ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 573731
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

坪庭から北横岳・雨池Wピストン(ロープウエイ利用)

2015年01月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
abukata その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:22
距離
8.4km
登り
446m
下り
446m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:59
休憩
0:18
合計
5:17
9:23
9:23
36
9:59
9:59
5
10:04
10:08
14
10:22
10:24
4
10:28
10:32
3
10:35
10:35
14
10:49
10:52
4
10:56
10:56
19
11:15
11:16
16
11:32
11:33
7
11:40
11:40
137
13:57
13:58
7
14:05
14:05
22
14:29
ゴール地点
天候 曇り時々雪、北横岳山頂は強風で地吹雪の様相。気温は坪庭(スタート時)−9.7℃、北横岳−10℃以下(測定不能)、雨池−8.7℃
過去天気図(気象庁) 2015年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
中央道・駒ケ岳SA(上り)にて車中泊、諏訪IC利用、R152の「御座石神社」を左折(ビーナスライン)せず直進(R152)、「湖東新井」も左折(メルヘン街道)せず直進(R299)、「芹ヶ沢南」を左折(八ヶ岳エコーライン)、ビーナスラインとの出合い「渋川橋」を左折しビーナスラインと合流、あとは道なりに進み「北八ヶ岳ロープウエイ」の看板に従えばOK。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはロープウエイ山頂駅にあります。(ロープウエイ乗場から階段を上がり切った左側です。用紙・筆記用具も完備でした。)
北横岳へは往路のトレースはバッチリですが、復路は吹雪に掻き消されて見えなくなっていました。ロープウエイの山頂駅から坪庭への登りが冬道となっており、結構な勾配です。北横岳へはスノーシューの方を多く見ましたが、取っ掛かりもさておき、北横岳ヒュッテから山頂までも急登となるので、スノーシューはお勧めできません。(下りが恐怖です・・・・、自分の体験から)

アイゼンは初心者には10・12本爪がお勧めです。自分の衣服を傷つけることを除けば、少々セオリーから外れる歩き方をしても安心です。4本爪は今回見受けませんでしたが、6本爪やチェーンスパイクの方は、フラットフッティングを励行されており、安心感がありました。雪山デビューの方はまず12本爪(足の小さな女性は10本爪)からスタートし、スキルアップに従って簡易アイゼンに移行されるのが順路のように感じます。

坪庭から雨池間も往路ではトレースもあり安心でしたが復路は、雨池峠~大河原林道出合までの区間でルートを見失う局面もありました(気をつければすぐに発見できます)。また同区間は無雪期は苔むした岩ボコの道ですが、積雪期は雪が被い隠してくれるので圧倒的に雪道のほうが歩きやすいです。

雨池は完全凍結しており、湖面(池面)を自由に歩きまわれるシチュエーションでしたが、今回は風が強く湖面の雪が舞い上げられ地吹雪ないしはブリザード状態となっており、長居は出来ませんでした。好天時には絶好の食事ポイントとなると思われます。


その他周辺情報 車中前泊は中央道・駒ヶ岳SA(上り線)としましたが、入浴後に寝るだけとしたかったので、園原ICで下りて、昼神温泉で日帰り入浴しました。今回は”信州物味湯産手形(1300円で一年間有効)”を忘れずに持ってきたので、選択肢は多かったのですが、入浴時間が22時まであるいつもの”湯ったりーな昼神”になりました。入浴料の500円が無料になりました。
下山後は物味湯産手形の無料施設が少なく、時間的な制約もあったので、いつもの”縄文の湯(400円)”を利用しました。

