秩父→奥多摩縦走 思ったよりシブいルート（二子山・武川岳・有間山・川苔山・赤杭山）

2023年10月01日(日) [日帰り]

• GPS: 09:51
• 距離: 31.5km
• 登り: 2,970m
• 下り: 3,019m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:09
• 休憩: 0:33
• 合計: 9:42

6:47 芦ヶ久保駅
6:52 6:53 あしがくぼの氷柱
7:18 7:19 冨士浅間神社
7:53 7:54 二子山雌岳
8:00 8:07 道標 22-9 横瀬町
8:21 8:22 道標 22-8 横瀬町
8:31 8:33 焼山
8:41 8:41 焼山峠
9:05 9:09 蔦岩山
9:20 9:26 武川岳
9:36 9:36 妻坂峠
10:21 10:22 大持山の肩
10:27 10:27 横倉山
10:36 10:36 ウノタワ
10:55 10:55 天神山
11:06 11:06 鳥首峠
11:32 11:34 滝入ノ頭
11:41 11:41 しょうじくぼの頭
11:46 11:47 ヤシンタイの頭
12:09 12:09 橋小屋ノ頭
12:27 12:31 有間山
12:45 12:46 ツコウの頭
12:54 12:55 有間峠
13:25 13:26 新秩父線51号鉄塔
13:38 13:39 オハヤシの頭
13:41 13:41 日向沢ノ峰・北の肩
13:58 14:06 踊平
14:13 14:13 雷電山
14:19 14:19 横ケ谷平
14:23 14:24 ヨウヘイギノ頭
14:32 14:32 曲ヶ谷北峰
14:39 14:40 川苔山
14:46 14:46 曲ヶ谷北峰
14:49 14:49 曲ヶ谷南峰
14:57 14:57 真名井沢ノ峰
15:25 15:25 桃ノ木山
15:31 15:31 桃ノ木平
15:37 15:37 赤杭山
15:50 15:50 三ノ戸山
15:57 15:58 川井駅分岐
16:09 16:09 金平山
16:38 川井駅

天候

霧時々雨。風はほぼ無し
ヤマテン前日16時の予報は晴れ。安心して来たら雨降ってる。。ヤマテンの予報も夜中に更新されてました。

アクセス

利用交通機関：

電車

【行き】
西武線池袋（始発4:58）〜芦ヶ久保駅（6:39）
【帰り】
JR川井駅から中央線

コース状況／危険箇所等

【全体】
・登り下りとも斜度が高いのでスリップ注意です
・標識は適度に設定されており道も分かりやすいですが、広尾根ではルート見失いやすいことと、林業や東電の作業道や目印も多いため地図かGPSで確認した方が良い
・前日と当日も雨だがぬかるみや水溜りなど無し。水捌けは良さそう

