記録ID: 5987275
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山
化穴〜大朝日岳縦走
2023年09月24日(日) 〜
2023年09月27日(水)
体力度
8
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 29:13
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 3,026m
- 下り
- 3,007m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 2:10
3日目
- 山行
- 10:26
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 10:44
4日目
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 9:07
14:23
2日目詳細
5:10▲1〜5:30三角池〜6:10たるみ6:20〜6:42 1180ベロ〜7:15たるみ7:25〜8:20たるみ8:30〜9:03 1446P〜9:15たるみ9:25〜10:09 1350コル〜10:20たるみ10:30〜11:25たるみ11:35〜12:05化穴山▲2
3日目詳細
5:10▲2〜6:10たるみ6:20〜6:45 1350コル〜7:10たるみ7:20〜7:50 1446P〜8:20たるみ8:30〜9:15たるみ9:25〜10:20たるみ10:30〜10:45小法師山〜11:30たるみ11:40〜12:15 1393P〜12:30たるみ12:40〜13:15たるみ13:25〜13:30 1556P〜14:10以東小屋14:30〜14:33以東岳〜15:20たるみ15:30〜16:05狐穴小屋▲3
5:10▲1〜5:30三角池〜6:10たるみ6:20〜6:42 1180ベロ〜7:15たるみ7:25〜8:20たるみ8:30〜9:03 1446P〜9:15たるみ9:25〜10:09 1350コル〜10:20たるみ10:30〜11:25たるみ11:35〜12:05化穴山▲2
3日目詳細
5:10▲2〜6:10たるみ6:20〜6:45 1350コル〜7:10たるみ7:20〜7:50 1446P〜8:20たるみ8:30〜9:15たるみ9:25〜10:20たるみ10:30〜10:45小法師山〜11:30たるみ11:40〜12:15 1393P〜12:30たるみ12:40〜13:15たるみ13:25〜13:30 1556P〜14:10以東小屋14:30〜14:33以東岳〜15:20たるみ15:30〜16:05狐穴小屋▲3
天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ→高曇り 3日目:曇りときどき晴れ 4日目:早朝雨激しめ 時々本降り午後から徐々に止んできて曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
鶴岡→泡滝ダム(タクシー;ジャンタク一台26000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目:10時に無事全員集合し、10時半からタクシーで泡滝ダムまで向かう。途中の山道はかなり荒れていて、実際昨年には橋が流されるなどの被害があって通行できない時期もあったらしい。幸運にも今年は大丈夫であった。1時間半ほどタクシーに揺られたあと、泡滝ダムの駐車場に着いた(ジャンタク1台26000円)。かなり多くの車が止まっていて釣り人の姿もある。後で調べてみると本日のサイト地である大鳥池には伝説の巨大魚タキタロウが住んでいるらしくそれをもとめて来る釣り人もいるそうだ。タクシーの運転手に別れを告げ、登山口から入山。道中は特に危険個所はなく、2か所吊り橋があるくらい。一度にわたると危険なので数名ずつにしましょう。読みより巻いて2時間半ほどで大鳥小屋に着いた。かなり大きくて立派な小屋だが、今日はテント泊なので通り過ぎて少し先のテン場まで向かう。道中これまた立派な水場があり豊富に出ている。とりあえずテントを張って、小屋近くの池が見える机でサイト。本日のメニューはクリームシチュー。美味。明日は水をほぼ全員3発半担いでのぼるぞー! 2日目:3半5。起きてみると思っていたより雲が多い。まあ雨が降らなければヨシ。藪装をあらかたつけて重い荷物を背負い、いざ出発。少し歩いて三角池に着いたらトップ、中継、誘導を指名して藪入り。実際には三角池より少し手前の尾根からとりつく。最初の方は広葉樹がまばらに生えている感じで歩きやすい。が徐々に密度が濃くなっていき、1180ベロを超えたあたりからかなり進みにくくなっていく。しかし登りなのでたいしたルーファイはなく、途中からトップを2枚にして進む。読みより1ピッチ程巻いて1446Pに到着。背丈の低い灌木が生えているだけなので確かにサイト可能地ではある(7天 1つ、4,5天 1つずつ)が、化穴サイトが今回の目的の一つでもあるので素通り。その後は灌木が先ほどよりもう一段濃いので進みが読みより遅くなる。ここで隊員一名が目つき。目薬さすが結構い痛いらしく殆ど開いていない。とりあえず歩ける様子なので進む。コルを過ぎて事前情報通り1420の先のピークから隊員がうまく草原を見つけてショートカットし、ほかの者もそれに続く。そのあとは草原伝いに化穴まで登るが傾斜が急なため立体感覚が乏しい目つきをした隊員が滑って沢に落下。けががなくてよかった。