モチコシ沢鉱山跡探索、日向山-女郎小屋ノ頭-同角ノ頭-中ノ沢経路-弥七沢左岸尾根-大杉山-遠見山
- GPS
- 11:54
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 3,135m
- 下り
- 3,127m
コースタイム
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 11:53
天候 | 曇り、時々晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識、テープ、踏み跡が無い様な本格的なバリルートをかなり歩きます。バリ慣れしていない人には危険なルートです。例えば蛭ヶ岳南陵より難しい所が何ヶ所も有ります。ただ道を間違ってより危険な所を通った所も有り、正しいルートを行けば少しは楽かもしれません。。。 <丹沢湖北岸駐車場〜日向山〜女郎小屋ノ頭〜モチコシ沢> 玄倉林道を歩いて旧青崩トンネルの入り口から下の沢に下ります。間違って手前の新青崩トンネルに行かないように。沢に下った所で渡渉しますが、裸足にならないと渡れないと思います。渡った所から数メートル上流に歩いた、川が大きく曲がる所から尾根に登る古い階段が有ります(写真参照)。 日向山の山頂の直ぐ手前で鹿柵に道を塞がれて山頂には行けません。そこから右に下って、途中から反時計回りにトラバースして、女郎小屋ノ頭に続く稜線に進みます。今回、無理に鹿柵を越えて日向山の山頂に行きましたが、そうするとその先でも2回鹿柵を越えなくてはならず(3つとも鍵がかかっています)、行くべきではありませんでした。 本来なら女郎小屋ノ頭も山頂手前でモチコシ沢に下るのですが、ここも山頂に登りました。このルート図を使う人はその2点を気を付けて下さい。 モチコシ沢に下る際、女郎小屋ノ頭の南東尾根を最後まで沿って歩くと、沢の直上がかなりの急傾斜で難儀します(写真参照)。沢が近づいたら尾根から下りやすい方にそれた方が良いでしょう。(shigetoshi追記;この尾根はどこを降りても最後はとても急で危険です。特別な理由(我々の場合は鉱山跡の探索)が無い限り下らない方が良いでしょう) <モチコシ沢〜東沢乗越〜同角沢〜同角ノ頭〜西丹沢県民の森> 今回モチコシ沢の鉱山跡を探したのですが見つけられませんでした。しかも最後の方の沢の分岐で、左の沢を探して見つからず、右の沢をつめました。左の沢に比べ、右の沢は最後の詰めが急峻なザレで苦労しました(shigetoshi追記;ここも浮石だらけで落石注意)。左の沢から登ることをお勧めします(ルート図では途中で引き返した所をそのまま登る)。 同角沢は最後の詰めで左の南稜に逃げたので比較的楽に登れましたから、ルート図をそのまま参考にしても良いです。(shigetoshi追記;ここもそれなりに急で浮石もとても多く、落成要注意です) 同角の南西稜は出だしは楽ですが、沢に着く所は急峻になります。沢が見えたら尾根からそれて右に下った方が楽だと思います。西丹沢県民の森までの中ノ沢経路は、かなりトラバース道が細くなっています。崩落地にはロープが張ってくれているのでまだ通れますが、台風などの大雨で、通れなくなる日も近そうです。 <西丹沢県民の森〜弥七沢ノ頭〜大杉山〜丹沢湖北岸駐車場> 穴ノ平橋を渡って直ぐの所を尾根を目指して登ります。穴ノ平橋からの最初の直登が一番急峻で、後はそれほどでもありません。 弥七沢ノ頭〜大杉山は時々間違いやすい所が有ります。稜線を歩いているつもりが、どんどん急峻な下りになった場合は間違った可能性大です。 遠見山〜丹沢湖北岸駐車場は、幾つかの枝尾根が途中で分岐しますが、標識が無いので注意が必要です。戸沢ノ頭からの分岐の後、藪が時々有って踏み跡が無くなりますが、目立った大きなテープが有るので、テープを見失わないように尾根を下ればよいです。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
水は1~1.5ℓ(沢で補給可能)
ヘルメット
経アイゼン?
