼りにしながら調べてみましたが、この時期に咲く主だった花は一通り見られたようなのでラッキーでした。

次は晴れた日に歩いてみたいですが、その前にライチョウの出没ポイントをしっかり予習してから行きたいと思います。