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Yamareco

記録ID: 6155042
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

鋸岳:釜無川から・熊と遭遇!

2023年11月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:25
距離
29.5km
登り
2,213m
下り
2,203m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:36
休憩
2:33
合計
13:09
5:44
5:44
165
8:29
8:46
28
10:04
10:17
116
12:13
12:22
18
12:40
12:59
15
13:14
14:00
9
14:09
14:19
25
14:44
14:57
55
15:52
15:59
22
16:21
16:25
25
16:50
16:50
110
18:40
18:41
5
18:46
18:47
0
18:47
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
【車】釜無川ゲート手前(広い場所へ路駐)。工事車両の邪魔になるためこの先は不可です。路駐ですので無料ですが土埃で凄く汚れます。
【自転車】林道ゲートから7Km地点まで入れます。その先は崩落箇所が有るため終点まで2.2Kmは徒歩です。
コース状況/
危険箇所等
■下山時林道終点の造林小屋(ログハウス)付近の河原で熊に遭遇しました(気にしながら歩いていたため30m程手前で発見し待避しました)。
かなり大型の個体で餌を探しているのかしばらく河原をうろうろしてました。
当面造林小屋付近でのキャンプはやめた方が良いと思います。入山者の少ない山域ですので、熊鈴や音をたてる等存在をアピールしながら歩く必要が有ります。

全般に特別危険な場所や分かりにくい所は有りませんが、一般ルートでは有りませんので踏み跡が薄くルートファインディングが必要な場所も有ります。稜線上には落ちたら命に関わる所が随所に有りますので初心者の方はベテランと同行しましょう。
とにかく長いです普通に山道を10時間以上歩ける体力は必須です。

