石川県白山市 砂防新道〜展望歩道〜白山御前峰〜大汝峰〜観光新道
Machapuchare
その他1人 
体力度について
- GPS
- 15:43
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 1,928m
- 下り
- 1,921m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:27
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:23
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 9:13
初日 歩行距離8.5km、歩行時間5時間30分、歩行数17,700歩
2日目 歩行距離15km、歩行時間7時間、歩行数25,800歩、
消費カロリー2日間合計 4,050Kcal
| 天候 | 初日晴れ後曇り、2日目晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所やヤブコギはありません。石埋まりや小石がゴロゴロしている箇所、たまに木道もあります。一部、水たまりやぬかるみがありましたが、よけられました。石が濡れていると少し滑りやすいかもしれませんが、歩きにくくはありません。 上りで利用した砂防新道は大半が日陰で水場もいくつかあります。下りの観光新道は日向が多く、水場が少ないです。夏の観光新道は熱中症対策が必要です。 |
| その他周辺情報 | 白山室堂は宿泊するには事前予約が必要です。個室タイプの白山雷鳥荘は何ヶ月も前から満室でしたが、相部屋の白山室堂のほうは2週間前でも大丈夫でした。 部屋はチェックイン時に指定されます。くろゆり荘の部屋は二人分ずつ板で仕切られており、ほぼ満室でした。 毛布や布団はありますが、コロナ対策のためインナーシュラフの持参を勧められました。翌朝慌てずにすむようにと山行中に着用する薄いウエア上下を着て寝ましたが、毛布1枚でも暑かったです。今までこの時期にこのくらいの標高だと、ジャージに布団でちょうどくらいだったので、やはり今年の暑さは異常だと思います。 別棟のトイレには専用の外履きがあり、20時半の消灯後も明かりがついていますが、そこに行くまでが真っ暗なので、ヘッデンは必携です。乾燥室は館内にあり、ハンガーは一人二つまで使用可などの張り紙がありました。 手指の消毒液はビジターセンターにしかなく、館内ではほとんどの方がノーマスクだったのが気になりました。消毒液を持参し、マスクをつけて就寝したほうがよかったと後で思いました。 夕食時間はチェックイン時間により指定され、我々は17時から17時半でした。朝食は6〜8時の好きな時間にとれ、お弁当に変更も可能です。 前日は「白山里温泉 白山里」に宿泊しました。1週間前でしたが、予約がとれました。朝食は予約時に申し出れば弁当に変更可能です。今回はチェックイン時だったのでさすがに無理でした。それでも、7時半からの予定を早めて6時50分頃からにしていただけました。部屋には普通のタオル1枚、歯磨きセット、有線LAN、ハンガーがあります。バスタオルや浴衣は有料貸出です。 市ノ瀬にある永井旅館の日帰り入浴は、受付終了の14時半直前で間に合いませんでした。 白峰は、お土産処や温泉施設、観光協会など各施設は火曜日が定休日でした。なお、登山予定の1週間程前に白峰で宿泊予約をとろうとしたら、どこも電話がつながらず、何軒目かでやっとつながったら、被災中につき宿泊不可とのことでした。最新情報はこまめにチェックしたほうがよさそうです。 |
写真
01「白山里温泉 白山里」朝食…前日に宿泊した宿の朝食です。弁当に変更可能ですが、さすがに前日はお願いしても無理でした。それでも、7時半からの予定を早めて6時50分頃からにしていただけました。納豆はマイルドで大豆の旨みがありました。ご飯はおかわりして完食😊
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02「白山里温泉 白山里」出発…温泉施設は地元客でにぎわっていましたが、宿泊客は少なかったです。部屋には普通のタオル1枚、歯磨きセット、有線LAN、ハンガーしかありませんが、十分でした。
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03アキアカネ♂…別当出合駐車場から歩き始めると、ほどなく出迎えてくれました。ナツアカネに似ていますが、胸部側面にある3本の黒い筋模様の真ん中の線の先端が先細りになります。オスはこのように腹部だけが赤く色づきます。
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05白山別当出合登山口…駐車場から10分程で到着しました。近くにはバス停やトイレ、自動販売機などもあります。翌日は日向が続く観光新道で下山し、駐車場まであと一息のここでドリンクを購入し生き返りました😅
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12中飯場…木陰にもベンチがあり、そちらで休憩していると、軽トラでここまで上がってこられた男性がトイレ掃除をしてくださいました。ありがとうございます😊
