赤子谷発船坂峠越えで裏六甲Pコースに入ったのに途中で消されてる!?
- GPS
- 11:22
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,545m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 10:31
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 11:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
今回は有馬街道に行きかけて戻って水路道を行ったが、狭かったり泥濘んでいる所もあるし、猪まで出るようなので、安心安全を取るなら有馬街道からか。 いずれにしても標識もなく分かりにくいので事前の下調べが肝要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
赤子谷の崩落地は思ったより小規模で、上るのはあっと言う間だったが、まだ剥離した斜面は真新しく大雨や地震があればまた崩れてもおかしくない。 行くのはまだまだ自己責任の場所と思う。 その直後のゴルジュは以前はハシゴやロープがあったと思うが全て無くなってそれでもスムースに通れてしまい、なんか様相が変わった気がする。 県道16号明石神戸宝塚線から船坂峠への道は崩れたり落ち葉や枯れ枝で隠されたりで分かりにくいながらも多くが残っているが、谷底に下りる所や源頭部はよく分からない所もあり、テープも付けられてはいるが小さかったり付けられた枝が落ちてしまってたりでそこに行って初めて気が付く場合も多く、通るにはある程度そういう所を歩く慣れが必要。 白水尾根から入る裏六甲Pコースは何があったか今回は分からなかったが標識が無くなったり消されており、もしかすると崩落などで通れなくなったか、あるいは事故が起こってしまったか、いずれにしても慣れない人が興味本位で入ってはいけない状況と思われる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
4月6日追記 訂正とお詫び
タイトルとレポ中に白水尾根にある六甲P、上級コースと白ペンキで書かれた石が無くなってると書きましたが、詳しい方からあれを動かすとなると重機が必要では、というコメントをもらい、実は自分自身も石どころか破片も何も無いのは変だと思ってましたので画像を処理ソフトで詳しく見たところ、石は無くなっていませんでした。
原因はあの石が尾根を上ってくるともっと正面の嫌でも目に入るところにあったと思い違いしていたこと、あんな遅い時間に通ったことがなく西日が入って木の枝の陰などが石の上に映って白ペンキが見えず石そのものが無くなったように感じたこと、そして手前にある木に書かれた白ペンキには削られたような跡があることなどをもう疲れて時間に追われた状態で一見してよく確認もせず石そのものが無くなったと決め込んでしまったのかと思います。
タイトル、本文や写真説明部分を直接直してしまうことも考えましたが、それではどんな間違いを犯したのかを隠してしまうことにもなりますので、この一文を追記することで訂正とお詫びに代えさせていただきます。
何年か前に見つけ、きついけどおもしろいので時々通ってた裏六甲Pコース。
いつも船坂峠から六甲山頂に上る方向で歩いてたけど、その度に気になってたのがコースの起点が山の下からではなく峠からということ。
せっかくなら峠を越えて分け入っていく道、つまり船坂峠の南から峠に上り、そのまま峠越えで裏六甲Pコースに入っていく。
そんなコース取りが出来ればかっこいいのにと思ってた。
その船坂峠から南への降り口にテープがあることは知ってたし、地理院地図見ると破線ルートも記されてる。
問題はそのルートが山腹の道路脇から始まっていて、そこまでどう行くかが悩ましいところ。
最短距離で考えればバスで奥池まで行って小天狗山経由だろうがなんかあまりおもしろくなさそう。
そこで考えたのが、ちょっと長くなるけど1年ほど前に大規模崩落して最近通ったというレポが多くなってそろそろ岩も落ち着いたようなら自分も行ってみたいなと思ってた赤子谷左俣を上り、そこから南のゆずり葉台に下りて樫ヶ峰から小笠峠経由で車道に下りて登り口探すというルート。
後から考えれば欲張りなコース取りだが、まず赤子谷左俣はやはりしばらく通る人が少なかったせいか枯れ葉枯れ枝や倒木が多くなり、肝心の崩落地は確かに谷を埋めて迫力はあるものの距離は短くあっという間に簡単に上れてしまって拍子抜け。
ただまだ崩落の危険が無くなったわけではないので危ないには違いなく、行く場合はあくまで自己責任だが、崩落した岩そのものはもうある程度安定していて浮き石や動く石も少なく、ちょっと慣れた人なら上ることは簡単と思った。
それ以上にがっかりしたのが昔からの赤子谷左俣の名所であるゴルジュ。
なんかすっきりして簡単になってないか。
以前は確か梯子とかロープとかあった記憶があるのが何も無く、水量は少々あったのにえらくスムースに通れてしまって頭は?状態。
谷全体に美しさが無くなり荒れたけど単純になってしまった印象で、正直ちょっとがっかり。
次にメインイベントの小天狗山北側の道路から船坂峠への道は荒れ果てながらも確かに地理院地図記載通りにあった。
そこには三つの大きな堰堤があり、全く迷い無く巻ける階段等、多くの部分では昔はしっかり作られていたことが分かる道跡が残されてたが、一部谷底に下りる所や源頭部を上って最後船坂峠へのトラバース道に乗るあたりはちょっと荒れていて分かりにくかったし、実際迷った所も。
しかしやはり通る人は少ないながらいるのか、通して青、黄色、赤のテープ、特に青テープがある程度あり、源頭近くの滑りやすそうな所にはトラロープも。
元はしっかり作られてた道が通る人少なくなって荒れたり腐ったり崩れたりで隠されたようになってるのを探すのが面白いルートで、船坂峠に飛び出した時はうれしかった。
しかしここまで赤子谷左俣源頭部の詰めはそれなりにきつかったし、そこから一度下っての樫ヶ峰への関電巡視路の上り返し階段、そしてメインイベントの船坂峠への谷道探しの右往左往で足はもう疲れ果て、白水山にたどり着いた時はもうヘトヘトで時間も遅くなり、それ以降そこから少し六甲山方向に上った所から入るラスボス的裏六甲Pコースのメイン部分も入ろうかどうしようか悩みながら歩くことに。
ところが、もう疲れ果てて足に力入らず俯いて歩いてても見逃すはず無いと思ってた裏六甲Pコースに入る標記、岩に白ペンキで書かれた標識がもうこの辺と思ってもどこにも無い。
さすがにおかしいと思って戻ってみたところ、なんと、そこにあったはずの白ペンキの岩は無くなり、木に書かれた六甲Pの文字もなんか削られてる。
これでは俯いて歩いてたら気が付くはず無い。
それにしてもいったい何があったのか。
木が削られてるだけならまだしも、結構大きかったと思う岩まで無くなってるのはただ事ではない。
コースのどこかが崩落とかで通れなくなったのか、それとも何か事故でもあったのか。
時間が早くて元気なら確かめに入ったが、もうだいぶ足に来てる上にその時点で15時ではさすがに今回は入るなということかなと諦め、そのまま白水尾根を詰めて山頂に行き、その代わり帰りは瑞宝寺谷を下って途中六甲Pコースとクロスする瑞宝寺谷西尾根の斜面を上る所の岩に白ペンキの標識がどうなってるか確かめることに。
山頂で1枚撮って風が出て寒くなってきたのでトイレでウィンド着込んですぐ下り始め、件の所に来るとなんとこちらの岩は以前と変わらずある。
ということは白水尾根を下って小さい堰堤群を巻き、瑞宝寺谷東尾根から瑞宝寺谷に下ってくるガレ場あたりで何かあったということか。
というわけで、盛りだくさんだった上に最後に新たに気になる所が出来てしまった1日になりました。
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