赤岳 - 八ヶ岳で天国と地獄を体験した
体力度について
- GPS
- 28:24
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,063m
- 下り
- 2,069m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:25
| 天候 | 1日目：雪(暴風&ホワイトアウト) 2日目：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
そのまま交差点を3つ直進して突き当たりのT字路を左折して八ヶ岳鉢巻道路を北進。 別荘地に入り、奥の八ヶ岳山荘の右手前の大型駐車場に駐車。 約150台駐車可。未舗装。料金1日500円。 八ヶ岳山荘にトイレと登山届と有料休憩室あり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●美濃戸から行者小屋までは道標,踏み後は明瞭。 ●小屋から樹林帯を抜けると積雪により踏み跡不明瞭の場合あり。 GPSやコンパスや携帯地図など持参する事をお勧めします。 ●積雪はコース全体にあり。踏み跡外すと膝上まで踏み抜く事多し。 ●稜線上は基本的に暴風。耐寒＆耐風装備は万全に。 ●尾根上部から山頂までは凍結箇所多数。12本爪アイゼン必要。 6本爪やチェーンアイゼンなどの軽アイゼンではダメです。 |
写真
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1日目は暴風＆ホワイトアウトで
撮影する余裕無かったので
感想
ゲスト
いやはや、今回の登山は八ヶ岳の天気予報が全く当てにならない事と、3000m級の高山での暴風とホワイトアウトを侮り、命の危険を感じました。
1日目は日曜という事もあって登山者が沢山居たのですが、お昼過ぎに悪天候で文三郎尾根を途中敗退して降りてくる方が多数。
話を聞くと、稜線に上がった所で酷い暴風と雪雲の中でホワイトアウト状態で視界不良だそうで。
自分は赤岳山頂を越えた先の稜線に建つ(赤岳天望荘)に宿泊予約してたため、自分の限界を感じるまで強行したのです。
なんとか赤岳山頂に到達しましたが、山頂南側直下の鎖場の崖登りは恐怖に慄きながら必死で登ってました。
当然ながら自分以外に登山者は居らず、山頂を極めたにもかかわらず泣きそうでしたよ orz
そして、早々に山頂を後に天望荘へと下山開始。
途中、視界不良で道を見失うものの強行せずスマホで方角と位置を再確認。
視界が晴れるのを待ち、日の光が少し照らされた時に離れた所に鎖場を確認して、行動再開。
こうして、なんとか天望荘に辿り着いたのでした。
入口前の安心感といったらもうね…
そして中に入って、こたつでテレビ鑑賞中の小屋スタッフさんを見た時の場違い感パネェっす！
少々放心状態に陥りましたが、すぐ気を取り直して宿泊手続きを済ませ、部屋で荷物を整理してたら…携帯電話(ガラケー)が無い！
思い当たるのは、山頂からの下山途中で転んだ時くらい。
しかし外は、暴風吹雪でとても探しにいく気力も無くトホホ〜
もうほぼ諦め、部屋で寛いで過ごしましたよ。
その後、男女2人組の宿泊客と小屋スタッフの女性2人組以外は誰も訪れず、消灯まで暖かい談話室で雑談に花を咲かせて過ごしました。
消灯後、雪雲は消えており満天の星空が広がってたので、ひっそり星景撮影。
ただ、気温が低過ぎてカメラのバッテリーが保たずタイムラプス撮影は断念。
翌日の好天を期待して就寝しました。
翌朝、願いが通じたのか晴れ渡り、日の出の絶景撮影を楽しみました。
朝食後、暫く逡巡したのち再度携帯電話探しも兼ねて赤岳山頂へ。
結局、携帯電話は見つかりませんでしたが、山頂での絶景を堪能。
地蔵尾根で絶景撮影をながら下山しました。
今回は無事に降りてこれましたが、運が良かっただけだと反省。
今後は、危険を感じたら無理せず即撤退を心掛けようと思います。
絶景も命あっての物種ですからね。
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mzaki5555 さん
こんにちは．はじめまして
Sei_typeRさんは6DとKissの２つも担ぎ上げていらっしゃるのですね！！
私も山で写真を撮るのが大好きで，夏は5Dを持ち出す事が多いのですが，
冬は軽量化のためにミラーレス（OM-D）にしています．
しかし，やっぱり山が最高に美しい冬こそフルサイズだなーなんて，
思いながらレコを拝見させていただきました
motoneuronさん、コメントありがとうございます。
今回の山行では、昼間の明るい時は手持ちでkiss。
星空専用で6Dと使い分けてます。
フルサイズは、描写力が素晴らしいですがやはり重いですよ。
なので、行動中は6Dはザックの中にしまい込んでました。
OM-D羨ましいです。
自分は予算と軽さと画質の妥協点と手が大きいのでkissにしました。
理想は行動中もフルサイズですけどねぇ。体力不足ですw
はじめまして！
僕らも15日に登りましたが、稜線は吹雪で大変でしたね〜^^;
本当に真っ白で、ルート見失いそうになりました（笑）
僕らは15日中に下山してしましましたが、次の16日は絶景に出会えたようでよかったですね！
展望荘泊なら、例の生ハムも堪能されたのでしょうか（笑）
天気の問題は、とても難しいと思います。
無理すると危険だし、遭難に繋がる。
かといってすぐ中止してると、冬山なんてまず登れない。
人によっても行ける、行けないの差が大きいですもんね。
多少の悪天候でも動ける強さ、そして撤退時期を見誤らない判断力、しっかり訓練して身につけていきたいですね。
peco1978さん、コメント有難うございます。
15日の天候はホント酷いものでしたね。
山頂を極めても、周り真っ白で満足感が得られなかったのではないでしょうか？
天望荘の食事の生ハムは堪能しましたよｗ とても美味しかったです
あと、湯たんぽの貸し出しも有り難かったですねぇ。布団の中がぬくぬくでしたｗ
悪天時の判断は本当に難しいですよね。
絶対安全を考えるなら「登山しない」のが一番安全なんですが、それじゃ本末転倒ですし。
行動力や判断力を養うべく、講習などにも参加すべきなのかも。
こんにちは！
本当に真っ白でしたもんね〜。
耐風姿勢取らないと、飛んでいきそうだったし
晴れてれば最高の景色だったんですけどね。
まあでも、山頂からの景色は「晴れてればラッキーのボーナスアイテム」くらいに思ってますので
厳冬期らしい登攀ができたので、それはそれで満足してます^^;
いやもちろん、晴れてる方がいいんですけどね（笑）
冬山を続けるなら、どこかでしっかりと勉強するタイミングって必要ですよね。
僕も、アルパインクライミングと冬山に関しては、プロガイドさんに師事して定期的に講習と訓練を受けています。
安全にもつながるし、目からウロコの事もたくさんあります。
値打ちあると思いますよ！
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