林道7Km地点までは自転車でも入れますが、傾斜がキツいため殆ど押して行く事になりました。
その先2ヶ所林道の崩落箇所が有りケルンやピンテに導かれ河原に下りて迂回します。(詳細は写真で説明)
終点(9.2Km地点)の造林小屋(ログキャビン)から登山道です。最初は左岸に有る道を進みますがすぐに沢におり、荒れた沢筋をルーファイしながら進みます(徒渉も2.3回有ります)
富士川源流の道標からは道がはっきりします。
登りついた横岳峠からは稜線を進みます、三角点ピークまでは急登ですが危険は有りません。
三角点ピークから道は急峻になり数個の小ピークを越え角兵衛沢ノ頭、その先ひと登りで山頂です。三角点ピークから先は足場が悪く絶壁すれすれを歩くため慎重な行動が求められます。
この日のために用意した新兵器投入です!
2023年11月04日 05:37撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 5:37
この日のために用意した新兵器投入です!
林道ゲート。
事前情報通り、自転車は建物の左側を抜けられます。
2023年11月04日 05:43撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 5:43
林道ゲート。
事前情報通り、自転車は建物の左側を抜けられます。
最初は快適に自転車で走れます。
2023年11月04日 06:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 6:02
最初は快適に自転車で走れます。
明るくなりました、良い天気です。
見えているのは編笠山でしょうか?
2023年11月04日 06:25撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 6:25
明るくなりました、良い天気です。
見えているのは編笠山でしょうか?
何とか自転車に乗れたのはこの辺り(約5Km地点)まで、後はずっと押して歩きました。
2023年11月04日 06:45撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 6:45
何とか自転車に乗れたのはこの辺り(約5Km地点)まで、後はずっと押して歩きました。
紅葉が見頃です。
2023年11月04日 06:51撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 6:51
紅葉が見頃です。
林道分岐は基本右に進みますが、ここだけは左の迂回路に入ります。
2023年11月04日 06:55撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 6:55
林道分岐は基本右に進みますが、ここだけは左の迂回路に入ります。
ここは右です。
2023年11月04日 07:13撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:13
ここは右です。
自転車はこのバリケート(約7Km地点)まで、この先で林道は崩落してます。
2023年11月04日 07:26撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:26
自転車はこのバリケート(約7Km地点)まで、この先で林道は崩落してます。
バリケートの少し先、落石がこない場所を選んで自転車をデポしました。
2023年11月04日 07:32撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:32
バリケートの少し先、落石がこない場所を選んで自転車をデポしました。
デポ地点の先で林道は崩落してます。
2023年11月04日 07:37撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:37
デポ地点の先で林道は崩落してます。
ここも事前情報に有った下が崩れた舗装道路。
ここを渡ってから戻るように河原に降ります。
写真は渡り終わって振り返ったところです。
2023年11月04日 07:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:49
ここも事前情報に有った下が崩れた舗装道路。
ここを渡ってから戻るように河原に降ります。
写真は渡り終わって振り返ったところです。
河原に降りるポイントは26番標識が目印です。
2023年11月04日 07:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:49
河原に降りるポイントは26番標識が目印です。
河原を少し進み目印のピンクテープの所で林道に復帰します。
2023年11月04日 07:54撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 7:54
河原を少し進み目印のピンクテープの所で林道に復帰します。
林道を少し進むとまた崩落ここからまた河原に降ります。
河原を少し進んで右上の林道に復帰します。
2023年11月04日 08:02撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:02
林道を少し進むとまた崩落ここからまた河原に降ります。
河原を少し進んで右上の林道に復帰します。
しばらく林道歩き。
2023年11月04日 08:13撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:13
しばらく林道歩き。
この堰堤が見えると林道も終点が近づきます。
2023年11月04日 08:17撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:17
この堰堤が見えると林道も終点が近づきます。
ここは狭いけど河原に降りずに通れます。
2023年11月04日 08:18撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:18
ここは狭いけど河原に降りずに通れます。
綺麗な紅葉!
2023年11月04日 08:20撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:20
綺麗な紅葉!
ついに林道終点9.2km標識です。
橋の先に造林小屋(ログハウス)が見えます。
2023年11月04日 08:28撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:28
ついに林道終点9.2km標識です。
橋の先に造林小屋(ログハウス)が見えます。
中々立派な造林小屋。ウッドデッキの下で雨宿りできます。
■下山時この近くの河原で熊に遭遇しました。この場所でキャンプやビバークは危険です。
2023年11月04日 08:29撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:29
中々立派な造林小屋。ウッドデッキの下で雨宿りできます。
■下山時この近くの河原で熊に遭遇しました。この場所でキャンプやビバークは危険です。
ここから登山道になります。
まずは左岸の林の中の道を進みます。
2023年11月04日 08:43撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:43
ここから登山道になります。
まずは左岸の林の中の道を進みます。
すぐに沢に降りてしばらくは沢沿いに登ります。
特に決まったルートは無いようですが、徒渉ポイントにはケルンの目印が有ります。徒渉は2〜4回で最終的には左岸に戻ってきます。
2023年11月04日 08:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:52
すぐに沢に降りてしばらくは沢沿いに登ります。
特に決まったルートは無いようですが、徒渉ポイントにはケルンの目印が有ります。徒渉は2〜4回で最終的には左岸に戻ってきます。
この日の水量はこのくらい、簡単に徒渉できました。
2023年11月04日 08:55撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 8:55
この日の水量はこのくらい、簡単に徒渉できました。
富士川水源の道標まで来ると後はしっかりした道が有ります。
2023年11月04日 09:17撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 9:17
富士川水源の道標まで来ると後はしっかりした道が有ります。
これが富士川水源かな?
2023年11月04日 09:21撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 9:21
これが富士川水源かな?
ひと登りで稜線に乗ったところが横岳峠です。
2023年11月04日 10:05撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 10:05
ひと登りで稜線に乗ったところが横岳峠です。
横岳峠からは急登が続きます。
振り返って横岳。
2023年11月04日 10:25撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 10:25
横岳峠からは急登が続きます。
振り返って横岳。
やっと視界が開け仙丈ヶ岳が見えました。
2023年11月04日 10:35撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 10:35
やっと視界が開け仙丈ヶ岳が見えました。
こちらは北岳ですね。
2023年11月04日 10:35撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 10:35
こちらは北岳ですね。
更に急登を1時間ほど登って三角点ピークに近づくと木の間から目指す鋸岳(第一高点)が見えました。
2023年11月04日 11:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 11:59
