塩見岳と烏帽子岳
- GPS
- 28:38
- 距離
- 31.7km
- 登り
- 2,932m
- 下り
- 2,933m
コースタイム
4:52 越路ゲート前駐車場
5:27 鳥倉登山口
6:13 3/10の標識地点
7:03 水場
7:55 三伏峠小屋 9:08(テント設置&休憩)
10:00 本谷山
11:25 塩見小屋
12:34 塩見岳・東峰 12:54
15:11 本谷山
16:17 三伏峠小屋
13日
5:08 三伏峠小屋
5:47 烏帽子岳 6:00
6:34 三伏峠小屋 7:25(休憩&テント撤収)
8:16 4/10の標識地点
8:52 鳥倉登山口
9:27 越路ゲート前駐車場
天候 | 12日 快晴 13日 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鳥倉林道の越路ゲート前に無料の駐車場(30台ぐらい)があります。 到着時の午前1時頃で既に半分ほど埋まっており、出発した5時には既に満車。 1.5kmほど手前にも10台ぐらいは駐められそうなスペースがありました。 ゲート前の駐車場と登山口に登山ポストとトイレがあります。 登山道に危険箇所はありませんが 塩見頂上周辺は岩場登りとなり、浮石も多いので足の置き場や落石には注意を 三伏峠小屋の幕営料は700円。水場は烏帽子岳方面へ往復20分ほど。 |
写真
感想
初めての塩見岳へテント泊で行ってきました。
去年までこの山の存在は全く知らなかったんですが
今年の2月に陣馬形山の山頂から南アルプスの山々を眺めた時に
どの山よりも目立っていたのでとても気になってしまって、調べてみたところ
日帰りだと自分には厳しそうだけど、テント泊なら行けそうだな・・
それと合わせて反対側の小河内岳にも登ってみようと計画を立て出発。
当日は余裕をもって駐車場に着き、5時少し前に出発。
前回、前々回はたった1時間前後テント泊装備を背負っただけでバテ気味だったので
今回はいつも以上にスローペースで歩くようにしたおかげがわかりませんが
三伏峠まで特にバテる事もなくほぼ予想タイム通りに到着。
少しホっとしたけど、小屋まで後200歩の区間を大幅にオーバーしたのは少しガックリきました・・
三伏峠小屋に到着後はテントの申し込みをしに受け付けへ
本来の計画だと1日目は幕営後に小河内岳へ行き、2日目に塩見岳だったんですが
小屋の人に明日の天気を聞いてみたところ
「明日は天気が悪いので塩見岳に登るなら今日の方が良いよ」
「今日は1日良い天気だし、テントなら時間にも余裕があるし・・」
とのアドバイスを頂いたので予定を変更して塩見岳へ行く事にしました。
塩見岳へは距離が長い上にアップダウンが多いのでかなり疲れましたが
樹林帯で陽が遮られ、風もほどほどに通り抜けて涼しかったので結構快適に歩けます。
塩見小屋からは森林限界となり、直射日光を食らう事になったけど
そのかわりとても良い展望が見渡せるようになって精神的には良く、気分も上々。
ただ、最後の岩場は気が抜けないのでしっかり気を引き締めて頂上へと登る。
駐車場を出発してから約7時間半(休憩含む)もかけてようやく塩見岳頂上へ到着。
午後になって少々雲が多くなってきたものの、天気はまだまだ良くて展望もバッチリ。
過去2番目の長い登頂時間になりましたが、それに見合うだけの満足感がありました。
しばらく景色を眺め、十分楽しんでから下山。
そして下山は・・キツかった・・・
帰りの方がキツいだろうなぁとは思ってましたが、想像以上にキツかったです。
おまけに途中でストックも壊れてしまいさらに意気消沈。
ただ、ストックは後ろを歩いていた方にダクトテープを頂いたおかげて応急処置が出来ました。
ありがとうございます。
16時すぎ、往路とほとんど変わらない時間をかけてようやくテントに戻る。
水を補給し、夕食の後は疲れていたので早めに寝る事にしました。
翌日の天気は・・微妙。
小屋の人が言っていた通り、そのうち雨が降りそうな感じ。
このまま撤収して下山しようか迷いましたが、時折晴れ間も見えたので
とりあえず烏帽子岳まで行って、頂上でどうするか考える事にして出発。
烏帽子岳へは40分程であっさりと到着。
昨日の疲れが少しだけ残っていたけど、見た目よりも登り易かったので楽でした。
頂上は塩見岳を始めとした南アルプスの展望地と呼ばれるだけあって
今日のような曇り空でもかなり見応えがあったので登ってきて良かったです。
ただ、雨が降るのが確実な空模様になっていたので小河内岳はあきらめて下山。
小屋まで戻った後はテントを撤収していたら雨が降ってきました。
既に8割程片付けがすんでおり、後はテント本体とポールを畳む程度だったんですけど
わずか2〜3分雨に打たれただけでテント本体がズブ濡れに・・・
雨の日のテント撤収の難しさをようやく身をもって体験する事ができました・・・
テント撤収後はそのまま鳥倉登山口へ下り、駐車場へと戻る。
最後は雨に降られるというケチがついてしまいましたが
今回の山行は非常に充実していたので達成感も高く大満足となりました。
ただ、小河内岳まで行けなかったのはやはり心残りでもあるので
次回は時期を変えてまた登りに行きたいと思います。
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