檜洞丸〜西丹沢の人気峰を玄倉から静寂周回 展望・紅葉・花を堪能
- GPS
- 08:27
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,808m
- 下り
- 1,810m
コースタイム
- 山行
- 7:44
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:27
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●西丹沢県民の森から石棚分岐 あまり利用されていないのか、踏み跡は薄めだが迷うことはない。苔生した中の細い杉林の急登は時折ジグを切るが基本直登で、急登マニアは萌えるかも。杉林からブナ林になると若干傾斜は弛むが石棚山分岐直前まで平坦な箇所はほぼない ●石棚山〜檜洞丸 省略、問題なし ●同角山稜 同角の頭から大石山まで、急な登降が続く距離以上の体力コース 急峻な細尾根が続き、要所に鎖、梯子、橋も設置されているが、バランスを崩さぬよう ●玄倉林道 林道の山側法面では山中で見かけた花の大部分が見られる |
写真
感想
先週、表尾根で丹沢にも秋の気配を感じました。ただ、人の気配もよりたくさん感じたので(苦笑)、丹沢一般ルートでもちょっと静かめのコースをチョイス。玄倉ゲートから檜洞丸を周回してみました。
西丹沢県民の森からのコースは初めてでしたが、利用する人が少ないようで、ですが迷うほどではありません。杉林の中ですが、苔の地面に伸びる薄いトレールが好ましい部分もありました。
800m付近からはぐいぐいの急登で絞られます。昔は急登大好きだったんですが・・・・。体重20+んkg増は伊達じゃないですが、先週と違い”見栄を張る”必要はないので、亀登りで脚に疲れをためないように・・・・(^_^;)。傾斜が緩むと待望のブナ林が広がります。石棚山稜のブナ林は頂上付近より好ましいです。視界が開けると富士も先週よりさらにくっきりと見えます。
丹沢の場合全山一面の紅葉というわけにはいきませんが、それでもブナの黄、ツツジやモミジの紅が目を愉しませてくれます。澄んだ空の青と富士、紅葉はなかなかです。
頂上着は予定を若干オーバーしましたが、比較的早出した効果か、着時は7、8人程度で静かでしたが、休んでいると次々到着します。で、一休みするとすぐ踵を返して、同角山稜へ。
同角山稜は3回目ですが、記憶よりもアップダウンが多い気がしました(汗)。同角ノ頭手前で展望開け、蛭がドーン。このアングルの蛭が見たかったのだが、昔もここの展望こんなに良かったっけ?
大石山へも梯子、鎖を交えながら、急な登降が続くが、岩場でビランジの咲き残りに逢えました。
ユーシンからの玄倉林道、実は先週のnavecatさんのレコに、小生未見のシラヒゲソウが見られるとあったので、探しながら戻りました。幸いなんとか見つけることができ、写真はう〜んだったものの、感激でした。ただ、山側ばかり見ていたので首が痛くなりました。
登路、降路とも、石棚〜頂上以外はユーシンに着くまで全く人に逢わず、静かな山、紅葉、展望、秋の花の名残を堪能しました。軽くもなく重くもなく、佳い一日コースです。
おはようございます。
写真10で落ち着いた渋い色調を見せた直後に、次の写真ではいきなりハイテンションな写真、その後も何度か変わる表情。まるで3の倍数でアホになった「世界のナベアツ」のようです。これはカメラが撮影者にシンクロしているのか、それとも逆らっているのか? 楽しいカメラです
丹沢の紅葉綺麗ですね。特に透過光で輝くブナがキラキラで最高です。