更に急登を1時間ほど登って三角点ピークに近づくと木の間から目指す鋸岳(第一高点)が見えました。
森林限界を超え道は岩場のザレになります。
北岳・間ノ岳・仙丈ヶ岳。
2023年11月04日 12:04撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 12:04
森林限界を超え道は岩場のザレになります。
北岳・間ノ岳・仙丈ヶ岳。
そして鋸岳。う〜んカッコイイ!
秋バージョン
2023年11月04日 12:10撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 12:10
そして鋸岳。う〜んカッコイイ!
秋バージョン
三角点ピークを過ぎカッコイイ鋸岳。
岩々バージョン
2023年11月04日 12:19撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 12:19
三角点ピークを過ぎカッコイイ鋸岳。
岩々バージョン
アップで!
どこ登るの?ヤバそう。
2023年11月04日 12:21撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 12:21
アップで!
どこ登るの?ヤバそう。
角兵衛沢ノ頭。
昔はここを上り下りしていたのですが、今は踏み跡も薄く・・・。
2023年11月04日 12:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 12:49
角兵衛沢ノ頭。
昔はここを上り下りしていたのですが、今は踏み跡も薄く・・・。
角兵衛沢ノ頭からは岩場ですが難しくは有りません。
2023年11月04日 13:17撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:17
角兵衛沢ノ頭からは岩場ですが難しくは有りません。
鋸岳第一高点登頂しました。
2023年11月04日 13:20撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:20
鋸岳第一高点登頂しました。
鋸岳
甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳
2023年11月04日 13:22撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:22
鋸岳
甲斐駒ケ岳、北岳、間ノ岳
第二高点と甲斐駒ケ岳まで続く険しい道。
2023年11月04日 13:21撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:21
第二高点と甲斐駒ケ岳まで続く険しい道。
鋸岳にて
誰も居ないのでセルフタイマーで
2023年11月04日 13:27撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:27
鋸岳にて
誰も居ないのでセルフタイマーで
歩いてきた道
三角点ピークと横岳
2023年11月04日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:31
歩いてきた道
三角点ピークと横岳
遥かに続く釜無川の道
よく歩いて来たなぁ
2023年11月04日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:31
遥かに続く釜無川の道
よく歩いて来たなぁ
マイホームマウンテン八ヶ岳
2023年11月04日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:31
マイホームマウンテン八ヶ岳
中央アルプス、御嶽山
2023年11月04日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:31
中央アルプス、御嶽山
北岳が尖ってる
2023年11月04日 13:31撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:31
北岳が尖ってる
甲斐駒ケ岳は凄い迫力
2023年11月04日 13:57撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 13:57
甲斐駒ケ岳は凄い迫力
下山します
三角点ピークの登り返しは中々大変
2023年11月04日 14:14撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 14:14
下山します
三角点ピークの登り返しは中々大変
行きにパスした三角点ピーク
ほんの数分でした
2023年11月04日 14:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 14:49
行きにパスした三角点ピーク
ほんの数分でした
一応タッチ!
2023年11月04日 14:49撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 14:49
一応タッチ!
三角点ピークから鋸岳を振り返って
2023年11月04日 14:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 14:52
三角点ピークから鋸岳を振り返って
仙丈ヶ岳
2023年11月04日 14:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 14:52
仙丈ヶ岳
鋸岳も見納めです
2023年11月04日 14:59撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 14:59
鋸岳も見納めです
横岳峠まで戻って来ました
2023年11月04日 15:56撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 15:56
横岳峠まで戻って来ました
ひとくだりで富士川水源の道標
2023年11月04日 16:24撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 16:24
ひとくだりで富士川水源の道標
ガラガラの沢を下ります
2023年11月04日 16:24撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 16:24
ガラガラの沢を下ります
道に復帰すると造林小屋は間近
2023年11月04日 16:50撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 16:50
道に復帰すると造林小屋は間近
小屋に戻って来ました
何とか明るい内に戻れて一安心
2023年11月04日 16:50撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 16:50
小屋に戻って来ました
何とか明るい内に戻れて一安心
橋を渡って林道を下ります
2023年11月04日 16:51撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 16:51
橋を渡って林道を下ります
ゲートまで9.2キロ、でも7キロ地点に自転車デポしてあるので気楽です
2023年11月04日 16:52撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 16:52
ゲートまで9.2キロ、でも7キロ地点に自転車デポしてあるので気楽です
これから降りる河原を見ると何か黒いものが?
2023年11月04日 16:53撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
7
11/4 16:53
これから降りる河原を見ると何か黒いものが?
ガーン!
熊だ、相当デカい!
距離約30mこんな近くで見るのは初めてです。
気にしながら歩いていて良かった、取り敢えずその場でしゃがんで退避です。
2023年11月04日 16:53撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
12
11/4 16:53
ガーン!
熊だ、相当デカい!
距離約30mこんな近くで見るのは初めてです。
気にしながら歩いていて良かった、取り敢えずその場でしゃがんで退避です。
結局熊はこちらには気付かず河原をウロウロ、熊か見えなくなって暫くしてからやっと行動再開、約30分のロスタイムとなり自転車に戻った時は真っ暗になってました。
2023年11月04日 17:50撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 17:50
結局熊はこちらには気付かず河原をウロウロ、熊か見えなくなって暫くしてからやっと行動再開、約30分のロスタイムとなり自転車に戻った時は真っ暗になってました。
快適な自転車での下りのはずが、真っ暗な林道では先が見渡せずノロノロ下って来ました。
ゲートが見えてやっと安心しました。
2023年11月04日 18:41撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 18:41
快適な自転車での下りのはずが、真っ暗な林道では先が見渡せずノロノロ下って来ました。
ゲートが見えてやっと安心しました。
やっと車に戻って来ました。
熊に会うハプニングは有りましたが楽しく充実した13時間でした。
車が土埃で真っ白なのは事前情報通り!
2023年11月04日 18:46撮影 by  iPhone 14 Pro Max, Apple
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11/4 18:46
やっと車に戻って来ました。
熊に会うハプニングは有りましたが楽しく充実した13時間でした。
車が土埃で真っ白なのは事前情報通り!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

