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Yamareco

記録ID: 489275
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ハイキング
甲信越

越後駒ケ岳 水無渓谷ルート往復(十二平登山口〜グシガハナ〜山頂)

2014年08月03日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.0km
登り
1,755m
下り
1,753m

コースタイム

駐車場4:30→高倉沢出合4:50→十二平登山口5:15→雪見ノ松5:40→力水6:55→1308 7:20→我忘峰8:10→グシガハナ8:40→越後三山縦走路分岐9:15→9:25山頂9:50→越後三山縦走路分岐10:00→グシガハナ10:20→1308 11:30→雪見ノ松12:25→十二平登山口12:45→駐車場13:20
天候 晴れ後くもり
過去天気図(気象庁) 2014年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東京都日野市→入間IC→圏央道→鶴ヶ島JCT→関越道→六日町IC→国道17号線→国道291号線→荒金入口交差点→県道265号線→越後三山森林公園キャンプ場

越後三山森林公園
http://snow-country.jp/?a=contents&id=1130
コース状況/
危険箇所等
【越後三山森林公園キャンプ場まで】
 関越道の最寄IC(インターチェンジ)は、大和PA内にあるスマートICです。上下線ともに設置されており、ETC車はここを利用するのが便利ですが、利用可能時間が6:00〜22:00となっていて、私は利用できませんでした。

 大和PAスマートIC
 http://www.go-etc.jp/gosmartic/027_yamato/index.html

 そこで六日町ICからアクセスしました。午前4時頃の通過でしたが、国道沿いにはハンバーガーや牛丼のファストフード店が営業中。コンビニも3店舗見かけました。
荒金入口交差点の手前に、セブンイレブン中越大和北通り店があり、そこが買い物できる最後の場所です。以降、県道に入ると酒屋の前に飲料の自動販売機があるだけでした。

 キャンプ場の駐車場は、荒金入口交差点を右折して県道に入り、写真4枚目の車両通行規制看板(工事現場手前)に突き当たり、左に折れた場所にあります。
ここは広く50台は駐車可能のようですが、私が到着した日曜日の午前4時過ぎで私の車を含めて4台駐車しています。登山から戻ったら、私の車だけになっていました。
 なお、駐車場入口の千之沢小屋は無人です。ここにはトイレがありました。

【駐車場〜十二平登山口】
 昔は車両も通行していたのか、舗装が残っている道を水無川沿いに歩きます。刈り払いがされているようで、草を掻き分けて進むという感じではありませんでした。
 ここの楽しみは、水無川の「魚止ノ滝」やオツルミズ沢の「カグラ滝」「オツル滝」など、多くの滝を眺めながら歩くことができることでしょう。
 十二平登山口の手前には大きな雪渓が横たわっていました。しかし、道に沿って雪が削られ、トンネルまで掘られています。登山者等への配慮でしょうか、整備された方々に深く感謝いたします。登山口には標識があり、見落とすことはないかと思います。

【十二平登山口〜1308P】
 登山口からは、木の根が張った土道でかなりの急登が続きます。基本的には2足歩行で進めますが、場所によっては手も使って体を引き上げます。その後、痩せ尾根の樹林帯を緩急織り交ぜつつもひたすら上へ上へと登る感じで、息つく場所は少ないです。
 時折見える当面の目標であるグシガハナは、まだ遠くに見える程度。登りが辛くても、右手(南側)に迫力のある八海山を眺めることができるのが何よりのご褒美になります。
 あまり踏まれていないルートと思いますが、道は明瞭です。「力水」は水場のような名前ですが、周囲を見渡しても水場は見当たりませんでした。

【1308P〜グシガハナ】
 1308Pまで来ると「滝沢尾根」に差しかかり、グシガハナが明瞭に見えるようになります。右手には八海山に替わり、中ノ岳の雄姿が眼前に現れ、越後三山の雄大さを感じられる一層景色のよい場所です。
 ここからは灌木帯。樹木の丈が徐々に低くなっていき、同時に岩場が現れるようになります。勾配は相変わらずキツいのですが、進むほどに高度を稼ぎ、グシガハナが近づいてきます。
 我忘峰から先の極楽尾根は、越後三山縦走路のトレイルも見えて眺望が更に良くなります。途中、樹林の中を縫って進む場所もありますが、残り僅かでグシガハナに到着することができます。