その他周辺情報

下山した川井駅は無人で自販機くらいしか無かったです。

写真

10/1 6:47

芦ヶ久保駅はポツポツ雨が降ってた。今日歩くルートは初なので雨の影響が気になる。。
改札を出たら左に下って登山口を目指します。

10/1 6:48

登山口へと案内はすぐ見つかりました。
二子山・武川岳方面を目指します

10/1 6:52

西武線のトンネルをくぐればすぐに登山口です

10/1 6:52

この鳥居から登山道に入ります

10/1 6:53

鳥居をくぐってすぐに右側に登山口。
案内とか特に無くて、左の立派な道を進んだら行き止まりで戻ってきた

10/1 6:56

相変わらず雨がポツポツ降ってるけど、樹林帯だし道も水捌け良さそうなので進んでみます

10/1 7:01

秩父にありがちな、登山口からいきなり急登。。

10/1 7:06

ルートは分かりやすくて二子山までは迷うことはないかな。けど、急登がキツイ。。

10/1 7:18

登山口から20分ほどで冨士浅間神社。
扉外れてるしなんか雰囲気が怖いのでスルーしました

10/1 7:19

今日は終日霧と雨なので、眺望は期待できないですね。そもそもこのコースは山頂含めほぼ樹林帯なので、晴れてても景色見えないです

10/1 7:27

登山道以外にも林業や東電の作業道が多いので、分岐では必ず標識や地図をチェックした方が良いです。奥多摩に近づくと土砂崩れで通行止めのルートも多かったです

10/1 7:28

今日はずっと霧が出てました。たまに視界悪くなるけど涼しくて良い。
このルートは山頂含めほぼ眺望ないので、こんな日に歩くのにはピッタリかも。雨に濡れないし

10/1 7:59

二子山雄岳山頂。
天気以前に山頂は眺望無いです

10/1 8:27

焼岳への登り。
山の名前が違うだけで、登山道の感じとかキツさはほとんど同じ。。ずーっと急登を登って下りての繰り返しです

10/1 8:31

焼山山頂。
標識には、『←武川岳 アップダウン多い 約1時間15分』 『→二子山 アップダウン多い 約40分』
行くも地獄、帰るも地獄

10/1 8:33

焼山山頂から武甲山が見えた。
7時くらいから発破音が何度もしてたけど、武甲山で採掘してたのかな
（これ以降、眺望ほぼありません）

10/1 8:41

焼山峠。
使われて無さそうな道路に出ました

10/1 8:48

蔦岩山への登り。
このコースは900mから1100mの間をひたすらアップダウンを繰り返すのでかなりキツイ。。
下った分は必ず登り返しが待ってる恐怖

10/1 9:22

武川岳山頂。
眺望は無いけど、山頂は広いしベンチとかあって良い感じ。なんか晴れ間が見えてきた！

10/1 9:40

武川岳から妻坂峠へ。
ここら辺は尾根が広い代わりにルート見失いやすいので注意。

10/1 9:59

武川岳山頂で見えた晴れ間は気のせいでした。
すぐに霧に覆われました。それもさっきまでより酷い。。

10/1 10:19

妻坂峠から大持山は以前歩いたことあるからキツさは想定内。この岩もよく覚えてる

10/1 10:27

このルートは今日は全く人が入ったないのか、登山道に蜘蛛の巣多かった。
道脇にも綿菓子みたいな蜘蛛の巣がいっぱい

10/1 10:27

10/1 10:27

武川岳以降はこんな感じのささやかな山頂が多くてかなり見落としてる。。

10/1 10:40

ウノタワ過ぎたらちょっと身体がキツくなってきた。。この岩の上で長めの休憩。
鳥の声を聞いてたら元気出た

10/1 11:02

天神山からの下り。
写真じゃ分かりにくいけど、下りもかなり急なのでスリップ注意！

10/1 11:08

女王様のような木！
お供をたくさん連れてる

10/1 11:21

鳥首峠を越えたら急に稜線に出た。
眺望は無いけど高い木もなくポツポツ雨が身体に当たる。そして藪漕ぎならぬススキ漕ぎ。
背丈もあって意外と漕ぐの大変。。ルートも見失いがち

10/1 11:44

鳥首峠過ぎてからの〇〇頭シリーズは稜線沿いを歩くので、天気良ければ何か見えそうですね

10/1 12:07

有間山（橋小屋の頭）への登りがキツくて苦戦してたら、天から光が降ってきた。おかげで登り切れました

10/1 12:09

有間山（橋小屋の頭）山頂
霧が晴れました！明るい！神様ありがとう！！

（この2分後に太陽は霧に隠れて二度と姿を見せませんでした）

10/1 12:30

このルートは花や紅葉は無いのですが、色とりどりのキノコがありました。純白が輝いてます

10/1 12:54

有間峠にあるまき道の林道。
土砂崩れが進んでるようですので、端を歩かないように

10/1 13:20

日向沢ノ峰（その前段のオハヤシの頭）への登りは階段状に整備されてて歩きやすい

10/1 13:38

オハヤシの頭。
なんか急に登山道の雰囲気が変わりました

10/1 13:48

日向沢ノ峰から川苔山を目指して下ります。
シダが生い茂った下り道ですが斜度と距離がスゴい。。

10/1 14:19

踊平から川苔山までの間に下山ルートいくつかありますが、軒並み土砂崩れのため通行止めです。
今回は赤抗山経由で川井駅まで下山しました

10/1 14:24

川苔山への登り。
今日は秩父のえげつない急登にずっと苦しめられてきたので、奥多摩の登山道が全てなだらかに見えます笑

10/1 14:39

川苔山。
だいぶ前に1度来たけれど、その時もガスって眺望無しかしら。なんかこの光景に違和感ないんですよね

10/1 14:45

川苔山から日向沢ノ峰方面に戻って、古里駅（川井駅）方面に下る

10/1 15:00

川井駅まで1000mくらい下るのだけど、登山道は意外となだらか。
早く帰りたいんだが。。

10/1 15:19

登山道を下ってきたら急に林道っぽい砂利道に出た。15分くらい進んだらまた登山道に入ります

10/1 15:35

駅までのルートは明瞭ですが、このルートにあるいくつかの山頂への案内はほとんど無くて赤久奈山（赤抗山）以外は間違ってまき道に進んでしまった。。

10/1 15:37

赤久奈山（赤抗山）。
小ぢんまりした可愛い山頂ですが、標識のフォントの力強さよ

10/1 16:28

川苔山から約2時間。
ようやく下山できました。お疲れさまでした！

10/1 16:29

左奥の木材格納庫の裏が登山口。
標識なくてコチラから登る時は気付きにくいですね

撮影機器：

iPhone 12 Pro 256GB SIMフリー Apple

感想

Tsuru_Yuki

秩父・芦ヶ久保駅から二子山・武川岳・有間山・川苔山を縦走して、奥多摩の川井駅に下山。
今週日曜は1都3県以外は天気崩れる予報だったので、なるべく静かそうな未踏ルートを選定。ヤマレコの情報を頼りに計画作りましたが、結果的に渋すぎる激シブルートでした。かなりしんどかった。。

まず前半は秩父名物の急登とたくさんのアップダウンに苦しめられて、有間峠くらいで心折れそうになった。。後半は奥多摩の緩やかで荒れ気味の長い下りで脚にダメージ受けました。
心身ともに鍛えられるのでぜひチャレンジしてください！

【このコースのポイント】
・距離と獲得標高からは測れないツラさです
・水場は無いです。夏場は避けた方が良い
・山頂含め全行程の98%は眺望無いです
・山頂ランチに適してるのは武川岳と川苔山くらい（それ以外は登山道に座って食べてる雰囲気になりそう）
・樹林帯なので少しくらいの雨なら濡れません
・川苔山の下山ルートは日当たり悪いのでヘッデン持ってるのが安全です