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Yamareco

記録ID: 476883
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

塩見岳と烏帽子岳

2014年07月12日(土) 〜 2014年07月13日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
28:38
距離
31.7km
登り
2,932m
下り
2,933m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

12日
4:52 越路ゲート前駐車場
5:27 鳥倉登山口
6:13 3/10の標識地点
7:03 水場
7:55 三伏峠小屋 9:08(テント設置&休憩)
10:00 本谷山
11:25 塩見小屋
12:34 塩見岳・東峰 12:54
15:11 本谷山
16:17 三伏峠小屋

13日
5:08 三伏峠小屋
5:47 烏帽子岳 6:00
6:34 三伏峠小屋 7:25(休憩&テント撤収)
8:16 4/10の標識地点
8:52 鳥倉登山口
9:27 越路ゲート前駐車場
天候 12日 快晴
13日 曇り時々雨
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央道・松川IC→県道59号→国道152号→鳥倉林道→鳥倉登山口駐車場
コース状況/
危険箇所等
鳥倉林道の越路ゲート前に無料の駐車場(30台ぐらい)があります。
到着時の午前1時頃で既に半分ほど埋まっており、出発した5時には既に満車。
1.5kmほど手前にも10台ぐらいは駐められそうなスペースがありました。
ゲート前の駐車場と登山口に登山ポストとトイレがあります。