カップ
|
---|---|
共同装備 |
2人用ツェルト1式(s)
山専ボトル(F)
|
感想
今回、モチコシ沢鉱山跡を見つけることが出来ずに残念でしたが、途中のルートを全て未踏のを選んで周回したので、その点は楽しめました。ただ丹沢は随分歩いたつもりなのに、まだこれだけの未踏ルートが有ったのかとも思います。いつも単独行ですが、今回はshigetoshiさん、iNeedさんが一緒だったので、時間が経つのが早く感じました。これからもたまにはこうして友達を誘って変わったルートを歩きたいですね。
今回は、登山そのものは計画通り順調に終わったものの、私自身は2回の落石、3回のルートミス、そして最後は車のキー紛失と、たくさんのミスを犯してしまい、FutaroさんiNeedさんには多大なご迷惑をおかけし、とても反省の多い山行となってしまいました。特に1回目の落石は、大きな岩があわやiNeedさん直撃かという危険な状況でしたし、キー紛失はせっかく順調に終わったコラボ山行が後味の悪い終わり方になって、対応で帰りが少し遅れてしまい、本当に申し訳ありませんでした。この場をお借りしてお詫び申し上げます。
今、登山口の駐車場においてきた車を回収に向かう小田急線の中でこれを書いています。キーも玄倉川の渡しょう地点までは探しに行きます。結果は後程報告します(4/17 7:30)。
結局、車のキーは見つかりませんでした。詳しくは次を参照。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-848984.html
今回は自分では思いつかないルートで、Futaroさん、shigetoshiさんに頼りっきり。しかも、お二人から終始遅れぎみで、足引っ張ってました(^^; 残念ながら鉱山跡は見つけられず、危険箇所も多々あったものの、その緊張感も心地よく、バリルートを満喫できて楽しかった(^^)
反省点は、もっと自分なりに下調べをして、ルート探索の戦力になり、練習の機会にもすべきだったこと。また、体重が増加傾向で体力が落ちていると実感したこと。終盤はバテバテで、翌日久しぶりに少し筋肉痛(太もも前側)にも... 最近、ユル山行ばかりだったこともあるが、減量と基礎体力強化が課題だ...
鉱山跡の探索は、またいつかチャレンジしたい。Futaroさん、shigetoshiさん、ご一緒させていただいて、とてもよかったです。ありがとうございました。
こんにちは。
写真129/209の同角ノ頭から長ザレ沢右岸尾根を下るところで、私も左の支尾根に引き込まれ、右に見える尾根に登り返した経験があります。地図上では広い尾根で、両尾根の間に支沢があることがわかりにくいですね。この時、私は玄倉ダムから東沢乗越に登り、遺言棚の上から同角沢を登って左の同角ノ頭に行く尾根に上がる経路でした。
写真106のキレットが見えるところより、さらに同角沢を登ると、左岸にザンザ洞キレットに上り詰める涸沢があったと思うのですが、この涸沢を登って(岩場で登れるかどうか不明)、例のザンザ洞キレットに架かる丸太の橋のしたに出られるのでしょうかね?
old-diverさん、こんにちは。
今回のルートは、大体は丹沢写真館さんのプログを参考にしていますが、同角沢の登りはold-diverさんのレコを、同角ノ頭からの下りはold-diverさんとisさん達のレコを参考にさせて貰いました。ありがとうございます。
例のキレットに架かる丸太の橋の下、僕も行って見たいですね。今回モチコシ沢の鉱山跡を見つけられなかったのでまた行くつもりですが、その時はモチコシ沢以外は違うルートを極力歩きたいと思っています。でもそこも行きたいですね。そうすると同角沢の部分はかなり重なってしまいますが。。。悩ましいところです。
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