至仏山から景鶴山、富士見峠から鳩待峠 山スキー
- GPS
- 18:20
- 距離
- 41.1km
- 登り
- 2,464m
- 下り
- 2,458m
コースタイム
- 山行
- 11:58
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 12:39
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
朝4時に戸倉ゲートに到着。
駐車スペースには車が2台止まっていた。
現在、鳩待峠へ向けて除雪中で津奈木橋までは除雪が終わっているので、そこまでは自転車を利用する。
4時30分過ぎに駐車スペースから自転車で出発。
津奈木橋に着く頃には辺りは明るくなっていた。
津奈木橋に自転車をデポし、道路を少し歩いて回り込んだ所から1m程の雪の壁を登って尾根に取り付く。
雪が締まっているので沈み込みもなくシール登行がとても楽だ。
途中、急な斜面も出てくるが、ジグを切って問題なく登れた。
P1866は北側を巻いて行くと尾瀬の湿原が目の前に広がる。
尾瀬ヶ原の奥にある燧ヶ岳は雲に隠れていた。
鳩待峠方面からの新しいスキーのトレースあり。
悪沢岳から先では雲の中に入ったようで、ガスで視界が悪く風が強く吹き出した。
小至仏山のトラバースは視界が悪いので止めて、板を背負って尾根を登る。
雪不足の影響かブッシュが多く出ていると感じた。
途中、ホワイトアウトで至仏山から下山してきた単独のスキーヤーと出会う。
小至仏山からは再度シールで移動する。
至仏山の山頂は思っていたよりも雪の量があった。
至仏山からはムジナ沢を滑る予定だが、視界不良で雪面と空間の境目が分からない。
雪面がクラスト気味なので、慎重に滑り降りて行く。
視界は10mくらいか、ハイマツが出ている場所であれば距離感が分かるので安心して降りられそうだ。
高度を下げるとザラメ雪になり、視界は悪いが快適に滑ることが出来た。
ムジナ沢の左岸から湿原へ向けて滑り込む。
ここまで来ると雲から抜けて青空も見え隠れしてきた。
平らな湿原を猫又川沿いに進んで行き、二俣からは右俣へ進む。
雪不足の影響か猫又川のスノーブリッジはなかなか無く、二俣の中間尾根末端でようやくあった。
猫又川右俣から外田代の北側を通り景鶴山を目指す。
雪が緩んでいるのでシール登行がキツい。
景鶴山西側の肩からは、東側へ向けて北面をトラバースして行く。
景鶴山の東側では、登山者の踏み跡が続いていた。
ここから荷物を置いてツボ足で景鶴山を登る。
山頂付近は新雪が多く、踏み抜きしながらの登りになった。
日が傾きケイズル沢の下部は陰り始めているので、急いで荷物まで戻りケイズル沢を滑り降りる。
ザラメ雪でよく滑る雪質で楽しめた。
日陰のエリアはモナカ雪になり始めていたので曲がり難い。
ケイズル沢の下部は、沢型がハッキリしていて雪が少ないと感じた。
やがて傾斜は緩やかになり、樹林帯を抜けてヨッピ橋を渡る。
尾瀬ヶ原を横断し竜宮小屋近くの樹林帯に入った場所でツェルト泊。
翌日、6時ごろ富士見峠へ向けて出発する。
天気は曇り時々霧雨、気温0℃で雪面は少し緩んでいた。
登山者のトレースは富士見峠まで続いていて、富士見峠からアヤメ平方面はスキーのトレースが沢山残っていた。
天気は回復したが、至仏山は雲に隠れている。
安全対策なのか、夏道上にはスノーモービルが通った跡があった。
アヤメ平を過ぎ、横田代からは下りになるので、シールを剥がし滑降して下って行く。
広い斜面でずっと下りが続くので快適だ。
鳩待峠近くで再びスノーモービルが通った跡と合流した。スピードが出るので利用して行く。その後、スノーモービルの跡と分かれ軌道修正。予定していたルートに戻った。
鳩待峠の東側の尾根上を津奈木橋まで滑降して終了。
戸倉ゲートまでの路面の氷は全て溶けていたので、安心して自転車で下れた。
戸倉ゲートに戻ると、車が15台くらいあった。
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