【グシガハナ〜山頂】
 グシガハナに辿り着いた時の爽快感と安堵感は、一入(ひとしお)です。振り返ると急登コースと、遥か下に水無川や駐車場が見えます。ここからは快適な尾根歩き。斜面の一部には雪が残っていますが、登山道には特に危険箇所はありません。緩やかに山頂に向かいます。
 中ノ岳への縦走路の合流点までは「雲竜ノ峰」と呼ばれ、チョウチョ、トンボ、ハチが飛び交う穏やかな場所で、花が咲いています。もっとも、花畑の様な場所を想像していたのですが、そこまで花が多くはありませんでした。
 山頂手前には木道が整備されており、歩きやすかったです。

【全体的に】
 十二平登山口からグシガハナまでは、かなり勾配があります。特に注意が必要なのは下山時で、一歩一歩の段差が大きいこともそうなのですが、濡れている岩や木の根が滑りやすく、私は2度尻もちをついてしまいました。ここは痩せ尾根ですので、スリップするとそのままコースアウトする危険もあるかと思います。樹木も多く、何十メートルも滑落するような箇所は滅多にありませんが、「下山は特に慎重に」をお願いいたします。

 トイレ・水場は、駐車場の千之沢小屋のみ。山頂付近ではルートから少し下りた駒ノ小屋にあります。
 指導標識はほとんどありませんが、登山道はとても明瞭で迷うことは無いと思います。
 私のau携帯は、終始電波の状態が悪く、通話やメールはできませんでした。
その他周辺情報 ●田畑屋(たばたや)
 所在地:新潟県南魚沼市目来田57-1(国道17号線沿い) 営業時間:11:00〜20:40(L.O) 定休日:第3火曜日 へぎ蕎麦、うどんは、コシがあってボリュームもあります。メニューも豊富で店内は広く、多くのお客さんで賑わっていました。人気のお店のようです。
http://www.hokuhoku.co.jp/6kankou/toku/osusume/10-tabata/10-taba.html