shaminekoさん、コメありがとうございます。
世界のナベアツ、なんか懐かしい響きでございます。
写真11撮影前、何をしたのか覚えてませんが一瞬液晶画面にポップアートというのが表示され、何かなと思いつつシャッターを切るといきなりド派手な色調のカットが表示され、驚きました 。これ、ひょっとして撮影時から掛けられるフィルター効果(oriの場合アートフィルターと言ってたかと)かなと思いましたが、面白がって ちょっと撮影してみました。が、やはりド派手な濃い味付けは好みでない(普段から塩分控えめです )ので、モードダイヤルをartにしてポップアートになってるのが分かりましたが、解除方法がわかりません。ただ、モードダイヤルをi-autoモード(全てお任せ)にした場合のみアートフィルターも適用されようないので、当日はそれで行くことにしました。
ただ、小生いつもカメラをショルダーベルトでぶら下げて歩いているせいか、時々モードダイヤルが体と触れて動いていることがあります。気が付くとi-autoに戻したのですが、見過ごして、写真71以外にもドーピング写真が紛れ込んでいるかもしれません。
世界のナベアツというか、オートマ車を操作誤り、急発進させた初心者 の感じです。
フィルター効果を掛けなくても、素晴らしく鮮やかな沼ノ平の色彩。西丹沢のブナ林も大好きなんですが、東北や沼ノ平のキラメキにはやっぱ敵わないので、テンションダウンしないよう、shaminekoさんのレコアップされているのは知りつつも、本レコアップし終わるまでお預けしていたodaxでした。
西丹沢は、憧れのエリアです。
紅葉が、めちゃくちゃきれいですね。
今年の春の、ツツジ、とくに
シロヤシオは、裏年だったようですが
花に養分が、行き渡らなかった分
紅葉に、栄養が注がれたようで。
シラヒゲソウも、一度見てみたいものです。
今回、偶発的?に、カメラワークを
いろいろ試される機会になったようで
レコ全体の雰囲気が、一味違う感じで。
写真の並び順も、「読者」の僕と
しましては、カテゴリー別な配置が
花、展望、紅葉それぞれの
奥深さを感じ取れる配置で。
参考にさせていただきます。
komakiさん、コメありがとうございます。
西丹沢は表丹沢とは一段山の深さが違います。特にその渓は石英閃緑岩の白さが沢の明るさを増し、水の青を引き立てます。規模は違いますが、中アとか甲斐駒とかの花崗岩の山に似た雰囲気です。komakiさんも機会があれば、是非一度どうぞ。
天気が良かった のもありますが、小生にとっても丹沢の秋山としては結構”当り ”の方だったかと思ってます。樹々を透かす陽が、様々な明度の暖色に染める下を歩いてて、ちょっと毛が逆立つのを感じましたが、これは昨年の飯豊以来です。
シラヒゲソウ、造形から想像してたよりもずっとちっちゃな花 でした。今まで知らなかったのかと言われそうですが、若い頃の様にズンズン歩いていると、たぶんほとんど視野に入らないかと 。
一部アートフィルターによる盛り写真 以外は、特にレコ書きっぷり や写真 で、特に変えているつもりはありませんが 。ともかく、ここんとこがっぷり山に入れ込んだ 山行がなく、半端なハイクが多かったのを考えると、今回は日帰りとはいえ充実度は高め ではありました。odax個人のレコ中では相対的にはですがネ 。
odaxさん、こんにちは。
紅葉がこんなに綺麗な時期に素敵な花が沢山咲いているんですね!
冨士・紅葉・花・鳥・蝶・水の流れ
綺麗な物のオンパレードですが、山ガールが抜けているのが減点でしょうか?
