☆南ア鋸岳☆釜無川源流より破線ルートで。。。
- GPS
- 12:18
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,150m
- 下り
- 2,143m
コースタイム
鋸岳11:15〜三角点ピーク〜12:47横岳峠〜13:03富士川水源13:10〜13:34岩小屋(ログハウス)〜キノコ調査(45分)〜15:50釜無川ゲート
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道R20号を茅野方面に進むと”机”と言う信号交差点を過ぎ、僅かな距離で信号の無い交差点を左折し、あとは道なりに10分程で到着です 専用駐車場は無く、ゲート手前に3〜4台駐車出来るスペースがありますが狭いため、林道を300〜400m戻った辺りの待機所に駐車する事をお勧めします |
コース状況/ 危険箇所等 |
序盤は釜無川ゲートから9.5kmの単調な林道歩き 靴を履き替えるつもりでジョギングシューズでの歩行が楽です 岩小屋(現在は立派なログハウス)から登山道となり、しょっぱなから破線ルートの様相が濃く、3〜4回の渡渉の末に割りと急な樹林帯の登山道が横岳峠まで続きます ルートが不明瞭な箇所もありますが、リボンテープや赤スプレーのマーキングが随所にありますのでよく観察しながら進めば問題ないでしょう 横岳峠から鋸岳の稜線は急峻な箇所が多く、後半は岩場が多くなります クサリ・ハシゴ箇所は一箇所も無く、ハイマツの茂った登山道は足元の踏み跡が不明瞭な箇所もあり破線ルートを物語っています 往路では痩せ尾根伝いを意識していればルートミスはほぼ無いと思いますが、復路では二箇所ほど戸台川方面の南斜面に踏み跡が延びている所があり注意が必要です 基本、尾根沿いを意識していれば大きなルートミスは回避できます 今回の山行で、danyamaさんの過去の記録を参考にさせて頂きました。。。 詳細情報はこちらで!http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-464960.html (両者のGPSが不調で(汗)同ルートだったのでログデータもお借りしちゃいました。この場をお借りしてお礼申し上げます。。。) |
その他周辺情報 | 国道R20号に戻ってすぐの所にある〔塩沢温泉〕フォッサマグナの湯 http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/genre/detail/934/ |
写真
感想
百高山でもある鋸岳は以前から登ろう登ろうと思いつつも、近くだからいつでも行けると言う思いが強すぎてスポットになっていたお山です。。
夕方に大切な用事があり、どこか近くで手頃なお山は・・・と、ようやく重い腰が上がりました^^
当初は八丁尾根でピストンとも考えましたが、甲斐駒側の険しい痩せ尾根の通過時間が読めない事もあり、お仲間の記録を頼りに釜無川ゲートからのアプローチとしました
週末の都合も合い、今回はmipoさんと二人で入山
平凡な林道歩きもソロと違ってベチャクチャお話ししながらでしたから思いのほか退屈せずに登山道まで歩く事ができました。。。
このルートは30km近い工程の中で林道歩きが19kmという距離ですから、登山靴よりトレランシューズ、もしくはジョギングシューズで行き登山靴に履き替えるパターンが好ましいかと
登山道は想定していたより危険箇所は少ないですが、破線ルートらしいプチ迷い箇所や藪こぎに近いブッシュ箇所が点在し、一般道より獣道に近い状況の所もありました
山頂からのロケーションはすこぶる良く、この日は晴天だったので360°のパノラマは何とも清々しい抜群の景観でした。。。
次回訪れる機会があれば、やはり甲斐駒からの稜線を繋ぎたいと思います
思い掛けずの紅葉も楽しめた鋸岳でした。。。
どこから眺めても名前通りのギザギザした荒々しい姿の鋸岳
登って見たいなあと思っても、足を踏み入れることを躊躇してしまうほどの迫力に諦めていました。
ですが、釜無川ルートから第一高点に登るのであれば技術的にそんなに難しくないと知り、sanpoさんと一緒なので心強く、トライしてきました。
登山口までは、自宅からも1時間15分くらいで到着できる近さです。
お天気も文句ない晴れ!この日は朝はかなり冷え込みました。
林道はアップダウンの少ない単調な未舗装道路。9.5kmの長さは話しながら歩いていたので思っていたよりも短く感じました。
登山道に入るとドンドン高度を上げて行く急斜面でした。
当然ですが、sanpoさんに
がんばって追いつこうと思っても無理なのでマイペースで登っていると
登山道のあちらこちらに外れてキノコの偵察をしながら歩いている姿が見えました。
なのに、sanpoさんは汗をほとんどかいてなくて、私は汗が流れプールに入った後のような髪の毛になってました。
なかなか鋸岳の姿は見えてこないのですが、先に仙丈ヶ岳や北岳、間ノ岳の雄大な景色を樹林帯の合間から見ることができました。
三角点ピークに近くなると鋸岳の第一高点の山容が目に飛び込んできました。
稜線の荒々しい岩場や山頂周囲の急斜面に恐怖と緊張感で不安な気持ちになりましたが、実際にとりつき登って見ると怖さはほとんど感じませんでした。
雲もほとんどない晴天、風もなく穏やかな山頂での360度の展望は素晴らしく大満足でした。
また、私たちよりも先に到着されていたのが、女性の単独テン泊の方でお話をさせてもらい元気や勇気を頂きました。
のんびりと山頂での時間を過ごし、後はピストンで帰るだけなのですが、
これからが私にとって試練と恐怖でした。
稜線の樹林帯に入ると登山道から南斜面に外れてキノコ偵察!
sanpoさんだけが行けばいいのかな?と登山道でボーっとしてると
「なんで着いて来ないの?」って
「えっ!私も行くの?」
登山道ではない山の中は見ただけで足元が悪いとわかります。斜面を歩くだけで必死な私は周囲を見渡してキノコを見つけるのはとても難しい(涙)
何度も登山道を外れながら下山しました。林道に出てホッとしていると
「今度は釜無川を渡って向こう岸にある山に登るよ」っと。
今だから言えますけど、その時の45分間の私は終始四つん這い、
いかに落ちないで登って、また下ることができるのかに必死!