登山道に危険箇所はありませんが
塩見頂上周辺は岩場登りとなり、浮石も多いので足の置き場や落石には注意を

三伏峠小屋の幕営料は700円。水場は烏帽子岳方面へ往復20分ほど。
ゲート前の駐車場から出発
バスだと登山口まで直接行ける模様
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ゲート前の駐車場から出発
バスだと登山口まで直接行ける模様
登山口までは舗装路歩き
帰りは疲れそう・・
登山口までは舗装路歩き
帰りは疲れそう・・
鳥倉登山口
ここにもトイレと登山ポストがありました
鳥倉登山口
ここにもトイレと登山ポストがありました
登山道には目安となる標識が設置されていて
後、どれくらいかが大体わかるようになってます
登山道には目安となる標識が設置されていて
後、どれくらいかが大体わかるようになってます
傾斜は緩すぎずキツすぎずで丁度良い感じだけど
ほとんど樹林帯の中なので展望は望めない
傾斜は緩すぎずキツすぎずで丁度良い感じだけど
ほとんど樹林帯の中なので展望は望めない
7/10の手前にある水場
細いと書いてあったけど
水量は十分にありました
(写真は2日目のもの)
7/10の手前にある水場
細いと書いてあったけど
水量は十分にありました
(写真は2日目のもの)
何度か木橋を渡る
造りは見た目よりしっかりしているので
安心して歩けます
1
何度か木橋を渡る
造りは見た目よりしっかりしているので
安心して歩けます
9/10の標識
小屋まで後、十分の一だ〜
と、うかれてたら全然違った・・
感覚的には8.4/10って感じ
9/10の標識
小屋まで後、十分の一だ〜
と、うかれてたら全然違った・・
感覚的には8.4/10って感じ
ヤマレコでもよく見る看板
後、200歩らしい
よし、気合入れて歩くぞ〜
ヤマレコでもよく見る看板
後、200歩らしい
よし、気合入れて歩くぞ〜
三伏峠小屋到着
・・・226歩もかかった
気合入れたのに、何故?
地味にヘコみました・・
(写真は2日目のもの)
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三伏峠小屋到着
・・・226歩もかかった
気合入れたのに、何故?
地味にヘコみました・・
(写真は2日目のもの)
小屋裏にあるテント場
一番乗りだったので
一番良さそうな場所に設置
小屋裏にあるテント場
一番乗りだったので
一番良さそうな場所に設置
テント設置後は朝兼昼食
今日は暑いのでそうめん
きゅうりとみかんを添えて完成
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テント設置後は朝兼昼食
今日は暑いのでそうめん
きゅうりとみかんを添えて完成
食事後は塩見岳へ
小屋の先の分岐を左へ
右に行くと烏帽子岳方面
食事後は塩見岳へ
小屋の先の分岐を左へ
右に行くと烏帽子岳方面
ひと登りすると三伏山
展望が一気に広がって
気分も高揚
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ひと登りすると三伏山
展望が一気に広がって
気分も高揚
塩見岳が良く見える
遠い・・でも、楽しめそう
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塩見岳が良く見える
遠い・・でも、楽しめそう
稜線の先には北岳と間ノ岳
北岳、今年は行けるかな?
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稜線の先には北岳と間ノ岳
北岳、今年は行けるかな?
三伏山から樹林帯の下り坂
展望は得られないけど
陽射しが遮られるので楽ではあります
三伏山から樹林帯の下り坂
展望は得られないけど
陽射しが遮られるので楽ではあります
たまに視界が開けて
塩見岳がこんにちは
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たまに視界が開けて
塩見岳がこんにちは
本谷山でちょっと小休憩
アップダウンが疲れます
本谷山でちょっと小休憩
アップダウンが疲れます
本谷山から三度下り坂
帰りは大変だな・・これは・・
本谷山から三度下り坂
帰りは大変だな・・これは・・
塩見小屋
周辺に雪が残っているので
冷んやりしてて心地良い
(写真は下山時のもの)
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塩見小屋
周辺に雪が残っているので
冷んやりしてて心地良い
(写真は下山時のもの)
塩見小屋辺りからはハイマツ帯となるので
展望を眺めながら歩き通せるようになった
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塩見小屋辺りからはハイマツ帯となるので
展望を眺めながら歩き通せるようになった
目の先には塩見岳
頂上まで大分近付いたけど
まだ1時間ほどかかるみたい
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目の先には塩見岳
頂上まで大分近付いたけど
まだ1時間ほどかかるみたい
天狗岩を巻くとようやく頂上部
後、ちょっと・・なんだけど塩見岳はここからが本番
ストックデポして岩場登り
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天狗岩を巻くとようやく頂上部
後、ちょっと・・なんだけど塩見岳はここからが本番
ストックデポして岩場登り
塩見岳・西峰
ここは写真だけ撮って東峰へ
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塩見岳・西峰
ここは写真だけ撮って東峰へ
塩見岳・東峰
ようやく到着〜
休憩含めて7時間半も掛かりました・・
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塩見岳・東峰
ようやく到着〜
休憩含めて7時間半も掛かりました・・
頑張って初日に登った甲斐あって展望は最高でした
白根三山が良く見えます
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頑張って初日に登った甲斐あって展望は最高でした
白根三山が良く見えます
去年登った甲斐駒&仙丈
また登りに行きたいなぁ
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去年登った甲斐駒&仙丈
また登りに行きたいなぁ
反対側には
南アルプス南部の山々
こちらも良く見えました
反対側には
南アルプス南部の山々
こちらも良く見えました
残念ながら富士山は雲の中
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残念ながら富士山は雲の中
頂上だけちょこっと見えました
1
頂上だけちょこっと見えました
展望満喫して下山開始
岩場は下りも怖いので慎重に
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展望満喫して下山開始
岩場は下りも怖いので慎重に
帰りの稜線(の一部)
と、遠い・・・
アップダウンが堪えます
途中でストックも壊れてしまい意気消沈
帰りの稜線(の一部)
と、遠い・・・
アップダウンが堪えます
途中でストックも壊れてしまい意気消沈
三伏山まで戻ってきました
今日のゴールまで後少し
三伏山まで戻ってきました
今日のゴールまで後少し
三伏峠小屋
テント数がちょこっと増えてましたが
この日は7張りだけでした
三伏峠小屋
テント数がちょこっと増えてましたが
この日は7張りだけでした
一旦テン場に戻ってから
10分ほど歩いて給水施設へ
熊よけ・・でしょうか?
ラジオが流れていました
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一旦テン場に戻ってから
10分ほど歩いて給水施設へ
熊よけ・・でしょうか?
ラジオが流れていました
夕食
自家製叉焼ゴロゴロ炒飯と
既製品のふかひれスープ
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夕食
自家製叉焼ゴロゴロ炒飯と
既製品のふかひれスープ
明日の朝食用の
焼きそばパンを作って
1日目の行程は全て終了
疲れてたので良く寝られました
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明日の朝食用の
焼きそばパンを作って
1日目の行程は全て終了
疲れてたので良く寝られました
2日目の朝の様子
天気はやはり微妙
2日目の朝の様子
天気はやはり微妙
とりあえず烏帽子岳へ登り
後は、頂上で考える事に
とりあえず烏帽子岳へ登り
後は、頂上で考える事に
烏帽子岳へは崩壊地に巻き道が作ってあるので
見た目よりも歩き易い
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烏帽子岳へは崩壊地に巻き道が作ってあるので
見た目よりも歩き易い
富士山
薄い雲がかかってるけど
昨日よりはしっかり見えた
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富士山
薄い雲がかかってるけど
昨日よりはしっかり見えた
烏帽子岳
塩見岳の展望地と呼ばれるだけあって
眺めは非常に良いですね
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烏帽子岳
塩見岳の展望地と呼ばれるだけあって
眺めは非常に良いですね
塩見岳アップ
バックが青空なら言う事ないんですけど
ガスってないだけ御の字かな
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塩見岳アップ
バックが青空なら言う事ないんですけど
ガスってないだけ御の字かな
前河内岳と小河内岳
天気は悪いけど
こちらもガスらず見通せました
前河内岳と小河内岳
天気は悪いけど
こちらもガスらず見通せました
小河内岳避難小屋が見える
本来の計画では小屋まで行く予定だったけど
雨降りそうなんで帰ります
小河内岳避難小屋が見える
本来の計画では小屋まで行く予定だったけど
雨降りそうなんで帰ります
下山開始
天気が悪いので雷鳥いるかな?って期待したけど
残念ながらいなかった
下山開始
天気が悪いので雷鳥いるかな?って期待したけど
残念ながらいなかった
植生保護内のお花畑
たくさん咲いてました
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植生保護内のお花畑
たくさん咲いてました
テント撤収中に雨に降られ大急ぎで片付け
撤収後はそのまま下山
テント撤収中に雨に降られ大急ぎで片付け
撤収後はそのまま下山
帰りの林道歩き中に駐車場が見えた
遠いなぁ・・
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帰りの林道歩き中に駐車場が見えた
遠いなぁ・・
でも、塩見岳頂上から見た三伏峠小屋の遠さに比べたら全然マシかな
でも、塩見岳頂上から見た三伏峠小屋の遠さに比べたら全然マシかな
無事、駐車場へと戻る
おつかれさまでした
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無事、駐車場へと戻る
おつかれさまでした

