仙丈ヶ岳
- GPS
- 28:01
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 1,959m
- 下り
- 1,960m
コースタイム
- 山行
- 1:44
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 1:44
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 7:28
8:05仙流荘ー(バス)ー8:40歌宿
6日
13:15歌宿ー(バス)ー13:50仙流荘
二日目はGPSロガーの電源をしばらく入れ忘れていたので
長衛小屋から二合目ぐらいまではルートが不正確になっています。
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
6/14までは歌宿から北沢峠まで6.3kmの林道歩きが有ります。 仙丈ヶ岳は例年より早く雪融けが進んでいるようで 2合目の半ばまでは登山道にほとんど雪は無く 3合目辺りから雪道と土道が混同し始めて 五合目の大滝ノ頭から残雪が増えますが 雪道と夏道の両方がありどちらでも行けます。 数回、傾斜キツめな雪道を通る必要がありますが ステップがしっかりついていたのでアイゼンの出番は有りませんでした。 小仙丈〜仙丈ヶ岳も雪は少なく同様な感じです。 雪道と土道が何度も繰り返されるのでアイゼンだと歩き難いかと。 チェーンスパイクを持っていきましたが非常に便利でした。 ただ、仙丈小屋方面はまだ雪も多く残っており 朝方は雪も凍結してますのでアイゼンが必要だと思います。 |
その他周辺情報 | 仙流荘のすぐ先にキャパ40台ぐらいの第一駐車場があり 向かいにはもっと大きな第二駐車場もあります。 GW期間中とはいえ、残り二日間(一般的には)の為なのか バスも駐車場も両日共に空いてました。 それでも状況に応じてバスの臨時便を出してくれるのはありがたい事です。 6月14日まではバスで行けるのは歌宿まで。 南アルプス林道バス(時刻表や料金) http://www.inacity.jp/kankojoho/sangaku_alps/minamialps/minamialps_jikokuhyo.html 仙流荘(宿泊、食事、入浴施設) http://www.ina-city-kankou.co.jp/sozai/g02.png 登山ポストは仙流荘バス乗り場にあります。 テント場は長衛小屋(旧北沢駒仙小屋)にあります。 長衛小屋は5/6でGW営業終了となりますが 水場やトイレはそのまま使用できるそうです。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
GWの後半ラスト二日間はテン泊登山で仙丈ヶ岳へ行きました。
〜前置き〜
仙丈ヶ岳は二年前の夏に甲斐駒ヶ岳と合わせて登りに行きましたが
どちらの山も山頂まで後1時間ぐらいな所でガスってしまい
展望が得られずとても残念な思いをしたので
今回はその時の分まで楽しむつもりで決行。
ただ、本来なら両方の山に登りたいところですが
今時期は歌宿までしかバスが入れないので
北沢峠まで長い林道を歩いた後にそのまま山へ登り
翌日、もう一山登ってからテントを撤収して歌宿まで歩くというのは
自分の体力では厳しそうだし時間の余裕も無いので
一日目は北沢峠まで歩いた後は長衛小屋で幕営のみとし
二日目に仙丈ヶ岳へ登る事にしました。
甲斐駒ヶ岳ではなく仙丈ヶ岳を選んだのは
仮に天気が悪ければ、また雷鳥が見られるかも・・な理由です。
〜前置き終わり〜
一日目
初日は北沢峠まで歩くだけで時間には余裕があるので
混んでそうな6時の始発は見送り、空いてそうな8時の便で乗車。
予想通り空いてましたが、さすがに乗客が自分一人だけとは思いませんでした。
その一人のためにアナウンスをしてくれる運転手さんにはなんだか悪いな〜とは思いながらも
ここ最近の登山道の様子などを教えてもらい歌宿へと到着。
歌宿からは北沢峠まで長い林道歩きが始まります。
傾斜は緩いけど、登山靴で延々と舗装路を歩くのは結構足にきました。
北沢峠に着いた後は長衛小屋のテン場で幕営。
テントの設置が終わった頃にはすっかりガスも消えて快晴となり
後は、ひたすらごろごろと夜まで過ごして一日目は終了。
二日目
朝はテントの一部が凍るくらいまで冷え込みましたが
天気は快晴で風も弱く絶好の登山日和な予感。
予定より少し早目に出発し、二合目・三合目と順調に登っていきましたが
話には聞いていた通り今年は雪解けが早く、春山と言うより既に夏山って感じです。
雪道と夏道が頻繁に変わる為、その都度付け外す必要の無いチェーンスパイクが大活躍。
持って行くかどうか最後まで迷ってたんですけど、持って行って大正解でした。
大滝ノ頭からは傾斜がキツめになりますが、残雪も増えて春山らしくなり
青い空と白い雪のコントラストにテンションも上がります。
登り始めて2時間半程で小仙丈岳に着くと素晴らしい展望が広がりました。
富士山、北岳、間ノ岳の標高1,2,3位の揃い踏みに
北、中央、南アルプス、八ヶ岳、御嶽山、白山と遠くまで見通せます。
前回もこの小仙丈辺りまでは概ね天気も良くて景観が楽しめたのですけど
今回はそれ以上の好展望に恵まれて大満足。
ただ、東側から薄い雲が少しずつ出てきていたので
あまり長居はせずに山頂へ向かい、小一時間で仙丈ヶ岳の頂上に到着。
頂上に着いた頃には少し薄曇りと言うか春霞のようなものが出てしまいましたが
それでも十分すぎるほどの大展望を満喫する事ができました。
前回が散々だっただけに喜びもひとしおで登りにきて本当に良かったです。
余談ですが・・
二日目は出発を早めた事もあり予定より早くテン場まで戻ってこられたので
これなら13時15分の便に間に合いそうだと考え、急ぎテントを撤収。
撤収後は少し早目に林道を歩き、30分前に歌宿のバス亭へ到着。
結果的には急ぐ必要性はあまりなかったのですけど
普段なら40分ぐらい撤収作業に掛かるのが、今回は25分弱で出来たので
やればできるものだな〜と思うと同時に
いつもはどれだけ無駄に時間を掛けてるんだ?とも思いました・・
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する