【二日つづけてお釈迦様】釈迦岳(比良)

2015年04月26日(日) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 12.8km
• 登り: 943m
• 下り: 1,094m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:18
• 合計: 6:10

9:20 イン谷口
9:46 9:48 大山口
10:22 10:29 青ガレ
11:22 11:28 金糞峠
12:12 12:14 八雲ヶ原
12:35 12:35 比良ロッジ跡
12:58 12:58 カラ岳
13:13 13:13 釈迦岳
14:06 14:07 雄松山荘道出合
14:49 14:49 イン谷口
15:30 比良駅

八雲ヶ原で昼食

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】
JR)大阪〜比良　0745発　@1320
バス)比良駅〜イン谷口　@350 #ICカード利用可

【復路】
JR)比良〜大阪　1537発　@1320

コース状況／危険箇所等

■登山ポスト
・イン谷口

■トイレ
・イン谷口

■危険箇所
大津ワンゲル道は難路とされている。
5mほどの崖を降りる所が1か所あったが、ロープ補助もあり個人的には問題なし。
踏み跡・道標はちゃんとありルーファイ能力必要なし。

■水場
青ガレへの分岐を越えてすぐのところ

■コース状況
＞イン谷口
比良索道がなくなってバスもなくなっていたが、
ここんとこの山ブームのおかげか土日祝のみ比良駅からバスが復活。
歩いたら40〜50分かかるところ、約10分で。

＞イン谷口〜登山口
いろんな木が植生されている。
咲いていたのはウワミズザクラ、イロハモミジ、コブシなど。

＞登山口〜金糞峠
はじめは沢沿いののんびり歩き、一転急登。広い谷を一気に上がって峠に出る。
岩にマークがついているのでそれをおっていけばよいのだが。。私は少しコースを外れました。

＞金糞峠〜八雲ヶ原
アップダウンはほとんどなく沢沿いの遊歩道歩きという感じ。
心地よい。

＞八雲ヶ原
夏には多様な植物が顔を出す湿原ですが、ミズバショウも終わったらしく特に変わった植物は見つけられなかった。
ここで昼食されている方も多く、私もここで食事を摂る。
一度ここで幕営してみたい。

＞八雲ヶ原〜釈迦岳
索道の駅があった辺りの眺望はお気に入り。眼下に広大な琵琶湖が広がる。
索道駅跡から釈迦岳までは稜線あるき。
黄色くかがやくシロモジのトンネルに彩られて☆

＞釈迦岳
このルート唯一のピーク。
であること以外に特筆することはない。

＞釈迦岳〜イン谷口(ワンゲル道)
難路とされている。緑に覆われた谷を一気に下る。時折ツツジのピンクが目にはいる。目当てのイワカガミはまだツボミがほとんどであった。