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14カメバヒキオコシ…葉の中央にとってつけたように長く尖った部分があり、まさに亀の甲羅と尻尾のように見えます。花は小さく、長さは1�冂�です。咲き始めで、かなり広範囲に群生していました。
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16不動滝下部…東方面に滝と下流部に砂防ダムが連続しているのが見えたので動画を撮りました。二筋に見えるのは下段のほんの一部で、落差はかなりあります。近くに不動尊が祀られていたという話もあるようですが、現在は滝には近づけないので確認しようがありません。
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17センジュガンピ…直径2.5�冂�の花の花弁の先端が千手観音の手のように多く切れ込んでいます。細い茎は弱々しく、うなだれていました。ここだけ2株ありました。
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20ツルアジサイ…中央部分には実ができかけているようです。他の植物に埋もれかけていましたが、絡みつくことなくまっすぐに伸びていたので、最初はよくわかりませんでした。
21クロサンショウウオ幼生…登山道の右側の水たまりのような小さな池に、子供たちが集まっていたので気づきました。数匹はいたようです。白黒の斑点が目立ち、池などの止水域に生息しています。
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23キオン…岡山県内で見るものよりも大きめで、花の直径は3�儷瓩�ありました。茎の赤みも気になりましたが、鋸歯のあるきれいに整った形の葉なのでキオンだろうと思います。
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25タテヤマアザミ？＆トラマルハナバチ…楕円形の葉には鋸歯があるものの、切れ込みはほとんどありません。また、総苞片はトゲのように反り返ります。白山にはタテヤマアザミが多いです。トラマルハナバチは花に夢中でした。
27ヤマハハコ…直径1�冂�の小さな花ですが、よく見ると可愛いです。西日本のホソバノヤマハハコよりも葉の幅が広く、1�僂�らいはあります。今回の山行ではかなり多く見かけました。
28オオヒヨドリバナ…サワヒヨドリとは違い、葉柄があります。ヒヨドリバナのうち、葉が羽状に裂けないものをオオヒヨドリバナ、裂けるものをキクバヒヨドリと区別することがあります。花は終わりかけていました。
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29甚之助避難小屋を見下ろして…人が多そうだったので、甚之助避難小屋には立ち寄らず、標高1,940m辺りのベンチで昼食をすませておきました。南西方面に赤い屋根が小さく見えました。
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30カニコウモリ＆アキアカネ♀…楕円形で大きな鋸歯がある葉の形がカニの甲羅に似ているというのが名前の由来です。よく似た種類が多いのですが、葉が三角形にならないのでわかりやすいです。アキアカネは今度はメスでした。
36リョウハクトリカブト？＆トラマルハナバチ…リョウハクトリカブトは、白山に多いトリカブトの仲間でサンヨウブシによく似ています。葉の切れ込みは浅めで、茎は蔓状に伸びることが多いです。トラマルハナバチがいたので、ズームして動画を撮りました。
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38タカネマツムシソウ…マツムシソウの高山型です。花は少し大きめで花弁のように見える花は隙間なく並んで豪華に見えるといいますが、同じ株でも花により微妙に違い、よくわかりませんでした。翌日の観光新道ではかなり頻繁に見かけました。
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39アルプス展望台…途中の道標の距離からすると、もう通り過ぎてしまったかもと思っていましたが、大丈夫でした。昼前からこんな感じで雲が多かったので、東方面に中央手前に大倉山が見えるくらいでした。
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41ハクサンフウロ…直径3�兮�らずのピンクの花はほとんど終わっており、たまに1輪見られる程度でした。翌日の観光新道のほうがもう少し残っていました。
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42オオツガザクラ…長さ1�冂�の葉が特徴的です。ツガザクラとアオノツガザクラの交雑種とされています。裾がすぼみ、萼や花柄が赤みを帯びます。花はこれだけでした。
