谷川岳(西黒尾根〜天神尾根)
- GPS
- 08:32
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,502m
- 下り
- 942m
コースタイム
- 山行
- 7:12
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:33
■装備・・・mamザック35、Lowa冬靴ヴァイスホルン、griピッケル、gri10本爪アイゼン、m-bチェーンスパイク(未)、わかん、olpsコンデジ、olpsミラーレス、救急品(絆創膏、消毒液、下痢止め、等)、テルモス山専、snpステンレスマグ、ゴーグル、olps双眼鏡(未)、温度計、ホッカイロ*3、mamヘッドライト、単4電池予備、iPhone6、バッテリー、トイレットペーパー(未)、五徳ナイフ、ホイッスル、カメラ用予備バッテリー、コンパス、地形図、保険証コピー
■食料/水・・・行動食/おにぎり1(未)、カップヌードル、ドーナッツ、速攻元気、アミノバイタルプロ、バナナバー(未)、一本満足バー(未)、ブラックサンダークリスプ*1、お湯800ml、VIAコーヒ−粉*2、紅茶ティーパック等(未)、ポカリスエット500ml、水500ml(未)
■服装・・・mamメロンジャケット(未)、mamウィンドシェル、patミドルレイヤー、ftrkフラッドラッシュスキンメッシュ、m-b中厚長袖インナー(未)、m-b薄手ベースレイヤー、mamアルパインパンツ、mam薄手長タイツ、mznソックス、mamビーニー(未)、hngバラクラバ(未)、svnネックウォーマー、blkグローブ(3fingerタイプ・インナー付き-20度)(未)、mamミトングローブ、m-b薄手インナーグローブ(未)、タオル(未)
天候 | ☁くもり、山頂や稜線では風強い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
行き:1:30発で4:30到着 帰り:4時間くらい掛かかりました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全区間で明瞭な踏跡有りでした。 ■登山指導センター〜西黒尾根へ上がる(送電線付近迄) 登山指導センターを出て左折するといきなり雪の壁・・・。この情報を知らなかったのでいきなり面食らいました。トレースが有る方向へと直登しますが、雪がゆるくズブズブで体が持ち上がりません。わかんを付けるとスムーズに進めました。送電線付近迄は夏道とやや違う場所を歩いています。 ■ラクダのコル付近迄 踏跡を外さなければ雪質は締まっておりツボ足でも行けそうですが、私はわかんで。鎖場はほぼ雪で埋まっていますが、ステップが切ッてある為、この場所に限っては、夏よりも楽に通過出来た気がします。トレースに沿えば問題無いのですが、雪庇が発達した部分や割れ目等も有りますので、ガス等で視界が効かない場合は要注意です。 ■ラクダのコル先〜ザンゲ岩〜頂上 下から見上げると壁を直登する様な雰囲気にさえ感じます。恐らくコケたりバランスを崩すと滑落必死です。ここから先、行くか戻るか迷うポイントだと思います。技術的には難しく無いと思うのですが、高所が怖い・不慣れな方はお勧めしません。わかんからアイゼンへ換装。このタイミングが遅くなり、安全に装着出来る場所を探すのに難儀しました。 ともすれば、垂直な壁に張り付いている気にさえなります。恐怖感・緊張感を感じながら、足場と手掛かりをしっかり確認しつつ3点支持にて。雪が締まっているのでアイゼンは良く効くので『マズイな』と感じた局面は有りませんでした。 ■トマの耳〜オキの耳〜肩の小屋 山頂へ上がると、ガスと強風で視界が効かない状態。雪庇方向にも踏み跡があったりしますので油断大敵。要注意です。 ■天神尾根 一番歩かれている尾根です。ただ雪が柔らかい場所も多く、意外と沈むので多少時間が掛かりました。田尻尾根で下ろうか?と少し下ってみましたが踏跡が途中から消え、スキー・ボード跡しか無くなったので辞めときました。トイレにも行きたかったし(笑) |
その他周辺情報 | ・谷川岳ロープウェイの駐車場利用。この日は無料でした。昨年10月に同じ場所を利用した際には、帰りに500円支払いました。冬季の平日が無料なのかな? ・谷川岳ロープウェイ。天神平からの下りに利用。 片道¥1,230は、ややお高いイメージ。 ・入浴は、車で15分程の湯テルメさん。550円 http://www9.wind.ne.jp/mizukikou/sub35.htm |
