記録ID: 795245
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
正月ボケの心身に喝を!その2・丹沢主脈縦走
2016年01月10日(日) [日帰り]
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 08:13
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,073m
- 下り
- 2,067m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 8:12
15:32
ゴール地点
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:12 京王電鉄株式会社京王相模原線橋本駅 6:20 神奈川中央交通バス(三ヶ木行き)橋本駅北口BS発 三ヶ木BS下車 6:55 神奈川中央交通バス(月夜野行き)三ヶ木BS発 焼山登山口BS下車 【復路】 15:38 神奈川中央交通バス(渋沢駅行き)大倉BS発 渋沢駅北口BS下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【焼山登山口BS〜焼山】 バス通りから案内に従って左折し林道をしばらく進むと、登山道への入口へ至ります。 少し登ると、西野々からの道と合流し、よく整備された樹林帯の登山道を進みます。 いくつかの尾根をまきつつ高度を上げていき、最後に北側の薄暗い九十九折の急登を越えて尾根に出ると、焼山山頂への分岐があります。 山頂には、展望台があり、相模原はもちろん、東京都心方面を望むこともできます。 【焼山〜姫次】 穏やかな道を緩やかに高度を上げながら進みます。 黍殻避難小屋付近からやや傾斜が急になり、八丁坂ノ頭から先は、しばらく木道が続きます。 東海自然歩道最高点を過ぎると、程なくして姫次へと至ります。 【姫次〜蛭ヶ岳】 姫次からしばらく下り基調の道が続き、地蔵平に至ります。 地蔵平からは登り基調となり、木段が繰り返し現れます。 辛抱強く木段を登って高度を上げると、背後が開け、富士山や南アルプス、八ヶ岳が見えるようになります。 日の当たらない木段は、表面に霜がついているため、スリップにご留意ください。 【蛭ヶ岳〜丹沢山】 開放的で非常に気持ちのいい稜線歩きです。 鬼ヶ岩の登りには、鎖が設置されていますが、三点確保で十分に通過可能です。 気温が上がる昼以降は登山道の一部が泥濘化しています。 不動ノ峰休憩所を過ぎて下った後、一気に登り返すと、丹沢山に到着します。 【丹沢山〜塔ノ岳】 こちらも下っては登り返しますが、上記蛭〜丹に比して程度は軽いです。 【塔ノ岳〜大倉】 かの有名なバカ尾根こと大倉尾根を下ります。 木道等が要所に整備されており、歩きやすい登山道です。 通行量が相当程度多いので、すれ違いや追い抜きの際にご留意ください。 |
写真
感想
約2年前、師の山行記録を見ていて発見した、丹沢主脈縦走。
バス運行の関係上、土日祝日のみ可能であり、北から神奈川県最高峰の蛭ヶ岳、日本百名山の丹沢山、人気の塔ノ岳という丹沢山塊の名だたる山々を日帰りで一気に縦走できるルート。
「丹沢最高峰の蛭ヶ岳に行くには泊付きが必須」と思っていた私には天啓に等しく、歩き切れた後の充実感はこの上ないものでした。
また歩きたいと思いつつも、他の山行予定が入ったり、積雪後の不安等があり、しばらく訪れることができずにいました。
昨年末に行きたいと思いつつも行くことができなかったところ、今シーズンはまだ積雪もないとのことで、年末年始で不摂生の限りを尽くした心身を引き締めるべく、約2年振りに歩くことにしました。
前回は初見ということで、次々と現れる木段や下っては登り返す稜線に苦戦した印象でしたが、今回は眼前に広がる大展望を堪能しながら比較的余裕をもって歩くことができました。
前回、途中で雲の中に隠れてしまった富士山も、最後まで姿を見せてくれ、前回以上の満足感がありました。
今回、下山後に所用(飲み会ともいう)があったため、各ピークであまりゆっくりする時間をとりませんでしたが、同じくらいのペースで歩ければ、次回は調理やおかわりコーヒーも楽しめそうです。
しかし、蛭ヶ岳でやり残したことがあり…
かといって、短期間で同じようなルートを歩くのも…
さて…
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:795人
rgz91さん こんにちは〜
丁度昨日「丹沢縦走ってバスでどうやったら行けるんだろう・・」のシュミレーションしてたんです。こうやって行けるんですね!!
大倉スタートばかり考えてましたが、そうか、大倉をゴールにすればいいんですね・・メモメモ
丹沢は鍋割山に一度行ったことがあるくらいで知識がほぼゼロなんです。
レコすっごく参考になりました
ほほぅ。蛭ヶ岳が神奈川の最高峰なんだ・・・
そんなことも知らない丹沢ビギナーです
っていうかペースめちゃ早いですね。
若いっていいなぁ。。。
kerolinaさん、こんばんは。
何だか絵にかいたようなシチュエーションですね。
私は、バカ…いや、大倉尾根を登りたくないので、大倉以外を起点に考えることが多いですね。
他を考えても、今回の焼山登山口かヤビツ(又は蓑毛)になってしまいますけど。
私も、西丹沢はおろか大山すら行ったことがないビギナーですが、参考になったのであれば幸いです。
ご案内できるほど詳しくはありませんが、ご一緒するのも面白そうです。
今回のペースは、装備をかなり絞ったのと、下山後の所用(飲み会)があったからだと思います(笑)
お供させて下さいませ〜♪
ヒルさんの眠っているうちに。。
こんにちは!
蛭ヶ岳を日帰りで何とかしようとするとどうしてもドタバタになってしまうんですよね。
いつも車な自分は早朝に大倉へ車を停めて一気に蛭まで登って引き返す、という中途半端なことをやるのですが、やはり素直に公共の乗り物を使っていくべきですね、はい
次はヤビツ発の塔〜丹〜蛭〜檜の縦走、期待しています!(笑)
(というか、これやったことないんですよ。車2台使えば余裕でできるのですけどね)
joeさん、こんばんは。
つまらない冗談を思いついてしまってすみません…
蛭ヶ岳は、南から攻めようとするとどうしてもアプローチが長くなってしまいますね。
その意味では、焼山側はかなりいいルートだと思います。
バス等、条件はかなり限られてしまうのが難点ですが。
表尾根にしても主脈縦走にしても、開放的な稜線歩きが魅力ですね。
その両方を繋いで歩けたら、本当に面白そうです。
やり残したことがある蛭ヶ岳の再訪に当たっては、主稜縦走もいいなぁなんて妄想しているところです。
rgzさん、こんばんは!!
大分前に東野から入ったのですが、
その時の稜線歩きは完全な「修行」だったのを思い出しましたよ〜
実はこんなにも気持ちのよい道だとは!!
富士山もクッキリ見えていて素晴らしいですね〜
流石に自分ではこのペースはキツそうなので
もう少し日が長くなりつつも山ビルが出る前くらいの時期に
是非行ってみたいです〜
そうそう、最後の2枚は…
もつ屋感謝祭の前哨戦という事ですね!!
keiさん、こんにちは。
平丸や東野から登ることも考えたのですが、コースタイムがあまり変わらないようだったので、結局焼山登山口からにしました。
開放的な稜線ですが、天気が悪いと木段だらけのドSな登り返し地獄かも…
天気がいいと、富士山を横目に歩けるので、今度は快晴の日に是非!
南下してるので、進行方向は常に逆光なのですけど。
最後の二枚は…トレーニング後のたんぱく質補給ですよ。
感謝祭を意識なんかして…ませんよ、たぶん(笑)
喝で始まりモツで締める・・・
どっかで聞いたことのある響き・・・
あれはカツでしたね・・・
連続で喝を入れるほど不摂生をしたとは思えないので、何か強い意気込み、
並々ならぬ思いを感じます。
それにしてもいい天気!
蛭ヶ岳からの稜線歩きは夏の森林限界を思い起こさせる景色ですね。
この区間はよそ見や振り返りはしないともったいないですね。
LArcさん、こんにちは。
カツとモツは下山後ですが、登っている最中は自分に喝を入れてました。
そのおかげかどうかはわかりませんが、前回よりは精神的に余裕をもって歩けました。
余裕があれば、景色もより堪能できて、いいことづくめでした。
標高は2,000mもないのに、あれだけの稜線歩きを楽しめるのは、丹沢ならではですね。
体もようやく年末くらいに戻ってきたかなぁ、といったところです。
こんにちは。
丹沢、中々行こうと思っても行かない場所ですが、このコースはホントにおもしろそう。
尾根に出てからの縦走路がとっても素敵。
気持ちよさそ〜
人気のエリアなのに、はじめはわりと静かに歩けそうなところもいいですね。
しかし、一気通貫、縦走は結構キツいかなぁ〜
モチ子退治には一役も二役も買ってくれそうだけど
日当りに沿って溶ける霜。
いいっすね。その感性
muniさん、こんにちは。
丹沢は、ヤツの出現がネックで、どうしても涼しい時期に限定されてしまいますよね。
で、気が付くとまた暖かくなり…
昨年行けなかったので、今シーズンはこそはと思っていました。
アクセスがいい場所ではないので、蛭ヶ岳までは人も少なく、のんびり歩けます(標高差はそこそこありますが)。
稜線に至ればご覧のとおり。
距離もかせげるので、憑き物落としには格好のコースです。
泊付きであれば主稜の檜洞丸も併せて歩けるので、いつかはやってみたいです。
日当たりに沿って〜は、木段を登りながらふと足下を見たときに面白いなぁ、と。
お姉様方に感化されてきましたかね
歩ききれた爽快感も伝わってきました〜!
余裕を持って歩けたなら、なおのこと
というか、かなりいいペース!!
もうどこにでもサクッと行けてしまうね〜
そして、正月ボケなんて言ってられないくらい
目の覚めるような写真ばかり!
〆も予定どおりだったようで
wwさん、こんにちは。
前に歩いたのは2年前で、年末年始後の弛んだ体でどこまで太刀打ちできるか不安でしたが、天気も最高で、気持ちよい稜線歩きでした。
技術が拙い分、足腰はできるだけ鍛えておこうと思います。
ので、ww先生、どこかの雪山に連れていってください(笑)
〆は、同い年で未だに成長著しい(主に横方向)友人との会だったので、このくらいの茶色は基本スペックだったりします。
液体摂取が過ぎて、翌日はやや不調でしたが
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する