【日本百名山】冬の九州最高峰・宮之浦岳+黒味岳 淀川ピストン


- GPS
- 08:57
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,131m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 8:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
◎淀川登山口 屋久島空港から車で約1時間/水洗トイレ有/駐車場10台程度 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎淀川登山口〜淀川小屋〜小花之江河 よく整備された登山道。大部分、木道の上を歩く。淀川小屋からは高度が上がる ◎小花之江河〜花之江河〜投石平 登山道に水がしみ出している。冬季は凍結してアイスバーンに。 ナメ沢みたいな岩場に氷が張ると実に厄介。アイゼン要か ◎投石湿原〜栗生岳〜宮之浦岳 ハイキング道の印象が強い宮之浦岳ですが、この区間はハードなロープ場も登場。 冬季は雪が増えてきて階段も増える。偽ピークが3つ程あり、山を越えまた越えて やっと宮之浦岳が現れる。まさにラスボス。宮之浦に登らないと永田岳は見えない |
その他周辺情報 | ・RAKUSAホテル http://www.rakusa-hoteland.com/ 使用した登山靴、アイゼンも洗えます。朝食は完全セルフサービス。 オーナーは登山エコガイドツアーに精通された方なのでお任せもアリ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
携帯トイレ
ストック
チェーンスパイク
|
---|---|
備考 | 樹林帯を抜けると電波状況が良くなります(docomo) |
感想
屋久島ひとり合宿も最終日。という事で総仕上げ!お正月ですが元日の降水確率が
屋久島では驚異の0%!これはパーフェクトピーカン。奇跡の巡り合わせですわ!
これは(いつか登りたかった)九州最高峰の宮之浦岳にいつ登るの!?今でしょ!
【宮之浦岳(みやのうらだけ)】 標高1935m/ 九州百名山 79座目
【黒味岳 (くろみだけ) 】 標高1831m/ 九州百名山 80座目
ここが南国の屋久島と忘れさせる位の雪景色。山頂の宮之浦岳周辺は聞けば札幌と
同じ年間平均気温なんだそうでね・・・標高によって植生分布が変わる、屋久島が
世界自然遺産たる所以を肌で体感してきました。この”洋上アルプス”と称される山
とにかく山の美意識が他と一線を画する・・・屋久島住民の方もこの景観を守る為
ごみの分別も厳しいですし、街の自販機にペットボトルのゴミ箱も見当たらないし
どこかの日本一の●●の山と呼ばれる山とは一味違うな・・・とかふと思いながら(笑)
町の人々の環境に対する意識や努力もあって、この景観が守られているなと思うと
頭が上がりませんね。この宮之浦岳が10年後も20年後も変わらぬ景色であることを
切に願います。あと宮之浦岳は九州では珍しく、女性的な山容の山ではないかなと
九重や霧島、祖母のような「槍・穂高」的というより「仙丈・燕」的な感じですね。
例年なら年末年始はこんな生易しい「なんちゃって雪山」状態では無く、ガッツリと
10本爪以上ピッケル装備で臨むべき冬の宮之浦岳。ラッセルラッセルもせず、楽に
最良のコンディションで登頂でき幸運でした。普通の年の冬なら参考外かも・・・
だいたい、登り始めに宮之浦岳を選ぶ自体がクレイジー極まりないスタイルですが(笑)
年末年始の3日間を有効に使い、九州百名山を効率的に登れました。これはひとえに
宿に選んだRAKUSAホテルの恩恵では無いかと。九州には九重に飯田ヒュッテという
宿がありまして・・・私の師匠が経営する登山者のための宿なんですが、屋久島にも
ここのRAKUSAホテルは登山者のためを思うオーナーが経営する素敵な宿泊場所でね
ぜひ屋久島で山巡りする人が居たら、断然ココをお勧めします。話好きなオーナーと
夜は語らい、ホテルサービスの恩恵を存分に受けて下さい。色々有難うございました
九州百名山を完登したら、またオーナーはじめ仲間のみんなに会いに来たいですね!
最後に屋久島で一番美味しかったもの・・・それは宮之浦岳登山道の雪解け水でした
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