仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳直登 長衛小屋ベース
- GPS
- 24:37
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 2,130m
- 下り
- 2,181m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:17
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 6:10
30分程下った所で間違いに気付き結局ピストンで終わらせてしまいました・・・。
帰りのバスは0950か1330の二択。
摩利支天を諦めたくなかったので諦めましたが、1130運行あれば助かったのに。
天候 | 初日・雨時々快晴 2日目・快晴(ただし両日とも、風速15メートル) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
0600芦安-0658広河原(平日ダイヤ始発) 0800広河原-0825北沢峠へと接続の予定が 暴雨による倒木の為1時間半遅れ。北沢峠に1000到着。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
いわゆる「南アルプス」体験者なら危険個所は無し。 小仙丈ルートは歩きやすい道、藪沢大滝ルートはやや歩きにくいザレ場。 仙水峠から至る道は急登ながらも歩きやすい道、駒津峰からは岩尾根、 しっかりと全身で登れない人には厳しいかも。 個人的には直登ルートの方が、下りの砂礫より楽だったが自己責任で。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
|
---|---|
備考 | 念の為に仙丈ヶ岳にはストックを持って行ったが、下りで邪魔になった。 駒ヶ岳は岩場が多いので、ストックは逆に邪魔になると思う。 |
感想
初の甲斐駒・仙丈なので、自身のレベルが判らないので金休み取り。
金曜は最悪の場合でも幕営場所だけ確保して翌日から日の出前行動。
もしくは金曜仙丈、土曜甲斐駒、日曜予備のイメージでいたのですが。
芦安からの平日ダイヤが、休日に比べ1時間遅。
しかも前日の大雨の影響で、北沢峠途中に倒木があり、広河原で無期停滞。
・・・幸い90分の遅れで済みましたが、北沢峠着は1000でした。
序盤泡を食って仙丈ヶ岳に登りかけたり、大平荘に行きかけたりで時間をロス。
長衛小屋にて幕営(この時点でテントは自分ともう1張のみ)後昼食を食べて
時計を確認した所、11時過ぎ。
【1日目】
本来なら山を舐めるな時間ですが、仙丈ヶ岳までの登りの辛さを経験も兼ね、
13時まで上がってみて、引き返そうと思い偵察しに行ったのですが。
景色も良く、登り易い山でしたので13時前には小仙丈ケ岳に到着。
北沢峠から仙丈ケ岳まで2時間半位で到達出来ました。
ただ登るのに向きになりすぎて、仙丈ヶ岳からのカールをじっくり見たり、
山頂で自撮りしなかったのは、本末転倒だと反省。
下りは馬の背ヒュッテから、藪沢大滝経由、大平山荘ルート。
途中、登りのツアー客(クラブツーリズム)とすれ違うが。しっかりと
ツアー客を先導してくれていて、ほぼ停滞無くすれ違いさせて貰い感謝。
ただ、ここの下りが苦手なガレ場の急下りの連続で、あわよくば15時半の
腹積もりでしたが。おおよそ標準タイムで16時半になってしまいました。
うーん、やっぱり翌日に回して、大仙丈ヶ岳まで行くべきでしたね。
幕営地は学生グループが40人程来ていて、上段はいっぱい。
下段はまばらな感じでした。平日(金曜)なのにこんなに多いのでしょうか。
夜10時近くまで話し声が聞こえましたが、耳栓しつつ就寝。
【2日目】
前日の反省と、帰りのバスの時間(13時半 or 15時半)を見越して早発。
本来なら駒津峰で日の出を見たかったが、長衛小屋から仙水小屋までが
沢なのか道なのか、反対側に渡渉するのか微妙な場所が数か所あり苦戦。
仙水小屋から仙水峠も、ケルンから先の道が見つからず【写真参照】
5分程直登しかけて、やっぱり違うと引き返した所で。
日の出狙いのカップルと出会う、気まずい(苦笑)
仙水峠到着が5時過ぎてしまったので、諦めて仙水峠で日の出待ち。
激風に、フリース・ダウン・ソフトシェルを総動員。
快晴の雲海に映える朝日、紅葉と朝日に紅く染まる景色は圧巻。
駒津峰までは登りながらも、振り返る景色や、時々見える甲斐駒ヶ岳の
雄姿にうっきうき。駒津峰からは、一転してロープ場もない岩尾根に。
直登ルートへの分岐が判らず、一度六方石?の左側岸壁に取り付くも、
滑ったら即死だと思い、途中で引き返す。
諦めて巻き道コースを選択(したと思った)2分後に、大きく分岐が
書いてあり、思わずズッコける・・・。怖がり損w
当然直登ルートを選択。ヘルメットを装備し、気合を入れて登頂開始。
ちなみに今回、単独で直登ルートを登るにあたり。
・当然ヘルメット装着、雨天に他の岩場でトレーニング。
・登山届を広河原インフォメーションセンター2階と、山小屋に提出。
・家族に「(電波入るポイントの最終連絡から計測して、摩利支天経由でそこに戻って来る時間から)連絡が3時間無かったら連絡して。」と、遺言めいたお願いをしておくorz
・・・と、物凄い準備をしていたのですが。難所が、無い・・・。
正直【写真参照】このくらいの登りが3か所位あるかと怯えていましたが。
嬉しい誤算ですが。ま、慎重すぎるに越したことは無いですよね。
ロープに頼らず手足のみで2メートル登れる人なら初見でも楽勝だとは思いますが
誰にも助けて貰えないし、そもそも下りの方が怖いので登れない人は怖くなっても
引き返せない地形なので自己責任で挑戦するのは基本ですよね。
甲斐駒ヶ岳頂上は、凄い風でしたが、ここに来るまでにトレーニングや
様々な準備をしてきたので感無量でした。
「火國主之神」の石碑あたりの風は凄まじく、思わずよろける。
そういえば書き忘れましたが、駒津峰から風が凄まじかったので
体温低下も怖いので、ベースレイヤーの上に一枚羽織る。
帰りは巻きルートを選択するが、砂礫で歩きにくい。
正直、こちらの方が登るの大変で無かったのかと思う。
そして摩利支天方面が見えるが、相変わらず【写真参照】ここでいいのか悩む。
「誰しも行く場所ではない」
「山と高原地図では危険マーク」
なのを考慮して、強いて言うならロープの切れ目に一歩踏み込むが、
やっぱり足を滑らせれば即死と、諦めてそのまま下山するルートを
選択した(と思った)5分後に、摩利支天分岐が見えズッコケる。
駒津峰9時到着。風を除けば素晴らしい快晴の為、混み始める。
日頃、あまり人の居る山域を登っていないので、すれ違いに苦戦する。
オレ、ニンゲンキライ・・・。
特にツアー客の20人位の集団と3回程すれ違うのが停滞が辛い。
駒津方から双児山経由して帰るつもりが、ほぼ降りきった所で間違いに気付く。
来た道なので、長衛小屋にはとんとんと到着。
11時半のバスがあれば幸せになれるのになぁ・・・と思いながら、
フライシートと寝袋を干しながら昼食、12時頃にバス停まで歩く。
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