●六日町温泉 湯らりあ
 所在地:新潟県南魚沼市六日町392-3 開館時間:午前10時〜午後10時 定休日:なし 料金:大人(中学生以上)400円 サウナを利用するとプラス200円
http://www.day-onsen.com/sisetu/5/sisetu5490_home.html
午前4時30分の越後三山森林公園キャンプ場駐車場の様子です。かなりの広さですが、駐車車両は4台。釣り装備の方も利用していました。
2014年08月03日 04:32撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 4:32
午前4時30分の越後三山森林公園キャンプ場駐車場の様子です。かなりの広さですが、駐車車両は4台。釣り装備の方も利用していました。
「すぎなみ山と仲間」というグループに所属している私。本日は杉並区のアイドル「なみすけ」と妹の「ナミー」を連れてきました。一緒に登ろうね。
2014年08月03日 04:33撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 4:33
「すぎなみ山と仲間」というグループに所属している私。本日は杉並区のアイドル「なみすけ」と妹の「ナミー」を連れてきました。一緒に登ろうね。
駐車場入口に建つ、千之沢小屋です。無人ですが扉は施錠されておらず、トイレが利用可能です。
2014年08月03日 04:35撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 4:35
駐車場入口に建つ、千之沢小屋です。無人ですが扉は施錠されておらず、トイレが利用可能です。
駐車場から先は、砂防堰堤の造成工事のため車両進入禁止となっています。十二平登山口はこの先にあり、小1時間ほど歩きます。
2014年08月03日 04:35撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 4:35
駐車場から先は、砂防堰堤の造成工事のため車両進入禁止となっています。十二平登山口はこの先にあり、小1時間ほど歩きます。
工事現場内を通過します。
2014年08月03日 04:36撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 4:36
工事現場内を通過します。
路面はこんな感じです。
2014年08月03日 04:37撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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路面はこんな感じです。
工事現場のはずれにも、車両規制の看板がありました。更に先に進みます。
2014年08月03日 04:38撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 4:38
工事現場のはずれにも、車両規制の看板がありました。更に先に進みます。
水無川という名前なのですが、水が勢いよく流れています。周囲を切り立った山に囲まれています。
2014年08月03日 04:38撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 4:38
水無川という名前なのですが、水が勢いよく流れています。周囲を切り立った山に囲まれています。
工事現場を過ぎても、道は明瞭です。
2014年08月03日 04:43撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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工事現場を過ぎても、道は明瞭です。
ボケた写真ばかりで誠に申し訳ありません。眼前には、山の中腹に大きな滝が見えます。
2014年08月03日 04:51撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 4:51
ボケた写真ばかりで誠に申し訳ありません。眼前には、山の中腹に大きな滝が見えます。
その滝の水が流れる堰堤部分を通過します。水が冷たいです。
2014年08月03日 04:52撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 4:52
その滝の水が流れる堰堤部分を通過します。水が冷たいです。
高倉沢出合を過ぎた辺りの道はアスファルト舗装されています。以前は車両が通行していたのでしょうね。
2014年08月03日 04:54撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 4:54
高倉沢出合を過ぎた辺りの道はアスファルト舗装されています。以前は車両が通行していたのでしょうね。
所々で滝が現れます。
2014年08月03日 04:55撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 4:55
所々で滝が現れます。
ボックスカルバートです。手前のものは崩壊していますね。この上部に道が続いています。
2014年08月03日 05:01撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 5:01
ボックスカルバートです。手前のものは崩壊していますね。この上部に道が続いています。
振り返って撮影。草丈が高くなってきました。
2014年08月03日 05:04撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 5:04
振り返って撮影。草丈が高くなってきました。
可愛い花が出迎えてくれます。私は不勉強で花の名前が分かりません。花に詳しい方の見立てでは、「待宵草」とのこと。
2014年08月03日 05:04撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:04
可愛い花が出迎えてくれます。私は不勉強で花の名前が分かりません。花に詳しい方の見立てでは、「待宵草」とのこと。
雪渓が現れました。通行のため道に沿って雪を削り、トンネルも掘ってくれています。感謝。
2014年08月03日 05:08撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:08
雪渓が現れました。通行のため道に沿って雪を削り、トンネルも掘ってくれています。感謝。
それにしても大きな雪渓です。
2014年08月03日 05:08撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:08
それにしても大きな雪渓です。
私は身長180cm余ですが、楽々通行できます。
2014年08月03日 05:09撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:09
私は身長180cm余ですが、楽々通行できます。
トンネルの中は、とても涼しいです。
2014年08月03日 05:10撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:10
トンネルの中は、とても涼しいです。
ここは十二平登山口の直前です。草に隠れていますが、大きな岩がありその下に人が入るだけのスペースがありますが…大変不気味です。本日午後は雨予報ですので、帰りにお世話になるかもしれません。
2014年08月03日 05:15撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:15
ここは十二平登山口の直前です。草に隠れていますが、大きな岩がありその下に人が入るだけのスペースがありますが…大変不気味です。本日午後は雨予報ですので、帰りにお世話になるかもしれません。
駐車場から約45分。やっと登山口に到着しました。この奥の茂みから登りが始まります。