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45仲良しホシガラス…白山室堂周辺を縄張りにしているようで、翌日も室堂周辺では何度か見かけました。2羽でいるのを見たのは初めてです。のんびり羽繕いする様子を動画に撮りました。
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47白山室堂ビジターセンター…ここで受付をすませ、「くろゆり荘」に宿泊することになりました。館内には6時から営業の売店があり、パンなども購入できます。
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48白山比�弯声勹�宮祈祷殿越しに御前峰…17時からの夕食前に白山室堂ビジターセンター＜写真47＞前から撮影しました。雲が次第にとれてきていました。向かって右側に御前峰の登山道が延びています。
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50白山室堂夕食…メインディッシュは2種類から選べます。連れが選んだブリの煮付けを半分もらい、後でハンバーグを半分こしました。マカロニのバジルソースがおいしかったです。
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51積乱雲の上を飛行する飛行機…夕食後、周辺を少し散策しました。積乱雲が出ていましたが、雷雨にはなりませんでした。飛び去る飛行機を動画に撮りました。
53御前峰南斜面より雲海越しに御嶽山…先に行っていた連れと無事に合流し、一緒に歩き始めました。しばらくすると、南東方面に雲海越しに御嶽山が見えました。
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60御前峰頂上より槍ヶ岳＆穂高連峰＆ご来光…確か、この日の日の出時刻は5時22分頃だったと思います。20分を過ぎるとなんとなく見え始めました。ご来光をズームして動画も撮りました。
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63御前峰西尾根岩場…意外にも、周辺はこのような岩場が多かったです。連れがほぼ同化していますが、カッパの上半分が黄色いのでなんとかわかります。明け方は寒いかと思いましたが、薄い上下にカッパの上だけで十分でした。今年はやはり異常に暑いです。
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67白山お池めぐりコースMAP…一周すると朝食時間（6〜8時）に間に合わないかもしれないので、千蛇ヶ池（せんじゃがいけ）＜写真73＞から白山室堂近道コースでいったん戻ることにしました。
70大汝峰＆翠ヶ池…北西方面です。左に大汝峰＜写真80〜83＞、右手前に翠ヶ池（みどりがいけ）が見えています。周辺の池の中では特に大きく、水蒸気爆発によりできたとされています。
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71岩場越しに大汝峰…また岩場に上ってみました。北北西方面に大汝峰＜写真80〜83＞が見えています。動画には御前峰＜写真55〜61＞も映っています。
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73千蛇ヶ池（雪渓）越しに御宝庫…千蛇ヶ池（せんじゃがいけ）は半分くらい雪渓でした。東方面に御宝庫（おたからこ）が大きく見えました。この池には、オロチ一千匹が閉じ込められ万年雪でふたをされており、万が一、雪が解けたら御宝庫が転がり落ちてふたになるのだそうです。念が入っています😅ここから白山室堂近道コースで戻り、朝食をとることにしました。
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74白山室堂朝食…7時前にはビジターセンターの食堂で朝食をとりました。6〜8時の好きな時間にとれます。メインディッシュは、焼きサバかチキンか選べました。袋入り納豆は初めて見ました。食事中、ずっとホシガラスが周辺を飛び回っていました。
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75白山室堂「くろゆり荘」宿泊部屋…チェックアウト前に写真を撮りました。このように、2人分ずつ板で仕切られて間にザックを置くスペースがあります。また、通路側にはカーテンがあります。ほぼ満室でした。
79大汝峰＆千蛇ヶ池…本日2回目です。見下ろすと、雪渓が半分程解けてできた千蛇ヶ池（せんじゃがいけ）の奥にこれから登る大汝峰＜写真80〜83＞が見えました。
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82大汝峰頂上より剣ヶ峰＆翠ヶ池＆御前峰…南南東方面に左手前に翠ヶ池（みどりがいけ）、奥に剣ヶ峰、右に御前峰＜写真55〜61＞が見えました。動画も撮りました。
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87大汝峰南南西斜面より御宝庫…南東方面です。岩山のようにそびえる御宝庫（おたからこ）は、火山が山頂崩壊を起こしてできたものと考えられています。お池めぐりをしていると、かなり目立ちます。