鋸岳、若い頃は甲斐駒から縦走したり角兵衛沢を登ったりしてたのですが最近は崩落が酷く角兵衛沢は危険で釜無川の林道を詰めて登るのがメインルートになった様子。
釜無川ルートは危険な場所はなさそうですが林道が10キロ近いとのことで躊躇してました。
ただ私の山荘から鋸岳がよく見えるため見るたびに「登らねば!」と思い続けてました。
今回、林道歩きに最適な紅葉の時期を選び奮発して折りたたみ自転車を購入、満を持して数十年ぶりに鋸岳を訪れました。

この時期は夜明けが遅いため暗い中ヘッドランプを点けて自転車で出発、最初こそ快適に進んだのですがすぐに急坂でギブアップ、結局自転車は殆どの区間押して歩くことになりました。それでも9.2キロの林道の7キロ地点まで自転車で行けたので帰りはずいぶん楽になりました。
林道終点からはやや荒れた沢を登り横岳峠、その先は若干荒れているもののしっかりした道を進み三角点ピーク、その後岩場の稜線を鋸岳と順調に進みました。
コース自体は特に難しいところは無かったのですが、長い林道の後の急登、特に三角点ピークから先は細かなアップダウンが多く予想以上に時間がかかりました。
当初は昼頃に山頂に着いて15時過ぎには下山を目論んでいたのですが山頂に着いたのは13時半過ぎ、出発から8時間もかかってしまいました。
久しぶりの山頂は間近に甲斐駒を眺め北岳間ノ岳から遠く塩見岳まで眺められ、ここまで来た達成感とともに大満足しました。
この時期の日の入りは17時頃のため何とか明るいうちに下ろうと急いで元来た道を下山しました。

何とか日の入り直前の17時前に林道まで戻ってきて一安心して歩いていると、これから向かう河原に熊が居るのを発見しました。朝から全く誰にも会っておらず最近は熊出没のニュースも多いため気にして歩いていたのですがまさかこんな近くで会ってしまうとは、自分の居る林道から熊の居る河原までは30m程しか離れてませんでした。
日は沈んで辺りは薄暗くなってきましたが動くことができず、その場でしゃがんで待機、熊はこちらに来ることは無く河原をうろうろしながら去って行きましたが結局その場で30分程待機することになってしまいました。
暗くなった河原や林道をヘッドランプを点けて歩き自転車のデポしてある7キロ地点に到着、快適に飛ばせるはずの下りの林道も先が見通せない暗闇ではノロノロ下るしか無く熊に怯えて熊鈴をガンガン鳴らしながら下り、結局出発から13時間かけて無事に下山しました。
久々に訪れた鋸岳はなかなか簡単には登れませんでしたが、熊に合うハプニングを含めて、終始楽しみながら登ることができ充実した一日になりました。

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