写真64はodaxさんでも決めかねますか
私なら、ヒガラかシジュウカラって書いちゃいそうです
makoto1959さん、コメありがとうございます。
ホント天候に恵まれましたし、コース選択も正解でしたかネ。花も 特に、シラヒゲソウ見れるか?の野望以外、特に期待してなかっただけに予想以上でホクホク でした。
写真64は、まあ第一感ヒガラかと思いましたが、今回写真枚数も多く、きっちり確認する余裕がなく、花 は間違いだらけでも、動きものは間違えたくないと保留してましたが・・・・、やっぱヒガラですかね 。
>山ガールが抜けているのが減点
ふふ 、皆がうらやむcuteな嫁様といつも一緒のmakoto1959さんに言われると、グー の音も出ません。しょうがないので、急登に耐えた山頂で1人ピース でもしますか 。
odaxさん、こんばんは。
檜洞丸、同角山稜、いいですね。結構な距離ですね。小川谷の辺りに登山道があるのですか。小川谷というと難易度の高い廊下のイメージです。
45年前の高校生の頃です。12月の土曜の午後発(週休2日でないし)、まだ丹沢湖が無かった時代ですが、夕方に玄倉から林道を歩いてユーシンで泊りました。翌日、同角山稜を登って檜洞丸、箒沢に降りたことを思い出しました。この時初めて、霧氷というものを見ました。登るにつれて、辺りの木々の枝が白くなってきて、仲間と大騒ぎでした。雪の気配は全くなかったので、意外だったし、きれいな透明の霧氷でした。
kyenさん、コメありがとうございます。
丹沢に入り始めると、自然と沢にも手を染めましたね。玄倉川流域の渓は、その美しさ、悪さでも、憧れでした。きちんと登攀技術を習得していないので、所詮沢歩きレベルから抜け出られなかった我々にとって、登攀性の高い沢は問題外でした。が、小川谷廊下はその美しさからなんとか行きたいと憧れ、少しずつステップアップしていたのですが、その矢先山の相棒が山から去ってしまい、憧れのまま小生の沢歩きはツンドラに埋まってしまいました 。
同角山稜はその玄倉、小川谷の各支流が尾根筋まで急峻なルンゼで這い上がり、丹沢では他で見られない、険しい稜線です。丹沢の主峰群のど真ん中にある感じも好きなんです。
kyenさんが訪れたのが12月で霧氷だったとのことですが、あの稜線での霧氷もいいでしょうね 。でも、ちょっとずれて雪を見るようになる頃には、その厳しさはグンと上昇するでしょうね。行けるかな〜 。
こんにちは!
綺麗な紅葉見られましたね
丹沢の紅葉は 赤が少ない気がしていましたが
華もまだ多く
この時期 いいルートでしたね
でも 急登と林道長く
見栄をはらないとすると
重くないルートとは思えないですが
全然 <リタイア>なんて言葉が当てはまらないじゃないですか
お疲れ様でした
先日 転んで打った尾てい骨が痛くて
NBチェーンアイゼンの改造を試みてました
on-boroP
P.S.
天気がいいのに 山に行けなく 工作していましたとの事です。
boroPさん、コメありがとうございます。
小生にとっても地元の山でありながら、丹沢等南関東の山の紅葉のイメージは、黄色主体で、しかも枯れている状態と混在しているイメージなんです。紅葉最盛期に行っても、東北や信州の鮮やかさ、華やかさとは、”やっぱ違うよなー ”と、いつも思っていました。
今回も、引いた絵ではそれらには一歩及ばないかなと思いつつも、鮮やかな色付きの樹々を配して景色を切り取ると、澄んだ空も相まって結構いいじゃん!?紅葉期 の丹沢では、自身の記憶ではぴか一に近かったと思います。
この周回ルート、もち個人差はあるでしょうが、平均的な体力の山レコユーザなら、ほんと軽くもなく、重くもなく、丁度よいルートかと。体力的には、大倉から丹沢山のピストン位 ?
