2016元旦 丹沢山から初日の出(^O^)/(大倉〜塔ノ岳・丹沢〜蛭ケ岳〜姫次・焼山)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,009m
- 下り
- 1,998m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 8:20
天候 | 1日目:曇り時々晴れ(一時みぞれ) 2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)焼山〜三ケ木・橋本(バス)〜自宅(電車) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・堀山過ぎると泥濘あり、 ・尊仏山荘からの丹沢方面の下りは凍結で要注意。雪の影響はありません。 ・防寒対策、着替え十分に。 |
その他周辺情報 | ・焼山バス停の三ケ木方面行きは1日2本。午後は16時38分 |
写真
感想
今年の正月は帰省をずらしたため、みやま山荘で一泊することにしました。
みやま山荘は一昨年のゴールデンウィークでお世話になりましたが、表尾根の鎖場の大渋滞で山荘への到着が遅れ、食堂で二人に一つの布団で、風邪まで引いた苦い思い出の山荘です。
そんな訳で今回は少しでも早く着けるようバカ尾根のコースにしました。
1か月以上前に予約。天気だけが心配です。大晦日は今一つでしたが、元旦は素晴らしい天気に恵まれ、初日の出・富士山が拝め素晴らしいスタートを切ることができました。
(1日目)
31日は実家から送ってきた力餅食べて5時前に自宅を出発。
大倉は大晦日ためか、いつもよりは人が少ないようです。”丹沢クリステルさん”によいお年をのご挨拶をしていざ出発。
見晴茶屋までで息が上がってます。最近、厳しい山行してなかったので先々がとても心配です。ここからは、気合を入れ直して急登に臨みます。それでも予定より20分も早く休憩ポイントの堀山に到着です。
風邪が冷たく、休憩の人もいません。震えながらオニギリでエネルギー補給です。
ここからはジャケット着たり脱いだりの体温調整です。上空は青空なのですが、少しみぞれ混じりの天気です。泥濘もあります。
山の先輩は前日に蛭ケ岳を縦走しており、危険個所や防寒対策など色々とアドバイスしていただき、本当に助かりました。感謝・感謝です。
花立山荘手前の最後の階段(約320段)を力を振り絞って登ります。”おしるこ”の旗が風に揺らいでいるのを見るとほっとします。
おしるこの餅で力をもらい塔ノ岳に向かいます。ここからは雪が降ったあとが目につくようになります。今年も鹿には合わずでした。
塔ノ岳も人はまばらです。お湯沸かしましたが、肝心のカップラーメン忘れて山小屋で買いました。(値引きなしの350円)(*_*)
(昨年は権現岳でコーヒー忘れ、ほんとおっちょこちょいです)
山荘の裏側の下りは雪も多く残っており、階段は凍結しているので要注意です。泥濘も多いですが稜線は相変わらず素晴らしいです。
丹沢山には3時半すぎに到着。(前回は5時到着)まずは受付です。今回は2階で3人で2つの布団のようです。
僕は布団と布団の間です。(寝返り打つ度、ずれて間が空いてました。(笑))
個室もあったので人が来ないうちに着替えられました。今回は食事まで時間がたっぷります。早速ビールをいただきます。心地よい疲れとストーブの暖かさ、睡魔が襲ってきます。
食事な何と豪華です。
布団が隣のIさんご夫婦に食後にお酒の席に誘っていただきました。Iさんご夫婦は山歴40年とのことで、週1回の登山と大ベテランです。
実家、お子さんの住まいなど、僕の家が近いこともあり話が盛り上がりました。栃木から来た二人連れの娘さんやお酒をごちそうしていただいた、Iさんの更に先輩と楽しい大晦日を過ごさせていただきました。Iさんご夫婦はほとんど毎年みやま山荘でお正月を迎えられてるとのことです。また来れれば、お会いしたい素敵なご夫婦でした。ありがとうございました。
お月さま・★も見え、明日は期待できそうです。ムニャムニャ・・・
(2日目)
暗いうちから、外の空を眺めると快晴のようです。朝食も豪華です。お年玉付きでした。(^v^)外は木が多いので、部屋の2階の奥の個室から初日の出を迎えます。少しずつ見え始める日の出をじっくり見たのは初めてで大感激です。
出発の準備を整え外へ、栃木のお二人に”富士山見ましょ”とお声掛けしてスポットへ向かいます。大きく、壮大な富士山にお二人とも驚きと大感激です。ほんと日本一の山って感じがします。このために来たんですもの!(^v^)
手がかじかんで冷たいです。ホッカイロで温めながら写真撮影です。
お二人は車なので、塔ノ岳方面へ、僕は蛭ケ岳へ向かいます。
いきなり、かなり下ります。身体が温まってないので慎重になります。(携帯の電池も昨夜から切れてました。単独登山だし余計慎重にと。山では携帯電源OFFかも)歩くうちに手も温まり、ホッカイロもいらなくなります。
富士山を横目に素晴らしい稜線をいくつも越えながらの贅沢な景観のルートです。でも先輩のアドバイスの通り稜線は風があり冷たいです。
不動の峰、ネジネジの木、鬼ケ岩、鎖場など一昨年に来たスポットが思い出され、懐かしい気分にさせられます。
蛭ケ岳には10時前到着。まだ人は一人だけです。富士山に南アルプス、八ヶ岳まで眺望が拡がります。大パノラマに感激です。
山の先輩がよく行く甲斐駒ケ岳や鳳凰三山も見えます。(いた方に教えていただきました)
当初は檜洞丸経由の西丹へ抜ける予定でした。時間的には問題はなさそうなのですが、いらした方に聞くと鎖場も厳しく変化しておりアップダウンもあるとのこと。単独登山で行くには電池切れや体力的にも厳しく不安要素が大きいことから断念しました。一度経験のある姫次〜焼山に抜けるコースに変更です。
姫次の手前では結構ヘロヘロ(疲れ+エネルギー不足)です。変更して正解だったと感じました。みやま山荘の焼き肉弁当も冷たくて震えながらの昼食です。
バスの時刻が分からず不安はありますが。ここからは焼山方面に下るばかりです。途中すれ違う方に蛭ケ岳の雪の状況をよく聞かれました。(雪はまったくなし)
この時間から蛭ケ岳へ向かう人をよく見かけます。蛭ケ岳への階段を考えると、とても僕には無理そうなので(多分)感心・尊敬さえしてしまいます。(先輩の健脚にもいつもビックリ・・真似できません)
焼山バス停の時間は同じ下山の人にも聞かれました。これから登る人にも聞いてみましたが、車の人でバスはないかもとの答えに不安いっぱい!(一昨年前は余裕で間に合ったのですが・・携帯の電池が悔やまれます。)
不安に思いながらも、途中からかなり急ぎ足になります。焼山には着くと間もなくと思ってましたが、まだ、約4Kmある標識見てがっくりです。標高が1000mとなかなか落ちないはずです。同じ下山の人はさっさと抜いて行きました。
ようやく歩道に出て700m歩くとバス停が見えます。同じルートの人も見えません!(少し不安でも最悪はタクシーかななぁんて))
4時前に焼山バス停に到着。時刻表は4時38分とひと安心です。(一昨年と変わらずでした)同じルートの人は手前のバス停に向かったと思われます。
何はともあれ、無事下山に感謝です。
なかなか僕の体力では行けるコースではないですが、よいスタートがきれました。(^v^)今年はもう少し、体鍛えなくっちゃ・・・です。
こんにちは、kan-chanさん。
清々しく、素敵な山行でしたね。
丹沢は蛭のイメージがあるのですが冬は平気ですか?
コメントありがとうございます。
お正月もあっという間に通り過ぎてしまいましたね!
丹沢は大雪の場合は難儀(どこでもそうかも)しますが、雪でも人気の山だけにトレースもあり、冬でも平気ですよ。 (夏場より多いくらいです)
もちろん凍結個所もありますが、アイゼンがあれば、むしろ歩きやすいくらいです。
冬は空気が澄んで青空・ も見え、最高の山行が味わえますよ。
Francescaさんも是非行ってみてはいかがですか?
<追記>
蛭のお話でしたね!まだ僕は蛭遭遇はないですが、冬場は寒くていないと思いますよ!
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