入浴後の楽しみなのですが・・・、自動販売機の”八ヶ岳牛乳(180mlの瓶入り)”が、湯ったりーな昼神は”130円”ですが、縄文の湯は”110円”です。
前日(1/10)の自宅からの画像です。もう少し早く気がつけば太陽が見えず天に伸びる”光の柱”が鮮やかだったのですが・・・
1/11はほぼ同じ光景を中央道の諏訪ICで降りる直前に見ました。
2015年01月10日 07:09撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
26
1/10 7:09
前日(1/10)の自宅からの画像です。もう少し早く気がつけば太陽が見えず天に伸びる”光の柱”が鮮やかだったのですが・・・
1/11はほぼ同じ光景を中央道の諏訪ICで降りる直前に見ました。
ロープウエイ山麓駅です。本日の発券開始は8:20、始発は8:40でした。
2015年01月11日 08:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
4
1/11 8:27
ロープウエイ山麓駅です。本日の発券開始は8:20、始発は8:40でした。
山頂駅で登山届けを提出し、表に出てきました。
2015年01月11日 09:10撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
8
1/11 9:10
山頂駅で登山届けを提出し、表に出てきました。
坪庭で見つけたモンスター直前の物体です。
2015年01月11日 09:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12
1/11 9:27
坪庭で見つけたモンスター直前の物体です。
三ッ岳方面への分岐です。積雪は無雪期の画像から類推して1M近くあるようです。
2015年01月11日 09:59撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
3
1/11 9:59
三ッ岳方面への分岐です。積雪は無雪期の画像から類推して1M近くあるようです。
北横岳ヒュッテ到着です。営業中のようで、煙突から煙が上がり、薪の不完全燃焼する臭いが立ち込めていました。
2015年01月11日 10:05撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
14
1/11 10:05
北横岳ヒュッテ到着です。営業中のようで、煙突から煙が上がり、薪の不完全燃焼する臭いが立ち込めていました。
北横岳・北峰到着です。
2015年01月11日 10:30撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
6
1/11 10:30
北横岳・北峰到着です。
北横岳・北峰の指導標です。
2015年01月11日 10:30撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
3
1/11 10:30
北横岳・北峰の指導標です。
三角点を入れてみました。
2015年01月11日 10:30撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
6
1/11 10:30
三角点を入れてみました。
縞枯山荘を振り返ります。アイゼンの着脱が面倒なので、パスしました。
2015年01月11日 11:35撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
12
1/11 11:35
縞枯山荘を振り返ります。アイゼンの着脱が面倒なので、パスしました。
大河原林道の雨池への分岐点です。
2015年01月11日 12:29撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
2
1/11 12:29
大河原林道の雨池への分岐点です。
後続の嫁はんです。
2015年01月11日 12:29撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
19
1/11 12:29
後続の嫁はんです。
雨池(その1)
2015年01月11日 12:34撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
3
1/11 12:34
雨池(その1)
雨池(その2)
2015年01月11日 12:34撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
8
1/11 12:34
雨池(その2)
雨池(その3)
2015年01月11日 12:34撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
3
1/11 12:34
雨池(その3)
雨池(パノラマその1)
2015年01月11日 12:34撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
5
1/11 12:34
雨池(パノラマその1)
雨池(パノラマその2)
2015年01月11日 12:39撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
3
1/11 12:39
雨池(パノラマその2)
雨池(その4)
2015年01月11日 12:40撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
2
1/11 12:40
雨池(その4)
雨池(その5)
2015年01月11日 12:40撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
3
1/11 12:40
雨池(その5)
雨池(その6)
2015年01月11日 12:40撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
1
1/11 12:40
雨池(その6)
山頂駅へ戻って来ました。
2015年01月11日 14:27撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
9
1/11 14:27
山頂駅へ戻って来ました。
ストロボを焚くと雪が目立ちます。
2015年01月11日 14:28撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
35
1/11 14:28
ストロボを焚くと雪が目立ちます。
ロープウエイ山頂駅です。
2015年01月11日 14:36撮影 by  DMC-FZ200, Panasonic
5
1/11 14:36
ロープウエイ山頂駅です。

感想

恒例となりつつある冬の”坪庭”です。今回は天候には恵まれませんでしたが、楽しい雪山ハイクができました。(嫁はんは「寒い!!」を繰り返しておりましたが・・・)