2014年08月03日 05:17撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:17
駐車場から約45分。やっと登山口に到着しました。この奥の茂みから登りが始まります。
「駒ケ岳まで5.1kmだね」「距離は短いけど、かなりの急登らしいよ」 頑張りましょう!
2014年08月03日 05:17撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:17
「駒ケ岳まで5.1kmだね」「距離は短いけど、かなりの急登らしいよ」 頑張りましょう!
登山口から中を覗いたところ。ここもちょっとだけ不気味?
2014年08月03日 05:18撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:18
登山口から中を覗いたところ。ここもちょっとだけ不気味?
始めは茂みの中を登ります。道は明瞭です。写真が下手でボケ写真が多くてすみません。感じが伝わるでしょうか?
2014年08月03日 05:20撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:20
始めは茂みの中を登ります。道は明瞭です。写真が下手でボケ写真が多くてすみません。感じが伝わるでしょうか?
「噂どおりに物凄く急だぞ。足元に気をつけて。」「お兄ちゃん、待って〜!」 こんな感じがずっと続きます。
2014年08月03日 05:25撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 5:25
「噂どおりに物凄く急だぞ。足元に気をつけて。」「お兄ちゃん、待って〜!」 こんな感じがずっと続きます。
左手のモチガハナ沢から「ドドーン!」という大きな音がしました。落石でしょうか、確認できません。
2014年08月03日 05:33撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 5:33
左手のモチガハナ沢から「ドドーン!」という大きな音がしました。落石でしょうか、確認できません。
暫く登ると、勾配の緩やかな場所に出ます。しかしそれも束の間。
2014年08月03日 05:40撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 5:40
暫く登ると、勾配の緩やかな場所に出ます。しかしそれも束の間。
またグイグイと登り始めます。
2014年08月03日 05:41撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 5:41
またグイグイと登り始めます。
右手(南側)には、八海山がそびえています。この姿を見ながら歩くことができるのが、このルートの良いところ。
2014年08月03日 06:00撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 6:00
右手(南側)には、八海山がそびえています。この姿を見ながら歩くことができるのが、このルートの良いところ。
八海山の沢が見えます。滝や雪渓が確認できます。
2014年08月03日 06:01撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 6:01
八海山の沢が見えます。滝や雪渓が確認できます。
これが雪見ノ松かな?この木の間に道が続いています。よく見ると上方にはグシガハナが小さく見えています。
2014年08月03日 06:01撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 6:01
これが雪見ノ松かな?この木の間に道が続いています。よく見ると上方にはグシガハナが小さく見えています。
まだ陽が高くないので涼しいです。植物が覆っていて見えにくいのですが、右手は崖。痩せ尾根を歩きます。
2014年08月03日 06:02撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 6:02
まだ陽が高くないので涼しいです。植物が覆っていて見えにくいのですが、右手は崖。痩せ尾根を歩きます。
左手にはグシガハナ。まだ遠いです。
2014年08月03日 06:38撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 6:38
左手にはグシガハナ。まだ遠いです。
急登の合間に開けた場所に出ました。休憩にはもってこいの場所です。
2014年08月03日 06:45撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 6:45
急登の合間に開けた場所に出ました。休憩にはもってこいの場所です。
そこから暫く登っていくと…。
2014年08月03日 06:55撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 6:55
そこから暫く登っていくと…。
力水に到着です。「お水を汲みたいけど。」「水場があるようには見えないね。」 周囲に水場は見当たりません。
2014年08月03日 06:58撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 6:58
力水に到着です。「お水を汲みたいけど。」「水場があるようには見えないね。」 周囲に水場は見当たりません。
これは1308P付近から見た中ノ岳方面の様子です。樹木の背丈が低くなってきました。滝沢尾根に入ったようです。
2014年08月03日 07:14撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 7:14
これは1308P付近から見た中ノ岳方面の様子です。樹木の背丈が低くなってきました。滝沢尾根に入ったようです。
だいぶグシガハナが近づいてきました。
2014年08月03日 07:15撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 7:15
だいぶグシガハナが近づいてきました。
所々で小休止しながら、中ノ岳の雄姿を楽しみます。いい眺めです。
2014年08月03日 07:22撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 7:22
所々で小休止しながら、中ノ岳の雄姿を楽しみます。いい眺めです。
土の斜面に珍しくロープがありました。滑りやすいからかな?
2014年08月03日 07:24撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 7:24
土の斜面に珍しくロープがありました。滑りやすいからかな?
歩いてきた方向を振り返ると、六日町方面が見えます。
2014年08月03日 07:32撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 7:32
歩いてきた方向を振り返ると、六日町方面が見えます。
登山道に陽が差してきて気温が上がります。登ってきた感はあるのですが、この辺りで標高は1500m程度とさほど高くありません。暑くなってきました。
2014年08月03日 07:35撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 7:35
登山道に陽が差してきて気温が上がります。登ってきた感はあるのですが、この辺りで標高は1500m程度とさほど高くありません。暑くなってきました。
一段と景色が良くなってきました。八海山をバックに「なみすけ」と「ナミー」が記念撮影です。
2014年08月03日 07:52撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 7:52
一段と景色が良くなってきました。八海山をバックに「なみすけ」と「ナミー」が記念撮影です。
この辺りの登山道はこんな様子です。