草原を慎重に登って12時過ぎに化穴着。北には月山、鳥海山が見え、南には飯豊連峰が望める。素晴らしい景色に感動!各々写真を取って休憩。甚六山側の尾根を少し北西側に下った草原をサイト地とし、しばし休憩。Lとほかの2人でサイト地北東側の沢に水が出ていないかどうか偵察に行き、あわよくば汲んでいく事とする。尾根伝いに15分下って出合から沢に降りると水が出ている。これで今後は共ポリを下から担ぐ必要もなくなり、化穴登頂はさらに容易になるだろう。水汲みから戻ると皆昼寝をしている。30分後にサイト開始。本日は濃厚パイタン鍋。ご飯にゆず味噌をかけていただく。7時には就寝。 3日目:3半5。少し明るくなってから出発。 草原をできるだけつないで化け穴山頂に戻り、その後安全を考慮して尾根伝いに下り概ねいい感じに尾根上を下る。しかし相変わらず濃くてペースは余り上がらず。1446p以後は一段と濃くなりなかなか大変。灌木がザックに引っかかって思うように進めない。目つきをした隊員の目は依然として良くはなっていないが急を要する感じでもないのでとりあえず進む。小法師への登りは尾根が広いので時折散開してもらいつつ進むがおおむね尾根上を一列で行って問題無かった。途中で池塘を発見したあと沢状の小地形を使って進み、根性で小法師まで行く。そこからの下りのベストルートは220度くらいで降りつつ沢状の地形を探り当てて早く草原に降りることだが、トップは左へ行ったり右へ行ったりして失敗し本隊も誘導が上手くトップと連携できずだいぶ無駄な方に行ってしまった。その後はまたしばらく濃い感じが続き、1394pを下ってようやく草原に出る。ここは読みより30分ほど長くなった。草原にでたあとは少し歩いて笹壁ラッセル。夏合宿を経た藪メンツにまかせれば問題ナッシング。Lが笹壁を超えた後たるみを約束してしまっていたので、たるむ。雨が一瞬降り出しそうになるが、雨ではなく汗だと主張して事なきを得る。そしてその後は草原を歩きつつ、大きく左からの巻くようにして草原を進むと以東小屋。中は綺麗。関西から来た4人パーティと挨拶をするが、やはり化穴の名にあまりピンときていない様子(地元の方はわかっているっぽい?)。長たるみののち体力と時間の関係からもう少し進めそうなので、ガスの以東岳で写真を撮って、予定より2ピッチ先の狐穴小屋まで進む。途中のザレ場は赤い印を見失わないようにガスの時は特に注意。狐穴小屋は綺麗で水も豊富に出ている。管理人の方ありがたや。宿泊者は一名いたので、我々は2階を使わせてもらう。サイトはカレーポトフ。やっぱりカレーは完璧で究極のメニュー。宴会も賑やかでいろいろ出てくるが、全体的に疲れて眠たそう。7:30就寝。 4日目:3半5。起床時は激しい雨で出たくない。皆ドアの前で躊躇する。いざ意を決して出る。だれも言葉を発するでもなく、黙々と歩く。途中竜門小屋で長たるみを取るために3分たるんですぐ出る。竜門小屋はほかの小屋と同様綺麗だが、水は今年出ていない。Lの下見不足でした。 小屋の1階でゆっくりと休む。その後また5分たるみを挟みつつロングピッチを切って朝日岳避難小屋へ行く。山頂付近は限界上で風が強く、凍えながら小屋に入る。小屋の主人が暖かく迎えてくれ、隊員の抹茶ラテを使って温まる。今年一番の寒さを感じていたので天国気分。ここでタクシーを朝日鉱泉まで回してもらう。40分後にまた出発。雨は少し収まり、視界も良くなってきた。少し歩いて山頂につき、写真を撮ってすぐに下山開始。晴れていたらもっといい景色だったんだろうけど、十分以東岳の方の稜線が見られて満足。どんどん降りていって限界下に入り一安心。急登を下って二俣に出る。ここから朝日川を隣にトラバースしながらゆるゆる下ると思っていたのだが、思ったよりトラバース道が切れていたり、ロープ鎖箇所があったりしてあまり気を抜けない。吊り橋も2か所ほどあった。人数も多くて読みよりも伸びてしまい、タクシーに間に合うか微妙だったがなんとか朝日鉱泉から500mほど歩いた駐車場まで着いてゴール。タクシーで近くの温泉まで行ってもらい、入浴後山形駅まで行ってラーメンを食す。ラーメン屋あっきーは地鶏を使用したスープで薄味でうまみが濃厚。スープまで完食した。そのあとは各自帰路に着く。Lを含めたうち数名はその後2日は山形観光&蔵王巡りをした。 |
その他周辺情報 | 朝日鉱泉から車で40分ほど山形市側にくだると五百川温泉がある。入浴料150円。シャンプー有料。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ナイフ
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
調理器具
ファーストエイドキット
常備薬
ポール
テント
|
感想
マイナー12の化穴から大朝日まで無事つなぐことができました。化穴はおもったよりもハードでなく、紅葉の時期は一段と素晴らしいのでしょう。また来たい山ですね。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:475人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
私は、今回以東に初めて登って,初めて化穴山の存在を知りました。私もいつか歩きたい山なので、ルート及び登山道(藪)の様子がとても参考になりました。
コメントありがとうございます。
以東岳良い山ですね。24日は快晴で山頂からの景色はさぞ素晴らしかったと思います。ぜひ化穴にも登ってみてください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する