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Yamareco

記録ID: 510890
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

北アルプス・小池新道・雨の黒部五郎岳制覇

2014年09月02日(火) 〜 2014年09月05日(金)
 - 拍手
GPS
80:00
距離
40.8km
登り
3,094m
下り
3,095m

コースタイム

1日目
山行
1:33
休憩
0:10
合計
1:43
13:02
11
新穂高温泉無料駐車場
13:13
13:23
68
登山指導センター
14:31
0:00
14
笠新道入口
14:45
わさび平小屋
2日目
山行
8:04
休憩
1:26
合計
9:30
5:45
60
わさび平小屋
6:45
0:00
110
秩父沢
8:35
9:12
45
鏡平小屋
9:57
0:00
77
弓折乗越
11:14
11:50
100
双六小屋
13:30
13:40
12
三俣峠
13:52
13:55
80
三俣蓮華岳
15:15
黒部五郎小屋
3日目
山行
9:16
休憩
0:51
合計
10:07
5:03
121
黒部五郎小屋
7:04
7:07
73
黒部五郎岳
8:20
8:50
165
黒部五郎小屋
11:35
11:40
50
双六小屋
12:30
0:00
27
弓折乗越
12:57
13:10
25
鏡平小屋
13:35
0:00
15
シシウドが原
13:50
0:00
15
イタドリが原
14:05
0:00
65
チボ岩
15:10
わさび平小屋
4日目
山行
1:25
休憩
0:00
合計
1:25
8:20
85
わさび平小屋
9:45
新穂高無料駐車場
天候 9/2 曇り
9/3 曇り
9/4 霧のち雨
9/5 雨
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松本のひまわり畑。
見事だが、山は雲の中。
松本のひまわり畑。
見事だが、山は雲の中。
新穂高。例の濁流を思い出す。
新穂高。例の濁流を思い出す。
わさび平小屋に泊まる。久々の素泊まり小屋泊の縦走計画。
わさび平小屋に泊まる。久々の素泊まり小屋泊の縦走計画。
朝は、お天気っ。
朝は、お天気っ。
槍も見える。
穂高も。
日が出た。
シシウド
まだ、青空。
鏡池。かろうじて槍穂高は写ったが、すでに曇っている。
鏡池。かろうじて槍穂高は写ったが、すでに曇っている。
チングルマ
先日の湯俣岳が見える。
先日の湯俣岳が見える。
三俣蓮華
ここからは未知のルート。
ここからは未知のルート。
黒部五郎小屋
早速生ビール。
ゆったりと。
暗い内から出発。降っていなかったので、黒部五郎をピストン。
暗い内から出発。降っていなかったので、黒部五郎をピストン。
途中、降りだした。稜線コースなので、抜けてしまうしかない。
雨具つけて急ぐ。
途中、降りだした。稜線コースなので、抜けてしまうしかない。
雨具つけて急ぐ。
小屋から二時間で登頂。
小屋から二時間で登頂。
雨なので、速攻戻る。
雨なので、速攻戻る。
黒部五郎小屋で荷物をまとめ、下山にかかる。
黒部五郎小屋で荷物をまとめ、下山にかかる。
休憩もなし、小屋も素通り。雨の山は、いるところじゃない。
1
休憩もなし、小屋も素通り。雨の山は、いるところじゃない。
わさび平まで、どんどん下った。
ここで泊まる。もう足、限界。
わさび平まで、どんどん下った。
ここで泊まる。もう足、限界。
今日は降りるだけ。
降っているので、傘さしていく。
今日は降りるだけ。
降っているので、傘さしていく。
槍見館の露天風呂に入る。
槍見館の露天風呂に入る。

感想

突然夏休みを入れることができ、日曜夜に野口五郎から下りてきたばかりだが、月曜出社して、火曜日朝には出発した。
初日は良い天気。しかし、信州に入ると雲が厚い。
松本でも市内は晴れていたが、山は雲の中。
曇天の中、わさび平に入る。

翌朝はとりあえず晴れていて、槍も穂高も見えていたが、鏡池に着くころには黒い雲が下りてきて、槍も穂高も雲の中に入っていった。

まあ、降らなければよい、と、予定通り、黒部五郎へ向けて、双六小屋、巻き道、三俣蓮華と経て、黒部五郎小屋に下った。小屋からは黒部五郎のカールが美しいと期待したが、すべて霧の中。
夕食を外で食べていると、雨。
部屋へ撤退。平日とのこと、空いた小屋では早くから眠りにつく。明日降っていなければ、とにかく頂上ピストンだけはしたい。