2014年08月03日 07:54撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 7:54
この辺りの登山道はこんな様子です。
きっとこれが「我忘峰」の標識でしょう。この先は極楽尾根と呼ばれる場所です。
2014年08月03日 08:16撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:16
きっとこれが「我忘峰」の標識でしょう。この先は極楽尾根と呼ばれる場所です。
木の間を縫って進みます。
2014年08月03日 08:18撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:18
木の間を縫って進みます。
越後三山縦走路のトレイルが見えるようになりました。気分の良さそうな道です。
2014年08月03日 08:31撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:31
越後三山縦走路のトレイルが見えるようになりました。気分の良さそうな道です。
あっ!! 突然、目の前にグシガハナが見えました。やっと、やっと辿り着きました。
2014年08月03日 08:43撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:43
あっ!! 突然、目の前にグシガハナが見えました。やっと、やっと辿り着きました。
歩いてきた方向を振り返って。我ながら、ここまでよく登ってきました。
2014年08月03日 08:43撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:43
歩いてきた方向を振り返って。我ながら、ここまでよく登ってきました。
綺麗な花が咲いています。
2014年08月03日 08:43撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:43
綺麗な花が咲いています。
これから歩く雲竜ノ峰方面です。
2014年08月03日 08:44撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:44
これから歩く雲竜ノ峰方面です。
グシガハナから見た進行方向に向かって左手の様子。越後駒ケ岳から続く稜線が一望できます。
2014年08月03日 08:44撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:44
グシガハナから見た進行方向に向かって左手の様子。越後駒ケ岳から続く稜線が一望できます。
グシガハナから見た右手の様子。中ノ岳からの縦走路続いています。この縦走路は、これから先で合流します。
2014年08月03日 08:44撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:44
グシガハナから見た右手の様子。中ノ岳からの縦走路続いています。この縦走路は、これから先で合流します。
そして南側には八海山が鎮座しています。それにしても何て気持ちのいい場所でしょうか。
2014年08月03日 08:44撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:44
そして南側には八海山が鎮座しています。それにしても何て気持ちのいい場所でしょうか。
さて、では山頂に向かって歩きましょう。越後駒ケ岳の山頂は写真左手に見えています。
2014年08月03日 08:46撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:46
さて、では山頂に向かって歩きましょう。越後駒ケ岳の山頂は写真左手に見えています。
グシガハナから少々下ります。
2014年08月03日 08:46撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:46
グシガハナから少々下ります。
尾根道の様子です。刈り払いをしてくれたのでしょう。
2014年08月03日 08:51撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:51
尾根道の様子です。刈り払いをしてくれたのでしょう。
可愛い高山植物ですね。教えていただいたところでは、ベニバナイチヤクソウの蕾です。
2014年08月03日 08:53撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 8:53
可愛い高山植物ですね。教えていただいたところでは、ベニバナイチヤクソウの蕾です。
チョウチョが仲良く飛んでいます。
2014年08月03日 08:54撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:54
チョウチョが仲良く飛んでいます。
雪渓が見えてきました。
2014年08月03日 08:57撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 8:57
雪渓が見えてきました。
ヤナギラン…だそうです。
2014年08月03日 09:00撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 9:00
ヤナギラン…だそうです。
左手の斜面方向を指して「旧ブナツルオネ」? と彫られた標識がありました。
2014年08月03日 09:06撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 9:06
左手の斜面方向を指して「旧ブナツルオネ」? と彫られた標識がありました。
それにしても、雲竜ノ峰はとても気持ちがいいです。
2014年08月03日 09:07撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 9:07
それにしても、雲竜ノ峰はとても気持ちがいいです。
ニッコウキスゲが咲いています。
2014年08月03日 09:09撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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ニッコウキスゲが咲いています。
フウロちゃん。
2014年08月03日 09:11撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 9:11
フウロちゃん。
雲が出てきました。前日午後はこの辺りは雷雨だったそう。台風12号の影響で、本日も午後は大気の状態が不安定だそうです。
2014年08月03日 09:13撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 9:13
雲が出てきました。前日午後はこの辺りは雷雨だったそう。台風12号の影響で、本日も午後は大気の状態が不安定だそうです。
越後三山縦走路との合流点です。(私は左手奥から来ました)
2014年08月03日 09:19撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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8/3 9:19
越後三山縦走路との合流点です。(私は左手奥から来ました)
縦走路を中ノ岳方面に見たところです。
2014年08月03日 09:19撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 9:19
縦走路を中ノ岳方面に見たところです。
山頂を目指して、最後の登りに取り掛かります。
2014年08月03日 09:24撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
8/3 9:24