キノコを探す余裕は全くなく、私の登る意味あるのかなあ?って(笑)
林道に出ると、「あ〜助かった、落ちなくて良かったなあ」と思いました。(^_^;)
今日、1番緊張して怖かった場所でした(笑)
その後の林道歩きも錦秋を味わい、癒されながら歩くことができました。
紅葉前線もだいぶ麓近くまで迫ってきています。
この釜無川ルートから鋸岳へのアタックはこの秋の時期もとてもオススメだと思いました。
必死にもがいた貴重なキノコ探し体験も含め…(笑)
ギザギザ岩肌の鋸岳に登頂でき、お天気にも恵まれて素敵な秋の一日でした。
sanpoさん、ありがとうございました。(^o^)/
コメント
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はじめまして!
ステキな青空と紅葉ですね。9月に南アルプス林道をバスから見たぎざぎざの鋸岳 、壮大な姿で登るのは大変だなーと思いながら仙丈方面に行きました。やはりアプローチ大変そうですね〜
ご苦労様でした。素敵な写真を見ていつか登りたいと思いました◎
ueharuさん、はじめまして
レコを見て頂きありがとうございます
ギザギザのまさにノコギリの歯のような山容は迫力満点ですよね。
登りながらも鋸岳の迫力を感じてきました。
釜無川ルートはアプローチするまで林道歩きが長く大変でしたが、
登山口から第一高点までなら技術的にはそれ程難しくないとわかりました。
ueharuさんが9月の後半に行かれた仙丈ヶ岳のカールにはもう雪が積もってキラキラと輝いていましたよ〜!
秋の紅葉に魅了されながらも冬が近づいてきているのを感じました。
いつの日か、ギザギザ鋸岳にueharuさんが登られる時も晴天になりますように
コメントありがとうございました(^.^)
ueharuさん、初めまして。。。
最近に無い絶好の山日和に鋸岳へ足を運ぶことができました
写真の腕前はまったく無い二人ですが、爽やかな青空と日に日に深まる秋の紅葉で、被写体が素晴らしかったのでイイ写真が撮れました
9月に仙丈ケ岳に行かれたんですね どちらを向いても素敵なお山ばかりで、脇役になりがちな鋸岳ですが、登り堪えもあり展望も良く静かな山歩きができる穴場スポットです
険しい箇所もありますが、変化に富んだ楽しいお山なので是非ueharuさんも鋸岳へ足を延ばしてみてくださいね!
おはようございます
mipoさん、先日コメントありがとうございました。
sanpo69さん、はじめまして!かな。
ちょうど先日、地図上でこのルート見ていたので、気になっていたレコでした。
百高山は意識したことなかったのですが、
初めてリストアップしたら鋸もそうだったので。
山の形だけでなく、実際歩かれてもなかなか大変そうなコースのようですが、いつかは歩いてみたいなと思います
お二人にはお会いしたことがありませんが、
satoさん、kuniさん、fallさん
ご夫妻とお友達ということは、きっと素敵なお二人なんだろうな?
と、いつもレコ見て思っています。
自分もこれから体力、技術身につけて、
いろいろな山、コーストライしていきたいなと
レコ見せて頂き感じました。ありがとうございます
pikachanさん、こんばんは
コメント頂きありがとうございます
もう遠征から帰られたんですね *\(^o^)/*
鋸岳は今回のルートであれば私でも怖さなく登れたので、いろんな所を歩かれているpikachanさんでしたら問題なく登られてしまうと思います。
レコにも書いたのですが、鋸岳の山頂でお会いした女性のソロの方は私たちよりもかなりの先輩でした。「ロングコースだからテントなのよ」って言っていましたが、テント背負って林道歩いてお一人でテント泊されるとは本当に驚きました。
私もまだまだ頑張るぞ!と前向きな気持ちでこれからも山を楽しんで行こうと思いました。
pikachanさんとは、お互いのお友達つながりでいつの日かお会いできるだろうとか、何処かのお山でばったりお会いしたりできないかな?と思っていますが今のところその巡り会いがないようで残念です。
pikachanさんのお話は時々お友達から聞いているので想像が大きくなるばかりです
土曜日の遠征は、秋晴れのいいお天気だったでしょうね。
レコ拝見できるのを楽しみにしています
*/
pikachanさん、お返事が遅くなりまして申し訳ありません
初めまして・・・と言いたいところですが、3年前くらいに奥穂高からジャンに行く途中の馬の背手前でお見掛けしました
皆さんの写ってる写真をコメントに貼り付けた記憶がありますが・・・
間違ってたらゴメンなさい
記録を気にとめていただいてありがとう御座います
いつもpikachanさんの記録を楽しませて貰ってます
鋸岳を目指すには何ルートかありますが、林道歩きが長いこのコースは敬遠されがちなのか、紅葉の時期でありながらも静かな山歩きを堪能する事ができました^^
当日もこのルートの入山者は私達以外に3名でしたし 意外と驚きでしたよ。。
山のお仲間からはチョクチョクpikachanさんのお話しを伺ってますよ〜
いずれ何処かで顔合わせできる日を楽しみにしています
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