暗いうちに起きだすと、雨は降ってはおらず、厚い霧。サブザックで、稜線コースを行く。霧に濡れた草のため、雨具は上下を使用。いずれ雨になると思われる。
予測通り、頂上へ半分くらいのところで、稜線に吹き付ける風に雨粒が混じり、雨具をたたくように。
稜線コースの岩稜を戻るより、抜ける方が楽だ。カールの道なら速攻下れる。
頂上へはあっけなく着く。指導標の質素さに驚く。
花きれいだが、写真を撮る天気ではない。足早に小屋へ下り、小屋でパッキング、食料をおなかに詰め込み、下山にかかる。雨の山は趣味ではない。
意外に三俣への登りはきつくなく、双六への稜線に入ると雨脚が強くなってきたが、中道を下るうちに少し収まってきた。
双六小屋では少し立ち止まって休むが、特に食べもせず、そのまま鏡平へと下り続ける。雨脚はさらに強まってきた。
当然、展望もない。登山靴の中も濡れてきた。
鏡平小屋ではノンアルビールをあおり、スマホが通じたので、少しメッセージ送り、また走るように降りる。
さすがに、秩父沢あたりから、脚に来て、ゆっくりにせざるを得なかったが、小池新道は、道の整備が完璧で、あまり辛いことはなかった。
わさび平に泊まることとしたが、これから登るという団体さんが到着していて、合羽を干すスペースもない。
それでも、小屋には余裕あり、のんびり過ごす。とにかく、ここまでくれば、ホッとできる。

翌日は、傘をさして新穂高に下り、温泉に入って帰途についた。しかし、激しい雨は、群馬県に入るまで降り続き、ほとんど、ワイパーは高速のままだった。

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コメント

黒部五郎ロングお疲れ様でした。
長い、山旅ですが、黒部五郎は私も大好きです。
あのカールがとてもキレイで、天気が良ければ
カールで食事してCoffee飲んで半日でも居たい気分の
好きな場所です。
少し秋に安定するか期待していますが、雨が多い年ですね〜
の中お疲れ様でした。
2014/9/16 15:19
お天気ザンネンでしたね
でも、こんなロング、
すごいモチベーションですね
今年は天気に泣いた夏でした。
予定の山行は全部来年回しですよ、私も・・・
黒部五郎小舎良いですよね〜〜〜
あそこでテント張りたいなと思ってますが
いつになることやら・・・
2014/9/16 21:48
carolさんへ
去年、肉離れで計画が遂行できなかった分も、来年回しになりそうですね。梅雨明け前後の甲斐駒や仙丈が唯一の晴れでしたかね。
黒部五郎は、雲ノ平あたりから、また三俣蓮華から、本当に時間かけて眺めていた山なのに、行ってみたら真っ白とはね…とにかく、黒部五郎、薬師あたりが空白なので埋めたいと思っていましたから、ピーク踏めただけでもよしとします。
2014/9/16 23:25
てくさんへ
今回、天気を期待できなかったので、テントは取りやめ、珍しく小屋素泊まり縦走の計画となりました。それにしても、悪かったですね。初日、二日目に降らなかっただけいいと思います。黒部五郎小屋は本当にいいところですね。霧でしたが、晴れていれば、きれいな夕景が見られ、また朝も美しいだろうなと思いました。
とにかく、黒部五郎を踏む、が最低のミッションでしたから、いいとします。ほんとうはあちら側からの北アルプスの展望が見たかったのですけどね。
小池新道は歩きやすいので、長くてもそれほど苦にならないのがいいですね。
来月初めに、笠新道とクリア谷に行ってくる予定ですので、晴れてほしいです。
2014/9/16 23:33
あれ?
いつの間にやらレコが。
いい山域ですよね。
お天気はちょっとでしたが、思いっきり平日に行けるのが羨ましいです。
黒部五郎のテン場はいいですよね。
新穂起点周回のテント3泊で、雲ノ平、薬師、黒部五郎回ったことありますので、参考になさっていただければと。
2014/9/17 6:59
ぺんさんへ
いやいや、レコが貯まってしまって、やっと吐き出しました。
実は新穂高から何度かチャレンジして、三俣蓮華までしか行かれないことがあり、
一昨年、裏銀座から入ることで風を変えようとしたら、みごと、雲ノ平も鷲羽も実現できたのです。そして残っていたのが黒部五郎でした。
なんとかピークハントだけは実現しましたが、これでは何にもならないので、これまでいろいろ計画していた、新穂高からの周回、ご指摘のコースも含め、再度やってみようと思っています。
どこかで風のようにワンピで歩く方を、双眼鏡で遠くから発見したいと思っています(笑)
2014/9/17 13:03
野口五郎を下山して二日後に
今度は新穂高から黒部五郎ですか〜
月曜お休み取ってそのまま水晶経由で目指すわけにはいかなかったんですか!?
いろんな意味で(体力とか時間とか交通費とか)大変な山行でしたね
でも雨の中での北アルプス奥地山行、山オトコっぽくてかっこいいですね
2014/9/17 13:33
いやいや。。
月曜日に出社してみたら、予定が変わっていて、翌日から休むチャンス到来だったのです。あらかじめわかっていれば、そのまま縦走してもよかったんですけれどね。
残念ですが、入山口を変えられて、またそれもよかったです。
今度は展望の利く日に行きたいですね。
2014/9/17 15:29
プロフィール画像
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