宝剣岳~中岳~木曽駒ケ岳

2016年04月16日(土) [日帰り]

• GPS: 05:09
• 距離: 4.9km
• 登り: 504m
• 下り: 508m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:50
• 休憩: 1:16
• 合計: 5:06

8:23 千畳敷駅
9:01 9:01 極楽平
9:10 9:11 サギダルの頭
9:17 9:18 三ノ沢分岐
10:05 10:51 宝剣岳
10:58 11:03 宝剣山荘
11:07 11:10 天狗荘
11:23 11:29 中岳
11:49 11:49 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
12:13 12:20 木曽駒ヶ岳
12:27 12:27 (木曽駒ヶ岳) 頂上山荘
12:39 12:40 中岳
12:47 12:47 天狗荘
12:56 12:57 乗越浄土
13:24 13:29 千畳敷駅
13:29 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

菅ノ台バスセンターの駐車場に駐車（\600）
駐車場にてバス・ロープウェイの往復券を購入（\3900）
バスセンター（7:15）からロープウェイ終点の千畳敷駅（08:05）まで約50分

コース状況／危険箇所等

宝剣岳は斜面の雪のコンディションが悪かったです。5cm程度のカキ氷の下が氷壁になっているところが多数あり、そこをトラバースするのは大変危険でした。アイスクライミングに近く普通の装備では滑落しても不思議はありません。私が宝剣岳を通過する間に救難ヘリが2回ほど来ました。滑落者が出たのかもしれません。

その他周辺情報

ソースカツ丼のお店はどこも休業中、こまくさの湯（\610）は営業していたので温泉を頂きました。

写真

4/16 8:10

ロープウェイを降りるといきなり素晴らしい景色が現れました。この景色を見ながら登山準備を始めます。

4/16 8:20

朝一のロープウェイの人たちが登り始めています。

4/16 8:47

私も後に続きます！急ぎ出発です！

4/16 8:49

ここまで登って重大な誤りに気付きました。ここは千畳敷カールじゃありません！宝剣岳に向っています！！ここで引き返すべきでしたが、周りの登山者が年配者ばかりだったので自分でも大丈夫だろう？と根拠のない甘い判断をしてしまいました。

4/16 9:01

極楽平に到着しました。（大丈夫そう？）

4/16 9:04

何の知識もないまま宝剣岳のアプローチを進みます。

4/16 9:17

三ノ沢岳です。

4/16 9:17

宝剣岳が現れました。あれ？皆さんザイルを出しています。何故ここで引き返さなかったのか・・・行ける所まで行ってみようなどと考えて進んでしまいました。

4/16 9:18

登る予定だった千畳敷カールが見下ろせます。

4/16 9:26

この時点では八ヶ岳レベルかな？などど考えていました。

4/16 10:10

この先は写真を撮る余裕など全くありませんでした。もう引き返すことも出来ず半泣きで雪（氷）の斜面を必死にトラバースしました。（カイジの鉄骨渡りのようでした。）

私が宝剣岳を通過するに要した2時間の間に、救難ヘリが2回ほど来ました。滑落者が出たのでしょか？私が滑落していても全く不思議ではありませんでした。（余りに斜面の雪の状態が悪すぎました。）

4/16 10:56

宝剣山荘が見えました。何とか宝剣岳を通過することができましたが、ホッとすると同時に判断ミスを繰り返し大きな危険を冒してしまった自分に腹が立ちました。（猛省です！！）

4/16 11:20

しばらく休んでから気を取り直し中岳に向いました。

4/16 11:38

中岳を通過して駒ケ岳に向います。

4/16 11:56

山頂はもう少しです。

4/16 12:03

駒ケ岳山頂です。

4/16 12:04

風もなく穏やかな山頂でした。

4/16 12:16

気温は7℃以上ありました。

4/16 12:21

4/16 12:32

4/16 12:47

伊那前岳です。

4/16 12:53

乗越浄土です。

4/16 12:53

宝剣岳を振り返り、同じ過ちを繰り返さないと心に誓います！

4/16 12:56

千畳敷カールを下ります。途中で自主的に滑落停止訓練を5本ほどきめます！

4/16 13:18

ロープウェイ駅に戻ってきました。

4/16 13:22

千畳敷カールの大きさが伝わります。

4/16 13:35

最後にまた宝剣岳を振り返ります。

撮影機器：

iPhone 5c Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 靴 予備靴ひも ザック アイゼン ピッケル 行動食 非常食 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想

kuzunoha

宝剣岳の直登ルートが危険なのはヤマレコで知っていたのですが、宝剣岳はどのルートを通っても危険であることを身をもって知りました。
ほとんど知識もないままに宝剣岳に挑んでしまい猛省しております。
冒険家でない限りザイルを使っての安全確保が必須だと思います。
今の時期はアイスクライミング用の装備でも良いのでは思いました。（ピッケルは2本、アイゼンは氷壁用の方が安心だと思います。）