前半の急登と同角山稜のアップダウンは堪えますが、大石山まで辿り着いてしまえばあとはひたすら下り。林道が長いのは普通精神的につらい のですが、ユーシンからの林道歩きは、渓相も良く、花 も豊富で、むしろ例え疲労困憊になってたとしても、時間はかかるが脚を前に出してさえいれば着けて、安全な最終行程のイメージです。
好天 に恵まれたのもあり、リタイヤ ではなく、リトライ したくなるコースでしたよ 。
PS 追加文の1行目と2行目の脈絡が分かりませんが・・・・、尾てい骨お大事に
PS2 脈略、理解しました。
魅惑の西丹沢周回コース、いかんなくその魅力を
拝見させていただきました
私が歩いたときも事前情報を覆すほどの玄倉林道の花の咲き
具合でした。odaxさんも堪能されたようで良かったです
シラヒゲソウの写真なのですが私がレコに出したのは鉄砲沢を過ぎた
ところのものでした。今回のルート図から想像いたしますにodaxさんが
撮影されたシラヒゲソウは本当に少数が僅かに咲いている箇所のモノ
だったかと思います。お写真を拝見いたしまして、まったくもって
「う~ん」などは感じないです 惹きつけられます
充実の秋の一日、なによりに存じます
※まことに恐縮なのですがodaxさんに是非、見ていただきたい当方の
過去レコです。ご覧いただければ幸いです。↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-554856.html
小生、山 歴だけは長いですが、整備された登山道をのんびり辿るだけのユルハイカーです。一応丹沢がホームグラウンドと言いながら、丹沢の花知識やバリルートにも疎く、いつもnavecatさんはじめ、丹沢を愛する多くのユーザの方々のレコ を感心しながら拝見しております。今回も、容易に辿れる所のみつまみ食いさせてもらいました 。
シラヒゲソウ、おかげで少数ずつではありますが、2か所で見ることができました。でも、写真も簡便なコンパクトカメラ でありながら、まともに操作できずモード違いにピンボケとは (汗)。
そんなで、navecatさんの朝日向尾根レコ始め、丹沢に精通されてる方々の素晴らしいレコには及びもつきませんが、そんな小生なりには、秋の丹沢を満喫できた一日でした 。
故郷尾道のレコ、小生が綴るよりも丁寧なレコで挙げていただき、ありがとうございます<(_ _)>。それにしても、navecatさんのレコ 、いつもチェック☑してたつもりだったんですが・・・・、見逃してたんですね 。
浄土寺、千光寺、朱華園、桂馬・・・・。
「尾道か…。何もかも皆懐かしい。」(←沖田艦長風に)
まあ、朱華園はほぼ毎年、他も数年に一度は訪れてますんですがネ 。
拙者、久しく丹沢には行っていないのですが、中でも西丹にはとんとご無沙汰です。
……と言うか、活動範囲は表丹が中心なので、西丹と言えば、檜洞丸、大室山ぐらいかも。
バスに乗って、延々と奥に入って行くイメージが強くて……。
⇨⇨でも、そりゃ、西丹だけじゃないだろ!と言われればそうですがm(_ _)m
シラヒゲソウですか☆彡
勿論、拙者はお目にかかったことはありません。
下よりも上に目が行ってしまい、あ〜ブナの紅葉は素晴らしいな……ってのが先で(@_@)
半袖隊長
yamabeeryuさん、コメありがとうございます。
遠いのは確かですが、たまには西丹沢へもおいでください。アプローチ不便なのは特に下山時の制約が多いですので、隊長の脚力ならば、西丹入り、大倉(あるいは渋沢)アウトとすれば存分に歩けますよ 。
確かに紅葉時期は「上を向・う・いて、歩こ・お・およ 」ですよね。でなくとも、"向上"心旺盛で、快速な隊長ですから、下のちっちゃなシラヒゲソウは「君の名は?」ノミネート探索の網にも中々掛からないかもしれませんね(小生も探してる間家族連れにもバンバン抜かれました)。
PS 今、先週の隊長と多分同じ路線に揺られています。ふふ、(軽ハイクだけど)もっと遠く(←県境越え)に行ってやる 、と。
ところが、ちょうど隊長の高原山レコ読み直していて、ある隊長のレスに
「えっ⁉ 」
と、間髪を入れず車内放送「…方面は、**:**の〇〇までお待ちください。」(暫定ダイヤでした (乗換案内には反映されない?)。スイカで乗り込んだのもあり、気が付きませんでした。_| ̄|○
ぐるぐるぐるぐる…。(地図もないので)より近場の軟弱ハイクに切り替えです 。
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