写真
感想
ヤマレコやらツイッターでアップされる谷川様の神々しい写真を見る度にため息を付きながら行く機会を伺っていた。この日の予報は微妙。ヤマテンの、午前中は晴れ間有り、午後から雲が広がる可能性高いが大崩れは無い、との予報に意を決し群馬へ。
問題はルート。10月に西黒尾根を登って以来、冬の本コースに憧れを抱いていた。平日のロープウェイの始発(9時)を待つのも辛いし、西黒さんの様子を見て来よう。歯が立ちそうになかったら直ぐに引き返してロープウェイ乗り場へ向かって天神尾根を使えば十分に山頂へ行けるハズだ。
心強かったのが登山指導センターで入れ違いになった方が居らっしゃった事。この方が先発して西黒で登る事を知らなかったら、登山者指導センターから出て直ぐの雪の壁を見て車へ引き返して居たかもしれない。荷の重さが格段に違うので、途中から私が先行させて貰ったし、ご一緒したのは少しの時間だけだが、この方の存在は大きかった。高校の時は山岳部だったそうで、今日は茂倉あたりで幕営されるとの事だ。凄い。
その後無事縦走を終えアップされたmizukunさんのレコです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-593847.html
ラクダのコル先の直登へ取り付いた辺りでは、自分のスキルでは撤退した方が良いのでは無いか?という思いも有った。最初は恐怖との闘いが大きかったが、次第に雪の感触やアイゼンもしっかり効いて安定する確信が得られてからは楽しくなって来た。もちろん雪の壁に張り付いて登ってる感覚は初めて(やや大袈裟さか)だし、下を見下ろすと少し怖い。雪がパラパラっと真下へ落ちて行く雰囲気を見ると背筋も凍る。だが体がすくむ事は無いし、足と手は上へ上へと向かう。
もう少し新雪に近い状態だったら自分に登れるのか?何処が自分の限界ポイントなのだ?等と自問自答。また、トレースが無い状態でここを登られた方の事を想像してみる。無理です。
程よい緊張感よりやや上での登りでした。
少し素直に気持ちを書き過ぎました。
勉強になった点、反省点を踏まえ次回の山行へ繋げたいと思います。
まあ、暫くは遠出は控えて(節約の為w)丹沢中心に体力アップや読図の勉強を頑張りたいと思います。
この時期に一人で西黒尾根を登るとはスゴイですね。
急斜面は写真を見ているだけで、怖いです。
天気は今一つでしたが、無事頂上に行けて何よりです。
お疲れ様でした!
yaimatsuさん、お久しぶりです!
色々と考えていたら西黒尾根への思いが高まり、
完歩出来るかどうかは半々だと思いつつ、行って来ました。
急斜面は行って見てその場に立ってみないと、自分がどれくら『怖い』と思うかはわからないですよね。行ってみたらやっぱり怖かったです。登っていると慣れてくるのですが、こういう風に慣れて良いものか?と思いつつ。色々と考える事が多かったです。
ド快晴の双耳峰はお預けでしたが、良い山行でした
onoさんこんばんわ!TwitterのTLみてたら谷川岳行かれてるんだなぁ〜なんて覗いてると・・・なんと9:00前から⁈ん⁈ん ロープウェイはまだなはず。西黒尾根?を!とワクワクドキドキしながらUPされる画像見てました(*^◯^*) 天神尾根から見たあの尾根は寄せ付けないよといわんばかりの圧倒感。達成感も頷けます(^ ^)
無事の登頂下山何よりです〜
次回は 見る谷川岳ですかね?白毛門側から・・楽しくレコ拝見させていただきました
irukamokoさんこんばんは、コメントありがとうございます
junさんhajimeさんの同級生登山もスイッチを入れた一つ!あそこ迄の快晴は求めていませんでしたが、山頂での双耳峰も少しは拝みたかったです
ロープウェイが7時頃から稼働していれば、西黒尾根を登ってみよう!等という発想は無かったかもしれません。せっかくあそこ迄行っているので9時迄の時間がもったいなく感じたんですよね。田尻尾根を・・・という考えもありましたがせっかくなら西黒を挑戦してみようかと。ご心配おかけしました
次回に谷川様へ行く時は是非馬蹄形を!と思っていますが、昨日の足の止まり方を思うとやや不安になってきました。やっぱりホームとアウェーは違いますね。
読んで頂き、ありがとうございましたー
肩の小屋でお話させて頂いた者です。積雪の西黒尾根の写真、感動しました。無積雪期でもおっかなかったのにやはりすごい!私は登山半年足らずのビギナーですが足腰鍛えいつか冬の西黒挑戦します。また谷川で会いたいものですね、出来れば晴天の頂上にてw
venomman13さんこんにちは、コメントありがとうございます!