＞イン谷口〜比良駅
バスはあるのだが、リンドウ沿いや田の畦にさく
野草も好きなので歩いて駅に戻る。

写真

4/26 9:20

イン谷口。とりあえず金糞峠をめざす。

4/26 9:25

新緑の季節。

4/26 9:47

青ガレにすすむ。

4/26 10:23

山間にはまだヤマザクラが咲いている。

4/26 10:35

ここが青ガレかぁ。
岩だらけで歩きにくい。

4/26 11:22

金糞峠とうちゃく。
昼食をとるため八雲ヶ原にむかう。

4/26 12:16

八雲ヶ原とうちゃく。

4/26 12:34

索道駅跡近くからみえる眺望。

4/26 12:49

釈迦岳に向かいます。
なだらかな稜線あるきです。

4/26 12:55

稜線はシロモジの木のトンネル☆

4/26 13:13

いえい☆
昨日は鈴鹿のお釈迦様。
今日は比良のお釈迦様。
眺望はないよ。

4/26 13:15

ワンゲル道から下山します。

4/26 14:05

あい。注意します。

イロハモミジ。
「いろはにほへと」と7裂するのが普通。

イカリソウ

イカリソウ。寄ってみます。

イカリソウ。
名前の由来は花の形がイカリに似ているから。
ウルトラ怪獣みたいやけどな。

キランソウ？
いやニシキゴロモですかね。

キランソウと比べると
毛深さ：キランソウ＞ニシキゴロモ
花の濃さ：キランソウ＞ニシキゴロモ
なイメージ

拡大すると上の部分が2裂している。(ニシキゴロモ)
キランソウはほとんど裂けません。

今日もみつけた。
バイカオウレン☆

よって。

よりすぎて。

イワウチワも☆
トクワカソウと呼んだほうがよいのかもしれませんが。。

よって。

陽を浴びて。

横顔もいただいちゃう。
今季初イワウチワやったのでたくさん撮った。

バイカオウレンとの競演。

主役はゆずらん。

白いのも見かけた。

ミヤマカタバミ

やっぱりすみれは苦手だ。
ナガバノタチツボ？
シハイスミレ？
それとも。。

ショウジョウバカマもまだ残っていました。

こぶし。
最近、タムシバの花との見分けがつくようになりました。

シキミ

イワカガミも。

濃い子

薄い子

普通の子

わっさり咲いているのもありましたが。。

シーズンはこれからのようです。

やー。楽しかったー。
バス停近くに咲いていたウワミズザクラ

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-3 Tough オリンパス

装備

個人装備

Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め ロールペーパー 時計 タオル カメラ

感想

tomoya_

昨日、鈴鹿の釈迦ヶ岳でみた咲きはじめのイワカガミ、比良のはどの程度咲いているかな？と思い、様子を見に行ってきました。まぁ、イワカガミがダメでもイワウチワなり何なり咲いているだろうと。。
ということでどのルートにしよかと思案中、比良にも釈迦ヶ岳があったことを思い出す。(#正確には釈迦岳でしたが)
二日連続で釈迦ヶ岳、なんかいいことあるかも。

結果、大量☆
イワカガミにはまだ早かったですがイワウチワ(トクワカソウ)、バイカオウレンの群生、稜線散歩を彩るたくさんのシロモジ、予想外にイカリソウ、この数週、浸り続けなのに相変わらず同定できないスミレetc。
雪山もよいけど、やっぱり春山が好きだー。(#スーツやないよ)

■であった花
〈登山道〉
アオイスミレ？
アセビ(馬酔木)
イカリソウ(碇草)
イワウチワ(岩団扇)
イワカガミ(岩鏡)
クロモジ(黒文字)
キブシ(木五倍子)
コバノミツバツツジ(小葉三葉躑躅)
コブシ(辛夷)
シハイスミレ(紫背菫)
ショウジョウバカマ(猩々袴)
シロモジ(白文字)
タチツボスミレ(立坪菫)
タネツケバナ(種浸花)
テンナンショウ(天南星)
ニガイチゴ(苦苺)
ニシキゴロモ(錦衣)
バイカオウレン(梅花黄連)
ミヤマカタバミ(深山方喰)
ムラサキケマン(紫華鬘)
モミジイチゴ(紅葉苺)
ヤブツバキ(藪椿)
ヤマザクラ(山桜)

〈イン谷口〉
イロハモミジ(伊呂波紅葉)
ウワミズザクラ(上溝桜)
ナンジャモンジャ(一葉たご)
ヤマツツジ(山躑躅)

〈イン谷口〜比良駅〉
イモカタバミ(芋方喰)
オオイヌノフグリ(大犬陰嚢)
オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)
カキドオシ(垣通)
カラス丿エンドウ(烏豌豆)
キュウリグサ(胡瓜草)
コハコベ(小繁縷)
シャガ(射干)
シロツメクサ(白詰草)
ナズナ(薺)
ヒナゲシ(雛芥子)
ヒメオドリコソウ(姫踊子草)
ヒメウズ(姫烏頭)
マツバウンラン(松葉海蘭)
ミチタネツケバナ(道種浸花)
ミチバツチグリ(三葉土栗)
ムラサキケマン(紫華鬘)
ムラサキゴケ(紫鷺苔)
レンゲソウ(蓮華草)

コメント

いか十

お釈迦
この山域ではシャクナゲが気になりますね。
どうも今年は大外れだとか・・・
あとはイワウチワがいつまで咲くのか気になるところです。
連休明けにでも行きたいところですね。

tomoya_

Re: お釈迦
比良のシャクナゲは去年大当たりやったので今年は裏年なんでしょうね。
どうもツツジ科の植物は隔年で当たるようで。
私も連休に御在所のアカヤシオと思っていたのですが、こちらも裏年のようです。