感想

初めての塩見岳へテント泊で行ってきました。
去年までこの山の存在は全く知らなかったんですが
今年の2月に陣馬形山の山頂から南アルプスの山々を眺めた時に
どの山よりも目立っていたのでとても気になってしまって、調べてみたところ
日帰りだと自分には厳しそうだけど、テント泊なら行けそうだな・・
それと合わせて反対側の小河内岳にも登ってみようと計画を立て出発。

当日は余裕をもって駐車場に着き、5時少し前に出発。
前回、前々回はたった1時間前後テント泊装備を背負っただけでバテ気味だったので
今回はいつも以上にスローペースで歩くようにしたおかげがわかりませんが
三伏峠まで特にバテる事もなくほぼ予想タイム通りに到着。
少しホっとしたけど、小屋まで後200歩の区間を大幅にオーバーしたのは少しガックリきました・・

三伏峠小屋に到着後はテントの申し込みをしに受け付けへ
本来の計画だと1日目は幕営後に小河内岳へ行き、2日目に塩見岳だったんですが
小屋の人に明日の天気を聞いてみたところ
「明日は天気が悪いので塩見岳に登るなら今日の方が良いよ」
「今日は1日良い天気だし、テントなら時間にも余裕があるし・・」
とのアドバイスを頂いたので予定を変更して塩見岳へ行く事にしました。

塩見岳へは距離が長い上にアップダウンが多いのでかなり疲れましたが
樹林帯で陽が遮られ、風もほどほどに通り抜けて涼しかったので結構快適に歩けます。
塩見小屋からは森林限界となり、直射日光を食らう事になったけど
そのかわりとても良い展望が見渡せるようになって精神的には良く、気分も上々。
ただ、最後の岩場は気が抜けないのでしっかり気を引き締めて頂上へと登る。

駐車場を出発してから約7時間半(休憩含む)もかけてようやく塩見岳頂上へ到着。
午後になって少々雲が多くなってきたものの、天気はまだまだ良くて展望もバッチリ。
過去2番目の長い登頂時間になりましたが、それに見合うだけの満足感がありました。
しばらく景色を眺め、十分楽しんでから下山。

そして下山は・・キツかった・・・
帰りの方がキツいだろうなぁとは思ってましたが、想像以上にキツかったです。
おまけに途中でストックも壊れてしまいさらに意気消沈。
ただ、ストックは後ろを歩いていた方にダクトテープを頂いたおかげて応急処置が出来ました。
ありがとうございます。
16時すぎ、往路とほとんど変わらない時間をかけてようやくテントに戻る。
水を補給し、夕食の後は疲れていたので早めに寝る事にしました。

翌日の天気は・・微妙。
小屋の人が言っていた通り、そのうち雨が降りそうな感じ。
このまま撤収して下山しようか迷いましたが、時折晴れ間も見えたので
とりあえず烏帽子岳まで行って、頂上でどうするか考える事にして出発。
烏帽子岳へは40分程であっさりと到着。
昨日の疲れが少しだけ残っていたけど、見た目よりも登り易かったので楽でした。
頂上は塩見岳を始めとした南アルプスの展望地と呼ばれるだけあって
今日のような曇り空でもかなり見応えがあったので登ってきて良かったです。
ただ、雨が降るのが確実な空模様になっていたので小河内岳はあきらめて下山。

小屋まで戻った後はテントを撤収していたら雨が降ってきました。
既に8割程片付けがすんでおり、後はテント本体とポールを畳む程度だったんですけど
わずか2〜3分雨に打たれただけでテント本体がズブ濡れに・・・
雨の日のテント撤収の難しさをようやく身をもって体験する事ができました・・・
テント撤収後はそのまま鳥倉登山口へ下り、駐車場へと戻る。

最後は雨に降られるというケチがついてしまいましたが
今回の山行は非常に充実していたので達成感も高く大満足となりました。
ただ、小河内岳まで行けなかったのはやはり心残りでもあるので
次回は時期を変えてまた登りに行きたいと思います。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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