山でお話した方からのコメントは大変うれしいです
ご休憩の所をお声掛けしたカイが有りました。
venommanさんのような綺麗な写真が殆ど無いのが残念ですが、少しでも雰囲気をお伝え出来たなら嬉しいです。雪山って本当に難しいですよね。今回無事に登れましたが、技術・知識をもっと付けないと!と思いました。
そうですね、是非晴天の中で群馬・茨城の山のお話を聞きたいです
fumihikoさん、こんばんは
どうやらまたまたニアミスだったみたいです
僕は昨日武尊山、今日谷川岳に行ってました
ほんと行く山が似通ってますね
まあ、僕は西黒尾根からは登る勇気無いですけど^^;
昨日は武尊山から谷川岳見てましたがずっと雲がかかってましたね
武尊山はいい天気でしたよ
あれっ、湯テルメってことは・・・
ここでもニアミスしてますね
しかも写真の時間見たら着いた時間もほぼ同じ
でも中では見かけなかったってことは・・・
fumihikoさん、女湯に忍び込んでましたね
お会い出来なくて残念でした
でもやっぱりまたどこかでお会い出来そうな気がしますね
お疲れ様でした^^ノ
zo-roさんこんばんは、コメントありがとうございます
えぇーー!!!湯テルメで遭遇!?ビックリ。
そして変な言いがかりはご勘弁下さい。
女湯でヤマネチを決めていたのは、ズバリzo-roさんでしょう。
あぁ恥ずかし
しかしお互いマッパですれ違っていたかも知れないとは
あっ、長い通路を通るのが億劫で露天風呂には行きませんでした。
この日の武尊山レコを見ると確かに晴れている時間帯が多かった様ですね!
武尊山も狙っては居たので惜しい事をしました
レコ楽しみにしております
なるほど
僕はほとんど露天風呂に浸かって、長湯してましたからその間に出られたんですね^^;
ちなみに今日も湯テルメ入って帰ってきました(笑)
谷川岳は本日もご機嫌斜めでしたが、またレコアップしますので楽しみにしててください^^ノ
zo-roさんへ
露天長湯されてましたか!僕は入場が15:17で車に戻ったのが15:47。全てトータルで30分ジャストだったみたいです。。まさに烏の行水。。
湯テルメさんお好きですね!お湯は良いと思いますが、あの内風呂に有る小さな浴槽2つが疑問ですよね。。掛け流しとは言え温度が超低いし でも谷川様の帰りは鉄板ですね。次回は露天でもゆっくりしたいと思います
お疲れ様でした! 当日、自分が肩の小屋への登りの途中に顔は見えないと思いますがあなたのカメラで写真を撮って戴いた者です。西黒尾根から上がってきたと聞いてずっと内心ワクワク感が高まってしまい、あなたの印象が強く残っていました。実は自分は谷川岳は初めてなのですが、地図を見て西黒尾根を降ろうと秘かに思っていました。実際は霧が濃くて降り口を探すことも出来ませんでした。自分は所謂高齢者だし冬山は初心者なのですが、昨年から登り始めてすっかり嵌ってしまいました。今回のOnoさんのレポートを見て、思っていた以上に大変な所だと分かり期待が膨らみました。しかし、3月は白馬、4月は赤岳-横岳を考えているので雪の西黒尾根は来年になりそうです。
jak-kenさんこんばんは、コメントありがとうございます
あの時の方ですね!その際は呼び止めてしまい大変失礼しました。背景とマッチされていてハッとしたものでつい写真を撮らせて頂きました。快く応じて頂きありがとうございます。
西黒尾根を使われる予定だったのですね。たしかにあの時間帯は下の方から見ていてもズット濃いガスに覆われていたので大変だった事と思います。
私も本格的な雪山は初心者ですがとても楽しいですよね!今回の反省も踏まえてもっとスキルアップしたいと思っています
白馬に赤岳−横岳とは盛りだくさんで大変羨ましい限りです。
快晴での素晴らしい登山をお祈りしております
西黒発で山頂付近ではご一緒させて頂いたmizuです。
こちらがテン泊装備とは言え、西黒で1時間くらい離されてしまうとはサスガ毎週歩いている方だと思いました!
同じ神奈川県民が何故か早朝の西黒尾根で会うっていうのも内心ウケました(^-^)
丹沢周回の漢レコ、その他のレコもあとでジックリ読ませて頂きますね!
これからもお互いいいヤマをやりましょう!!
ありがとうございました!
mizukunさんこんばんは、早々のコメントありがとうございます
またテント泊装備での土樽への縦走、大変お疲れ様でした!
山頂での朝日なんて、現在の僕には憧れでしかないので、ヨダレを垂らしながらレコを拝見しました。マイナス15℃で一夜を過ごすなんて事も僕には出来るか分かりません
確かにwあの時間帯にあそこでお会い出来たのは本当に良かったです。それに本当は先週に谷川様決行するつもりだったのですが、天気のゴキゲンで今週へ持ち越しました。それらを考えてもなんだか面白いです。
mizukunさんの歩荷レコや富士山レコもちらっと拝見してきました。色々と僕には勉強+刺激になる記事が多くてためになります。バリエーションはちょっと目に毒ですけどね(笑)そうそう、谷川様の東尾根のレコお待ちしています
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