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91ハイマツの種を食べるホシガラス…白山室堂に近づいてくると、やはりホシガラスが見られるようになりました。ハイマツ帯を飛ぶ様子や、ハイマツの種をほじくって食べる様子を動画に撮りました。
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92ミヤマリンドウ…タテヤマリンドウとは違い、花の中心部に斑点はなく、花弁の先端が細かく裂けることはありません。特にお池めぐりコースでよく見かけました。
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94キベリタテハ…白山室堂まで戻り、ベンチで休憩していると、最初は連れの腕に止まっていました。そのうちに、私のかぶっている帽子に移動、汗からミネラル補給しようとし、いつまで経っても動きません。連れに動画を撮ってもらい、ビジターセンターに入ろうとすると、やっと飛び去りました。
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97ハクサントリカブト？…ハクサントリカブトは、ミヤマトリカブトとリョウハクトリカブト＜写真36＞の自然交雑種ともいわれています。葉の切れ込みは深く、ミヤマトリカブトに似ています。白山ではミヤマのほうはかなり標高が高い場所にのみ分布し、数はかなり少ないそうです。
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98玉井敬泉画伯像…観光新道と砂防新道への道との分岐点です。金沢市出身の玉井敬泉は、白山を生涯のテーマとして絵を描き続けました。分岐の岩の観光新道側にこのレリーフがあります。ちなみに、砂防新道方面側にあるのが黒ボコ岩です。
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99蛇塚…登山道右側斜面に不意にこれが現れました。白山を開山した泰澄が、悪さをするオロチ一千匹を集めて上から岩を積み上げたのが蛇塚（じゃづか）だという言い伝えがあります。
100タテヤマアザミ？＆モンキチョウ…後翅の裏側に白っぽい紋があるのが特徴の黄色いチョウです。標高の高い所にいるイメージはなかったので驚きました。
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101キアゲハ…ナミアゲハとは違い、前翅の付け根周辺に黒い部分があります。かなり高い山でも見られます。あまり動きはありませんでしたが、動画を撮りました。
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103ハクサンシャジン？…ツリガネニンジンの高山型といわれており、最近は区別しないそうです。花の長さは2cm少々と少し大きめで萼は細く、葉は4枚輪生することが多いです。
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110羽二重餅…8月27日に道の駅恐竜渓谷かつやまで、福井名物羽二重餅の3種類セットを購入しました。やわらかくなめらかな舌触りで、生地そのものに甘みがあります。あんは粒あんで少し甘めでした。
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111「中川誠盛堂」羽二重餅＆きんつば…北陸自動車道賤ヶ岳SAで購入しました。上は生地に抹茶を練り込んだあん入りの羽二重餅、下は抹茶風味の生地の間に大粒の小豆が埋まったきんつばです。どちらも日本五大銘茶のひとつ、朝宮抹茶を使用しています。抹茶の香りや渋みも感じられました。
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装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子（フード付き）
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー（防水用）
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
タオルハンカチ
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（地図アプリ使用）
eTrex22x（GPSナビゲーター）
虫よけスプレー
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感想
【白山手取川ジオパークへ】
2023年5月に石川県白山市全域が「ユネスコ世界ジオパーク」に認定されました。日本では10地域目となります。日本百名山・白山から手取川河口にかけての一帯には、海抜0〜2,700mに至る起伏に富んだ地形が広がっています。「山と雪のエリア」、「川と峡谷のエリア」、「海と扇状地のエリア」に分かれており、長期的な大地の活動、自然と人間とのかかわりを示す素材が多数存在し、すぐれた自然遺産・文化遺産の宝庫となっています。
