赤石岳、悪沢岳 椹島から周回
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.5km
- 登り
- 3,119m
- 下り
- 3,117m
コースタイム
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 11:00
天候 | 晴、曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんが、地図で「危」マークのところは気をつけてください。 |
その他周辺情報 | 帰りに温泉あるだろうと漫然と帰路走っていましたが、白樺荘(ここは登山帰りの人でいっぱいでした)を過ぎたら見つからなくて。今度はちゃんと調べていこうと思います。 |
写真
感想
1日目
8時の送迎バスに乗るために6時半には畑薙の駐車場に着きましたが、すでに満杯に近く、なんとか停めるスペースを見つけました。バス乗り場には大勢の人が待っていて8時前から臨時便が出ていましたが、その後がスムーズでなく結局11時にバスに乗ることができました。帰りに聞いた話では、朝に聖沢口からの登山道で意識を失った登山者がいて、椹島ロッジへ搬送したりと大変だったようです。
というわけで登り始めが12時を過ぎてしまったので、当初宿泊予定していた赤石岳避難小屋は諦めて、赤石小屋に泊まることにしました。寝不足や待ち疲れもあって体が重くてやけにきつい登りになりましたが、なんとか小屋に到着しました。宿泊者はけっこういましたが、ぎゅうぎゅう詰めではありませんでした。
2日目
朝暗いうちに出発し、富士見平で朝日の受ける山々を堪能した後、登りが続きます。風のない南東斜面のきつい登りで汗だくになってましたが、尾根に出ると風が通っているのでひんやり。
赤石岳は広い山頂で見晴らし抜群。ここで夜明けを迎えたかったなぁ。ここから小赤石岳の肩までは景色を眺めながらのんびりと稜線歩きができます。
肩からは一気に下ります。下りきったところから振り返ると、さっきまでいた小赤石岳の肩がずいぶん上に見えて、この高さもったいないなとも思ったり。ここから荒川小屋までのトラバースは日当たりもよく気持ちよく歩けました。
小屋からしばらくはゆるい登りですが、前岳・中岳を仰ぎ見る辺りからきつい登りで、またまた汗だくになって尾根に到着。前岳頂上のすぐのところからは大きな崩壊地があり、あまりに規模が大きいので驚きます。中岳も見晴らしが良いロケーションですが、だんだんガスが出てきたので赤石岳さえもよく見えなくて残念。
中岳避難小屋を過ぎたら急降下し、本日3回目のきつい登りがあり、やっとこさ悪沢岳に着きました。山頂は広くて大きな岩がごろごろとしています。このごろごろ岩の向こうに丸山が見えますが、ヘンなコントラストの風景です。丸山を過ぎたハイマツの原に行くと鳥(名前がわかりません)は飛び交っているわ、猿は遊びまくっているわで、3000m近い高地であることを忘れます。
千枚岳に向かう岩場はちょっと危ない感じですが、慎重に進んでいけば問題はありません。千枚岳から下って、やっと千枚小屋に到着。なんと生ビールがありました。うまい!
3日目
朝焼けの富士山を堪能したら、名残惜しいですが下山開始。ひたすら樹林帯なので眺望はありませんが、見晴台で赤石岳、荒川三山が見えます。山々に別れを告げて下山しましたが、かなり下ってからの岩場の登り降りなど、けっこうこたえる道を降りて椹島に戻りました。
おなかいっぱい堪能した3日間の山行でした。来年もこの近辺に来ようと思います。
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