山頂を目指して、最後の登りに取り掛かります。
写真の小ピークで、右手(雪渓の先)からやってくる枝折峠、駒ノ湯、銀山平方面からの登山道と合流します。越後駒ケ岳の大半の登山者はこちらから登ってきます。この写真にも登山者が写っています。
2014年08月03日 09:28撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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写真の小ピークで、右手(雪渓の先)からやってくる枝折峠、駒ノ湯、銀山平方面からの登山道と合流します。越後駒ケ岳の大半の登山者はこちらから登ってきます。この写真にも登山者が写っています。
合流点を過ぎて、山頂までの道に木道が整備されていました。
2014年08月03日 09:30撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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合流点を過ぎて、山頂までの道に木道が整備されていました。
ついに越後駒ケ岳山頂に到着〜。畏れ多くも神話に登場される猿田彦大神様に寄り添うなみすけ&ナミー。仲良く登ってきました、お疲れさま。
2014年08月03日 09:36撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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ついに越後駒ケ岳山頂に到着〜。畏れ多くも神話に登場される猿田彦大神様に寄り添うなみすけ&ナミー。仲良く登ってきました、お疲れさま。
山頂の標識です。
2014年08月03日 09:37撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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山頂の標識です。
振り返ってグシガハナ方面を望みます。
2014年08月03日 09:37撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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振り返ってグシガハナ方面を望みます。
山頂から眺める八海山。登りを見守り、ずっと励ましてくれました。
2014年08月03日 09:38撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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山頂から眺める八海山。登りを見守り、ずっと励ましてくれました。
六日町方面。
2014年08月03日 09:38撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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六日町方面。
奥只見湖方面。
2014年08月03日 09:38撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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奥只見湖方面。
山頂から折り返し、駐車場を目指します。これは山頂直下(北斜面)の雪渓です。
2014年08月03日 09:48撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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山頂から折り返し、駐車場を目指します。これは山頂直下(北斜面)の雪渓です。
駒ノ小屋を見下ろします。利用者の姿を見ることができます。
2014年08月03日 09:49撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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駒ノ小屋を見下ろします。利用者の姿を見ることができます。
グシガハナを見下ろして。越後三山縦走路との合流点からすぐ下は、金属で造られた階段場になっています。写真では分かりずらいでしょうか。
2014年08月03日 10:01撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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グシガハナを見下ろして。越後三山縦走路との合流点からすぐ下は、金属で造られた階段場になっています。写真では分かりずらいでしょうか。
グシガハナのすぐ下まで戻ってきました。
2014年08月03日 10:21撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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グシガハナのすぐ下まで戻ってきました。
「駐車場まで遠いねぇ、お兄ちゃん」「下りの方が事故が多いんだよ、慎重に歩くといいよ。」
2014年08月03日 10:26撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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「駐車場まで遠いねぇ、お兄ちゃん」「下りの方が事故が多いんだよ、慎重に歩くといいよ。」
これから歩く下りの道が見えます。それにしても急ですねぇ…。ここを下りるのはあまり気が進みませんが、仕方が無いので歩きましょう。
2014年08月03日 10:27撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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これから歩く下りの道が見えます。それにしても急ですねぇ…。ここを下りるのはあまり気が進みませんが、仕方が無いので歩きましょう。
標高が高い場所では、路面が湿っていて特に滑りやすいです。ドンドン下ります。
2014年08月03日 10:32撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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標高が高い場所では、路面が湿っていて特に滑りやすいです。ドンドン下ります。
まだまだ下りは続きます。水無川ルートは南斜面にあります。昼近くになると日照があり、暑いです。この後、下りが辛くて写真撮影は中断です。
2014年08月03日 10:45撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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まだまだ下りは続きます。水無川ルートは南斜面にあります。昼近くになると日照があり、暑いです。この後、下りが辛くて写真撮影は中断です。
そんなわけで、下山後にワープします。これは午後4時頃、六日町から山を眺めた様子です。1時間前には強い雨が降りました。山には雲がかかったままです。
2014年08月03日 16:02撮影 by  Canon IXY 410F, Canon
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そんなわけで、下山後にワープします。これは午後4時頃、六日町から山を眺めた様子です。1時間前には強い雨が降りました。山には雲がかかったままです。
撮影機器:

装備

個人装備
ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル カメラ
備考 荷物を軽くしようと水は3リットルに抑え、節約しながら歩きましたが、特に下りで大汗をかき、登山口に戻った段階で使い切ってしまいました。途中に水場が無いので、もう少し持っていけば良かったと反省しています。

感想

越後駒ケ岳の水無渓谷ルートは、数年来「登ってみたい」と思い続けてきました。
標高差1500mで急登の連続。自信が無いので、先々週には標高差1700mの鳳凰三山日帰り登山(青木鉱泉→ドンドコ沢ルート→中道ルート)をして体を慣らしておくことにしました。
単純比較はできませんが、体力的には鳳凰の方が疲れました。急勾配なのは断然に水無渓谷ルートなのですが、鳳凰周回の方は歩行距離・時間が長いことが主な原因でしょうか。

台風12号が朝鮮半島付近に停滞し、四国や九州では豪雨となっています。前日は新潟県の山でも激しい雷雨になりました。当日の天気予報は、「午前中は晴れて安定するが、午後は大気の状態が不安定になり、山沿いでは雷を伴う雨が降る恐れがある。」というもの。
前日とあまり変わりません。そこで、下山があまり遅くならないよう早めに出発しました。

十二平登山口までは、水無川を囲む切り立った山々、多くの滝などに見惚れながら歩きました。
登山口手前の雪渓は、過去のレコを拝見すると「除雪されておらず、止む無く雪渓の上を歩いた。」という方もいるようです。私は難なく通過することができました。いや、ラッキーでしたね。関係者の皆様、ご配慮ありがとうございます。

登山口付近は寂しい雰囲気。人の気配が無いうえ、噂通り急登の連続で精神的にも体力的にも不安がよぎります。
でもまあ、登っていくうちに越後三山の姿を目の当たりにし、雰囲気を肌身で感じることができ、とても楽しくワクワクしてきました。滝沢尾根の露岩帯など、ちょっと怖いなと思う場所もありますが、グシガハナを当面の目標にひたすら急坂を上り続けます。

水無渓谷ルートの良いところは、東京方面からの車のアクセスが他のルートより良いこと、歩行距離自体は短くて済むことと、何と言っても越後三山(駒ケ岳、中ノ岳、八海山)の姿を眺めながら歩くことができるところでしょう。また、グシガハナからの雲竜ノ峰歩きは、非常に気分が良いのもご褒美のひとつと言えると思います。

急登であるという評判からか敬遠されているこのルート。私はもう少し一般的になっても良いのかなと感じました。転落防止対策や指導標識などがほとんど無く、サービスが行き届かないかもしれませんが、新潟の武骨な山の良さと自然の素晴らしさがここに詰まっていると思うからです。もっと急勾配だったり、もっと危険であったり、もっと長距離なのに水場が無い登山道は沢山ありますし、昔は多くの人がこのルートを登ったのではないでしょうか。
全くの初心者や幼い子供を連れた方には不向きと思いますが、一定の知識や経験を持ち、装備を整え、余裕をもった計画をたて、体力を保ったうえで是非利用していただきたいです。私はこれなら是非、次回は三山縦走をしてみたいと思いました。

山頂からの景色も勿論申し分ありませんでした。ただし、周辺は雲がわいてきて平ヶ岳や燧ヶ岳の姿はなんとか確認できる程度。雷に見舞われる前にそそくさと下山することにします。
登山口まで戻った時点で、午後1時頃。まだ雨には降られませんでしたが、車で仮眠をとり始めた2時頃には山の上に厚い雲がかかってきました。そして、3時頃にはついに街中にも強い雨が降り始めます。やれやれ、今日は雨に濡れずに済みました。

水について。
ルート上に水場が無いことは確認済みでしたが、荷物を軽くしようと水は3リットルに抑え、節約しながら歩くことにしました。もし不足すれば駒ノ小屋で補給することもできます。
しかし、このところの猛暑で、新潟県内の平野部では日中に30度を軽く超えています。越後駒ケ岳は山頂でも標高2000mほどとそれほど高くはありません。登山道も陽が高くなるに従って気温がグッと上がります。特に下りでは、このルートがある南斜面は直射日光に照らされて大汗をかきました。登山口に戻ったところでほぼ3リットルは使いきってしまいました。もう少し持っていった方が良かったかなと反省しています。

さて、杉並区のアイドル「なみすけ」と「ナミー」。2匹は妖精です。可愛いでしょ? 私は「すぎなみ山と仲間」というグループに所属しています。今回、東京都は「杉並区」の縁で一緒に登りました。
【大きさ】子犬くらい 【性格】好奇心旺盛でほがらか 【好きなもの】おいしい空気、りんご 【趣味】散歩、人間観察 【特技】背中のひれで空気をきれいにすること

好奇心旺盛とはいえ、小さい体で水無渓谷ルート登山についてくるのはさすがです。
新潟県には好物の「おいしい空気」が沢山ありました。だから、なみすけは新潟県が大好きになったようです。
私もこれから名物の「へぎ蕎麦」をいただきたいと思います。三山縦走だけでなく、また来たいです、新潟県に。