今回はその中で日本百名山かつ富士山、立山とともに日本三霊山の一つとされている白山の魅力を探ることにしました。
【往路は砂防新道から展望歩道を経て白山室堂へ】
出発点は別当出合登山口です。シーズン中はマイカー規制が行われますが、今回は平日のマイカー規制が解除中でしたので、別当出合駐車場を利用しました。
砂防新道は白山登山者の大半が利用するコースです。大半が日影で、石埋まりや小石がゴロゴロしている箇所、たまに木道もあります。別当出合から吊橋を渡った先の中飯場へ向かう砂防新道の付け替え道は勾配が急なため、下りの際にスリップ等の懸念があることから、付け替え道は上り専用、旧道は下り専用となっていました。
コース上の別当出合、中飯場、甚之助（じんのすけ）避難小屋は、水道・トイレともに使用可能です。8月末とはいえ、熱中症対策として十分な水分補給が不可欠なので、こういう水場がコース上にあるのは非常に助かります。
白山の花がたくさん見られるのは7月下旬から8月上旬といわれます。今年は特に気温が高く、ニッコウキスゲやクロユリは盆休み頃にはもう咲き終わっていたようです。今回は花はあまり期待していませんでしたが、カメバヒキオコシやアザミの仲間など、予想以上に多種多様な花を見ることができました。さすがは花の百名山の4位にランキングされている白山です。エリアや高度によって異なる花が見られたので、全コースを通じて、半ば花見登山となりました。
そして、何よりも我々を驚かせたのは、登山道から見える水たまりに、クロサンショウウオの幼生が生育していたことでした。
東北、関東北部、中部、北陸地方に分布する小型サンショウウオで、春に池や沼といった流れのない所で繁殖します。白山周辺では市ノ瀬や白山の標高1,800〜2,120mにかけて存在する1,600近くもある小さな池（水たまり）で見られますが、実はこれらが分布域の西端となっています。
まだヒラヒラのエラが目立ちますが、9月頃から陸上生活に移行していくものと思われます。この日は子供を含め数人の熱心な観察者がおられました。これからもそっと見守ってほしいものです。
この日は午後から雷雨の可能性があり、11時過ぎにはもう雲行きが怪しくなっていました。甚之助（じんのすけ）避難小屋手前のベンチで昼食をとり、白山室堂までのコースを確認しました。
砂防新道から南竜道に入ると、室堂に向かう道は近い順にエコーライン、トンビ岩コース、展望歩道と3つに分かれます。雷雨の心配もありましたが、予定通り距離はもっとも長いですがお花が多そうな展望歩道を進みました。このコースではハクサンフウロやリョウハクトリカブト？などの花が見られました。さすがに展望はいまいちでしたが、なんとか雨に降られずにすみました。
この日は白山室堂に宿泊しました。宿泊施設の標高は2,450mあり、標高2,702mの御前峰まで距離1�卍�と、山頂でご来光を見るには、ちょうどいい位置にあります。
夕食時間はチェックイン時間により指定され、我々は17時から17時半でした。朝食はお弁当に変更可能ですが、6〜8時の好きな時間にとれるとのことでしたので、ご来光を見た後で再び戻ってきて朝食をとることにしました。夕食後は翌朝登る御前峰の登山道を少し歩き、その後は部屋でゆっくりしました。
【ご来光登山前のプチアクシデント】
2日目の朝は晴天が見込まれましたので、予定通りに、御前峰頂上からのご来光を見るために、4時には起床しました。どうせご来光登山はみんな数珠つなぎで登るので、迷いようがないだろうと思いきや、出発早々、アクシデント発生😅
先に靴を履き、他の方の邪魔にならないよう、白山比�弯声勹�宮祈祷殿手前のベンチで連れを待っていたところ、なかなか姿を現しません。
実は、連れはくろゆり荘から出た所で私を探してうろうろ、左右の分岐で完全に迷っていました。前日の夕食後に歩いていたので、右しかありえないはずですが、なぜか左へ😓ここが運命の分かれ道、こうして二人は別々の人生を歩むことに・・・と諦めるのはまだ早い。左は行き止まりで引き返し、とりあえずくろゆり荘前でGPSの電源をオン。予定ルートは登録済みなので、方向音痴の連れでもだいたいはわかるのですが、なぜか白山室堂の敷地内から出られずプチパニック😓幸い、通りかかった方が、自分は山頂に行く予定はないというのに、白山比�弯声勹�宮祈祷殿の鳥居が見える所まで案内してくださいました。鳥居手前のベンチに何人かいるのはわかったそうですが、少し遠くて暗かったので、完全に無視して突き進み、鳥居前に誰もいないことに気づくと、置いて行かれたと思い込み、そこから猛ダッシュで御前峰まっしぐら。
一方、いくら待っても連れが来ないので心配になって、宿泊棟から少し下山ルートの方向に進み、そこでキョロキョロと周囲を見回していると、
「先程、はぐれたという方を登山口に案内しましたよ。」
と、声をかけられました。
なんと、山頂に行く予定のない「救いの神」がまだ近くにいてくださったのです。再度、登山口に戻ってもいなかったので、こちらを追いかけているつもりなのだろうと考え、急ぎ足で御前峰頂上を目指しました。途中で道を譲ってくださった方と目が合うと、それが連れでした😅
