女峰山

2024年03月03日(日) [日帰り]

• GPS: 13:46
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,436m
• 下り: 1,419m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:54
• 休憩: 0:52
• 合計: 13:46

5:53 霧降高原駐車場
6:05 6:06 八平ヶ原分岐
6:36 6:36 小丸山
6:40 6:40 丸山分岐
7:54 7:54 赤薙山
9:05 9:14 奥社跡
9:44 9:44 ヤハズ
10:38 10:39 一里ヶ曽根独標
10:52 10:58 水場
11:25 11:26 2318mピーク
12:32 12:33 二等三角点「女峰山」
12:46 13:04 女峰山
13:11 13:11 二等三角点「女峰山」
14:14 14:24 2318mピーク
14:42 14:42 水場
14:58 14:58 一里ヶ曽根独標
15:43 15:44 ヤハズ
16:51 16:51 奥社跡
17:45 17:49 赤薙山
18:51 18:51 丸山分岐
18:55 18:55 小丸山
19:24 19:24 八平ヶ原分岐
19:39 霧降高原駐車場

天候

快晴 のち雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

霧降高原駐車場に駐車

写真

3/3 5:51

霧降高原の駐車場からキスゲ平園地への階段がスタート点。夜が明けてきてしまいました。

3/3 5:54

駐車場全景

3/3 6:03

トップまで1445段あるとのこと

3/3 6:13

階段の途中で日の出

3/3 6:26

観光の若い人が沢山。階段の一部は氷で覆われているので大変。

3/3 6:35

小丸山です。先ずは左上の赤薙山を目指します。

3/3 7:18

焼石金剛

3/3 7:40

赤薙山への登りは単調ですが登りやすいです

3/3 7:52

先ずは赤薙山をゲット。ここまでは良いペース。

3/3 7:53

女峰山方面ですがピークは見えず、先は長い。

3/3 7:53

懐かしの男体山

3/3 7:56

赤薙山の西側から進行方向。この尾根、ヤハズや一里ヶ曽根のある安定した東西尾根に出るまでに奥社跡を含み三つのしっかりしたアップダウンがあります。体力が徐々に奪われる。

3/3 8:23

赤薙山と奥社跡の間にあるピーク。こんな感じで登り・・・

3/3 8:26

こんな感じで降りる。

3/3 8:27

中間ピークからの奥社跡

3/3 9:12

奥社跡です。この辺からタイムが徐々に遅れだした。

3/3 9:18

奥社跡と2209mピークの間の鞍部

3/3 9:44

だいぶ来たなと思ったら、まだヤハズだった

3/3 9:44

目指す女峰山は、まだとっても遠い

3/3 9:44

男体山の頭だけ

3/3 9:44

うっすらと富士山が見えている

3/3 9:44

たぶん鶏頂山方向

3/3 9:45

ヤハズや一里ヶ曽根のある東西尾根はアップダウンは少ないが、雪は多い。

3/3 10:38

漸く一里ヶ曽根。時間の貯金がなくなった。

一里ヶ曽根からの北面。左端は会津駒・田代帝釈、右端は鶏頂山の模様。

3/3 10:41

一里ヶ曽根から進行方向。この先も一旦下る。

3/3 11:24

2309mPからの三角点と女峰山本峰。この手前でチェーンスパからアイゼンに換装。

3/3 12:10

2318mPの先は、ブッシュの中を越えていく一番いやらしい部分。この詰めに核心の鎖（ロープ）場があるのですが、撮り忘れました。

3/3 12:20

頂上稜線に入りました。時間的にもう引き返すべきと思いつつ、先を見ると・・・

3/3 12:35

頂上にいる人の姿が。ここから引き返す勇気はありませんでした。

3/3 12:40

登頂おめでとうございます。

3/3 12:40

社にご挨拶

3/3 12:45

男体山とファミリー1

3/3 12:45

白根山とファミリー2

3/3 12:44

尾瀬方面だったかな

3/3 12:48

時間的な余裕がないのですが、とりあえず1枚

3/3 13:08

さぁ、下山します

3/3 14:56

計画より1時間半以上遅れてしまった

余裕ないのに美的写真

3/3 15:22

結構モチモチした雪で足に絡む

3/3 15:49

2209pの手前です。この先で痛恨のミス。先人のトレースをボ〜ッと追っていて間違ったラッセル跡を下ってしまった。腰ラッセルで登り返し。

3/3 16:34

奥社跡と2209mピークの間の鞍部。ロストのタイムロスが大きく、ここで夕陽を拝むはめに。

3/3 17:43

薄明りが残っている状態で何とか赤薙山まで帰還。雪が強く振り出した。

3/3 18:56

赤薙山から先は夜間のステディ歩きでかなり時間がかかった。丸い玉は降雪です。

撮影機器：

PowerShot SX620 HS CANON

Google Pixel 6a au Google

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック 輪カンジキ アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

Hadge3

この冬の冬山新規チャレンジ3山の〆として女峰山に行ってきました。ネットで記録を見ると皆さんかなり苦労されているようなので、ラッセルがあると多分無理。ただスケール的には八ヶ岳権現岳と同等のレベルなので状況が良ければいけそう。好天とトレースを期待して降雪後2日目の日曜にトライ。

前夜に宇都宮に仮泊して備えたのですが、霧降高原駐車場には少し遅めに到着。例の階段を登るころには明るくなってきました。氷の階段に大騒ぎの観光軍団の脇を登って小丸山、そして赤薙山までは順調なペース。ただ赤薙山を越えるとだいぶトレースが薄くなりました。

事前のコース検討では赤薙山からは、奥社跡や一里ヶ曽根の稜線の登りは意識していましたが、実際にはそれ以外にも結構はっきりした登りがあり、雪も重ためなので、どんどん時間をロスしていきました。

ただ先行者のラッセルはありずっとラッセル泥棒の状況。2309mPを越えた先ですれ違った最初の下山者の方と話したところ、本日はずっとラッセルで、鎖場のところで力尽きて登頂は断念して引き返してきたとのこと。まさに本日の勇者、ラッセルに感謝です。

さてこの先はブッシュが出ているいやらしい尾根越えと鎖場（ロープ場）。ロープは途中の何メーターかが埋まっていたので、下りはピッケルをダガーポジションで下りました。

さて鎖場ではそろそろ引き返しの時間。三角点までと思っていましたが、上に登ると頂上で歓声を上げている人たちの姿が見える。さすがにここで引き返す勇気はなく、頂上をゲットすることに。

帰りは時間との戦いですが、距離が長く、雪は重く、時間はどんどん経っていく。それほど焦っていた訳ではないのですが、2209mP先で間違ったトレースを下ってしまい、ロスト。地道にフカ雪をラッセルし登り返して正規ルートに戻った時には夕陽の中で雪が降り出す始末。

真っ暗になる前に赤薙山に戻り、あとは降雪の中ヘッデンを使って下山。幸い食料は十分持っていたので、エネルギー不足は大丈夫でしたが、本日登った8人の最後尾なので怪我をしても助けは呼べない。ステディに歩いて大幅に時間をオーバーして、何とか駐車場に戻りました。

下山後にコースログを確認したら1700m以上の登りと下りになってました。南ア大沢岳西尾根の往復に匹敵する登降量で現状での限界を超えてたかも。結果、大幅に時間がかかったことは反省点ですが、登頂できた喜びは大きい。本日それができたのも、先行してコースをラッセルしていただいた方々、特に途中で断念され最初に下山された方のおかげです。感謝至極。