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コメント

初めまして
初めまして、ヤマレコ名:okinaと申します。
越後三山周回を計画しておりまして、駒ヶ岳から十二平に降りる予定です。あまり利用されない登山道のようでどのような様子か気にかかっておりましたが、satotake様のレコでだいぶよく判りました。参考にさせて頂きます、ありがとうございました。
2014/9/12 9:47
Re: 初めまして
okinaさん、こんにちは。
書き込みをありがとうございました。

越後三山の周回ですか Σ(・ω・ノ)ノ!w
すごいなぁ…。トレランをされているので、体力・技術ともハイレベルなんですね。是非、楽しんできてください。
水無渓谷からのルートは書き込みのとおりで、急坂が嫌われているのかもしれませんが、もう少し一般的に使われてもいいのかな、と感じるほど(特に景色のよい上の方は)気分の良い登山道でした。

過去のレコとリンク先サイトをざっと拝見させていただきました。
戸隠山→高妻山は、私も行ってみたいと計画中です。とても参考になります。

この週末(今日は26年9月12日です)に新潟へお出かけでしょうか。どこも天気は良いようですね。私は明日の夜から富山に向かい、日曜日に剱岳の早月尾根を日帰りしたいなと考え中です。
では、お互いに山を楽しみましょう! d(^^*)
2014/9/12 18:33
こんにちは
越後駒ヶ岳の十二平登山道、もっとメジャーになって欲しいなと思っていたのですが、昨日25日、この登山道で滑落死亡事故がありました。
50代女性の二人組で、駒の小屋で一泊した後、この登山道を使って下山したところ、標高900m付近で1人が崖から150mほど滑落し、死亡しました。
痩せた尾根の付近ではないかと思われます。
確かに少し注意して下りないととは思っていましたが、天気も晴れていたし、ここまでの事故が起きるような場所だとは思っていませんでした。
どのような転び方をしたのか、非常に気になります。
2014/10/26 22:47
Re: こんにちは
mackhinderさん、情報をありがとうございました。
この事故について、ネット検索してみましたが、教えていただいた以上の情報を得ることができませんでした。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。また、ご家族、ご友人、関係者の皆さまのお気持ちを考えると、心が沈む思いがいたします。
同行された方(ご友人でしょうか)は、さぞやお辛いこととお察しいたします。

レコにありますとおり、私はこのルートを往復しましたので、下山時に注意が必要ということは自分に言い聞かせておりました。しかし、慎重に歩いたつもりが2度もスリップし、尻もちをついてしまいました。
スリップの原因は、いろいろなことが考えられると思いますが、滑落に至らなかったことは「偶然であった」と考える外ないことと思います。
自分の知識、体力、技術に見合った山を選択することは重要と、登山の解説書には書かれています。では、水無渓谷ルートが自分に見合ったルートであったのかは、登山前はおろか登山後でさえ判断することができません。

山には、この越後駒ケ岳水無渓谷ルートより、危険と思われる登山道も、安全と思われる登山道も沢山あります。しかし、事故は危険と思われる場所だけで起こっているわけではありません。
私は東京都日野市に住んでいますが、地元の高尾山の登山道で頭部から流血している死体の処理現場に出くわしたことがあります。仔細は不明ですが、木製階段で足を滑らせ、頭部を強打したようでした。子供連れの登山者も多く訪れ、比較的安全と思われている高尾山でも事故が多数起きているのが現実です。御嶽山噴火のことを踏まえても、登山道の状況が良く、心掛けを持っていてさえ、事故を完全に防ぐことは難しいように思います。「登山にはリスクがある」ということを承知しておくこと以外に無いのだろうと考えます。
ですから、私は同行された方に「事故は防げたかもしれない」と御自身を責めないでほしいと思っております。

水無渓谷ルートについての私の思いは、感想欄に書き込んだとおりですが、事故直後ということもあり、コメントは控えさせていただきます。

ところで、mackhinderさんのレコを拝見しました。
巻機山の井戸尾根は、私もこの9月に登ってきましたが、草紅葉がとても綺麗でした。新潟には素晴らしい山が沢山あるのですね。
これからも、良き山行を楽しんでくださいね。レコを楽しみにしております。
2014/10/29 18:49
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