軟弱者の私たちは、ロープウエイを選択することに躊躇しません。今回もロープウエイ利用です。前回まではネットで割引券をプリントアウトして持参しましたが、今回からJFA割引利用です。往復1900円が1700円になります。モンベル会員証提示でも同様の割引が適用されますが、モンベルは本人1名のみ、JAF会員証は5名まで適用となります。

昨年は坪庭散策はパスして、”山頂駅”→”五辻”→”縞枯山”→”雨池峠”→”山頂駅”としましたが、今回はチョッとだけロングコースです。

アイゼン(私12本爪、嫁はん10本爪)とスノーシューを両方持参しましたが、山頂駅で迷うことなく”アイゼン”を装着しました。スタートしてすぐに”アイゼンで正解”を実感しました。坪庭への登りが殊の外、急登に見えました。スノーシューでは登りは何とかなりますが、下りが不安です。

この山域は雪山デビューの方も多く、北横岳まで多くの方がスノーシューで登って来られていました。途中、そこそこの急登で追い越させてもらったスノーシューのグループの女性がヒールリフター付きのスノーシューだったのですが、ヒールリフターを使っておられなかったので、追い抜きざまにヒールリフターを起こして差し上げました。その方とは私たちが北横岳・南峰からの下山中にお会いしましたが、南峰への急登にもかかわらず、ヒールリフターは使っておられませんでした。

また、今回は北横岳頂上部は強風(私の感覚では風速15M以上)で、耐風姿勢を取らないと風で持って行かれそうな場面もありました。南峰はパスして北峰との間のわずかな樹林帯で一息ついて北峰へ向かいましたが、そこで嫁はんから「もうこのくらいで引き返そう!」との提案が・・・、まさにそれは北峰に到着したその時のことでした。

私たちは結局、北横岳をピストンし、次の雨池へ向かう途中の大河原林道との出合までアイゼンで通しました。大河原林道は積雪が30cmくらいあり、アイゼンではツボ足気味になるので、スノーシューに履き替え、終点の山頂駅までスノーシューで通しました。

大河原林道から雨池峠までの登りが少々急なので、ヒールリフターを利用しましたが、それ以外は快適なスノーハイクをすることが出来ました。

当初予定していた雨池での昼食は強風のため、雨池を離れた樹林帯の中で立ったまま菓子パンとペットボトルのお茶で取りました。ロングタイプのロールパンの中にホイップクリームとイチゴジャムをサンドしたパンでしたが、ホイップクリームはまるでアイスクリームを食べている感じでした。

ペットボトルのお茶は凍結が始まっていました。今回はバーナー持参できましたが、念のためにと思いテルモスにも前日、熱湯を満杯にして持参しました。水が凍結していることへの備えと、バーナー使用時間が水から沸かすより、短時間で済むとの読みです。しかし、今回もバーナーもテルモスもウエイトと化してしまいました。

行動食として取ったラミーチョコも−10℃近くでは、口溶けが悪く感じました。

今回は低温を予想して、ウールのインナーグローブとソロイスト・ロブスターを用意しましたが、親指と人差し指が痛く感じました。足先は冬靴とソックスのお蔭で、何ともありませんでした。

但し、風に向かって歩くと容赦なく顔面を風と雪が襲います。結局、山頂駅に向かう縞枯山荘辺りで、ウールのバラクラバを初着用しました。これは有効でした。しかし、晴れていてサングラスやゴーグルが必要なシチュエーションでは私には無理な装備だと思いました。間違いなく熱気(息)でサングラスやゴーグルは曇って前が見えない状態になると思います。

ロープウエイで下山時、駐車場も雪が降っており、路面も着雪の状態でした。外気温は−6℃を示していました。そそくさと後始末をして、縄文の湯へ直行しました。縄文の湯(400円)は結構込んでいて、駐車スペースもあと2台分しか残っていませんでしたが、何とか滑り込みセーフでした。

その後は、最近のお決まりのコースである国産牛焼肉。あみやき亭は中津川店を利用させていただきました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1196人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
北横岳山頂往復、縞枯山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら