会心の会津駒ヶ岳 ーラッセル苦戦も救世主現る

2016年02月11日(木) [日帰り]

• GPS: 07:49
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,254m
• 下り: 1,240m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:44
• 休憩: 0:06
• 合計: 7:50

6:55 スタート地点
7:01 7:01 駒ヶ岳登山口バス停
8:34 8:35 会津駒ヶ岳滝沢登山口
10:18 10:18 水場
12:45 12:50 会津駒ヶ岳
13:49 13:49 水場
14:21 14:21 会津駒ヶ岳滝沢登山口
14:36 14:36 会津駒ヶ岳登山口
14:45 ゴール地点

最初の林道はルートミス

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾瀬檜枝岐温泉スキー場前の駐車場に駐車

アクセスは西那須野塩原インターチェンジから一般道
夜はツルツルのアイスバーンでスタッドレス+AWDでも油断ならない状態
朝方除雪が終わっていないセクションもありましたが積雪が少なかったので問題なし。

コース状況／危険箇所等

トレースがない時は自分のスノーシューだと常時ひざ下から腰ぐらいのラッセルを強いられました。
危険箇所はありませんがトレースの有無で難易度が変わるので体力と時間の管理に要注意。
ピッケル、アイゼンの出番はありません。

その他周辺情報

温泉、スキーが充実しています。

写真

2/11 6:43

駐車場からスタートです。気温は-5度。それほど寒くないです。

2/11 6:43

よし。天気は良さそうだ。
天気図とにらめっこして”ここだ！”というタイミングで来たかいがあった。

2/11 6:52

駐車場には自分の車ともう一台のみ

2/11 6:52

トイレを駐車場の近くで借りて、もう初っ端からスノーシュー装着。そして最後まで外すことはありませんでした。

2/11 7:00

林道歩き
これでも雪は少ない様子

2/11 7:05

登山口に到着

2/11 7:05

あ、アレ。。ノートレースなのかな。
でもまあ行けるでしょう(このあと地獄に)

2/11 7:33

こんもり

2/11 7:41

はい。道間違ってますね。自分。
林道来ちゃいました。どうも進めど進めど高度が上がらないわけだ。
僕のトレースを辿っちゃダメですよ。

2/11 7:41

潜りまくり。一人で凹んできました。

2/11 7:41

孤独の林道歩き
ラッセルツライ

2/11 7:42

全然進まない。。。帰ろうかな。
とおもったその瞬間！

2/11 8:39

ト、トレースや！人がおる。
そもそも自分登山口間違えてた？
(道を間違っている間に抜かれただけ)

2/11 8:39

左が自分のアホ林道トレース。
小一時間ぐらいロスしたか。
絶対に行ってはいけません。

2/11 10:20

トレースを使ってガシガシいきます

2/11 10:21

あーでもいい天気だなー

2/11 10:21

トレースに助けられながら進みます
が、自分のスノーシューだと潜りまくり。。

2/11 11:00

おや。あれは先週近くまで行った日光白根かな。

2/11 11:01

トレースを作ってくれている方に追いつきました！
よし、自分が先頭を。。すいません、ラッセル過ぎてついていくのがやっとです。スキーすごいなーほしいな〜
この方さらに「どうぞ後ろを」的なことを仰ってくださってカッコ良かったです。

2/11 11:56

スキーであっちの尾根を下るとか。

2/11 11:56

だいぶ登ってきました

2/11 11:56

一瞬だけ先頭を交代。あーツライw
誰かが言っていた。トレースがないと登れないぐらいなら登るなと。
いや、ほんとスミマセヌ。

2/11 11:57

オラオラー

2/11 12:09

すいません。やっぱり無理です。。
かっこいいなースキー

2/11 12:09

おー見晴がよくなってきました

2/11 12:09

いい

2/11 12:32

あの頭に出ているのは小屋かな

2/11 12:32

スノーモンスターもどき

2/11 12:32

もどき

2/11 12:37

きたきたー
会津駒ヶ岳！

2/11 12:37

この辺りは雪も固く登りやすいです。

2/11 12:48

もうちょっとかな

2/11 12:48

うおー燧ケ岳！

2/11 12:51

会津駒ヶ岳踏破！

2/11 12:51

日光連山

2/11 12:51

埋まっている。BCスキーの方によれば標識は3Mぐらいあるとか。それがすっぽり。

2/11 12:51

すごい。よくわからない方面だけどすごいw

2/11 12:52

越後駒ヶ岳方面。いきたい。
しかし風が強く寒いー

2/11 12:52

雪が風で舞っています

2/11 12:52

寒い

2/11 12:52

プチモンスターと燧ケ岳

2/11 12:53

モンスター

2/11 12:57

自分。相変わらず貧相な装備。
普段はあまり自分を撮りませんが今日は撮りましょう！
BCスキーのカッコいい方ありがとうございました！

2/11 13:01

中門岳に行きたいですが単独ですし、すでに予定外の時間なので帰ります。

2/11 13:01

越後駒ヶ岳から平ガ岳など。平ガ岳すごいな。

2/11 13:01

再び燧ケ岳どかーん

2/11 13:01

さあ下るぞ

2/11 13:01

夏になったら日光ファミリー総なめしてみよう

2/11 13:02

那須岳とか？
近々リベンジしよう

2/11 13:02

バイバイモンスター達

2/11 13:02

それにしてもいい天気
高気圧さまさま

2/11 13:02

下ろう

2/11 13:02

何度見てもいいなー

2/11 13:02

こっちもいい

2/11 13:02

下ろうにも景色が良すぎて名残惜しい

2/11 13:09

小屋近くでランチ

2/11 13:24

燧ケ岳もリトル富士山っぽい

2/11 13:24

こんもり

2/11 13:24

どんどん遠く

2/11 13:31

またね

2/11 14:08

下りは速い速い

2/11 14:08

だいぶ降りてきました

2/11 14:23

運命の分岐点

2/11 14:30

運命の分岐点2
左が正解。

2/11 14:33

なんだこりゃ。まったく来た時と景色が変わっています。

2/11 14:35

雪庇ってますね。
唯一の危険箇所かも。

2/11 14:35

川のような流れに

2/11 14:38

お疲れ様でした。

2/11 14:39

すれ違った人は二人だけ。

2/11 14:40

駐車場に

2/11 14:48

ゴール！
登りは5時間以上、下りは1.5時間とはw
ラッセルの洗礼を浴びた山旅でした！

2/11 14:49

スキー場は空いていました。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

装備

個人装備

ファイントラック エバーブレスフォトン Tシャツ フラッドラッシュスキンメッシュロングスリーブ 靴下:ドライマックス グローブ 帽子 OMM ULTRA15 行動食 ハイドレーション ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 保険証 携帯 GPSウォッチ 軽アイゼン BD ウルトラディスタンス X-ALPカーボン ATLAS スノーラン

感想

hirotieee

前週の日曜日、無念の強風により敗退した那須岳のリベンジをするべく今週はずっと天気図とにらめっこ。
気圧配置からして朝から昼にかけてこの山域は風も弱まり晴れそうだ、ということがわかりましたが、その中でも会津駒ヶ岳は一番良さそう。

http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-591041.html
このレコを見る限りこの時期でも登れそうだし
というかこのレコの写真の景色がすごいので行ってみることに。
まあ雪はありそうだけどBCのレポートはあるし多少なりともトレースはあるだろうと期待してレッツゴー(浅はかな判断でした)

しかしのっけからノートレース、ラッセル状態、さらに道を間違え一時撤退して温泉に入って帰ることがよぎるも、自分が道を間違え
彷徨っている間にBCスキーのカッコいい方のトレースが！その方と途中ちらっとおまけ程度に先頭を変わりながらなんとか登頂！
このBCの方がいなかったら多分辿りつけませんでした。多謝。

頂上からの景色は最高の一言。日光、尾瀬、越後方面がどかーんと。会津駒ヶ岳自体のなだらかな山容も絵になります。
大袈裟じゃなく生涯忘れない景色になるんじゃなかろうか。

この山、トレースがない場合は自分よろしくそれ相応の時間と体力が必要ですしアクセスが少し悪いですが、アイゼン、ピッケルなしで登れてこの景色は圧倒的にお買い得だと思います。帰りに温泉もありますしね。

この日会った方はお二人のみ。登山スタイルは自分のみで静かな会津駒ヶ岳を楽しめました。
深田久弥は会津駒ヶ岳についてこう触れています。
「僕はこういうあまり人に騒がれないつつましい山が好きである」と。
まったくもって同感ですが、その深田百名山によって夏は団体も押し寄せる騒がれる山になったのは皮肉なものです。

さて次はどこにいこうか。多くの登山者が入らなさそうな時期に人気の山に登ってしまうのはありだなーと思ってきました。
燧ヶ岳に越後駒ヶ岳がかっこよかったけれどさていつから登れるのか…