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Yamareco

記録ID: 5767333
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

高瀬ダム→烏帽子岳→南沢岳→不動岳→船窪岳→七倉岳→北葛岳→七倉ダム周回

2023年07月28日(金) 〜 2023年07月29日(土)
 - 拍手
体力度
9
2〜3泊以上が適当
GPS
27:06
距離
26.3km
登り
3,420m
下り
3,606m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:24
休憩
1:41
合計
11:05
6:26
2
スタート地点
6:28
6:28
10
6:47
6:49
26
7:15
7:16
71
8:27
8:28
57
9:25
9:38
15
9:53
9:54
8
10:02
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11
10:13
10:24
8
10:32
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19
10:51
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25
11:16
11:28
69
12:37
12:40
118
14:38
14:39
46
15:25
15:39
5
15:44
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35
16:19
16:49
6
16:55
16:56
8
17:04
17:15
8
17:23
17:23
8
17:31
2日目
山行
5:01
休憩
0:52
合計
5:53
3:39
10
3:49
4:02
36
4:38
4:42
34
5:16
5:23
26
5:49
5:59
33
6:32
6:33
9
6:42
6:57
23
7:20
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26
7:46
7:48
30
8:18
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29
8:47
8:47
45
天候 7/28 晴れのち雷雨、7/29 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
安曇野ICから県道306号→310 号→326号で七倉ダムへ。
金曜日の朝6時前に着いて駐車場は8割埋まってました。
土曜日の朝9時30分に下山すると、駐車場は埋まり、路駐多数でした。
コース状況/
危険箇所等
【高瀬ダム→烏帽子小屋(ブナ立尾根)】
・裏銀座ルートの起点なので、整備されて歩きやすい。

【烏帽子小屋→烏帽子岳】
・ここも人が入るので整備されてます。烏帽子岳の山頂付近は鎖がしっかり付いています。

【烏帽子岳→南沢岳】
・池塘が所々あって綺麗。ここまでは特に問題無し。

【南沢岳→不動岳】
・烏帽子→船窪岳の縦走路で個人的には一番キツかった区間。南沢岳からの下りは急な滑りそうな草地、急な砂地のステップの無い下り(踏ん張り所が無いため、ストック無いとキツイ)があり、しんどかった。

【不動岳→船窪岳第2ピーク】
・不動岳から2299地点は下り基調で体力的には問題無かった。逆はキツイかも。半分くらい樹林帯を歩くが歩きやすい。ただ、崩落地と草地の間を歩く時はロープが無い崩落地をトラバースする箇所が複数あり、通貨に気を使う。
・2299地点から船窪岳第2ピークは登りで切れ落ちてる箇所があるため要注意。

【船窪岳第2ピーク→船窪岳】
・この縦走路の核心部と言われており、ロープ、ワイヤ、ハシゴ多数。バランスを崩して落ちてしまうとアウトですが、危険箇所にはロープ類が設置されており、慎重に進めば問題無いです。
・危険箇所の通過よりも、雷雲が近づいて来て、数分に1回のペースで近くに雷が落ちていたので、その音の方が怖かった。
・この区間のヤセ尾根(ロープとパイプがある区間)の手前で小雨になったが、ドライな状態で通過には支障無かった。

【船窪岳→船窪乗越→船窪小屋】
・急なアップダウンだが、特に問題無し。

【船窪小屋→七倉岳→北葛岳】
・七倉岳から北葛岳は意外と岩場のアップダウンでキツかった。特に七倉岳から七倉乗越への下りは気を使う。帰りは七倉乗越から七倉岳への登りだったが特に危険とは感じ無かった。

【船窪小屋→七倉ダム】
・鼻突八丁あたりはハシゴの連続ですが、人も入るのでよく整備されています。

烏帽子から船窪の縦走路は日本アルプス登山ルートガイドが詳しい解説あります。
https://www.japanesealps.net/north/eboshidake/funakubodake.html
予約できる山小屋
七倉山荘
高瀬ダムまで初めてタクシー使いました。自分含めて単独のグループ4組で相乗りして、タクシー料金は600円/人です。
2023年07月28日 06:22撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 6:22
高瀬ダムまで初めてタクシー使いました。自分含めて単独のグループ4組で相乗りして、タクシー料金は600円/人です。
ブナ立尾根をひたすら登り、南沢岳から不動岳の稜線が見えてきました。
2023年07月28日 09:22撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 9:22
ブナ立尾根をひたすら登り、南沢岳から不動岳の稜線が見えてきました。
赤牛岳+読売新道と薬師岳。
2023年07月28日 09:44撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 9:44
赤牛岳+読売新道と薬師岳。
コマクサが群落しています。この尾根ではちょくちょく見られました。
2023年07月28日 09:47撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 9:47
コマクサが群落しています。この尾根ではちょくちょく見られました。
烏帽子岳、南沢岳、不動岳。
2023年07月28日 09:53撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 9:53
烏帽子岳、南沢岳、不動岳。
烏帽子岳への登りは最後は鎖ついています。
2023年07月28日 10:14撮影 by  Pixel 6a, Google
7/28 10:14
烏帽子岳への登りは最後は鎖ついています。
烏帽子岳山頂。ガスがモクモクと上がってきた。
2023年07月28日 10:16撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 10:16
烏帽子岳山頂。ガスがモクモクと上がってきた。
烏帽子岳山頂から赤牛岳と薬師岳。
2023年07月28日 10:17撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 10:17
烏帽子岳山頂から赤牛岳と薬師岳。
南沢岳と不動岳。だいぶガスが湧いてきた。
2023年07月28日 10:17撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 10:17
南沢岳と不動岳。だいぶガスが湧いてきた。
立山が見えています。
2023年07月28日 10:18撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 10:18
立山が見えています。
南沢岳方面に歩いてから烏帽子岳を振り返る。
2023年07月28日 10:51撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 10:51
南沢岳方面に歩いてから烏帽子岳を振り返る。
黒部湖と五色ヶ原や立山、剣岳。
2023年07月28日 11:11撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 11:11
黒部湖と五色ヶ原や立山、剣岳。
南沢岳への登りはこんな歩きやすい場所もあります。
2023年07月28日 11:15撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 11:15
南沢岳への登りはこんな歩きやすい場所もあります。
南沢岳からの下り。草地と崩落地の間をトラバース。足元は不安定で、左手で草地の松や木をつかみ、左手はストックでバランスを取る。
2023年07月28日 11:36撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 11:36
南沢岳からの下り。草地と崩落地の間をトラバース。足元は不安定で、左手で草地の松や木をつかみ、左手はストックでバランスを取る。
落ちるとアウト。
2023年07月28日 11:37撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 11:37
落ちるとアウト。
こんな所も行きます。こういうトラバース箇所が複数あります。
2023年07月28日 11:55撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 11:55
こんな所も行きます。こういうトラバース箇所が複数あります。
不動岳。標識が壊れてる。
2023年07月28日 12:42撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 12:42
不動岳。標識が壊れてる。
こことか結構怖かった。
2023年07月28日 12:57撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 12:57
こことか結構怖かった。
船窪岳第2ピークへの登り。
2023年07月28日 13:46撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 13:46
船窪岳第2ピークへの登り。
船窪岳第2ピーク。
2023年07月28日 14:38撮影 by  Pixel 6a, Google
7/28 14:38
船窪岳第2ピーク。
船窪岳第2ピークからはロープ箇所多数。ロープ無いと通過はかなりキツイ。
2023年07月28日 14:44撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 14:44
船窪岳第2ピークからはロープ箇所多数。ロープ無いと通過はかなりキツイ。
ここは砂地でロープ無いと登り下りできないと思います。
2023年07月28日 14:52撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 14:52
ここは砂地でロープ無いと登り下りできないと思います。
こんな所も。
2023年07月28日 15:01撮影 by  Pixel 6a, Google
7/28 15:01
こんな所も。
ここはロープあるから良いですが、右に落ちたらアウト。
2023年07月28日 15:14撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 15:14
ここはロープあるから良いですが、右に落ちたらアウト。
ここも危険箇所。
2023年07月28日 15:14撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 15:14
ここも危険箇所。
蟻の戸渡りの足場が脆い版。最後のポールが崩れており、ロープが不安定。言われているより楽に通過しました。
2023年07月28日 15:18撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 15:18
蟻の戸渡りの足場が脆い版。最後のポールが崩れており、ロープが不安定。言われているより楽に通過しました。
ここがラスボス。
2023年07月28日 15:25撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 15:25
ここがラスボス。
船窪岳着きました。危険箇所終わりです。
2023年07月28日 15:29撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/28 15:29
船窪岳着きました。危険箇所終わりです。
日の出前の七倉岳。向こうは北葛岳と蓮華岳。
2023年07月29日 04:01撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/29 4:01
日の出前の七倉岳。向こうは北葛岳と蓮華岳。
北葛岳着きました!
2023年07月29日 05:16撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/29 5:16
北葛岳着きました!
遥か遠くに槍ヶ岳。
2023年07月29日 05:16撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/29 5:16
遥か遠くに槍ヶ岳。
七倉岳と昨日歩いた稜線。
2023年07月29日 05:16撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 5:16
七倉岳と昨日歩いた稜線。
蓮華岳と針ノ木岳。
2023年07月29日 05:17撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 5:17
蓮華岳と針ノ木岳。
遠くに立山。
2023年07月29日 05:17撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 5:17
遠くに立山。
七倉岳と奥には薬師岳など。
2023年07月29日 05:26撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 5:26
七倉岳と奥には薬師岳など。
七倉岳から七倉乗越はこの区間が1番危ない。
2023年07月29日 05:55撮影 by  Pixel 6a, Google
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7/29 5:55
七倉岳から七倉乗越はこの区間が1番危ない。
船窪小屋手前で雷鳥に遭遇。子連れでした。
2023年07月29日 06:41撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 6:41
船窪小屋手前で雷鳥に遭遇。子連れでした。
高瀬ダムと遥か遠くに槍ヶ岳。
2023年07月29日 07:18撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 7:18
高瀬ダムと遥か遠くに槍ヶ岳。
七倉登山口着きました!お疲れさまでした。
2023年07月29日 09:32撮影 by  Pixel 6a, Google
7/29 9:32
七倉登山口着きました!お疲れさまでした。
撮影機器:

感想

約2週間前に木曽駒 福島Bコースで頭を切って6針縫う怪我を負いましたが、抜糸も完了、金曜日はお休み、天気も良い。

これは山に行くしか無い。嫁さんには次、登山で怪我したら登山禁止と脅かされましたが、気になる烏帽子〜船窪の稜線を歩きたい。復帰戦はもう少し優しいコースを選ぶべきなのはわかっているけど、この稜線を歩きたいと言う事で行きました。

念の為、全区間でヘルメット着用(メチャ暑かった)、足の置き場は確実に選んで歩くと言う事を徹底。

土曜日の夕方は子供のピアノの発表会があるので、二日目は昼前に下る必要ありという事で、初日に高瀬ダムから烏帽子に上がり、船窪テン場まで行く計画としました。

縦走路は長く、水の補給が課題で苦労しましたが、縦走路の難度的にはネット書かれている程、難しくは無かったです。砂地の崩れる道の下りまたはトラバースが1番危険ですね。

意外と七倉岳から七倉乗越への下りが怖かった。
まぁ無事に怪我無くあるき通す事ができて良かったです。

また、ULスタイルでの泊まり山行は、ファイントラックのツエルト2を愛用していましたが、設営が面倒で、結露したツエルト内で頭がぶつかるのが不快のため、モンベルのULモノフレームシェルターを買いました。

ツエルトよりは重いですが、またシングルウォールなので結露しまくりですが、シェルター内で頭がぶつからないのが良いです。これから愛用します。

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