【白山を日本三霊山と言わしめている御前峰＆剣ヶ峰＆大汝峰】
出発はかなり遅れましたが、急いだ甲斐があって日の出前に無事に御前峰頂上に到着。神主さんのお話は始まったばかりだったようです。
岩に覆われ尖った山頂となっている御前峰には、霊峰白山を御神体としている白山比�廖覆靴蕕笋泙劼瓠某声劼留�宮があります。白山とは、最高峰の御前峰・剣ヶ峰・大汝（おおなんじ）峰の白山三峰を中心とした周辺の山峰の総称です。単独峰ではないため、単に白山と称した場合は、石川・福井・岐阜・富山各県の県境にまたがる山域を指します。そして、富士山、立山とともに日本三霊山と呼ばれています。また、この三座は日本三名山ともいわれています。
5時20分頃、ついに御前峰からご来光を望むことができました。しかも、北アルプスの名峰、槍ヶ岳と穂高連峰の間からのサンライズでした😍さらには雲海に浮かぶ乗鞍岳や御嶽山などの3,000m級の山々が、まるで海に浮いている島のように見えました。ちなみに、日本列島には108の活火山があり、白山、乗鞍岳、御嶽山もそれぞれ、活火山のひとつとされています。目の前には剣ヶ峰（登山禁止）や大汝峰もはっきりと見えました。
みんなで万歳三唱した後、お池めぐりコースを半分だけ楽しみ、室堂ビジターセンターに戻って朝食をとりました。
【大汝峰周遊コースと観光新道は展望と花鳥ウォッチング三昧】
朝食をとった後に、大汝峰に向かいました。御前峰は登山者が多いのですが、大汝峰はなぜか少ないです。標高2,684mの大汝峰より高い山はこれより西には存在しません。頂上は広々としており、大汝神社も設けられています。北アルプスや御前峰、剣ヶ峰を望めるだけでなく、七倉山や四塚山などの北西尾根上の山も見え、360度パノラマ展望を楽しむことができます。
大汝峰からは西斜面のトラバースコースを進みました。広大なハイマツ帯が広がっており、常に展望も効くコースでした。
さらに、百姓池から西斜面をまくお池めぐりコースを進み、再び、白山室堂に向かいました。ここもハイマツ帯が多く、ホシガラスやカヤクグリが見られます。特にホシガラスは、ガァーと濁った大きな声で鳴くので、すぐに気がつきます。人がほとんど歩かないコースですので、鳥たちも堂々と飛び交っており、ゆっくりと自然観察を楽しむことができました。
白山室堂から弥陀ヶ原は広大な平原が広がります。北方面には御前峰、南方面には別山が常に見えており、散策道としては最高のロケーションでした。今回の山行中、もっとも多くの方にお会いしました。
黒ボコ岩のある分岐まで来ると、多くの人は砂防新道を下りるのですが、我々は白山でもっともお花が見られるであろう観光新道を進みました。
砂防新道に比べ、林間部が少なく、晴れの日は直射日光を浴び続け、暑さも手伝って、かなりハードな山行となります。また、水場が少なく、殿ヶ池避難小屋には水はありません。しかも、時々道標に表示される距離は、実際はその倍ぐらいあるように感じられます。石埋まりや小石ゴロゴロ、たまの木道やぬかるみなど、道の状況は似たようなものですが、日向と距離感のダメージはより大きく、大半の方が砂防新道を歩くのが分かる気がします。2人合わせて2リットルのスポーツドリンクを持参していましたが、途中で沢の水を飲み、ゴール直前の別当出合でペットボトルを2本購入し二人で飲み干しました。
今年は猛暑だったこともあり、精神的にかなりしんどかった下山コースでしたが、期待通り、8月末にもかかわらず、道中、花が途絶えることがほとんどありませんでした。さすが花の百名山・白山、最後はやはり花の観賞で終えました。
今回はほとんど白山登山でしたが、今後、このエリアを訪れる際には、「白山手取川ユネスコ世界ジオパーク」に認定された所を可能な限り、訪問したいものです。
下山後、市ノ瀬にある永井旅館の日帰り入浴は受付終了の14時半直前で間に合わなかったので、白峰に移動したら、お土産処や温泉施設、観光協会など各施設は火曜日が定休日でした😅なお、登山予定の1週間程前に白峰で宿泊予約をとろうとしたら、どこも電話がつながらず、何軒目かでやっとつながったら、被災中につき宿泊不可とのことでした。手取川沿いは片側通行が多かったので、台風か何かの影響が残っていたのかもしれません。次回はちゃんと下調べしておこうと思います。
白山は登山以外の見所も充実しているので、天候により予定変更しても楽しめていいですね😊
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様々な種類の花が咲く素敵な場所ですね。
お連れ様と無事に出会えて何よりです。
うちもよく食べ物をシェアしあいますが仲の良さが伝わってきて幸せな気分をいただきました。
ご馳走様です。
こんばんは。
白山はどこを歩いても多種多様な花が観賞できる
まさに花の百名山です。数週間時期がずれるだけで別世界となり
見応えがあります。
連れと再会できた後に目に飛び込んできたシーンが
すべて感動的でした。北アルプスの名峰も
石川県側がみるとずいぶんと印象が異なっていたので驚きでした。
食事もお土産もシェアし、多品種のものを食べるのが常態化しています(-_-;)
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